人狼議事


93 Once upon a time...

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【人】 MNU機関 ジャニス

 
 『観客の耳は驢馬の耳、―――…とも言えないからな。』


[穏やかではない。
ブローリン>>1:290の口にした呟きは
その意味まで正しく男の耳に届き、柔らかく眉を顰めた。
厳しく嗜めることさえ、普段は中々出来ない芸当だ。
団長の死と言う、歪みが、無意識に口に侵食している。]

 『準備は万端だとも。お陰で、昨夜は眠れなかった。
 シェロの仕込みは順当だよ。 もう、見たか?』

[一晩の内、玉乗りに逆立ちまでマスターした、彼の子猿。
まるで何時もと同じように。公演前の、口振りで、蛇が返す。]

(4) 2014/10/12(Sun) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[陽は傾く。団長の愛した、メルヘンの夜が来る。

客がチケットを求める熱気>>0
距離の所為で内容まで届かなくとも、存在が、理解った。
手許に残した小銃を、握り直す指先も冷たい。]

 トリノスも、フィリップも、鳥みたいだけれど
 そうしていると、アントニーも鳥みたい…… だよ。

[小さな獣に喩えがちだが、アントニー>>2に声掛け、笑う。
蛇もなにやら興奮したように牙を剥くが
テント内の緊張感と、血の匂いを嗅いだ、興奮からだ。]

 『おまえのファンも喜ぶだろうね。』

[彼の演技を待ち侘びている観客が居ることも
ステージに出ない裏方だからこそ、の、耳で知っていた。
膝を屈めて、どこか嬉しそうな姿に、表情が弛む―――…も。表情を近付けた所為で、目尻に僅かな、涙の痕、色に気付いてしまった。笑みが、曇る。]

(8) 2014/10/12(Sun) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[目の前で揺れる羽根に興味を持った、プードル・カットが
腕のなかでじたじたと暴れた。

おや、と、弱って、腕を離す。

小さな黒い塊が床に降り立って、たた、と駆けた。
アントニーの足元に先ず立ち寄って、くんくん、匂いを嗅ぎ。]

 ……… オレンジ。

[犬の仕草を目で追っていた男の視界に
一見果実にも見えた、ブローリンの手許>>3が映る。]

 ……………? 違う、ね。

["昨夜話していた"を知らない男は、瞬き。
なにが見えるのだろうと、既にメイクを終えていたザックに、視線で続いた。華形の姿は着々と、公演に向かっているのを、知る。]

(11) 2014/10/12(Sun) 00時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 00時半頃




【人】 MNU機関 ジャニス

 
 ………… 跳べるよ。 ぴょんと、さ。

[犬よりも曲芸向きな、シェロの仕込み具合に
アントニー>>14に向けていた視線も、子猿に向けた。

――あくまで合図に合わせて、跳ねて、跳んで、逆立ちをして

アントニーと合わせられるほど仕込むには
一晩と言う時間は短すぎたのだけれど。]

 『メルヘンには、鳥が四羽も居る。』

[トリノス、フィリップ、アントニー、そして、ムスタング。
指折り数えながらも、目の前には逆立ちの小鳥。
ふ、―――…と抜けたのは呼吸で、笑み声だった。]

 上手。

[ぱん、と、両手。観客に変わって、拍手。]

(25) 2014/10/12(Sun) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 
 『卵も、水晶も、……狼も、丸呑みだとも。』

[見慣れない水晶にも
好奇心を匂わせる視線、一人と一匹、四つが向いた。

用途が分からずに首を捻っていたものの
アントニー>>19の説明に、歪曲気味に、理解して。]

 ………確かに、玉乗りには、向かないね。

[―――…そして、陽が傾く、時が迫る。

華形をあまり拘束するわけにはいかないと
背を促すつもりで、姿勢を正して、指を揺らした。]

 『行っておいで。
 夜が来る、団長が愛した夜だ。』
 

(30) 2014/10/12(Sun) 01時頃

それは…やだな…


【人】 MNU機関 ジャニス

[そして、ふんふん、好奇心旺盛な犬を、腕に拾って。

熱いほどの照明がステージに注ぐ時間が、迫っている。
表舞台に立たない男は、ステージ裏に控える時間だ。]


 ………… ハッピー・エンドを。


[団長が愛する時間>>10を、そう、称していたのを
知っていた記憶になぞらえて、漏らした。蛇と犬を、腕に。

ステージに控えているのは、団員だけだろうか。
人狼も舌舐めずりを、しているのだろうか。
―――…僕は迷わず引鉄を引けるのだろうか。]

(32) 2014/10/12(Sun) 01時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 
 鉛玉なら、……… 現実的?

