108 Persona外典−影の海・月の影−
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絹ちゃんは強いよね……妬ましいくらいにさ。
[>>268 舌打ちは背後に聞こえたが、 こちらは振り返って確かめるような余裕は無い。
獣の牙は、不定形の異形よりも多少は素早い。 守りを気にしなければ、黒い太陽の焔で燃やし尽くして仕舞いだが、 背後に飛び火をせぬようにと案じれば、 狩りを終えるまで少しばかり時間はかかりそうだ。]
……ほら、えぐられろよ。
[赤く熱した嘴が仮面の奥を鋭く啄ばむ、 影に向け吐き捨てるような言葉にはどこか楽しげな色が滲んだが、 それを耳にする余裕のあるものが、果たしてこの場にいたか]
(273) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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……エネルギー量には限界がある。 一旦退く。何か手段を探す。 それとも、ここで消耗戦をして時間を稼ぐ。
でも、この時間が終わる仕組みが分からない。 正しい解を出すには、情報が足りない。 今のところ、俺に解ける問題じゃない。
[身体を腐肉で包まれたゾンビは、足もさほど早くない。 ある程度の早さがあれば、走って逃げることも可能だろう。 少年は、どうする?と問い掛ける代わりに、ぐるりとその場の面々を見回す。
白い猿が声高に鳴き、また一つ雷を落とした。 その手にある臙脂色の本が乱雑に揺れ、ばさばさと音を立てる。]
(274) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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[緊張が解けた弾みでどっと疲労が押し寄せてきたのか、 縋り付いた腕の中でふらりと体が傾ぐ]
(あ、あれ――……)
[普段ならとうに眠っているはずの時間、連日の睡眠不足。 そこへ慣れぬペルソナのフル稼働とくれば まだ幼い少女には些か辛かったか]
(こんなところで、だめ――……)
[陽炎のように月塞の姿が消え、 すぅっと意識が遠退いていった――**]
(275) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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……っ!
[アカリが、見えた。 微かな隙間から、希望と生存が顔を覗いた。 見えたはず、なのに。 状況と違い、腕に力が入らない。]
っ、あっ! うああああっ!
[見えてしまったから。 これから彼女が、どうなってしまうか。 今、手を繋いでいる私も、そうなってしまうと。 恐怖に、体が、硬直した。]
(276) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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うごけっ!うごけぇっ! うごいてよぉっ!
[心は、反復する。 動くな、離せ、逃げろ。 生き延びろと、本能が叫ぶ。]
そんなのだめっ! 今ここで逃げて、誰が……私の、存在はっ!
[力の抜けた手に、必死に呼び掛ける。 けれども、疲弊した体は、正直で。 ああ、私は、もう、彼女を。
アキラメテイル?]
(277) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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……っ、うぅ、うあぁっ。
[泣きじゃくる。 自分の無力さに。弱さに。脆さに。 ただ、泣き続けて、諦めてしまった。 私には、できない。
誰なら、先輩を救えたんだろう。 大塚くんなら、先輩と戦えた。 一緒に走り続けていた。 このシャドウの接近にも、きっと気づけた。 私だから、わたしだから、ワタシダカラ……。
私、だから?]
(278) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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……諦めない。
[私だからこそできなかった。 なら、私だからこそできることも、ある。]
スクナビコナァ!
[スクナビコナの鱗粉が私にまとわりつく。 その鱗粉は、私を
狂暴にした。]
うあああああああああああっ!
[水に締め付けられようとも。 心に裏切られようとも。 例え先輩が諦めようとも。]
(279) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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絶ッッッッッ対に、諦めない!!
