64 さよならのひとつまえ
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…好きなやつでもいんの?
[小鳥谷にそう聞いたのはタイトルを見てなんとなく、恋愛系っぽいなと思ったからで。そう言った小説や漫画を読むのは好きな人がいる奴らだ、という勝手な偏見があるからだ。]
…マジ遅え、迎え行こっかな…。
[そう言って立ちあがったタイミングで随分ひどい表情の待ち人が現れる。智明のその様子に眉を下げた後、笑みを見せて手招きをし]
遅えー!! あと10秒数えて来なかったら出るとこだった!
[那由多と小鳥谷に出掛けようかと目配せして、一応確認の為開いた携帯に届いていた新着メールを見て今度は利一が顔色を悪くする番となった。**]
(419) 2014/03/24(Mon) 02時半頃
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To:Alice From:睦井利一 Sub:さっきの!!
―――――――――――― [うな垂れている国民的マスコット]
[某絵画のように叫んでいる国民的マスコット]
[うろたえている国民的マスコット]
[土下座している国民的マスコット]
!!!ごめん!!!! 自分用メモ間違えて送 ってたーーー!!!! !!!!!!!!!! !!!!!!!!!!
[墓石]
(*82) 2014/03/24(Mon) 02時半頃
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[>>420 小鳥谷の肯定の言葉にずくん、と体のどこかが厭な音を立てた。何が絶望的なのか、その理由はわからないけれど撫でられるタイトル部分を見下ろしながらふぅん、と平静装った相槌を打つ。]
…そっか。 …じゃあ、がんばれよ。
[小鳥谷には、そうとだけ言って笑う。相手が誰なのか、突っ込んだ方が話題は広がったのかもしれなかったけれどそんなところに気は回らなくて。 智明に手招いた後も、その後向かった買いものの間も厭な音を鳴らした部分に何かが痞えたまま。
あと少し、あと少し、時間は狂わず迫ってくる。 楽しかった学生生活との別れ、大好きな仲間との別れ、 それから―――…
……気付いてしまったのは何時の時からだっただろう。**]
(426) 2014/03/24(Mon) 03時頃
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[―――…わかんねえよ。]
[あと少し、あと少し、別れの時間が迫ってくる。]
[あと少しで伝えなければ、全て終わってしまう。 あと少し我慢すれば、気付かれずに隠し通せる。]
[整理がつかない。期限が迫る。選択を迫られる。 どうすればいいのかなんて、わかってないのに。]
[―――…泣きそうだ。**]
2014/03/24(Mon) 03時頃
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/* あぶ。
(-88) 2014/03/24(Mon) 03時頃
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[―――…わかんねえよ。]
[あと少し、あと少し、別れの時間が迫ってくる。]
[あと少しで伝えなければ、全て終わってしまう。 あと少し我慢すれば、気付かれずに隠し通せる。]
[整理がつかない。期限が迫る。選択を迫られる。 どうすればいいのかなんて、わかってないのに。]
[―――…泣きそうだ。**]
(-89) 2014/03/24(Mon) 03時頃
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/* いろいろやっちまった感_(:3」∠)_ 智明急かしちゃってごめんね…!
(-90) 2014/03/24(Mon) 03時頃
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To:利政 From:睦井利一 Sub:あと少し早く…
――――――――――――
[墓石]
(*85) 2014/03/24(Mon) 03時頃
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―買い出し―
智明お前、ひっでー顔になってんの! …いーよ、スーパー間に合ってるし。 その代わりなんか奢りな。
[>>427 恐らくはメールを見てから全力疾走だったのだろう、咽る智明の背中を叩いてから買い出しへと向かう。小鳥谷の言葉を受けてからはどこか上の空で、時折思い出したように那由多が買い物カゴに入れるものにストップ検問を掛けながらも、小鳥谷にちょっかいを掛けるようなことはもうしなかった。]
うっわ…それ知ってる。 うちの親が健康の為に我慢して飲んでたやつだ…。
[>>435 ノニジュースにはやはり受け入れ難いような、そんな反応を返す。楽しい飲み物、と言っていた割に自分が選んだ飲み物といえばコーラというとても保守的な飲み物だ。結局は口ばかりで挑むところまで行き着かない、楽な方に逃げてばかりなのはいつものことで。
智明がプリンを2つ買うのを見て、真似してプリンを別会計で1つ買うと薄氷の空気の漂う買い出しは終わった。]
(504) 2014/03/24(Mon) 18時半頃
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なゆた食堂行くんなら片付けよろしくー、 智明フィルムは後で取りに行くからー、
[寮に戻ると冷蔵庫に入れるものと入れないもののより分けをして。同室者含め部屋に持ち帰ると明日まで袋を開けずにいる自信がないと、冷蔵保存の必要ないものの入った買い物袋は他の人に預ってもらうことにする。
結局買い出しに出てからは一言も会話を交わすことのなかった小鳥谷の姿を見る。殴りたくなるほどウザい奴、そんな印象がついたかな、とも思う。それなら話しかけない方がよかったか、とも。 絶望的な恋。振られた、とかそう言ったことは口にしなかったので失恋をしたわけではないような気がした。 失恋、ふと風呂での樹央の姿を思い出す。振られた…その瞬間、樹央はどんな気持ちだったんだろう。]
…俺、部屋に戻るわ。 また後で〜、と、花見でな!