[水晶玉に関しては
公演に使うものではないらしい、と、判じた程度の知識で。

手許に残していた小銃を、そっとポケットに忍ばせながら
ブローリン>>31の苦笑う口に声だけを、重ねた。
軽口のようでいて、隠せない本気が滲む。

視線は、物置テントを潜る、アントニーの背を追い掛けて。
華形を守らなければ――― 指先はまだ冷たかった。]

(35) 2014/10/12(Sun) 01時頃

おれは…ここには…ってないけど…
…になったら…にいられるのかな…

…おれは…いたいのかな…


め…あるいはもしくは…れ…
…きはただ…にとっての…だけを…にのせる…

…それで…いいの


【人】 MNU機関 ジャニス

[檻のなかの獣たちは、大人しい。
獣の匂いと、これから訪れる覚えのある興奮と、――覚えのない緊張感。人間と同等かそれ以上に敏感な獣には、団長の死から始まった不協和音が、確かに届いている。]

 ………… ふ、それは、朗報だね。

[―――…毒された。
そう口にする猛獣使い>>38に、男が、笑う。]

 君の出番も、……始まるよ。

 シェロのデビューを、
 …………… 団長の目が正しかったことを、伝えてあげよう。

[団長に押し付けられたと言う、気立ての良い子猿。
口許が僅かながら寂しさに歪んだが
その事実は、今は、首を振ることで隠して。促して、歩き出す。]

(44) 2014/10/12(Sun) 01時半頃

いやだ…
みんなと…とも…いっしょにいたい…
けど…



ううん…れてれば…みんなといられる…
おれは…れてる…


【人】 MNU機関 ジャニス

 
 何かあったら、僕が……… 守ってあげるからさ。

[プードル・カットを抱いた
不自由な指先が、ポケットの膨らみに触れる。

――― ブローリンに告げているようであり
――― テント内のアントニーに告げているようであり

自分に、言い聞かせるようでもあった。
そうして熱狂の渦の裏手に向けて、団員、幾人とも擦れ違う。
メイクの必要はなかったが
プードル・カットに蝶ネクタイと、派手なベスト、衣替えが必要なのはこちら側だった。星柄が、眩しい。]

 始まった。

[団長のものではない、ザックの織り成す前口上>>16>>17>>18
裏手でそれを聞きながら、さて、犬を離す。
―――― 余興の成功を*祈って*]

(46) 2014/10/12(Sun) 01時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 01時半頃


うん…にいられるよ



…わりよければ…てよし…って…うだろう…
…だからきっと…さ


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 01時半頃


うん…
…せに…わったら…

そうだ…
…が…なんて…みだって…うんだ…
…まれたら…の…より…えない…


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 21時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 
 銀の弾丸。
 銀紙を剥がしたら、チョコレート、………ね。

[ブローリン>>51に向けた背を、離れ際、一度限り。
穏やかではない。
そう告げた彼に、返したのは、誤魔化すもので。]

 ……… その方が、もっと、メルヘンだよ。

[笑い、背を向けた。

その先はもう振り向くこともなく
結果、背に受ける、彼の視線に気付くことも、なくて*]

(71) 2014/10/12(Sun) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

――― 子猿と犬の余興 ―――

[スポット・ライトを熱く浴びたステージ。

二足歩行のプードル・カットと子猿が
両手大に膨らんだ大玉を抱えて、ちょこちょこ、歩く。
彼らの身体より大きく伸びる影。
――――… お辞儀は、犬だけ、すてんと転んだ。
慌てて立ち上がろうとする。この一連が、仕込みだ。

 音楽を待つ。

ニコラスの合図を待ってから、一音目で、玉に飛び乗った。
音楽に合わせて、不規則に、右手を、左手を、鳴らした。
子猿など、玉の上で逆立ちまでやってのけた。

観客は、音楽に息を飲み、転ぶ犬に笑い、子猿に拍手を送る。
既に前向上で集まっていた視線を
ステージに、釘付けに、続きは次の演目に。]

(79) 2014/10/12(Sun) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 

 わお、―――――…ん。


[余興の締めに、プードル・カットが鳴いた。

これだけは、数時間前に、勝手に仕込んだものだ。
団長に捧げる一鳴き。遠吠えは、子犬ゆえに、か細くて。
ステージの熱気にすぐに、かき消されてしまう*]

