108 Persona外典−影の海・月の影−
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/* 占い師、ゲットだよぉ。 さくっと出るよ。 でもまずは月塞を呼ばなきゃ。
[確認だけしてぱたんとお布団に落ちた]
(-0) 2015/02/14(Sat) 06時頃
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―満月・自宅―
[満月のその日も伯父は仕事で帰って来なかった。 今日は危ないから帰ってきてと懇願したのだが、 豪快な伯父は少女の方の心配をするばかり。 同僚に頼んでくれたらしく、夕飯は同じ社宅に住む 奥さんのところでご馳走になったのだが]
う、うぅ……。
[いざ夜になると眠れない、眠るのが怖い。 窓から洩れる光が白くない事も恐怖を煽った。
かち、こち、かち――時計の針が12時を指す。 そして、止まった]
(20) 2015/02/14(Sat) 14時頃
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……あ、あれ?
[辺りが急に静かになった錯覚し胸騒ぎを覚える。 月明かりが急激に禍々しい赤に染まり]
ひっ。な、な、何――!?
[ぎゅっとお守りのように握り締めていたタロットカードが 一瞬だけぽぅっと発光したような気がした、そして――。
青い蝶が見えた]
(21) 2015/02/14(Sat) 14時頃
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――え、え? ちょうちょ?
[ひら、ひら、と鮮やかな青が少女の周囲で舞っている。 恐る恐る触れてみようと手を伸ばすと、 懐くように指先に留まった。 まじまじと見ていると、それは仄か青白く光ってから すっと溶けるように消えてしまった]
あ……、いなくなっちゃった。
[また酷く心細さが増す。 ふと窓の外へ視線を移すと異形の黒い物体と目が合った]
(29) 2015/02/14(Sat) 14時半頃
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――――っ!!!?
[声にならない悲鳴が喉の奥でわだかまる。 どろどろとした黒いスライムのような不定形の物体に 何やら仮面のようなものが張り付いてこちらを見ている。 じぃっと観察されたような気がしたが、 それは刹那勢い良く窓へと突撃してきた]
いっ、いやあぁッッ!!!!
[窓は割れるに至らなかったけれど。 少女は脱兎の如く部屋を飛び出し玄関の戸を空けた]
→北部・町へ―
(30) 2015/02/14(Sat) 14時半頃
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/* 巡理さんは埠頭に行ったら会えるかな?
(-15) 2015/02/14(Sat) 14時半頃
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[赤と黒に染まる町に戸惑う暇もなく、 先ほどの仮面スライムがにちゃにちゃと追い駆けてくる]
こ、来ないで、来ないでよぅ。
[誰かに助けを求めようと声を上げても、誰も反応しない。 走って、走って、走って、息が切れる頃。 自分が何処にいるかも分からなくなり、 足がもつれ膝から転倒する]
っ、っ、いた……っ。
[背後から気持ちの悪い水音が迫ってくる。 硬いアスファルトの上、振り返ればそれは すぐ傍までにじり寄ってきていた。 転んだ弾みでポケットから落ちたカードが青く光っている]
(34) 2015/02/14(Sat) 15時頃
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/* 地理的にOKなら捕獲してもらえるように放り出してみる。 覚醒もすぐできるような構えにて。
(-17) 2015/02/14(Sat) 15時頃
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[震える手でカードを何とか拾い上げる。 お守りになるという言葉を信じてぎゅっと握り締めると 頭の中に声が響いたような気がした]
「汝は我、我は汝――」
[踊りかかる異形にぎゅっと目を瞑る。 そこへ「ペルソナ!」という声>>44が響いて ぱちりと目を開けた]
あ、あ……。
[見れば高校生くらいの少女の背が自分を庇うように立っていた]
お姉さ、
[かたかた震えながら何とか言葉を紡ごうとしたが、 まだ蠢いている異形を目にしてふっと先程の言葉が口をついた]
(46) 2015/02/14(Sat) 15時半頃
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ぺる、そ、な――!!
[刹那カッと脳内に光が走る。 少女の背後に現れたのは天狗、あるいは山伏のような衣装を まとった白皙の少年]
お願い、あっち行って……!
