28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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私が? 嫌よ。 お説教は大人の仕事。
オジサン…かどうかは置いておいて。
[(>>301)ジャニスの顔はとても高い位置にある。 見上げてみても年齢は解らない。
見定めるような眼差し…に探られたところで、 マスカラで縁取った目を少し細めるだけで 表情にも声にも変化は無い。
生霊の存在を知らない瑠美にとって、 お説教の対象は影が薄いのに声だけ大きい誰かさん… といった程度のものだったから。]
(307) 2013/09/02(Mon) 21時頃
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─101号室─
[自室に戻った男がするのは、申し訳程度の本棚の確認だった。 半分以上物置になっている棚のなかみは、置き時計や何かの土産物、追いやられたペン立て、ゴミ出しの曜日メモやCD数枚など、何もかもがごったに並んでいる。]
……
[手でぐいと場所をあけ、少々分厚いものでも置ける隙間を確保すれば、やることはそれだけだった。
不用心にも開けっ放しだったベランダの網戸を閉め、上を見上げる。 今日は、病沢の影は見えなかった。]
(308) 2013/09/02(Mon) 21時頃
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― 廊下 ―
[目的の先から足音と微かな声が聞こえたと思った時には既に遅し。>>306苗字を呼ぶ、いまだに聞き慣れない声の発生源へ、左右へ泳がせていた視線を定める。 問い掛けにゆっくりと首を傾がせて。]
……嫌い、じゃ ないよ。
[声が掠れたのは、それが本日の第一声だったからだ。 あまり頻繁に使われることのない声帯から漏れる音は、いつも不安定に掠れている。]
(309) 2013/09/02(Mon) 21時頃
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―202号室―
[食器の片付けを済ませ、談話室を出る。
その足で部屋に寄って長い髪をひとつに結い。 次に向かったのは約束交わした初見の部屋。 お隣なので移動は速やか。
コツコツ。 緩く握った拳で叩いた扉を開けて、 初見の指示を仰いで本の整理に勤しむつもり。]
(310) 2013/09/02(Mon) 21時頃
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雑多な本棚は、雑多な頭の象徴。 整理整頓しておかないと いざって時に役に立たないわよ。情報も。 いくらたくさんあっても。
[ぶつぶつと文句を垂らしながら。 紙とインクの匂いに眉を寄せて。
書物の中に興味を惹かれる表紙を見つければ、 これはなあに?なんて尋ねたりも。 無遠慮な好奇心もまた若者の特権。]
(311) 2013/09/02(Mon) 21時頃
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[彼が落ちてきたのはどれぐらい前だったか。 洗濯物中に上が陰り、何事かと見上げた空から降ってきた。
慌てて差し伸べた両腕で彼を助けられたのは僥倖だった。 驚きにそまった頭の中、そういえば児童アニメにこんなシーンがあったと思い出す。 あんなに都合のいいブレーキはかからずにいたが。
『猫か。』
男がかけた言葉は、いつもと変わらないマイペース。 ネコを連れているのを見かけた以外にそれまであまり話をしていなかった病沢への印象が、ぽろりと漏れた一言だった。]
(312) 2013/09/02(Mon) 21時頃
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鷹の爪団 マドカがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(鷹の爪団 マドカは村を出ました)
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[黴た風は、わかば荘を通り、庭の方角に抜けて行った。
不思議な、風。 その正体は掴めなくて、予想も出来なくて。 雨の気配だろうかと、そこは国谷という霊の存在に、きちんと気付けない鈍さで。空を見上げてから、玄関を潜った。
ラムネ、当然全員分は買えなくて。 ―――お裾分け、談話室で見掛けなかったひとに、と、硝子を擦り合わせながら廊下を歩いた。]
(313) 2013/09/02(Mon) 21時頃
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―談話室を出る前のこと>>307―
大人の仕事、ですか。一理ありますが、
