108 Persona外典−影の海・月の影−
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ようこそ、お客人。ここはいわば物質と精神の狭間に位置する場所。 本来ここは、何らかの形で契約を果たした者だけが訪れることを許される場所… けれど最近はどうも、あなたのような方が多いよう。
おっと、失礼。私の名前はポーラ。この青い部屋、「ベルベットルーム」という場所の管理者。 前にいた主が退出してしまったので、今は私が臨時の代理。 私の役目は…そう、あなたの星の行く末をほんの少し導く案内人…ただそれだけの事。 この部屋はそのために用意されたもの、前の主がそう語っておりました。
(@0) 2015/02/12(Thu) 00時頃
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ところであなた、占いは信じますか?せっかくのお客人、少しあなたの辿るべき運命を私は見てみたい。
まずはあなたの今後に待ち受ける運命……おや、これは…『月』の正位置。「いまだ見えざる真実への道」と「眩惑」、そして「謎」の暗示…… あなたの行先には、どうやら大きな深い暗雲が立ち込めているよう。そしてあなたは、その中を手探りで進まなくてはならない。
その中であなたが果たすべき役割は…ほう、やはり。『愚者』……どんな人間でも持っており、しかし見出すのが容易でないもの。 「探究心」と「秘められた無限の可能性」の暗示……つまり、これからあなたの成すべき事も行く末も、正に全くのあなた次第、そういうこと。
(@1) 2015/02/12(Thu) 00時頃
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最後にもう一枚だけカードを引いて。いや、それは私には見せなくて結構。 それはあなただけのもの…心の在り方そのものを暗示するカード。大切に持っておくことです。 危機に陥った時、必ずやあなたの心を具現化する存在…「ペルソナ」となって、力となる。
さあ、私からお客人への助言はひとまずこれでおしまい。この青い部屋は求めるならばいつでもあなたの傍に……港の埠頭で、出航を待ちながら漂っています。 まずは知ること。あなたの周りで一体何が起こっているのかを。 近いうちにまた会いましょう。それでは。
[その声は、やがて薄れて聞こえなくなり、青い部屋はやがて意識が遠のくとともに、暗くなり……見えなくなった。]
(@2) 2015/02/12(Thu) 00時頃
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―北区・港埠頭―
[石油コンビナートや造船所が立ち並び、夜にはパイプラインに緑の灯りがともる港の方も、少し外れると途端に寂しい、フェンスで区切られた空地や小さな漁船の停泊するひなびた風情の光景になる。 今は誰も使っていない倉庫の、海鳥の鳴き声が響く埠頭の一角に、ちょっとしたクルーザーぐらいの大きさの船が停泊している。気を留めていないと見過ごしそうなぐらいの船の扉は、夢に出てきた部屋のように››@0››@1>›@2青く塗られていた。*]
(@3) 2015/02/12(Thu) 23時頃
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………
[波間に揺られながら何もかもが真っ青な船室の中で腰かけていた女は、来客の気配に>>78>>82扉の向こうへと声をかけた。 船内は少し古めかしい木造で、レコードプレイヤーから静かなピアノ曲に合わせてソプラノ歌手が歌を歌っている。]
どうぞ、御用ならお入りなさい、お客人。
(@4) 2015/02/13(Fri) 00時頃
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どうぞ?お入りなさい。一度お越しになったのだから、お客人。
[天井も壁も床の絨毯も、照明も全て水族館のような青一色。部屋の中央に机を置き、三方をソファで囲んだ小さな船室、入口の扉をまっすぐ見据えて来客に声をかける。>>90>>91]
思ったより来るのが早かったご様子。けれどそれも良し。 聞きたいことがあると見ました。お座りください。 ここは何もない場所、けれどお望みならゆっくりして行くと良いです。
[ソファを促して、静かにピアノが流れ続ける船室の中、女は静かに腰かけた。]
(@5) 2015/02/13(Fri) 00時半頃
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ー北埠頭・クルーザー内ー
[一面の青い部屋を訪れた数人の客人に向けて、やはり青を基調としたスーツに身を包んだ女はしばらく黙って客人達の交わす会話を聞き、ややあって口を開く。]