[追撃するように、見えない何かが異形の仮面を叩き割った。 力を失った異形はじゅわ、と溶けるように力を失くして]
(47) 2015/02/14(Sat) 16時頃
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/* 敢さんも拾おうとしてくれてたのかもしれない。 待ってたとかだったらごめんなさい。 >>35が乗って良いやつなのか迷ってたっていう。
(-26) 2015/02/14(Sat) 16時頃
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[少しよろめいたように見える彼女の様子に慌てる]
だだ、大丈夫ですか! あ、えと、はい……私は、怪我とか全然。
[転んだ際にちょびっと膝を擦ったくらいだ。 沈黙した異形をちらちらと気にしつつも、 足を引きずる様子にわたわたと慌てる]
お姉さんの方がけ、怪我してるんじゃ……。
[差し出された手を心配そうに握る。 少女の背後を漂っていた子天狗がふいとそこに手を重ねた。 柔らかい月光のような光が溢れて、 僅かではあるがじわりと傷を癒すように働いた]
(56) 2015/02/14(Sat) 16時半頃
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/* 色々とありがとう&拙くてごめんなさい。 どっちにでも行けるようにしてて下さってたのかな、もしかして。
ペルソナはまた後でもうちょっと描写を足します。 器用貧乏なオールマイティ系です。 色々できるけど特化して強くないので、 サシで戦ったらきっと負けます。
(-27) 2015/02/14(Sat) 16時半頃
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[如何にも自然にその動作>>56を成したが、 後からはっとして自らの分身とも言える少年を見上げる。 子天狗の蜜色の瞳は無表情に見詰め返してきて]
……月塞童子? 貴方、ツキサエって言うのね。
[心の中に湧いて出た名前をそのまま呟いた。 肯定も否定もなくそれはふわりと宙に浮いている。
月明かりのように美しい白い肌をしたペルソナは、 結われた黒髪は先の行くほど色が抜け褐色、蜜色、 先端は限りなく白に近い色合いを呈する。 何処か危うい気配を孕むこれが、少女の*ペルソナ*]
(62) 2015/02/14(Sat) 17時半頃
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/* あうぁ、すれ違った><
(-29) 2015/02/14(Sat) 17時半頃
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―少し前 北部・埠頭―
[ありがとう>>63と言われて子天狗を見上げて笑う]
ううん、これ、ツキサエの力だよ、ね?
[一人歩きを咎められればもじもじと視線を落として]
う……家にいたの。 でも、窓にさっきのがぶつかってきて。 中まで入ってきそうだったから、つい……。 家、今日伯父さんがお仕事で誰もいなくって。
[ぽつぽつと言い訳するように事情を話す。 一緒に行こうと提案されれば一も二もなく頷いた]
(144) 2015/02/14(Sat) 22時頃
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―ベルベットルーム―
[引かれた手をしっかりと握り返し、埠頭を進む。 その先で猫耳の彼女とは別に2人の男性と出会ったか。
道中も警戒するように背後に顕現していた子天狗は、 部屋の扉を潜ると同時にすっと姿を消す。 顔見知りらしき巡理らの会話を聞いていたが、 誰か人が死んだらしいという話に顔を曇らせた]
……お姉さん、大丈夫?
[>>141、零れる涙が見えて眉をハの字にする。 「戦う」という言葉が聞こえて少し体を硬くした]
シャドウ……。 それがさっきの、化け物の事? あんなのが人を、……こ、ころ、していくの?
[消え入りそうな声で周囲の人々の顔色を窺う]
(145) 2015/02/14(Sat) 22時頃
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ショコラは、メアリーを気遣わしげに見上げた。◇
2015/02/14(Sat) 22時頃
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[部屋の主の言葉>>@2を咀嚼する。 大事な事、忘れないように]
ずっと、じゃない。 少なくとも夜が明けるまでには「これ」は終わる……?