[3人に手を振って、買い出し組とはそこで別れた。*]
(505) 2014/03/24(Mon) 18時半頃
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―自室― [部屋に戻るとこんもりとベッドに人のサイズの塊があった。夕食求めて食堂辺りにいるとばかり思っていたから、その人影に思わず眉は下がって]
…部屋にいんじゃん。
[談話室での会話が最後だ。謝らなきゃ、謝らなきゃ、脳裏で繰り返しても謝罪の言葉が開口一番には出て来ずに、溜息をついてから持ち帰った本を机の上に置く。別会計の小さなビニール袋は天球儀のある方の机へ置いて、ベッドに沈む宗介の背中に軽く触れる。]
………さっきごめん。 宗介とケンカの思い出で終わりたくないし許して。
…プリン、買ってきたの、机置いたから。 ……ちゃんと片付けも始めるし。
[そう言って、今度こそちゃんと片付けと向かい合おうと黙々と整理に困って積み上げていた物達を段ボールへとしまっていく。あっという間に一箱埋まって、二箱目が必要だとわかってからガムテープがなくなっていることに気付いた。]
(506) 2014/03/24(Mon) 18時半頃
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…ちょっと、余ってそうな奴に貰ってくる。
[宗介はまだベッドで寝ているだろうか、一声掛けてから自室を出て。 まず向かうのは同じ階でまだ残ってる紐井屋の部屋。二度、部屋をノックして中に人がいるか確かめる。]
…なぁ、いるー…?
(507) 2014/03/24(Mon) 18時半頃
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[中から人の気配がすると安心したように息をついてから、更に三度部屋をノックする。開けて欲しいという催促だ。]
怜二ぃ、 ガムテープ余ってたりしね? 俺切らしちゃって困ってんの。
[怜二と話すことになった切欠はなんだったか、「マジ?俺の兄貴と同じ名前!」と勝手にこちらが親近感を覚えたのが最初だったような気がする。今思えば至極どうでもいい情報で、至極どうでもいい会話だ。]
(508) 2014/03/24(Mon) 19時頃
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…あ、そうだ。 ライター買うの忘れてんじゃん…。
[花火用のライターの買い忘れに今気付いたが、屋根裏にたまに行っていらっしゃったようだった部屋の主は煙草を吸っていたりはしていたのだろうか。今までそれを訊いたことはなくって、]
怜二ぃ、 明日さ、花火やんじゃん…? そんで… ライターとかは…、 持ってねえよな?
[恐る恐る訊いて。扉が開くのを待つ。**]
(513) 2014/03/24(Mon) 19時頃
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[>>517 開いた扉から中へと滑りこむ。扉を閉じて、そのままドアに凭れかかった。怜二の同室者は既に退寮していて、同室者が抜けた部屋はひどくもの淋しいようにも映る。]
え、貰っちゃっていいの?サンキュ…、 そんなに物少ないの?全部捨てた系?
[放られたガムテープを両手でキャッチして、指先で回す。怜二が怜二という名前だったら話しかけただろうか、わからない。見た目から勝手に偏見を抱いてしまうのは自分の悪い癖だとはわかっているのだけれど。]
そ、花見。怜二も行くだろ。 …タイムカプセル…?
[タイムカプセルのメールはまだ確認していなくて、首を傾げていると少し重みのあるライターを渡される。]
うーわ!100円のじゃねえ! …や、持ってんのかどっちかなって…聞けなかったけど。 ………吸うの?
[手渡す怜二を軽く見上げて、机に乗った一度落ちた箱へと視線を向ける。]
(529) 2014/03/24(Mon) 20時半頃
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あ〜、真のモテ男な。
[>>536 挙がった名前に笑みが零れる。少し乾いた笑み、嫌いだったわけじゃない。何故だか何もない自分とエースの彼とを比較したがる元カノが何人かいたのが億劫だっただけで。]
…そういうもん? 俺持ってないけど、じゃあ煙草以外に何に使ってんの?
