28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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[風呂から出た後、ルミの部屋をグルリと見渡し、窓から外を見た。 >>1:@75 誰か、いた。ここの、住人だろうか。
三浦には、クッキリハッキリと見えている。]
この家、すっげぇ人多いんな。
[独り言をささやきながら、窓を開けると、心地良い風が入ってきた。 その場所にしゃがみこむと、窓からだらりと腕をだし、顎を乗せた体勢のままボンヤリ。
身体が温まり、風が気持よくて、ついうっかり。眠い。]
スー… zz z
(@0) 2013/09/05(Thu) 01時頃
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―103号室:>>13 白栖黎湖が部屋を離れてから―
[謎の怪異と遭遇した後、珍しく思案気な表情を浮かべて国谷は103号室の窓を開けた。 中に入ればあの綺麗な翠の瞳がこちらを見てくれるだろうか。 淡い期待をしながら部屋に入ったが、白栖の姿はそこにはなかった]
……籠りっぱなしも身体に毒だしな
[そう言うこともあるだろうと独り納得する。 肩が思い切り下がっている気もするが気のせいだろう。 気のせいと思えばまだ大丈夫だ]
……メモとペンがないな
[少なくとも書き置きは見てくれたのだろう。 それならば、その内帰ってくるだろうか]
(@1) 2013/09/05(Thu) 02時頃
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[一先ず床に腰を落ちつけ、"買ってきたもの"を並べることにした。 果物の詰め合わせにカステラ、Marxxlixxのチョコレートにリンゴ飴。 プロテイン、口紅、玉露、珈琲豆etc...様々なものがそれぞれ箱に入っていた]
ふぅん、女の子がプロテインなんて喜ぶわけがないだろう
[どうしてこれを買ったのか覚えてはいない。 これを使いそうなのは宝生にーさんだけだろう]
渡しに行くか、日頃世話になってるしな
[何故か胸を張ると、果物とカステラを涼しいところに置いた。 ちょっとお高いアイスの詰め合わせは冷凍庫に入れると残りの箱を抱え込み、窓から部屋の外に出た]
(@2) 2013/09/05(Thu) 02時半頃
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―廊下―
[わかば荘の廊下をふらりふらりと箱が宙を移動する。
見慣れた人には見慣れた光景。
見慣れぬ人には初めての怪異。
箱は階段を昇り二階へと上がっていった]
(@3) 2013/09/05(Thu) 02時半頃
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―2階廊下→201号室―
[国谷が2階廊下に辿り着いた頃、>>34>>39 白栖は既に源蔵の部屋へと招かれた後だったろうか。
一先ず目指すは201号室の植頭の部屋。 植頭にはいつも珈琲を(勝手に)御馳走になっていた。
これはそのお礼。 正直どの珈琲が美味しいのか分からないので適当に一番高い豆を選んだ。 部屋に箱を置くとくるりと踵を返す]
また旨い珈琲を飲ませてもらうよ
[ちゃっかりと御馳走になる宣言をして、次の部屋へ**]
(@4) 2013/09/05(Thu) 03時頃
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[三浦はスヤスヤと眠りこけていた。 腕に頭を乗っけたままの体勢で。 口元が緩み、涎が垂れかけている。
>>63ドンドンと鳴り響く音に、ビクリと身体を震わせると、 腕が窓からずり落ち、窓のサッシで頭をゴンとぶつけた。]
…んあ゛っ。
[何の音だろう。 ヒリヒリと痛む頭で考え、あぁ来客かと思い至った。 鍵は掛けてなかったハズだが、 ルミが帰って来たのではないのだろうか?]
頭いてぇ
[ぶつけた額を撫でながら、 仕方なく起き上がると、扉を開ける。]
(@5) 2013/09/05(Thu) 14時頃
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[知らない男が、たっていた。]
……………どうも。
[ルミの友達だろうか?
…渋い。 ルミの友達にしちゃぁ、こりゃ…渋すぎだろ。]
あ、涎…。
[口元の違和感に気がついて、手もとで拭った。]
(@6) 2013/09/05(Thu) 14時頃
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福原………
[>>66男に聞かれ、首を傾げ。]
ルミのことなんかな。
[苗字は知らなかった。]
俺の飼い主なら、今、いない。
[淡々と喋る三浦は、当の飼い主の気持ちなどつゆ知らず、 すっかりルミをご主人様の認識でいた。]
はかち…?行ったことねぇや。 墓地に何かあんの?
(@7) 2013/09/05(Thu) 18時半頃
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宝生…あぁ、さっきルミが言ってた人。
[大家かと思ってたが、住人だったのか。 友達にしちゃ渋いと思ったが、そういう関係でもならしい。]
どうも、今日からルミのペットになりました、 絵流です。
[聞き方次第で誤解を招きかねない表現だが、 その通りなので仕方ない。]
(@8) 2013/09/05(Thu) 19時半頃
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あ、ちなみに猫なんで。犬じゃないっす。
[そこは大切なので、補足しておく。 胡乱な目で見つめられてる気がする。 本当にペットか疑ってるんだろうか。]
さっき、風呂に入ったんで、 ルミの石鹸の匂いがするんだけど、 匂ってみます?