[でも、また次の満月が来たら、その時は]
シャドウの、海。 現実と、繋がって……。 あんなのがいっぱいになるなんて、いやっ。
そ、それなら。 つ、繋がってる所をどうにかして塞いじゃえば。 シャドウはこっちにやって来れなくなる?
(153) 2015/02/14(Sat) 22時頃
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[ふわ、と少女の肩口から青い蝶が浮かび上がる。 セーラー服の襟元でそれはじっとしていた。
今はまだ]
(155) 2015/02/14(Sat) 22時半頃
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/* 能力者あぴーる。 上手くしないと他の役職と間違われそうなので。 しっかり、しっかり。
初日の占いはこれからだよよよ。
(-59) 2015/02/14(Sat) 22時半頃
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/* Foo FighterΣ
(-61) 2015/02/14(Sat) 22時半頃
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そ、外は、危ないよっ。 お兄さん1人だと怖いよ……。
[巡理の様子は落ち着いていただろうか? 手を離しても大丈夫そうであれば、 外を見てくるという少年>>161におろおろと着いて行こうとする]
わわわ、私も行くよっ。 ツキサエが、一緒だから……。 少しくらい、きっと、平気。
(162) 2015/02/14(Sat) 22時半頃
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/* デュラハンだっ。
(-62) 2015/02/14(Sat) 22時半頃
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[半年前、という単語>>@3に微かに視線を落とした]
誰かが、開ける……? そんな、そんなの、誰かがシャドウを呼び寄せてるって事じゃ。
[確定事項ではないが、示唆された可能性に身震いする。 それ以上を問うても彼女にも解らないのだろうけれど]
でも。 そうしたら、今度外に出た時には。 せ、世界がシャドウのものなんて事も。
[そんなのは嫌だ、と首を振った]
なんとか、しないと……。
[流れ出す音楽の合間、ぽつりと呟いた]
(166) 2015/02/14(Sat) 22時半頃
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/* 人が密集しそうな予感。 どうやって散ろうか。 取り敢えず外にっ。
(-66) 2015/02/14(Sat) 23時頃
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[頭を撫ぜる手は僅かに残った日常の名残のよう。 ほんの少し、緊張が解けたような面持ちで巡理を見上げる]
巡理、お姉さん。 わ、私、翔子! 姫城……じゃなくて、下部、翔子。 家は、祟神北小学校の近く、4丁目のね。 寿(ことほぎ)造船所のアパートに住んでるの。
方法、あるなら探したい……。 このまま化け物の世界になっちゃうのは嫌、だから。
[ちょっぴり手先が震えていたけれど。 怖い事は、嫌だからとはっきり頷いた]
(173) 2015/02/14(Sat) 23時頃
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お兄さん達も。 良かった……味方になる人はいっぱいの方が、安心だよね。
[>>179>>183にふにゃりと泣きそうな顔で笑った]
そっちのお兄さんが「かっくん」さんで。 大きなお兄さんは、何て呼べば良い……?
[巡理が呼んだ名前>>78に律儀に「さん」を付けて。 もう一方の男にも名前を尋ねてみた]
色々と、教えてくれてありがとう、ポーラさん。 また、何かあったら来ても良い、よね。
[扉を出る前に一度立ち止まり、おずおずと別れの挨拶を告げた]
(190) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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けいいち、馨一お兄さん。 よ、よろしく、ね。
危ない時は無理しない……う、うん、解った。 無茶、しない。
[そして>>184にはぶんぶんと首を降る]
わっ、私はそんなに遠くないから歩いて平気っ。 それに、巡理お姉さんのお友達だもん。
[乗せてもらうなんて気後れしてしまう、とばかりに ぱたぱたと首を振った。 甘い色をした髪が尻尾のように跳ねる]
(193) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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ショコラは、ケイイチと巡理をちらと見比べた◇
2015/02/14(Sat) 23時半頃
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/* あれ、飴がきかない。 はれれ。
(-74) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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―北部・埠頭―
[月は未だ赤く、時間を確認しようと携帯を見ても 時間の表示は止まったままだった]
携帯、動いてない……。 これじゃ伯父さんに電話も繋がらない。
[港の夜風にふると震えると、周囲を警戒しながら]
ツキサエ、出てきて――。 近くに化け物、いない? 大丈夫……。
[おままごとではないが、ペルソナに話しかける様は滑稽か。 無論、月塞が喋り返す事などなく。
不意に暗がりへ、肩口の青い蝶がひらりと舞った。 かと思えばそれは警告するように赤く発光し、 その先からぎしゃあ、と嫌な音を立てて四足の影が襲来した]
(200) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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やっ――あ、あぶ、危ない――!!