[重みのあるジッポライターを手の中で弄る。らいらちゃんに見つからないようにしないと、100円ライターと違って取り上げられるわけにはいかない。と、また怜二が物を投げる。タンマ!そう声を掛けたけれど少し遅かった、手の甲にあたって、箱が下に落ちる。]
うわ、ごめ…!何これ?トランプ? なんか手品で使うやつっぽい…。
[テレビで見たことがある、そんな感じの箱だ。拾い上げて。]
(547) 2014/03/24(Mon) 21時頃
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え!?
[>>538花見には行かない、怜二のその言葉には弾かれたように顔をあげた。信じられない、と言いたげな表情で。]
…なんで? これで最後じゃん…。 なんで…それって明日じゃないとダメな用事?
(549) 2014/03/24(Mon) 21時頃
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……貰いもん簡単に貸しちまっていいの? ジッポとか安くねえし、こういう手入れ必要なもん 適当な相手にはあんまあげないと思うんだけど。
[>>566 誰から貰ったものなのだろう、同室者のエースだろうか。なんとなし、ジッポを掲げて明かりに透かす。兄が持っていたものには底にイニシャルが彫られていたから、同じものがないかを確かめるように。]
楽しんでくるといいって…、 …俺、一斉送信にいたやつは全員、 参加すると思ってたのに…。
[トランプが煙草ではなかったのはちょっと期待してしまった分残念な部分もあったのだけれど、それよりも怜二が花見に来ないということが納得いかなくて、愚図る子供のように扉に凭れて座りこむ。]
…用事、どうしてもずらせねえの? 誰かと会うとか、そんな?
(578) 2014/03/24(Mon) 21時半頃
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[>>583 イニシャルのようなものはすぐには見つからなかった。譲渡されたジッポライターを見つめて、それから怜二を見上げる。眼鏡を掛ける前と、掛けた後では随分と印象の変わる怜二の言葉に渡されたライターを緩く握って]
…プレッシャーかけんなってー。
[どういう表情で返すべき言葉だったか、冗談めかして、けれども眉は困ったように下がる。そんな言葉を言われたら、余計に失くせない。]
……見たまんまだよ。すげえさみしがり。
[どうせ、子供だ。自分の行動はいつだって子供じみているのだ。今だって、怜二を困らせきっているのはわかっている。同じ目線まで腰を下ろす相手の表情を見れば明白だ。]
…ん、 困らせてごめん。
[頭を撫でられると俯いて、それからゆっくりと息を吐く。]
(595) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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[顔をあげると怜二に苦笑を零して、それから立ちあがった。]
…ま、さっさと用事済ませて合流しちまえよ。 サクちゃん泣いちゃうぞ?
…ごめん。でも来て欲しい。 無理言えねえけど。
あ、ガムテサンキュな。あとライターも! …部屋、帰るわ。悪かったな、色々。
[後ろ手にドアノブを探すがなかなか掴めない。手を泳がせて、ようやく掴むとドアを引いた。]
(598) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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―少し前・自室>>568― [布団から顔が覗く、一年間で見慣れた色素の薄い見目の同室者。見上げてきた目と見下ろすこちらの目があって、緩く首を傾げた。こんな潜り込むような布団の被り方は珍しい。……なんかあった?そう訊こうかと悩んで、止めた。
率直な疑問が向けられたのは、ガムテープを取りに行く少し前で。宗介に困ったように眉を下げる。成斗にケンカは早く仲直りしろ、そう言われてすっかり利一の中ではこれはケンカなのだと認識が摩り替っていて。]
……わかんね。 けど、何が切欠になるのかもわかんねーし。 そしたらさ…それで、終わりじゃん。
[今までの数多の別れだって、些細な言葉が切欠になったのが大半だったのだ。プリン一口くらい残してくれねーかな、部屋を出る前に考えたのはそんなことだ。お詫びのつもりの品なのだから、勿論完食されていても何の文句も言えないのだけれど。*]
(610) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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リーは、ザックからのメールを、廊下で確認する。
2014/03/24(Mon) 22時半頃
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To:朔太郎 From:睦井利一 Sub:
―――――――――――― 明日花火持ってく[花火]
タイムカプセル、何入 れていいのかわかんな い、、、どうしよ
(*117) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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To:Alice From:睦井利一 Sub:
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[劇画調で怯える国民的マスコット]
バケツの用意ありがと !!!!!!!!!!
