108 Persona外典−影の海・月の影−
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/* あ、あ、どどど、どうしよう……。 真弓さん人狼だった。
(-1) 2015/02/16(Mon) 08時頃
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―赤い月の薄れる頃・埠頭―
また、満月の夜に。
[月が満ちるとまたこの赤い夜がやって来る。 でも、次の満月にも会えるなら――独りじゃない。 それならきっと大丈夫だと、不安を微かな笑顔に変えた。 独りじゃなければこの夜もきっと乗り切れるだろうから]
ばいばい、リツキさん。
[前回とは違い、別れの言葉に名前を呼ぶ。 約束は確かに少女の心に残った]
(22) 2015/02/16(Mon) 14時半頃
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[そして、これは異界の明ける狭間での出来事。
何処かへ飛んでいったはずの、蝶。 赤く染まって戻ってきたそれはすっと少女の胸に消える。 不意に何か悪寒を感じたように少女は胸を抑えた]
ぁ、え……な、に……。
[ダイレクトに心に響く警鐘にかたかたと震えながら蹲る。 何が起きているのか分からないまま、 少女は周囲を見渡した]
――っ、ぅ、ぁ。
[視界に1人の女性の姿が目に入った時、胸の痛みが増した。 何が何だか、理解が追い着かないけれど]
(24) 2015/02/16(Mon) 14時半頃
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おう、ち……かえ、……――。
[此処にいるなと何かが急き立ててくる。 ふらふらと、逃げるように少女は駆け出した。 誰かが追ってきたとしても「家に帰りたい」の一点張りで**]
(26) 2015/02/16(Mon) 14時半頃
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/* ちらっと覗いたら高校生の青春。 良いですね、春ですね。
[鳩からでキャラグラが見えないので中の人モード]
そして振りがこちらにも来てます。 真弓さん次第、というより赤次第で。 いきなりぶち当てちゃったから、むしろ赤に余裕を。
明さんはC狂で良さげかしら。
(-7) 2015/02/16(Mon) 19時半頃
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―赤月の暁―
[敢>>28の声に一瞬足が止まる。 秋山に腕を捕まれた>>43のはきっとその隙に]
だめなの、かえらなくちゃ。 こわい、なにかが、いるから。 かえらなくちゃ。
[歩み寄ってきた巡理>>45の言葉に頷く。 月はもう蒼褪めたけれど。 まだ胸に残るざわめきに怯えながら、 少女は巡理の手を握り返した。 叶うなら、五郎の空いた手を取ろうともしただろう。 小さな手は精一杯の力で2人の手に縋っただろう――*]
(66) 2015/02/16(Mon) 21時頃
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[自宅に帰り着くまで、少女からその手を離す事はなかった*]
(69) 2015/02/16(Mon) 21時半頃
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―その後―
[あの夜、2人に送ってもらって自宅に戻った時、 時刻はきっと1時にもなっていなかっただろう。 家に鍵はかかっておらず、伯父は帰って来なかった。 その日も、次の日も、その次の日も――。
何日目にか、職場の人が電話をしてきた。 伯父が出社していないが何かあったのか、と。 伯父は仕事に行ったまま帰ってこなかったのに。
捜索願いが出された。 身寄りのない少女を憐れんだ隣の家の夫婦が しばらく食事をしにおいでと言ってくれた。 幸い、社宅だから事情の伝わりは早かったし、 昨今の状況を不審に思う者は少なからずいた。 職人仲間独特の人情というのもあったのかもしれない。
誰にもあの夜の出来事は話す事はできなかったけれど、 何とか暮らしていく事だけはできた]
(85) 2015/02/16(Mon) 21時半頃
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―東部・祟神神社―
[ある日の事、御陵山手前に建つ神域に少女の姿があった。 境内で何度も何度も手を合わせる。 学校は学級閉鎖で休みになっていた。
――本当に休んでいるのは皆風邪が原因なのだろうか?]
あの。お守り、幾らしますか? 厄除けの……。
[厄除けは厄年の年明けにするものだよ、と言われた]
そ、それじゃあ。 何か悪いものから守ってくれるようなの。 ありますか?