[秋山は一足遅れて扉から出てきたか。 とかく、月塞は3人を庇うように手を一振りすると 目に見えぬ念のような力で影を弾き飛ばした]
い、い、いるよっ……気を付けて――。
(203) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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ショコラは、ケイイチと巡理の方をちらと見た◇
2015/02/14(Sat) 23時半頃
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/* あっ、いけた。 操作ミスだったのかな。
[さっき空actになってた恥ずかしい]
(-75) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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ショコラは、ゴロウが扉から出てきたか視界の隅で確認した◇
2015/02/14(Sat) 23時半頃
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/* 実はびびりじゃなくて好戦的だろって ツッコミが入ってそうな気がします。
や、役職アピを(それはもういい
(-76) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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/* 秋山さんのお名前確認ロールがさっきの操作ミスで消えてる>< で、でも、今から入れ直すと変だし……。
ご、ごめんなさい。
(-77) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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[暗がりから湧く黒い怪物は名前通り影――シャドウ。 月の赤さが判断を鈍らせそうでくらくらした。 まだ見えていない範囲にも敵はいるのかもしれない]
ど、ど、どうしよう。 少しなら、やっつけて……。
[月塞の衣の裾を寄り添うように掴む。 左手にぽっと炎を発した月塞を見てはっと閃いた]
そ、それで照らして! できるだけ、広くっ。
[運搬用車両も通るであろう広い道路目掛けて 月塞が月光のように輝く炎を投げた。
浮かび上がる敵影――18 ]
(214) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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/* ふわわわわ、おお、多いよΣ
(-82) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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[ひく、と思いの外蠢く影が多い事に表情がひきつる。 巡理の電撃>>212で倒れたものもいたが]
に、に、にげ、る……?
[泣きそうな声で後退った]
(215) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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/* むしろこれは照明弾みたいな事になったみたい。
未覚醒の人は此処に突っ込むと良い(酷
(-85) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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/* 清々しいスルー素敵>>217
(-86) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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[逃げるとしても、道を塞がれてはいけない]
ここまで来られちゃ……ダメ。
[間合いを詰めてくるものから念で弾き飛ばしていくが、 衝撃は大きけれど月塞は殺傷力に欠ける。 怯み思わず後退った少女の前に、馨一の声が響く]
っ――。
[吹き荒れた風に一瞬両目を瞑った。 次に見えたのは、新たなペルソナ>>223の姿。 >>225包み込む光を受けて踏み止まると気を奮い立たせる]
ま、負けない、からっ!
[月塞が弓を引き絞るような動作。 威力を増した念が1体の脳天を貫き飛ばす]
(229) 2015/02/15(Sun) 00時半頃
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これなら、っ。
[遠距離攻撃が通るようになり、ぎゅっと拳を握り締める。 誰かが傷を負えばその回復にも回れるように、 馨一と巡理より一歩後ろに退いて2人の隙を狙う影を 1体、1体と確実に狙い打っていく。
やがて影が退く頃にはどれくらい体力が残っているだろうか――**]
(232) 2015/02/15(Sun) 00時半頃
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巡理さん、っ――!!