[指先で軽く、己の顎に触れる。 首を傾げて目を細め、口の端を上げた笑み]
それを口にできるのは、実に若者らしい狡さだ。
[嫌味というよりは、いかにも楽しげに。 むしろ感嘆まで乗せたような声音は、チェシャ猫のように響く]
(314) 2013/09/02(Mon) 21時頃
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―廊下―
それはよかった。おすそ分けです。
[ずい、と箱を差し出す。 9個入っていたゼリーは今はひとつ。立方体の中でいささかバランスが悪い]
ライチのゼリーです。知人からたくさんいただきまして。
[そんな会話を交わす間に、庭の方から湿った気配。 けれど信綱が動き回った時と違い、そちらへ意識を向ける様子は見せない]
(315) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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[とととととととと。]
[喩えるなら鼠の小走りで、廊下を、談話室の横を過ぎる。 擦れ違うのは、病沢>>309とジャニス>>306だ。 談笑の邪魔をしないように、大荷物を抱えて、頭を下げる。]
う………
[屋根を見上げることなんて、そんなに経験がなくて。 自分と同じ、でも違う、日課を持つ病沢を、もの言いたげにちらっと見た。でも、正確な歳は知らないけれど、多分年上で、奔放な雰囲気を持つ彼に、注意なんて出来ないのです。
そうして私は、先に一階、103号室。]
(316) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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― 廊下 ―
[黴くささを孕んだ風の匂いに、スンと少しだけ鼻を鳴らす。 屋根の上から感じる風の匂いとは少し違った匂いがしたけれど、やはり彼はそれを気に留めない。 風は風だ。吹くものだ。吹いているだけなのだから、問題は無い。
>>315差し出された箱を見て、検索する。 ライチ。皮を剥いて食べる植物で、食事にするには手間が掛かる、嗜好品に近いもの。面倒だから食べたことが無い。]
…………ん。 けど 僕、でいいの。その選択は、 正しい? もっと他の 誰か、
[ここには他にも住人がいる。貰う理由が思いつかない。 差し出された箱の底を両手の平でぎこちなく支えながら、首は傾げたまま。]
(317) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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―――103号室前―――
[いないかな?いるかな?いないかな?
廊下を隔てる扉一枚、その前に立ち尽くす。 談話室では見掛けなかったし、日は高いけれど、もしかしたら寝てるのかも知れない。
そしたら、出直そう。
そんな気持ちが表に立って、ノックは控え目。]
白栖ちゃん、お、起きてる?
[緊張で、声がちょっと上擦った。情けない。]
(318) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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[首を傾げる病沢の言葉は、どこか視点が宙にあるようで]
さぁ、正しいか正しくないかは、僕の知るところではない。 このゼリーと貴方の御縁が繋がったまで。
[変わり者の多いわかば荘の中でも、病沢のオーラの形は際立って変わっている。 初めて会った時、なにかの変異ではなかろうかと凝視をしてしまったほどだ]
(319) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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[>>316 彼の横を駆け抜けていくのは、これまた最近見掛けるようになったばかりの女の子だった。 触れる機会の極めて少ない同年代の女性は興味の向く対象ではあるが、積極的な接触を試みたことはまだ無い。 彼は誰に対してもそうだ。一つ線を隔てておいて、それ以上は近づかないように心掛けている。 その線からほんの足先だけはみ出ているのが、>>312いつぞや彼を拾った人物と管理人である。 共にあまり言葉を使う必要性を感じない、彼にとってみれば気安い相手だ。彼の凄まじくぎこちない感謝の言葉を聞いたことがあるのも、この二人しかいない。]
――――。
[ちらっと向けた視線が、立花のそれと重なる。 彼が使う屋根の部分は管理人の手によって補強工事が済んでおり、彼は転落して以降そのスペースを出ないようにしている。 至って常識的に、当たり前の判断として。そもそも前提として屋根には上らないものである、という部分は、彼自身には適用されない。理由はやはり追々、必要があれば語ることもあるだろう。
