105 【薔薇】妖怪アパートと勿怪の風邪【R18】
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[扉の耐久力としてかなりギリギリの音。>>108 なんだ、と視線を向けたがすでに扉は閉まっていた。]
あー…動いてないとなんか落ち着かないというか。 なんで、たまには管理人孝行でもってな。
[首に手をあてて曖昧に答える。>>113 隣室でのアレソレを聞いていると煽られて変な気分になるので 逃げてきました、とはいいにくい。
だるさがまたぶり返していたが、 動けない程ではないと自覚症状をスルー中。 一度すっきりしたはずの蟠りの再来は隣室が理由だと誤解して、 無自覚な感染者はウイルスをせっせとまきちらしていた。]
(117) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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管理人の仕事ってたくさんあるだろ?>>120 簡単な仕事くらいはな。
[へらと笑う目が常より水気を含んでいるのは発熱の前兆だが、 鏡を見ているわけではないので知りようがない。 炉喰出にも軽い挨拶くらいはしただろうか。 ゆっくりとした足取りで掃除道具が置いてある場所を目指す。]
(122) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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― 円了荘前 ―
[しばらくして上着を忘れた事に気づいたが、 自室に戻ったら本末転倒なのだった。 寒くないから平気かと、使い込まれた竹箒で地面を擦る。]
意外とめんどい……。
[固い竹の穂先が細かな音を立てつつ木の葉を集めていく。 直に生来の面倒臭がりが顔を出すものの、 言い出したからと目に付く葉を庭先へ送り出す。
時折手を止め、荘の方に視線をやりつつ仕事を遂行していた。]
(126) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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差し入れなら買ってたチューハイがいいなー。 つまみもつけて。
[掃除を開始する前のこと。>>125 差し入れという極の言葉に喜ぶ。 その際は部屋にある焼酎で酒盛りができたらいい。 もちろん荘の有志も巻き込んで。*]
(127) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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[ぐるりと目ぼしいところを掃き終える。 集めた葉をどうするか極に聞いていなかったので、 裏庭にある木の周辺に固めておいた。 こうすれば上杉本体の暖と糧になるだろう。]
……つかれた。
[掃除の最中噛んでいた2枚目のガムを包みに捨て、 箒を抱えたまま階段の一番下の段に座り込む。 動いて気を紛らわせようとしたのに、 体力をただ減少させるだけで効果はなかったようだ。]**
(136) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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[どうにも熱っぽく感じる。 隣室の2人に当てられたとして実際に見聞きしたわけでもない。 ……どんだけ若いの。 けど、この落ち着かなさはいつか経験したような。
考えようとしたところで、 ポケットの携帯からピロリロン♪と軽い音。]
いでっ。
[確認しようと携帯に指先が触れた瞬間、痺れが走る。 電気を溜め込みやすいとはいえ、 普段、自分が触れる分には静電気を起こす事はない。 どうにも調子が狂うと思いながらも携帯を取り出し画面を開く。]
(170) 2015/01/25(Sun) 18時半頃
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……影さん部屋にいるよな。たしか。
[差出人は少し前に盛大に自室のドアを閉めていたような。 この距離でメールとは篭城でも始めたのだろうかと、 104号室のある方角を見やってから内容を開き。 律儀すぎる内容に思わず肩を揺らした。]
さっきも手洗いうがいって言われたっけ。
[メールでも心配されるほど体調不良に見えただろうか。 ……不良と勘違いされる素振りはしていたかもしれない。
体調について打ち込む時はやや微妙な表情になりつつも、 カコカコとキーを叩いて返信した。]
(171) 2015/01/25(Sun) 18時半頃
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To :硯 影流 Sub:Re;棚 ------------------------- 昨日今日で黴が生えるわけじゃなし。 そのうちでいいんだけど 頼みごとはありがたく考えとく。
……まさか蛍さんと仲直りできなくて 篭城してるとかじゃないよな? 体調は大丈夫かな。ありがと。
(172) 2015/01/25(Sun) 18時半頃
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/* いやだー! 黴はいやだー!!