(80) 2014/10/12(Sun) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

――― ステージ裏 ―――

[その一部始終、回り始めた"メルヘン"を
ステージ裏の陰から、腕を組み、眺めていた。
首に襟巻きよろしく巻き付いた蛇も、今は、雰囲気に圧倒されて、大人しい。]

 …………… 信じているよ。
 結局、名前も決まらなかったんだけどね、……羨ましいな。

[ステージ裏での、短い会話>>59
余興の成功を、と、頷いてから、首を捻る。
"羨ましい"の主語が繋がらないまま、ナイフ投げの傍に向かうマリオネットの背を、見送ったのだ。そして、―――演目を。]

(82) 2014/10/12(Sun) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[観客が息を呑む、マリオネットの、アヴェ・マリア。
捧げられた鎮魂歌。
意味を介さない観客が、息を飲んでいる。

男の指先が、ポケットの膨らみに触れた。
小さな・小さな、小銃。
触れて、離れて、その反則技に、飲み込まれた。客の一人。]

 Bravo.

[一転した、陽気な音楽のあとに
スタンディング・オベーションをかます客席の熱狂に紛れて、呟いた。奏楽者たちの、巧みなメロディが、その後を追う。]

(86) 2014/10/12(Sun) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[二羽の鳥が飛ぶ、次の演目。
次々に始まるメルヘンの世界を、舞台袖から見守った。

余興を終えた子犬は、腕のなかに迎えて
余興を終えた子猿は、ブローリンが居れば、彼の元に。]

 ………、お疲れ様。

[犬をひとつ撫でて、視線を舞台に近い袖から
飛び立っては、戻って来る者も居る、団員に向けた。
二人がかりで運ばれたマリオネット>>66が震えている。その傍に、演目を控えたアントニー>>74の姿も、在った。メルヘンの世界を壊さない為に、表情も、声も、視線も、控えめに。]

 歌う、マリオネット。
 ……… 君には何時も、驚かされるよ。

[思い描いたものとは、異なったけれど。
舞台袖に居た自分にも、ほんの微かにしか届かなかったけれど。
短く労い、目を細め、伏せて―――、視線は、鳥を追い掛けに。]

(90) 2014/10/12(Sun) 22時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/12(Sun) 22時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[強すぎる照明と視線を受けて
鳥たちに散りばめられたスパンコールがきらめいた。

その眩しさを先に厭がったのは、蛇だ。
―――…毎度のことだが、この蛇は
空中ブランコの手番になると、いやいや、身を捩る。]

 ……… 仕方ないね。

[裏方としても、観客としても
最後まで同じ場所に居られた試しのない男が、袖を離れた。
舞台の端も見えない、位置。音だけが、メルヘンを追い掛ける。]

 Yes. Bravo.

[共演者>>95の小さな声を、拾い上げた。
繊細な指の織り成した、動物たちへの、軽快な音楽を。
拍手のかわりの賞賛もまた、小さなこえで。]

(97) 2014/10/12(Sun) 22時半頃

みは…だよね


みんな…しいのかな


うん…だ…
…みは…だ…


おれのせい…


【人】 MNU機関 ジャニス

[舞台裏、観客も、団員の姿も、―――…おとも、少し、遠い。

初舞台の緊張ゆえか
腕のなかで震える子犬を抱え直して、マリオネット>>96に目を。
人形の震えは幾分か治まっただろうか。
指摘をしないまでも、視線が、懸念を物語る。]

 ……… 『当然だ、わん。』

[初めて口にする、子犬の真似。
男の口を閉じたままに告げる声は高い。]

 ………僕は、なにも。
 あれは、我が儘、だよ。

[告げられた、ありがとう、に、首を振る。
本当に、告げた理由が、我が儘だったから。]

(115) 2014/10/12(Sun) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 
 聞きたかった、からさ。

 …… 団長も、きっと、聞いてくれた、……… ね。

[ブラーボ、と、再度、告げる代わりに子犬が鳴いた。
舞台上で聞かせた遠吠えとも異なる。
甘える響きの、きゃん。褒められた自覚は、あるようで。]

 本当なら、こんな、演目……

[在るはずのない、演目。
団長が死んだことによって進む、台本にない、演目。

――――わ、と、観客が、また、湧いた。
今の演目は綱渡り>>108の筈だ。昔、彼女の指導役が演目に立っていた頃の、ファンが居たのか。そも、演目に魅了されたのか。

恐らく理由はそのどちらとも

実現する筈のなかった、演目なのだ。]

(117) 2014/10/12(Sun) 23時半頃

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