今はただ立花が去るのを見送ってから、再び視線を目の前のジャニスに向ける。]
(320) 2013/09/02(Mon) 21時半頃
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発明家 源蔵がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(発明家 源蔵は村を出ました)
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[ さて、国谷君は私の説明にどんな反応を返したのだったか。若者の反応は、四十を超えた私には中々予想し難いものがある。 戸を叩く音>>310に入室の許可を出すと、髪を結った福原君の姿が見える。「項が綺麗だね」なんて言葉は胸の内だけに留めて――私だって分かる。こういうのを空気を読むと言うのだ――彼女に指示を出した。]
はは、確かにねえ。 人は忘れてしまう生き物だから、記憶の引き出しは分かりやすくしておかないと。
[ 成程、福原君は随分と面倒見がいいようだ。口調は幾分か荒いが、その内に宿る思いはとても美しい。彼女の言う通り、いざと言うときに出てこなかった書籍たちが次々と発掘されれば、その懐かしさに目を細めた。]
嗚呼、それはモダン・ガールの写真が沢山載った本だよ。 これは中国に出張に行った時に使った旅行本、それが近代建築をまとめた本、近辺の甘味屋を特集した書籍だ――嗚呼、私の初恋の人から貰った本だね、そしてあれは学生から貰った猫の本だ。宝生君に渡す予定だから、そのままにしていておくれ。
(321) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[ 手際のいい福原君のおかげで、作業は思ったよりも早く進行している。段ボールに入れられていく本たちは、これからまた別の人生を送ることになる。私のようなおじさんの下で過ごすより、もっと多くの人の手に触れることになるだろう。一冊の本を手に取れば、子を慈しむように撫でた。]
――福原君は、森鴎外の『雁』という物語を知っているかな。
[ 作業の手を止めぬまま、世間話の続きのように話題を切り出す。大人と言うのは、何と面倒なものか。しかし止めるつもりのない私自身に、胸の内で苦笑を落とした。]
(322) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/02(Mon) 22時頃
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……ゼリー、と 僕の。 なら、 うん。
[>>319 よもや変異と思われていたなどとは知らない。 知れば珍しく、そして恐ろしく不器用に口角を上げてみたりもしただろうが、残念ながらそうはならず。 至って常識的に平均的に、彼は曖昧に頷く。 てのひらの上の立方体の中にあるゼリーが、何だかとても特別なもののように思えた。そうっと揺らさないように、彼は自分の方へと箱を引き寄せる。箱は、軽い。]
…………なんで、 ここに。
[ぱくぱくと何度か口を動かすも、本来口にすべきそれは上手く音にならなかった。代わりに、掠れ声に加えて、圧倒的に言葉が足りない問い掛けを投げる。 音だけでなく内容までもが不明瞭だが、これでも貰ったゼリーの分、一応どうにか交流を試みているつもりだ。]
(323) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[軽い足音立てて廊下を通り抜ける気配。 おそらくはこちらの邪魔にならぬようにとの配慮なのだろうけど]
………、
[ス、と片足の爪先をずらすだけの動きで、立花の影を踏む。 それをやってしまってから、自分の行動に微かに目を見開いた。 ほとんど変化はないけれど、言うなれば「しまった」というところか]
(324) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[病沢の問いに、数秒の間]
それも、御縁が繋がりましたので。
[言ってから、また少し間を開けて]
仕事で知り合った方が、昔こちらに住んでいらしたのです。 この場所が、とても、楽しかったと。繰り返し、お話してくださって。
[ええ、繰り返し、繰り返し、 朝も昼も夜も、思念だから途切れることもなくて。 思い出して、眉が微かに寄る]
そう言う、病沢さんは。
(325) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[決して狭くはない廊下の端を、横切る際に。 隣人であり、 まだまだお話する機会の浅い病沢>>320と目が合ったのです。
『う』の続きを言え、私!