(*119) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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[カチカチと、2通のメールに返信の文章を打ち込んで送信画像を見送った。 見つめた携帯の画面に移るのは花見の誘いの一斉送信メール。 送信者と受信者、表示されたアドレスの中からひとつのアドレスを押し、新規作成ボタンを押す。 カチ…カチ…、躊躇うようにボタンを押して打たれていく文章は、最後はクリアボタンの長押しで全て消去された。
パチリ、携帯を閉じて長く、息を吐く。]
(625) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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[選んだのは登録名のないアドレス。 2つのうちの、もう1つ。]
From:睦井利一 Sub:
―――――――――――― 俺、わかる? 同じクラスの睦井。
一斉送信でアドレス 知ったから送ってみ た。
[そのメールは、送信ボタンを押されずにクリアされる。]
(-133) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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……馬っ鹿みて……。
[こんなメール送られても相手からしてみれば気持ち悪いだけだ。 そう、普通じゃない。 同じ男に対して、こんな感情を抱くのは普通じゃない。
あと少しで隠し通せる。 あと少しで会えなくなる。
あと少しで―――…
ゆっくりと息を吐く、深呼吸を何度かして。 携帯をポケットにしまうと自室へと戻った。]
(640) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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―自室―
……あれ、まだプリン食ってんの? …ごめん。寝てたのって腹痛かったから?
[部屋に戻って、開口一番がそれだった。とっくになくなっていると思っていたプリンはまだ容器の中に残っていて、]
残ってんなら一口欲しい。
[そう言って、プリンの元へと寄って行く。]
(642) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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[>>651 宗介からの返答に、怪訝そうな顔になる。]
―――…尻? …尻っても…意外と範囲広い部位じゃね? 中とか外とか尻のどの辺…ぶわっ!!
[訊き終える前に顔面にあの特有の感触と匂いが当たった。顔から落ちた替えの湿布は押しつけられたプリンの上に丁度落ちて、食べさしのプリンに蓋がされる。]
お、おう…って、 お詫びって最初に渡したのは俺だし!
[スプーンだとか飲み口のシェアに抵抗はない。宗介が使っていたスプーンを咥えて湿布の仮蓋を剥がす。 一口、ぬるくなったプリンを口に含んだ後宗介から掛けられた真面目な声に、こちらもまたただごとではないと少し顔を強張らせた。渡された湿布…自分の顔用の替えではないのか。スプーンを咥えたままこくりと頷いて]
……聞くからちょい待ち。
[慌てて容器の中の残りのプリンをかきこみ、宗介のベッドの端に正座をして窺う体勢。]
(663) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[どんな深刻な相談をされるのか。湿布関連で。検討がつかない。なので宗介が体勢をあれこれ(尻の)楽なように変え話し始めるまでは顔は強張ったままで。咳払いに姿勢が伸びる。]
―――…うん…、うん………ん?
[真面目に打っていた相槌も首が段々と横へ傾いていく。どういうこっちゃ、問う前に宗介がベッドに倒れた。]
ははあ…風呂で飛び込みして負傷な!
……宗介、お前な…おまえ……いくつに…ぶっ、
[真面目に頷こうとして噴き出した、そのままうっひゃっひゃ!と堪えきれない笑い声が腹から出る。だめだ、宗介には悪いがお腹が痛い。腹を押さえるように利一もまたベッドの上に転がって。暫く涙が出そうなくらいに笑い続けてから宗介を見る。]
あーー、苦しい……や、マジごめん。 でもお前いくつになって風呂で…、
[また笑いそうだ、口許を両手で押さえてから宗介に頷く。]
……はぁ…んで、歩くのは平気なのか?痛い? ん、いーよ。出るまでは内密に手伝ってやるし。
(679) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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面白えっていうか思ってた以上に 理由がしょーもなく…、…、ちょい待ち
[>>686 コメントを求められるとその度に笑ってしまいそうで、広げた掌を宗介に翳して時間を稼ぐ。天井を見上げて息を吸って吐いての深呼吸度何度も繰り返しようやく笑いのツボが大人しくなってくれたところで>>687 呼ばれた名前に宗介の方を見る。]
―――……ん?…ん、まだ。 食い行く?…で、その後ちょっと片付け手伝って。
[明日は花見で一日片付けに時間を取れないから、少しでも今日のうちに進めないと。いい?と宗介に問うように首を傾げてから勢いづけてベッドから起き上がる。ぐしゃぐしゃに乱れてしまった髪は適当に手櫛で整えて行こう、と催促するように同室者の名前を呼んだ。]
(699) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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