[無病息災、家内安全を勧められた]
じゃあ、それを……。
(92) 2015/02/16(Mon) 22時頃
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/* 色々抜け過ぎだよ自分orz ちょっと今回酷い。 ブランクあるといっても拙い。 あのシーン周辺の位置情報がどれだけ難しかったとはいえ。
本当すみません。
(-17) 2015/02/16(Mon) 22時頃
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[この時間に独りでやってきた少女に、 お守り売りの巫女さんも些か不思議そうにしていた]
ありがとうございます。
[紅白2つのお守りをきゅっと首から提げたストラップに結ぶ。 神社は御陵山を背にしているからか、 町中よりも自然が溢れ静かだった。
あれから何度か図書館へ行ってみようとしたのだが、 その度に胸の中がざわついて仕方がなくて、 今まで行けず仕舞いになっていた]
魔法使いのお話、してもらうって約束したのに。 何で? どうしてこんなにざわざわするの?
[ポーラ>>@1:0の言葉で1つ気になるものがある。 「影が人間に成り代わる」という奴だ。 この警鐘は最初にシャドウに襲われた時と似ている]
(104) 2015/02/16(Mon) 22時半頃
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[まさか? 彼女もペルソナを使えるというのに? だが、悩んでいても仕方ない、確かめねばならないだろう。 ここへきたのはその勇気付けのためでもあった。 どの道、いずれまた月は満ちるのだから。 先送りにしてどうなる事でもない。
駅の方角へ振り返り、深呼吸する。 せめて、図書館の近くまででも行ってみよう。 少女は境内に背を向け歩き出した]
(112) 2015/02/16(Mon) 22時半頃
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ふわわわっ!
[>>113、振り返ったその時。 丁度背後に回り込んでいた金髪の――巫女ではなく この場合は何というのだろう?――と鉢合わせして慌てふためいた]
ごごご、ごめんなさいっ――!!
[ぺこぺこと何度も頭を下げる]
2015/02/16(Mon) 22時半頃
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[巫女ではなくこの場合は何というのだろう? >>113、背後に回り込んだ少年に露とも気付かず]
たかやしき、まゆみ、さん。 か。
[呟いて空を見上げた。 どういう人なのだろう、と思いを巡らせる。
はっきり言って隙だらけである]
(115) 2015/02/16(Mon) 22時半頃
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ふひゃあッ……――!!?
[突如聞こえた声>>120に見事なまでに体が跳ね上がる。 慌てて背後を振り返ろうとして石敷きに踵を引っ掛け]
あ、あ、あっ。
[大きな瞳を更に真ん丸にして、見事にすっ転んだ。 その時視界に入った少年の顔には何処か見覚えがあったが]
ごごご、ごめんなさっ。悪い事してませんっ!
[神社関係者らしい服装に、咄嗟にそんな言葉を叫んでいた]
(130) 2015/02/16(Mon) 23時頃
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/* ガリバー旅行記の魔法使いって。 これは中々。
(-19) 2015/02/16(Mon) 23時頃
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[よもや相手の方まですっ転んでしまっていたとは思いもよらず、 ぱちぱちと世話しなく目を瞬かせるが。 噴き出されてつられてこちらもくすっと笑ってしまった。 金髪で尻餅をつく神主さんなんて見た事がない]
え、や、ちち、違、何も……。
[差し出された手を取り立ち上がりながら首を振るが、 ふと見上げた顔に首を傾げた]
あっ。 あ、貴方もしかして、満月の夜に港にいませんでしたか?
(137) 2015/02/16(Mon) 23時頃
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/* 連絡先の交換もしくはこちらから連絡を入れる、めもめも。
(-21) 2015/02/16(Mon) 23時半頃
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ど、泥棒してないから祟らないで……っ。 今でも十分怖い事だらけだから、お願い。
[ポケットを引っ繰り返してほら、ね、ね?と無罪を主張する]
え、まゆみさんって。図書館にいる、高屋敷さん? 知り合い、というか。 その、前の満月の時初めて会ったんだけど。
もしかして、貴方もお知り合いさん? あの、あの……真弓さんって、人間ですよね? 何か変なのに、乗っ取られてないですよね?