私を叱咤する私の声が聞こえたけれど、声は、固まってのち沈黙。 視線と視線で会話――…が出来たらどんなに良かったか。
いつぞやに、屋根から転落したという騒ぎを、まだ知らない。 隣人の部屋の屋根が補強されていることを、まだ知らない。 知る機会はいつか、そう、機会があればきっといつか。]
……
[ととととと、とそうして私はその場を離れたわけです。 影縫いという非現実的な能力がもしも、存在していたら きっと、踏まれた影>>324につんのめっていたろうけれど。そんな悪戯、知らず、まさかで過ぎてゆく。]
(326) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[空気を吸い込み、吐き出す。 汗を流した部屋だが、開けっ放しの窓のおかげか、空気は殆ど入れ替わっているようだった。 棚の一角にぽつんと置いてある、室内用防臭剤(なんとかいう花の香りらしい)の効果もあるかもしれない。 貰い物のそれの中身がだいぶん減っているのをちらりと見るが、特にアクションを取ることもない。]
……
[元来、男に独り言の癖はない。 故に室内は常に無音、もしくは運動中の息遣い、または仔猫の甘えた鳴き声のどれかしかなかった。 大柄なわりに、鍛錬で培った所作は静かだから、なおのこと。
男はひとつ伸びをしてから、またのっそりと部屋を出た。
隣の102号室の扉を叩く。]
(327) 2013/09/02(Mon) 22時頃
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[>>324 微かな爪先の動きと、僅かな表情の機微に気付ける程聡く無い。というよりもジャニスの沈黙の間、彼の視線は掌に乗った箱に向いていたのだ。 数秒の間の後。声が聞こえ始める直前に再び視線を上げて、声が途切れるまで微かに揺れる眼球をじっとジャニスに縫い付けていた。
眉を寄せる表情に、先程までとは反対に首を傾ぐ。]
……楽しい の、顔 では ないけど。 僕は、 ん、 行け、って言われた から?
[必要のないところで語尾が上がった。]
(328) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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モダン・ガール? 近代建築……甘味屋……
ねえ。何なの。まるで雑多。本当に。
[(>>321)カテゴライズが難しい数多の本たち。 整理というからには何かその指針が欲しいのに、 一冊々々と表紙と対面する度に難しくなる。 難解なパズルの中に居るような錯覚を起こして。
それでも少しずつ整理は為されていく。 その間、不機嫌な顔は崩さないまま。 それでもたまに好奇心が瞳の奥で揺らめいた。 美しい装丁の小説や、変わった建築物の写真集。]
(329) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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ならこれは、特別大事にしなさいよ。
[初恋の人から…という説明のあった本は、 両手で丁重に初見に手渡した。]
一匹の人間が……なんとか。 覚えてない。
雁は鳥。 ……その程度。
[それが何?と問いたげな眼差しは、 初見の眼鏡の奥を射る。
ほんの一瞬、作業の手を休めて。**]
(330) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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− 自室 −
[ゆっくりと灰猫を扇ぎながら寄り添いたい誘惑に駆られて そっと近付いた]
……今年も綺麗な緑だね…。
[近付くと尻尾をぴたーんとするから触れはせずに、 そのままベランダから下を見た。 綺麗な緑。 管理人がこまめに手入れをしているものの1つ]
(331) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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今年も…綺麗に管理人さんが手入れしてくれてますよ。
[あれを見ると数年前の住人を思い出す>>289>>290 彼女の代わりに管理人は丁寧に育て続けていた。 見事な緑を見る度に、私は何とも言えない気持ちになる。 そこに何>>#2がいるとか知らぬまま]
喜んでくれてますか?
[樹の陰で猫は見えない。 ただ、青々と茂る階下へと言葉を手向ける]
(332) 2013/09/02(Mon) 22時半頃
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