[風にそよがれ、ふんわりと乾いた髪の毛を ひょいと宝生に向けてみた。]
(@9) 2013/09/05(Thu) 19時半頃
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―2階廊下―
ふぅん、大声は感心しないな 俺を呼ぶ声を聞きのがしたらどうするんだ
[>>73 眉をしかめて瑠美の部屋の前で大声を出す宝生の方へと歩み寄る。 国谷が見えぬ者には腕に抱えられら箱がふわりふわりと宝生に近づいていくように見えただろう]
宝生にーさんはきっとプロテインが足りていないんだ はい、どうぞ
[プロテインの箱を宝生に差し出すと、受けとるのを待っていた]
(@10) 2013/09/05(Thu) 20時半頃
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そう! 俺だよ、俺!
[名前を呼ばれて嬉しそうに跳ねた。 初めて名前を呼ばれた。 それは想像以上に嬉しく、同時に――]
あれ、何か怒ってる?
[くるりくるりと険しい表情を浮かべる宝生の周りを回り始めた]
何か怒られることしたっけ……
[くるくる、回っていると瑠美の部屋の中にいる男を発見した]
……誰?
(@11) 2013/09/05(Thu) 21時頃
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[>>72 匂わん。と言われ、顔をあげる。 いい匂いなのに残念だった。
ポケットに手を突っ込むと、 人肌に温もった鍵を取り出す。]
鍵、ルミにもらった。
[指からぶら下げるように見せびらかしていたが、宝生の急な大声に驚き、ほんの少し目を丸くした。
説明、今した通りなんだが、 伝わらなかったんだろうか。
それとも、怒ってるんだろうか。 それなら宝生はルミのーーー]
彼氏?
[小さく呟き、首を傾げた。]
(@12) 2013/09/05(Thu) 21時頃
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[宝生の後ろから男が近づいてくるのが見えた。>>@10]
あ、さっき庭にいた人。
[あまりにクッキリ見えるので、三浦は人間だと思い込んでいる。]
どうも。
[>>@11同年代くらいだろうか。褐色の肌が健康的に見えた。]
俺、絵流。
(@13) 2013/09/05(Thu) 21時頃
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[>>87 宝生の言葉に首を傾げれば生温かい風がそよぐ]
俺は幽霊じゃないぜ?
[心外だなとでも言わんばかりに肩を竦めた。 見えない者にとっては同じことかもしれないが、国谷にとってはその差は大切なものに思える]
(@14) 2013/09/05(Thu) 21時半頃
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え、君は俺が見えるのか?
[>>@13 絵流の言葉にパッと表情が明るくなった]
俺は国谷利右衛門信綱だ、よろしくな!
……ところでなんでその部屋にいるんだ?
(@15) 2013/09/05(Thu) 21時半頃
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[>>81 階段を上がる独特の足音にそちらを振り返れば丁度瑠美が二階に上がってきたところだった。 >>91 近づいて、自分に気づかずに宝生と絵流に話しかける瑠美に箱を一つ差し出した]
はい、これ 食べたいって言ってただろ?
[差し出した箱の中に入っているのはMarxxlixxのチョコレートの詰め合わせだった]
(@16) 2013/09/05(Thu) 21時半頃
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[>>@14の幽霊という言葉に疑問マーク。]
見えるって、見えてるけど。
[見えたらダメなんだろうか。良くわからないが嬉しそうだ。]
くにやりうざえもんのぶつな? 名前、すげぇ渋いな。
俺、ルミのペットになったから、ここに住む。
[よろしくと挨拶しながら、 来るなり、宝生と喋り出したルミを横目に見た。]
(@17) 2013/09/05(Thu) 22時頃
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信綱だ、綱吉じゃない
[>>103 ころころと笑顔を浮かべていた表情は真顔になって声も少しだけ堅くなる]
……うん、プレゼントだ
[それでもプレゼントはプレゼント。 はいと渡せば、瑠美の手が国谷の手に触れ――]
貫通したな
[瑠美が箱をしっかりと持ったのを確認すれば箱から手を離した。 試しにと瑠美の頭に手を伸ばす。 触れることが出来ればぽむぽむと何度か頭を撫でただろう。 瑠美に感じられるのは空気の壁が触れるような感触だけだろうが……]
(@18) 2013/09/05(Thu) 22時頃
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よく分からないから後にするか
[あっさり切り捨てると、>>104 宝生の言葉に箱を示すようにひょいひょいと動かし手が塞がっていることをアピールした]
そう言えばあの子はどこに行ったんだ?
[メモとペンを持って出かけた白栖。 生憎とメモとペンはそれしか覚えがなかった]
(@19) 2013/09/05(Thu) 22時頃
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