(146) 2015/02/16(Mon) 23時半頃
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ほ、本当? お願いね、お守り大事に持ってるから。 寂しくなるのはもう嫌だから。
[切実にそう訴えると頭を撫でられた>>148。 それで少し落ち着きを取り戻すと]
ぎいん……偉い人の娘さんなのね。 何だか聞いた事あるなとは思ったんだけど。 よく、知らなかった……有名、なんだ。
……急に変な事言って、おかしな子って思われそうだけど。 お兄さんはポーラさんとはお話した? 青い部屋にいる、耳をつけたお姉さんなんだけど。 そ、その人がね、満月の夜に出てくる影は 「シャドウ」って言って、人の影を奪ってその人を 乗っ取っちゃうんだって言ってたの。
(152) 2015/02/17(Tue) 00時頃
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真弓さんが変、ではないの。優しくしてくれたもん。 でもね……青い蝶が言うの。真弓さんは危ないよって。 まるで影の化け物に会った時みたいに、 私に「危険だよ」「気をつけて」って言うの。
でも、普段の真弓さんを私知らないから。 本当に危ないのか解んないの。
ねえ、真弓さんは何もおかしくなかった……?
[逆にこちらから質問を浴びせる形になってしまった]
(155) 2015/02/17(Tue) 00時頃
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優しい神様で良かった……。
[それが嘘だなんて思いもしないし、 タタリガミと書いて祟神であるともまだ知らない]
青い蝶……見える人と見えない人がいるのかな。 こんな風な事感じてるのも、私だけなのかな……。 会って、みた方が良いよね。やっぱり。
[お守りに触れる。 不安を隠しきれない少女には彼の提案は渡りに船だった]
ほ、本当? 一緒に真弓さんに会ってくれる? わ、私も、行ってみようって思ってたの。 でも独りだと怖くて……。
[逃がさない、とばかりに和服の裾を掴もうとした]
(173) 2015/02/17(Tue) 00時半頃
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/* すごく、押せ押せの赤です。 リツキさん。 ふぃれもん。
(-30) 2015/02/17(Tue) 00時半頃
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お届けって、宅配便みたい。
[少し不服そうに頬を膨らませる]
だ、だって、知ってる人が見た方が 何か気が付く事があるかもしれないし……っ。
[と言い訳がましくこちらの要求を正当化し、 相手が折れると嬉しそうな笑顔が咲く]
ありがとう! ここからなら何で行くのが良いのかな。 すがでん(祟神電鉄)? 市バスかな?
[保護者(?)を捕まえて安堵した少女は早速とばかりに、 和装の相手を引っ張って図書館へ向かおうとした]
→中央区・図書館方面へ―
(184) 2015/02/17(Tue) 01時頃
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/* リア充が想像の斜め上にリア充してる!
(-31) 2015/02/17(Tue) 01時頃
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―中央区・図書館―
そうなの? てっきり知り合いなのかと思っちゃった。
[開口一番に彼女の事を聞かれたものだから。 確かに、美人で優しいお姉さんだからモテそうな気はする。
時刻表まで調べてもらって電車に乗り込んだ少女は 久方ぶりに楽しそうな笑顔を見せた。 和装が物珍しかったのもあるが、誰かと並んで 乗り物でおでかけをするのも随分久しぶりだったから。 見下ろしてくる怪訝な視線にはたまに小首を傾げたけれど]
て、低学年の子とかじゃないもん。 大丈夫だもん。
[図書館についてそう言い含められるとひそひそ声でそう対抗した。 しかし、服の袖を掴んで恐る恐る中へ足を踏み入れる姿は どう見ても引っ付き虫かコバンザメといったところだった]
(200) 2015/02/17(Tue) 01時半頃
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/* ニアするか別の日って事にするか迷うところですね。 取り敢えず、人探しロールしながら落ちる感じかな。 明日の日中に返答があればそれで。 なければその日は不在だったでも。
(-36) 2015/02/17(Tue) 01時半頃
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/* 公民館に、辿り着けなそう。 というより、ちょっと大規模多角が捌けるかどうか。 取りこぼすよりは処理できる範囲で留めたいけど。
うぅ、やっぱり久々だとキャパ落ちてるなぁ。 鳩で発言確認くらいしかできなくなっちゃってるし。
(-37) 2015/02/17(Tue) 01時半頃
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金髪……名前知らないけど、会った事ある。 あのお兄さんが、真弓さんと?