そう、何が起きるかは実際に体験すればわかること。 けれど、質問にはいくつか答えておきましょう。 あなた達のようなお客人は他に何人もいる。そう、半年くらい前から時々。 …最近は皆さんこちらにはいらっしゃらないようですけれどね。
ペルソナとは、仮面のこと。 人には様々な自分がある。学生である自分、子供としての自分、他人の前での自分、他の誰も知らない自分、自分でも気づかない自分。それを人は仮面を取り替えるように付け替える。 私もアタッチメントを着けているときといない時では少し違う自分になります。
[頭につけた青い猫耳を指して言った。これは前の主から貰ったものなのだ。]
そんな心の様々な側面があなたに固有の形をとって力となる、それがペルソナ。…大丈夫、すぐに意味がわかるようになりますよ。
(@6) 2015/02/13(Fri) 13時頃
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そう、あなたぐらいの年の子がここに来るというのは珍しいこと。 しかしそれも理由あっての事のはず。
[猫耳のアタッチメントを付けたまま、青づくめの女は正面のソファに座り、カードを少女の胸に向けて突き返した>>176]
第一、それはもう私のものではない。あなた自身に委ねられたもの。大事に持っておきなさい。 お帰りなら、どうぞお早めに。ここは居心地が良いから、ずっと腰を据えていると帰れなくなってしまうかも。私のように。 ……なんて冗談。
[レコードから流れるピアノ曲を遮っての通話>>180を終えた彼女に一声かけて、帰るというならそのまま微笑を浮かべて見送るだろう。一声だけ添えて]
満月の夜には影に気を付けておきなさい。
(@7) 2015/02/13(Fri) 21時頃
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―ベルベットルーム―
ええ、コスプレとかそういうものではないのです。一応。 まだ前の主がいた頃、「あなたは是非ともこれをお着けになるべきだ」と言ってこれを私に渡されたのが始まりで。 最初は私も、まあ何という変態なことをいう主だろうと思ったものですが、騙されたと思って着けてみるとこれが案外しっくりとくる。
今ではここの主として振る舞う時はこれを着けていないとどうも落ち着かない。馬鹿げた事のような気持ちの問題ですけれど。 しかしその馬鹿げたような事が結構あなた達のようなお客人には大事なことかもしれない。ペルソナは精神の力ですから。
ええ、気を付けるのは満月の夜です。 満月の時が一番影が濃くなりますから。
[どことなく冷笑めいた笑みの青年>>219に、ただ簡潔に答えた。]
(@8) 2015/02/14(Sat) 00時頃
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―ベルベットルーム内―
[客人をひとまず全員見送った後、部屋の主である女はしばらく一人きりになっていた。ソファから立ち上がり、猫耳を外してレコードの針をかけなおす。
前の主が部屋を出て行って以来、静かなものだったけれど、最近随分と来客が多い。ここは引きこもって自分探しの思索をするには最適な場所だ。一人の時はよく自分と以前の主の事について考える。前の主にもさらに上の主がいて、その人物はこの物質と精神の空間そのものを支配するくらいに強い存在であったらしい。そこから暇をもらってこの部屋を作るまでに何があったのだろう。自分を置いて出ていったのには何か理由があるのだろうか。自分も誰かに後を引き継いで出ていくことがあるのだろうか。
そんな風に考えていると、また来客の気配がして猫耳をかぶり直した>>259]
(@9) 2015/02/14(Sat) 05時頃
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ようこそ、お客人。 ええ、確かに私とあなたはつい先ほどお会いしたばかり。 会おうと望むなら、いつでも会える。この部屋が物質と精神の狭間の場所であるゆえに。
そうそう、もう一つの質問(>>261)にも答えないと。 ………我妻峰人は死んだのですか。彼もまた私のお客人の一人だった。 その事は知りませんでしたが、死んだ理由は説明できる。
死んだのならば、つまり「影」に殺された。 我妻峰人はペルソナ使いで、「影」と戦って死んだ。 今頃はきっと「シャドウの海」で自我の欠片だけ散り散りになって漂っている。 そういう事です。
そう言えば、今夜あたりは次の満月だったはず。 お客人、あなたも満月の夜には影に気を付けること。 私からは、ひとまずそうとだけ助言しておきましょう。*
(@10) 2015/02/14(Sat) 05時頃
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