[人間は、自らの体が壊れないよう、無意識にリミッターをかけている。 もし、その限界を越えたのだとすれば、体を壊してまで力を行使すれば。 それを、<隠者>は実現した。「幻想」を「現実」にした。 花河を、限界を越えた力で引き寄せる。 シャドウの拘束を裂き、花河の体を自分の体の方へ引き寄せた。]
(280) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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[そして、アカリを抱き止めた瞬間。
肉体は。本当の限界を迎えた。
ゆっくりと、抱き止めながら。 後ろへと、倒れ込む。]
(281) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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――……強くてもねぇ、逃げる力しか無いんだよ。
[胸の内に湧き上がるのは介入できる力が無いという無力感等では無く、今以上の力を行使するという事に対する欲望。
戦場を縫うように風が吹き抜ける。 犬型シャドウと人型シャドウの胴部を撫ぜるように抜けていった風は鋭利な刃物でなぞり切るのような浅い傷跡を其処に刻む。 致命傷を与える程の深く決定的な一撃では無い。 それでも、その横合いからの攻撃は2人の戦いの形勢を崩し、こちらに注意が向く事で多少の隙を作る事になるかもしれない。]
(282) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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― 二年前 ―
[…悪い事をした気はナイ。 補導先で、警官に真正面からそう告げたのは二年前。
細いし小さい、マヤなんて名前も女の子みたい。 中学で空手部なんて男臭い部活に所属していて、いじめの対象になる素材は十分だった。 それ自体は大した問題でも無かった。向こうも報復恐さに、自分にはそう大した事までは出来なかった。 道場の息子、の看板は、いじめ切るには難しい威圧があってくれたから。
中二の夏だ。偶然居合わせた体育館裏で暴行を生徒に加える。 そんな見るのも嫌な現場を始めて見たのは。 当然の様に、持てる力で徹底的にのめした。 死ななければ問題ない。その程度の無責任さで、六人ほどの生徒を病院に飛ばした]
(283) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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[力の使い道なんて、護るか暴虐かにしか使えない物なのだから。 それが当然の使い道。と考えていたのだが。
どうにもマズかったらしい。 そんな独善的な横暴で生徒に重傷を負わせたのか。なんて。 学校は停学、部活は退部、父親の道場も破門されて。 格闘技の修練は、以後二年、一切絶たれたままだ。
夏休み前の事件で、普通より話の広がりは遅々とした物だったのは幸いか。
だからそれから二年は、何か他の事をする気も起きずに過ごしていた。 当時の事情を知る一部の生徒も生徒で、半ば恐々と、寝た子を起こさない。そんなある意味平和的な均衡だ。 今となれば、幾つか省みる所はあるとしても、でも、今でもあの行動自体は後悔してない。 まるで、それこそ人を変えた様に、牙を捨てて、興味のナイ物は遠ざけて、そんな自分を演じてきたけれど]
(284) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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…我は汝 汝は我… …心の海より出でし者…
[今、その力が。何も考えず勝手に振舞えた「自分」が必要なら]
(285) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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…ペル ソナ。
[青い蝶と共に舞い降りるタロット。砕かれるは『皇帝』のアルカナ]
(286) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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[3体が、それぞれ屠られるのに安堵の息を漏らした瞬間。 がくりと力が抜けるのを感じながらも踏ん張ったのは男の意地の様なもの。]
はは……疲れる、もんだな……。 きっつー……。
[それでも笑えたのは、みんな無事だったから。 月塞の癒しの光の暖かさにしばし身を委ねた。]
ありがと、な。
[花咲の腕の中に飛び込んだ翔子へと礼を告げれば。 身体が傾いでくのが見えた。]
(287) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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[黒影を大きく吹き飛ばす、巨大な何かが現れた。 小人のノーム、自分の背丈より小さいソレとは真逆。
巨人だ。より小さなそれを踏み潰す為の威圧が、黒影を大きく弾き飛ばした]
… … ふぅ。
[頭を振る。パンパン、と埃を叩く。 黒衣を刷いた巨人が、黒影のいた地面を激しく叩く]
(288) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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―繁華街・中央区― 強がってる? だれ が。
[口調がゆるい、軽いものではなくやや低く強いもの>>270 すっかり口の中の棒は繊維に戻ってしまった。]
くは、――は。 んなわけ、――ない。
ない。ないだろう?
[完全なる独白はゾンビの呻き声に紛れた。 髪を乱していた指先を、前に向ける。 滔々と>>274 語る少年の言葉が右から左へ。]
逃げる。逃げるか――ああ。 ――くはは。
(289) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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「うあああああああああああっ!」
[薄靄の掛かる意識の向こうで、咆哮が聞こえた>>279 強い力に腕が引かれ、シャドウの海から引き上げられる。 明に抱きとめられ、共に倒れたまま起き上がることも出来ぬまま、黒い水を咳と共に吐き出す]
はぁ、はぁ、……はぁ。
[新鮮な空気を求めて、幾度も呼吸をするうちに、ぼろぼろと零れた涙が明の上に落ちた]
(290) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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めてしまえば…
…と…に…ちてしまえば…
どれだけ…だったのだろう…
だけど…ってしまった…
…を…けたいと…
きっと…はそんな…を…さない…
だとしても…にはその…しかなかった…
…けた…は…けられぬ…で…うのだ…
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[その時に風が抜けた。黒影…人型シャドウを攻める風刃>>282。 人だ。少し遠いがさらに向こうに、もうひとりいる>>273]
…アリガト。
[浮かべた感謝の笑みは、ペルソナに引きずられた影響だろうか。 血の気が多い、好戦的な形に軽く歪んでいた**]
(291) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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[デュラハンが、暴風の如き暴れを唐突に解いた。 抱えた首を盾に、掲げる。
首無し騎士の癖に、 守るように。 月光のように青く光る円陣を――その場に居るもの太刀を守るように。広げたのだ。]
(292) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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ごめん。……ごめん、ね。
[死に直面した恐怖で体が強張り、倒れた明の胸に縋るような体勢のまま動けない]
いか、ないと。 行かなきゃ。……いけない、のに。
[涙と涎で汚れた顔を明に見せないように顔を伏せる]
(293) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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……っ!