[ぱっとイメージが湧かなくてぽかんとした顔を晒す。 辛うじて年齢なら近そうだとは思ったけれど]
習ったけど。 え……だって、お兄さん神社の人だから。 悪い人じゃないでしょ?
[もしかして悪い人なの?と真剣な顔で見返す]
……独りだったら「独りで危ないよ!?」って言われるし。 そしたら知らない人の方がほとんどなんだもん。
[流した視線は少し遠くを向いていた]
(215) 2015/02/17(Tue) 02時頃
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[けれどすぐに影は消えて]
真弓さん、有名人なら図書館の人が知ってるかも。 聞いてみよう。
[そう言って、総合案内カウンターの方へと歩き出した。 出勤していれば教えられた部署へ向かい、 いなければ肩を落としはするものの 何処かで少しだけほっしたりもするのだった。
胸が、嗚呼、鈍く痛い――**]
(216) 2015/02/17(Tue) 02時頃
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/* だ、ダイナミックな確定。 いえ、公民館召集の話が出てきた時点で 翔子いるっぽかったですものね。 小さいし心情的に放ってはおけないか、な。 仕方ないかな。
把握しきれるかな……。 翔子の存在は心の目で見てね><
(-43) 2015/02/17(Tue) 02時頃
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―北部・公民館食堂―
[あの夜、秋山から貰った連絡先に後でお礼送った。 そのアドレス宛に公民館で集まりがあると報せが入り、 当日彼が喪服で現れたのには些か驚いた。 同時に、彼も誰かを弔ったのだと知る。 憂いに目を伏せた]
……かなしいね。
[集まった面々の怪我の痕跡、浮かべる表情を見ても あの満月の夜がもたらしたものは多かった。
あの日は真弓には会えただろうか。 また、この場に真弓は来ていただろうか。 いたならば、彼女に対する反応は今は割愛しよう]
(234) 2015/02/17(Tue) 04時頃
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シャドウの海とこの世界を繋げてるものを、調べる。 どう、やって……。 シャドウがいっぱい出てくるところが、 海と交わる場所なのかなって事くらいしか。 思いつかないけど。
私は……あの時はただ、近くに敵がいないかって。 警戒、しただけだから。 あとは炎で当たりを照らしたくらいだし。 そんなに役に立てるかどうか。
[蝶はただ助けてくれる存在で。 少女が操っているという訳ではない。 探索の手段になるとは思っていなかったから、 口には出さなかったけれど]
(235) 2015/02/17(Tue) 04時頃
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[ともかくシャドウの湧き方から ポイントを絞っていくしかないのだろうか]
沢山、戦う事になりそうだね……。
[シャドウの発生場所を探すのだから。 けれど、より気がかりな事]
……どうして、シャドウは人に成るのかな。 溢れてるシャドウが人を襲うのはどうして。 成り代わる、ため? 成り代わった人は、普通に生活してる? 皆に気付かれないまま。
[小さな自問自答]
(236) 2015/02/17(Tue) 04時頃
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だとしたら、シャドウはすごく……怖い。 人間を騙して、生きてるんだもん。 賢くて、恐ろしくて、よく解んない。
何のために乗っ取るの。 この世界を、乗っ取る、ため。
[だったら]
どうして、私達を奪っていくの? 人間を騙せるくらい賢いシャドウなら。 教えて、くれたりしないかな。
(237) 2015/02/17(Tue) 04時頃
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[半年前の強盗殺人事件>>223。 実際は強盗ではなかったためか それだけではあまり顕著な反応は示さなかったが、 >>232南部の住宅地となると少し視線が揺らいだ。
あの日は満月、だったような気もする。 シャドウ、成り代わり。 人が変わった父親、意を決したような母親。 密室、昏睡、檻、闇の中。
もしもその夜、家の中にシャドウがいたなら。 見付からない犯人にも説明が付く。 その可能性に気付き戦慄した]
……ごめんなさい。 少し、やっぱり、怖い。 でも。
(238) 2015/02/17(Tue) 04時頃
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[怖くて本格的に泣いてしまいそうで。 両手で顔を覆った。 泣き声が零れそうでそのまま席を立つ]