(-94) 2015/01/25(Sun) 19時半頃
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[音の大きさからして篭城の可能性は大いにありえた。 昨晩硯の眉間に深く刻まれていた皺を思い出す。 その状態で人を気にかけられるのは齢よりも本人の資質か。 顔で損してるけど細やかな人だからなぁ。
すでに仲直りした事も知らなければ、 故の思考をつらつら流していると軽やかな着信音再び。>>174]
…………。
[中頃の文に、今朝方一旦振り払った疑念が再び持ち上がる。 考えこみながら、カコ、とキーを打った。]
(176) 2015/01/25(Sun) 20時頃
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To :硯 影流 Sub:全身全霊をもって ------------------------- 黴神のご加護は遠慮する。
篭城じゃなくてよかったけど隔離かよ。 ……勿怪の風邪ってさ、 すぐムラムラするなら引き始めだったっけ。
隔離されてる方の人が何言ってんだ。 俺は飛鳥君みたいにかわいく泣いてやんないぜ? その時は返り討ちにしてやんよ。
(177) 2015/01/25(Sun) 20時頃
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[お大事に、という他人事な一言は打てなかった。 メールで尋ねはしたけれど、 記憶にある自覚症状は割と現状にしっくりきているのだ。
返信内容によっては極に話しにいかなければと思っていると、 後方から降ってきた声>>164に振り仰ぐ。]
りんりんってば優しい。 そしたらコーヒーがいいな。新商品で入ったやつ。
[労いの言葉に口元を緩めて携帯を閉じた。 疑念を払うように足を一度伸ばし、箒を杖代わりに立ち上がる。 一応、あまり近づきすぎないようにと頭に置きつつ。]
(178) 2015/01/25(Sun) 20時頃
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……いいにおいがする?
[数秒前の意思はどこへ行ったのか。 自販機へ向かう炉喰出についていこうと一歩踏み出して、 鼻腔を擽った匂いに炉喰出の髪に鼻を近づけていた。
石鹸と柔らかな日向の匂いは、 意外と綺麗好きな炉喰出がまとっていてもおかしくはない。 変わった匂いでもないし、本来安心と眠気をもたらしてくれる。 断じて欲情の対象になるものではない。
ということは。]
(179) 2015/01/25(Sun) 20時半頃
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(あ。これだめやん。)
[硯からの返信を待つまでもなかった。 向こうからうつったのか、こっちからうつしたのか。 とにかく今取るべき行動はただひとつ。]
……燐さんごめん。 手洗いうがいした方がいいかも。 たぶん、俺。かかった。
[炉喰出から慌てて退いて目元を押さえる。 気が動転したせいで、呼び名が元に戻っていた。]
(180) 2015/01/25(Sun) 20時半頃
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/* ウイルスの苗床状態で全員に接触できて満足です(●´∀`●)
>>100 外出禁止の強制隔離 >>160 特製結界 別個隔離だと管理人の言いつけ破らないと外出れない…よね? そこまでして部屋の外に出てどうこうしなさそうこいつ。
(-95) 2015/01/25(Sun) 21時頃
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/* なぜ俺がコーヒーが飲めないとわかった(
(-105) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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[流れるような確認(ただし全然違う)>>195に、 思わずそうそう、と相槌を打ってしまうところだった。]
そんな商品名のコーヒーはないって!
[言いつつ見れば舌を出す姿があった。 優しいと言ったからかそうなのか。 自分で優しいと言っておいて人が言うのはだめなの…と 竹箒を階段の脇に立てかけて、 天邪鬼らしさを見せる炉喰出を追いかける。
そうこう言いつつたぶんコーヒーを買ってくれるんだろう。 それを言ったらホットじゃなくてコールドを買われそうなので、 そこまで口にはしなかった。]
(204) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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俺もそう思ってたんだけど。 朝からなんとなく落ち着かないし……。 燐さんの匂い嗅いでむらっとしたとか、さ。
[落ち着かせようとする炉喰出>>197に症状を伝えるが、 男からむらっとしたとか言われても困るだけだろう。 説明の間、手は所在なさげに首や腕の周辺を行き来している。]
(205) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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[ウイルスの苗床状態のまま、 今朝から今までの間に荘の住人全員と接触している。 これは盛大に迷惑をかけるフラグではなかろうか。]
こっちこそごめん。 あんまり制御できてない。
[ぱちっとした刺激と額に当てられた手ではっとした。>>198 耐性がある自分より炉喰出の方が痛いだろう。 だのに謝る相手にゆるく首を振る。 当てられた手は温かく、それほど熱はないのか。それとも。]
歩くくらいは平気。 ……あんまり近寄るとうつるかもだし、襲うよ?