[咄嗟に手を伸ばす。 花咲が一人で支えきれないなら一緒に支えようと。]
……無理、してたのかな。
[意識を無くした翔子の顔を覗き込んでぽつりと呟き。]
ん、僕が抱えるよ。
[小学生とは言え女の子。抱えるのに躊躇わなかった訳ではないが。 花咲が抱えるのは流石に無理だろう。 なら、秋山か自分のどちらかが抱えるしか*ないだろうから。*]
(294) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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ん?
[>>282 吹き抜けていく風、 それは焔に息を吹き込むようなものだ。 烈風の刃は獣を怯ませるのには十分で、 距離が開けば翼は、その羽ばたきで火焔柱を巻き起こす]
……ああ、もう終わりか。
[太陽の恩寵からは程遠い、 ただ無慈悲に焼き尽くすだけの焔が影を舐めつくせば、 それでお仕舞い、灰燼も何も残らない。
ようやく振り返ってまじまじと見る。 まあどうみても一般人ではなかったらしい。]
(295) 2015/02/15(Sun) 02時半頃
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[腕の中の翔子をぎゅっと抱きしめて>>275いると、腕に重みが増してきた。 不思議に思って腕を緩めると、くたりと力の抜けた身体が腕からすべり落ちそうになるのを急いで腰を抱き寄せる。首の後ろに回した腕に仰向けに乗った頭は眠りの檻に囚われていて、思わず笑みが浮かぶ。]
翔子ちゃん、頑張ったもんねぇ。お疲れさま。
[男二人を見上げてにこりと笑えば、抱えるという言葉>>294に素直に甘えて翔子を賀来の腕に預ける。]
ね、あの部屋で翔子ちゃんを休ませてあげていいかなぁ? 多分、だけど。 時計が動く時にこの変なのは終わる思うんよ。 終わってから、翔子ちゃんを家まで送っていくのでもいい? あたしも、疲れちゃった。な?
[中腰の状態から立ち上がろうとして、膝が笑っていることに気づく。 すぐに動くのは良くないと身体が告げている。 願いを口にするが、彼ら二人はどうするだろう? 何にしろ、自らは船の青い扉へとまた戻るだろう。そして、ソファへと身体を預けしばしまどろむだろうか**]
(296) 2015/02/15(Sun) 02時半頃
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せん、ぱ……?
[こぼれ落ちる涙に、安堵する。 先輩は生きている。 私は、助けることができた。存在を示した。]
よかっ……た、で、す。
[そう、満面の笑みで、笑いかけた。 酷使した腕はもとより、全身が鉛のように動かない。 けれど、心は満たされていた。]
(297) 2015/02/15(Sun) 02時半頃
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助けてくれ、て、あり、がとう。 諦めないで、くれて、……ありがとう。 もし、楠さんがいなかったら、私、……死んでた。 [意識は朦朧としていたが、明の声は確かに聞こえていた>>280 それから呼吸を整え、ようやく半身を起こす]
(298) 2015/02/15(Sun) 02時半頃
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[力の行使は容易い。限界は存在しない。 負けるという選択肢も、飲み込まれるという選択肢も、少年には存在しない。 それは弱いものの末路であって、少年の末路ではない。 確固たる意志の力が強さを生むなら、少年は自らの強さを疑わない。
少年は>>289ゆっくりと、その背後に回り込む。 空の掌を伸ばして、背中に触れる。]
…………あんたは、少し、面白い。 リツキと同じ匂いがする。 あんたの背中を押してやりたいな。 絶望の底に、突き落としてやりたい。 死ぬことが救いだって思えるような、そういうところに。
[リツキという名がまさに少年の名であると知る者は、この場にはいない。名を知る者ならば、これが常の少年の発言とは質の異なるものだと知れただろうが。]
(299) 2015/02/15(Sun) 02時半頃
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[>>292ペルソナの形状の変化を見遣り、少年は金髪の背中から掌を離した。 す、と数歩後方に退き、眼鏡を直す。]
……逃げない。守る。それが選択。 でも、守るだけじゃ終わらない。 ……守るだけで、終わるかもしれない?
[これは、ちょうど良い機会だろうか。 どれぐらいの時間を経て、この時間が過ぎるのかを計測することも出来るかもしれない。 少年は僅かに距離を取り、その場の数名を静観することにした。 自分の身は自分で守れる。逃げを取るなら、それでも構いはしないつもりだ。**]
(300) 2015/02/15(Sun) 02時半頃
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