私。 シャドウの群れと戦うより。 人に成ったシャドウの方に、会ってみたい。 だから。
私は、人になったシャドウを探したい、かな。
[そう自分の考えを告げて。 ごめんなさい、と細い声で絞り出すと 人目を避けるように外へ向かった]
→何処か―
(239) 2015/02/17(Tue) 04時半頃
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[その日、その後。 少女は何処かの路地裏でひっそり泣いていた。 嗚咽を殺して、抱えた膝に顔を埋めて]
おとうさん。 おかあさん。
[知らぬ間に皆、闇に呑まれてしまったのだ。 もはや伯父も帰っては来ないような予感がしている]
さむいね。
[ダッフルコートを羽織っても。 心はちっとも温かく*ならない*]
(240) 2015/02/17(Tue) 04時半頃
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/* 深夜の連投すみませぬ。 置いておいて明日全部片付けると 影時間に入る余裕なくなりそうだったので。 巻き巻きソロールご容赦下さい。
(-45) 2015/02/17(Tue) 04時半頃
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/* [お布団にぱたんきゅう]
(-46) 2015/02/17(Tue) 04時半頃
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―満月の夜・12時少し手前の南部住宅地―
[その日、少女はクリスマスイルミネーションが始まった町を抜け かつて自分が住んでいた南部の住宅地にやって来ていた]
もし、お父さんがシャドウになってたなら。 お父さんだって、何処かで襲われたんだ。
[満月の12時に、何処かで。 考え得るのは、残業や飲み会で遅くなった時。 中部の繁華街、あるいは職場のあった西部寄りの地域、 はたまた帰路に当たるこの南部。
>>261、その日は東部と西部に人が向かうらしかった。 何かあればそちらへ向かえば誰かと出会えるだろう]
……結局、真弓さんとはお話できなかったな。
[>>254、公民館での彼女の発言を思い出す。 自分は退席してしまったから、その後の会話はよく判らない]
(262) 2015/02/17(Tue) 20時頃
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―そして月は染まり―
[携帯電話が沈黙し、世界が赤と黒に転じる]
ツキサエ。
[白のダッフルコートを羽織った今夜の少女は 白い衣を纏う月塞と少しだけお揃いだった。 青い蝶が何処からともなく降りてきたのを見て指を伸ばした。 爪先に触れてそれはすっと姿を消す]
お父さんの歩いてた道を、辿ってみよう。
[お願いね、と月塞の衣を右手で掴み。 注意深く歩き出した――*]
(266) 2015/02/17(Tue) 20時半頃
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―満月の前・公民館裏の路地>>265―
[膝を抱えて閉じた視界、聴覚が足音を伝えてくる。 それがすぐ傍らに立ったのを感じ、 涙でぐしゃぐしゃの顔を見せないように 俯いたまま手で頬を拭った。
黒い喪服の足元が見えて少しだけ顔を上げると]
五郎さん。 私、次の満月は行きたい所があるの。 だから、皆と一緒には行けない。
[そう行って、自分が南部の住宅地から中部の繁華街を抜け 最終的に西部に入るルートを行くつもりだと明かしておいた]
五郎さんは……人になったシャドウ、探したいのね。
[まだ確信には至らない事を口にするか迷って]
(269) 2015/02/17(Tue) 21時頃
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真弓さんと、お話した事、ある……?
[色んな思いから多くの言葉が省かれ、 最終的にはそんな謎かけめいた台詞が口から零れ落ちた*]
(270) 2015/02/17(Tue) 21時頃
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―南部住宅地から中部繁華街へ向けて―
[街頭よりも明るい月明かり。 湧き出したシャドウの影にぴくりと立ち止まる。 今日は傘を護身用に握り締めている]
……?
[マンホールからタールのようなものが溢れている。 妙にてらてらとしたそれは波打っているようにも見えた。 しかし、浸水するように辺りを浸しているそれを 越えなければ先へ進めない。
及び腰で手にした傘の先をそれに向けて伸ばす。 つん、とつついたそれはぶるぶると震え出し、 ぎょろり、と真っ赤な目玉を表面に浮かび上がらせた]
っ!!