[敵中に突っ込んだ馨一に癒しの光を注いだ>>246すぐ次の瞬間。 聴こえた悲鳴の方へ、咄嗟に月塞の的を差し向ける。 巡理に迫る1体が射抜かれ黒い塵となって霧散するが、 あと1体は――]
(254) 2015/02/15(Sun) 01時頃
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[>>239投げられた鉄パイプを1本護身用に手繰り寄せるも、 非力な少女の力では秋山のようには敵を屠れない。 >>252飛び散る液体、ひしゃげる影の犬が視界に入ると その生々しさにひっと目を背けそうになる。 赤い月光が精神に痛い。
月塞の射抜いた敵もあんな風に――と想像しかけて ぶんぶんと首を振った。 敵を倒せなくなっては本末転倒なのだから]
(260) 2015/02/15(Sun) 01時頃
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[不安と恐怖に駆られていた表情が安堵に和らぐ。 思わず普段とは違う涙で視界が滲んだ]
あ、あ、良かった。
[周囲を見渡せば平静を取り戻したようで、 強張っていた肩の力が抜ける]
皆無事で良かったよぅ……。
[月塞が柔らかな癒しの光を弾けさせる。 疲労までは慰められないが、小さな怪我なら完治するだろう。 駆け寄ってきた巡理の広げる腕の中>>266へ 安堵の余り泣きそうな顔でひしと飛び込んだ]
(271) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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[緊張が解けた弾みでどっと疲労が押し寄せてきたのか、 縋り付いた腕の中でふらりと体が傾ぐ]
(あ、あれ――……)
[普段ならとうに眠っているはずの時間、連日の睡眠不足。 そこへ慣れぬペルソナのフル稼働とくれば まだ幼い少女には些か辛かったか]
(こんなところで、だめ――……)
[陽炎のように月塞の姿が消え、 すぅっと意識が遠退いていった――**]
(275) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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/* 要約:喉嗄れで続き半端に切れそうなので寝かせちゃいました。
(-100) 2015/02/15(Sun) 02時頃
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―閑話・ある刑事と探偵のプライベートトーク―
探偵: 時に、姫城事件はどうなったんだい。
刑事: あァ? あー、半年前のアレね。 珍妙な事件が多過ぎて進んじゃいねーよ。 上はどうも心中未遂で片をつけるそうさ。 報道には「強盗殺人か?」って載って、それきりだがね。
探偵: あぁ……やっぱりそうなるのか。
刑事: 奥さんはそりゃもうあちこち損傷だらけで、凶器は不明。 旦那は台所にあった包丁で胸を一突き。 包丁の指紋は奥さんのモンしか検出されず。 家を漁られた形跡は一切なし。 最大の不可解が、――娘の発見状況だ。
(375) 2015/02/15(Sun) 19時半頃
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探偵: 娘の部屋には外から鍵。 鍵は奥さんの衣服のポケット。 部屋には暗幕が被さった真新しい犬用ケージ。 娘はその中に睡眠薬を盛られた状態で監禁されていた。 眠らされた上で目隠し、猿轡、手錠をかけられて。
刑事: ケージも小道具もわざわざ事件直前に購入されたモンだった。 ご丁寧な事に、手錠は娘が暴れても痛くないようにか 隙間に柔らかいマフラーが詰められてた。
探偵: 推測できる筋がない訳じゃないが、 何故娘をそんな状態にする必要があったのか。 これだけがどうにも解らん。
刑事: 娘の方は何も覚えちゃいないみたいだし。 ……現場が凄惨過ぎて、説明するのも一苦労だ。
(376) 2015/02/15(Sun) 19時半頃
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探偵: 小学5年、だったっけ。 その子は今は?
刑事: 母方の伯父に引き取られたよ。 北区に住んでるが、そっとしとけ。 最初は混乱してたが、両親が死んだと理解してからは そりゃあ酷い悲しみようだったからな……。
思えば。 あれも昨今の怪奇な事件の一端だったのかもしれないな。 今となってはもう、闇の中だが。
―了―
(377) 2015/02/15(Sun) 19時半頃
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―ベルベットルーム―
[運び込まれた部屋、ソファの隅に寝かされていた少女が 微かに呻く――魘されているのだろうか。 眉根を寄せてむずかるような表情を見せ、 やがてゆるゆるとショコラブラウンの瞳を開く。
未だ意識は半ば眠りの境界に片足を突っ込んでいるが]
……――。
[真っ青な部屋の中にふわり舞う青い蝶がその瞳には映っていた。 何故か、妙に、くっきりと。
虚ろな視線はその蝶の行方を追っていたが、 それに気付く者は、もとい、周囲に溶け込む蝶に気付く者は 果たしていただろうか――**]
(382) 2015/02/15(Sun) 19時半頃
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[優しく囁く声が虚ろだった意識を引き上げる]
ぅ、ん……。
[瞬き瞳を閉じたタイミングで頭を撫でられ、 心地良さにほんのりと笑みを浮かべた。 束の間の幸せを感じさせる、無邪気な表情。 瞳の中を舞っていた蝶がぴとん、と溶けて消えた。
やがてゆっくりと覚醒する]
あ、おはよ……う。 けいいち、さん?