[肩を貸そうかという申し出は冗談を交えてお断りした。 下手すると冗談じゃなくなりそうだから怖い。]
(206) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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/* >>213 (ノ≧ڡ≦)
(-107) 2015/01/25(Sun) 23時半頃
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[怒られた。>>213]
だからやばいと思って言ったんだって…。
[力なく反論してみるものの、 怒るのも当たり前だと理解できる。 自分が逆の立場だったら同じような事を言っただろうし。
視線を彷徨わせる姿にやはり困らせたと思いながら、 思考の渦に入っていった。>>206]
(218) 2015/01/25(Sun) 23時半頃
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[ぺしん、と自分の額から軽い音がした。 静電気とは違う痛みに一瞬目を瞑り、 ひりひりとした感覚の残る部分に手を当てる。]
こういうのって慣れるもの? …そのうち燐さんにも体質が移ったりして。
[軽口くらいは言えるのだと笑って見せる。 もっとも風邪の方がうつってしまうのは困るわけで。 倒れないようゆっくりと、一歩一歩を踏みしめて歩く。]
そりゃもちろん、痺れるくらい刺激的なのを。
[引き続きの軽口にはカウンターが返ってきた。>>214 挑発的な目に口端を上げて更にお返し。
ポケットで鳴る音>>183には気づいたが、 それを確認するより前に極>>217の姿を見つけたか。]
(221) 2015/01/26(Mon) 00時頃
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/* >>199 大さんそれ本当に花粉なの……と思ったけど正しく花粉でした。 花粉てそうだった。
(-116) 2015/01/26(Mon) 00時半頃
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ん。ごめん箒片付けてない。
[極は礼を言ってくれたが>>220、 最後までやり切っていない分素直に受けられないのだった。]
……影さん、蛍さんにも言ってたの。 ごめん。風邪をひいたと思う。妖怪の方の。
[管理人にまで連絡済みとはどこまで根回しがいいんだ。 自分も隔離されてるくせに。 硯の手際に半ば呆れながらも、最重要なのは極への報告だ。
聞かれれば自覚症状>>205についても話すだろう。]
(232) 2015/01/26(Mon) 00時半頃
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― 極と合流前>>228>>229 ―
[溜息を聞くにつけ、 やはり朝の時点で言っておくべきだったかと思う。 でもあの時はいろいろあったんだと自己弁護を図りたい。
幸いにもそれ以上のお説教はなかったが、 急に走って離れていく姿をぼうっと見送る。 離れてくれてほっとするような寂しいような気分でいると、 1分も経たずに戻ってきた。]
っ、と。 ……いや。ありがとう。
[薄く水滴をまとったペットボトルが宙に弧を描く。 落とさないよう両手でキャッチした。 礼を言った時の顔は随分と間抜けなものだったろう。]
(235) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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燐さんも毎朝鏡の前で格闘するといいよ…。
[そしてセットされた髪をかきまわしてやるのだ。 昨日の記憶はまだ新しい。]
まーたそういうことを言う。
[炉喰出はたしか、勿怪の風邪の恐ろしさを 身を持って知ってたはずだった気がするのだけれど。 少し前を歩いているのでお互いの表情は見えないだろう。 本気で襲うよ、ともう一度口を開きかけたが、 軽口として聞こえなさそうだったので止めた。*]
(236) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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やっぱりか…。 あちこち動き回ったんで、皆にうつってたら俺のせいな。
[静電気をものともせずに熱を計る極は管理人の顔だ。 少しひやりとした掌>>234に、熱があるのだと自覚する。]
うん。わかってる。 治るまでは外出禁止だったよな。
[風邪は以前経験済みだ。 あれがまた始まるのかと思うと憂鬱だったが、 うろついて困るのは他の住民なので大人しく自室へと戻る。]
(238) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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燐さん気をつけてね。 俺とかなり話してたし。
[うつってたらごめん、と言ってから。]
もしかかった時は、面倒みたげるよ。
[軽口の延長のつもりで言い添えて、 極に連れられて自室へと戻っただろう。]
(240) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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差し入れしてくれんのはありがたいけど、 蛍さんも移らないよう気をつけてね。
[自室まで送ってくれただろうか。 極にそう言い置いてから、自室の扉を閉めた。*]
(241) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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