(272) 2015/02/17(Tue) 21時頃
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き、きもちわるぃ……。
[道幅いっぱいのタールが収縮し軽自動車大の塊に変わる。 赤い目玉は吹き出物のように無数にそれにくっついている。 後退り距離を取りながら、前に出た月塞が炎を放った。
表皮が燃え易いのか、見る間に火達磨になった塊。 歪な叫び声が夜の空気を奮わせた。 びりびりと感覚を麻痺させるような衝撃波が襲う]
やっ――!
[思わず耳を塞ぐ。 けれど、くらりと三半規管が揺れて。 ふらふらとたたらを踏んだ]
(274) 2015/02/17(Tue) 21時頃
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/* のーんびり。 学生組が東と西みたいなので、 南〜中にふれたい人がいたらおいでませな感じ。
(-61) 2015/02/17(Tue) 21時半頃
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/* に、西に行く人がいない???
(-64) 2015/02/17(Tue) 21時半頃
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[電柱に手をついて視界を安定させる。 手を出してはいけない類だったか?]
逃げ、られるか、な。
[進行方向を変える事になってしまうが。 仕方がないと、ずるずる這い寄るそれに背を向けて 傘を握り締めながら逆方向に駆け出した。 燃え奇声を発しながらそれは追いかけてくる。
中央区へ北進するルートはいつしか西進して 直接西区へ向かうものに切り替わっていた]
(283) 2015/02/17(Tue) 21時半頃
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/* あ、西いた。 ちょっとミスしたかも。 パックマン1体もらおうかな。
(-67) 2015/02/17(Tue) 21時半頃
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[感覚が戻ってくると少し走る速度が上がった。 息を弾ませながら後ろを振り返る]
良かった、あれはそんなに速くないみたい。 振り切れば……。
[ふと今度は前方の道を黒く大きな物体が直進してくるのが見えた]
――?
[黒くて丸い、球体のようなモノ。 ぱくぱくと巨大な口が開閉するような挙動で 道路の上をずんずん進んでくる。 その口の端に布の切れ端のようなものが引っかかっている。 それはどうやらこちらへ直進しているように見えた。
挟まれた]
(289) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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[見渡せば小さな路地がある。 どちらもきっと入ってこれない大きさだが。 周りのものを破壊して押し入ってきたら?]
普通の人に、被害が出ちゃう……。
[ならば戦うしかない。 炎の勢いがなくなり煙だけを上げる後方の目玉団子。 目があるなら、狙うしかないだろう]
ツキサエ、目――ッ!!
[少女の持っていた傘がふわりと浮く。 月塞の念が動かすそれは投擲された槍の如く、 真っ赤な目玉に突き刺さり盛大な泥飛沫が上がった。 白いコートを赤黒い泥が斑に染める]
(295) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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利いてる、っ。もっと、押し込んで!!
[悶える目玉団子の奥へ、奥まで。 ぎりぎりと傘を貫通させようと力を込める。 しかし、その間にも黒いおたまじゃくしが迫っている。 間違いなく、まっすぐこちらへ向かっている]
(296) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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っ。
[進退窮まり唇を噛んだ刹那、 おたまじゃくしに何者か>>294が襲い掛かった]
ペルソナ……?
[誰かが助けてくれたのか。 こちらからおたまじゃくしの注意が逸れたのを感じ、 すぐさま月塞に目玉団子のとどめを命じる。
傘の貫通した目玉の中へ、圧縮した炎を打ち込んだ。 内側から焼き焦がす熱に断末魔の痙攣を起こすと、 表面のタールがぼこぼこと飛び散った。
熱いタールが降りかかってくる。 咄嗟に地面にしゃがみ込み丸くなってそれを凌ごうとした]
(300) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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/* お、おおう、チアキさんここでoff。 ど、どうしよ。
(-71) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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はぁ、は……っ。
[汗で前髪が額に張り付く。 未だ蠢いていたシャドウに瞳を歪めたが]
……っ、?
[見るとシャドウの残骸は最初見た時のように液体に変じ>>311、 蹲る少女の脇をすり抜けて西の方角へと動き出した。 腰が抜けたようにぺたんとアスファルトに座り込む]
たお、した? じゃなくて、これは……。
[まるで突然別の意思を持ったかのようなそれを視線で追う]
(315) 2015/02/17(Tue) 22時半頃
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[自分に重なる影>>313に気付き顔を上げると]
あ……五郎、さん……? 何でここに。
[すぐに異臭が鼻をつく。 辺りの点々と焦げたようなアスファルト、 それが自分の周囲にない事に気付き慌てて立ち上がった]
五郎さん、五郎さん、背中……っ。
[苦痛に歪んだ顔を見てじわりと涙が滲む。 すぐさま月塞が五郎の背に手を当てて癒しの光を迸らせる]
ごめんなさい、ごめんなさい……私の事……。
(322) 2015/02/17(Tue) 22時半頃
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[先程まで姿を見せなかった青い蝶がひら、と 去っていったシャドウの方を気にするように舞った]
今のシャドウ。 どうしていきなり……。
[西。 貴方は何を感じているの? 青い蝶に問うように視線を投げた]
(333) 2015/02/17(Tue) 23時頃
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[後からやってきた花河に気付いたのは、 彼女が少女の単独行動に対して咎めるような声を上げた時]
……ごめんなさい。
私、だって。 力があるのは、理由があるって。 ポーラさんが言ってたから。 だから、調べたい事があって……。
[月塞は秋山に寄り添ったまま。 少女だけが一歩後退る]
(338) 2015/02/17(Tue) 23時頃
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私はっ。
[出掛かった言葉をぐっと喉に引っ掛ける]
……独りで、帰ります。 五郎さんが平気なら、一緒に行って下さい。 予定、通りに。
[探索を続けるという花河の言葉。 自分が彼らの邪魔をした事は紛れもない事実だった。 >>340秋山の言葉通り、逃げるのに必死で 自分の現在地も把握できていなかった。 宥めるような優しい手つきに却って胸が痛む]
……五郎さん、ありがとう。 本当にごめんなさい。
[何か喉に詰まったような声で告げると、 元来た方へ逃げるように駆け出した。 阻もうとするなら月塞が間に立ち塞がるだろう]
(348) 2015/02/17(Tue) 23時半頃
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……知って、ます。
[この夜の恐ろしさも、危険さも。 解っていたけれど。 子供は優しく諭す花河の言葉に首を振った]
それなら。お願いです。 私がどうなっても、困らないで。 心配なんて、しないで。 私なんかの所為で怪我したり。 しなくて良いです。 しないで下さい……。
[まして死んだりして欲しくない。 自分はそんな心配を無碍にしてしまう子供だから]
(356) 2015/02/17(Tue) 23時半頃
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→何処かの公園―
[月塞を背後に従えて、少女は走った。 目頭が熱くなり、喉がじんと痛くなる。 胸の奥底から競り上がる涙は痛みを伴った]
……なん、で。
[大粒の涙が赤黒く変色したコートに落ちる]
こんなの。 こんなの、生きてても……しょうがないのに……。 なん、で……っ。
[ぼろぼろと溢れるものが止まらない。 嘘のように静かな公園の中でベンチに蹲って泣いた]
(366) 2015/02/17(Tue) 23時半頃
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[泣いている少女の肩から、青い蝶が飛び立った。 何かに誘われるように空高く飛んで行く。 泣いている少女はそれに気付かない]
ごめんなさい……悪い子で、ごめんなさい……。
[でも、置いていかれるのはもう嫌だ。 こんな自分のために誰かが傷つくのも間違いだ]
(383) 2015/02/18(Wed) 00時頃
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[少女の足で短時間にそう遠くへ行けるものではない。 >>388獣の上げる咆哮が空気を震わせた]
ごろう、さんの……。
[悲しそうな声がする。 胸の奥の深い哀しみ、嘆き、もどかしさ、虚しさ。 そんなものを何処か揺さぶる響きをもって]
忘れてよ……私とかいいの、どうだっていいの。 どうだって、いいんだよ……。
[ほんの少し、未練が光る。 会いたい人がいたな、と]
(392) 2015/02/18(Wed) 00時半頃
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[蝶>>396は少年の指先でじっとしている。 じぃとその存在そのものを覗き込むように。 時折羽を開閉させるが、少年が何もしなければ 飛び去る気配はないだろう。
その蝶は恐らく、少女の元に戻った時だけ口を開く。 今はただ観察するだけの青い、蝶]
(406) 2015/02/18(Wed) 00時半頃
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/* とうけn 小アルカナでくるとは! 面白いね、面白いね。
(-110) 2015/02/18(Wed) 01時半頃
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/* しかも十柄剣とか中々渋い。
(-112) 2015/02/18(Wed) 01時半頃
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[ベンチの木々をしとどに濡らして、 ようやっと涙も嗄れ始める。 本当はもっと早くにこうして大泣きをしたかったのだろう。 何がそれを押し留めていたのか]
……私は。 すごく、欲深いんだ。
[寂しさの度合いは餓えとも呼べる深さに達していた。 満たせない事が全ての根源だった。 悟り、自嘲めいた微笑みを浮かべる。
涙を拭ってベンチに座り直す。 ふと、光る蝶>>434が見えた。 しかしそれは少女の周囲を舞っていたものではない]
誰――?
(444) 2015/02/18(Wed) 01時半頃
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/* 東の風と炎の戦いがとても綺麗な一連だった。 お疲れ様です。
(-119) 2015/02/18(Wed) 02時頃
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/* 一部若干メタい箇所が。
そして敢さん……お疲れ様です。 絡みに行けなかった、放ったらかしになってごめんね。
恋愛コミュ組(違)がとっても波乱万丈です。 頑張れ、恋する少年。
(-127) 2015/02/18(Wed) 02時頃
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[滲む視界を押し開けて、 蝶の発する光に照らされた男――秋山を見る。 聞こえてきた声で誰かは判ったけれども]
追いかけて、来ちゃったんだ。 本当に心配性で、お節介で、優しいんだもん……。 こんな恩知らずの馬鹿な子。 放っておけば良いのに。
[獣ではなく輝く女神が背後に立つのを見て、数度瞬いた]
……ごめんなさい。 悲しくて、苦しくて。 泣かずにはいられなくて。
(451) 2015/02/18(Wed) 02時頃
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ショコラは、別の気配が現れたならそちらにも顔を向けるだろう。
2015/02/18(Wed) 02時頃
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[月塞童子のお話を知っているだろうか。
寺に稚児として預けられた男の子・月塞は ある時突然姿を消した。 家族、付き人は月塞を捜し回った末に 切腹、身投げ、転落死をして次々と亡くなっていく。
都に出仕していた父が慌て悲嘆に暮れつつ国に戻るも、 寺は子や妻を失い怒った彼が攻めて来たと勘違いする。 戦が起こり寺は焼け、父もまた悲しみの中で病死した。
月塞は天狗に攫われ養育されたものの、 後に彼に捨てられた事が理由で発狂する。
この救いのない物語がペルソナであるなら。 さて、その本質と渇望は何であろうか?]
(454) 2015/02/18(Wed) 02時半頃
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/* どマイナーできっと分かる人はいないので。 元ネタをちら出し。
ペルソナ付け替えはまだフラグが特にないのでこのままに。
五郎さんは霊能者だったりするかしら。
(-135) 2015/02/18(Wed) 02時半頃
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[子供が泣くと、大人は困った顔をするものだ。 学校の先生や近所の人を見てそう思っていた。 だから、その言葉はある意味衝撃を与えた。 嗄れたと思った涙がまた溢れてきて、 ぱたぱたと静かにコートを濡らし続ける]
……ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさぃ。 ありがとう――。
[頭を撫で続ける手の温もりに、堪らず少女は泣いた。 >>468やってきた男に気付いても咄嗟には泣き止めないほど]
あ、……ひ、っぐ、おに、っぃさ、……。 な……で、……。
[彼の従える首無し騎士に一瞬喉を詰まらせたのは内緒だ]
(470) 2015/02/18(Wed) 03時頃
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け、怪我、してっ、る……。
[涙を拭うと少女はベンチの後ろに 彫像のように控えていた月塞を呼び寄せて]
大丈夫、なの……?
[まさかこの騎士にライディングしてきたなんて思いもせず。 心なしか満身創痍気味の男を気遣った]
(472) 2015/02/18(Wed) 03時頃
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[月塞が掌中に暖めた癒しの光が淡く公園を満たす。 敢の傷はどの程度癒えたか。
やがて、前回よりも少し長い満月の夜が終わりを迎える頃、 飛び立っていった青い蝶が西の方角より戻ってくる。 それは如何な色をして――**]
(476) 2015/02/18(Wed) 03時半頃
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