[もぞもぞと上体を起こし此処は?とゆるく辺りを見渡す]
私、あの後どうして……。
(403) 2015/02/15(Sun) 21時頃
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/* まだあまり自覚的に占いしてないので。 最初に目に入った人が占いフラグです。
そんなつもりじゃなかったらごめんね。
(-115) 2015/02/15(Sun) 21時頃
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/* 麻夜さんのは多分被ったアルカナチェンジだろうと思いつつ。 現時点では敢さんが守護かなって。 立季さんはストレートに赤で良い?
この村、人犬とC狂もいるんだよね。 C狂何処かで占いたいなぁ(趣味
(-116) 2015/02/15(Sun) 21時頃
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[感覚が醒めてくるとすぐにその部屋の青さにすぐ この場が何処かを認識する]
巡理さん。 私、そっか……何だか急に疲れて、ふらっとして。
[ぺたり、頬に手を当てる]
大丈夫、何処も平気。 あ、あれ? 五郎さんは……?
[既に退室してしまったとは知らず きょときょとと大柄な体を捜す]
(409) 2015/02/15(Sun) 21時半頃
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[起き上がってみて初めて馨一の視線が近い事に気付く。 見れば床に座っているではないか。 あせあせと姿勢を正しちょこんとソファに座り直し もう1人座れるスペースを作ろうと]
う、ううん、そんな事ないよ! 違うの、あの。
[ごめんな、ありがとう。 そう続いた言葉に胸の前でぱたぱた両手を振る]
あの力が特別、って訳じゃ、ないと思う、けど。 私、ちょっと前にここに、来てたの。 それで、「満月の夜は影にきをつけて」って言われて。 その日からずっと夜が怖くて、眠れなくて……。
それで疲れてた、んだと思う。 たぶ、ん。
[秋山の行き先に少し心配そうな表情をしたけれど]
(419) 2015/02/15(Sun) 22時頃
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すぐ、戻って来るよね。 それに、あんな強そうなペルソナがいるんだもの。 大丈夫、だよね。
[自分に言い聞かせるように何度も頷いた]
(420) 2015/02/15(Sun) 22時頃
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[会話を交わしている内に人が入ってくるか。 秋山が帰ってきたのかと思えば全く違う、 巡理や馨一と同じくらいの少年の姿にぱちぱちと目を瞬く]
こ、この人達も、あの夢を見た人達、なのかな。 ペルソナ、持ってる……?
[どうやら馨一と知り合いらしい>>430様子]
はーれむ?
[幼女? 自分の事だろうかと首を傾げた]
(434) 2015/02/15(Sun) 22時半頃
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/* はっ。 黒犬が人犬フラグだったりして。
(-117) 2015/02/15(Sun) 22時半頃
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あっ。
[部屋に入るなり崩れ落ちた少女に慌ててソファを立った。 巡理の方から聞こえた呻き声>>431にもびくりと震える]
だ、大丈夫ですかっ!? け、怪我、とかしてたり……?
あ、う。 こ、これじゃ狭い、よね。
[外に出ておいた方が良いだろうか。 ちらと室内の様子を窺った]
(439) 2015/02/15(Sun) 22時半頃
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[どうやらこの辺りは知り合いばかりのようで。 黒髪の少女の服はぼろぼろだし、 その背におぶられている少女もただ事ではなさそうだ]
わ、わた、私、そ、外にいますねっ! 五郎さんも外に行ったなら、きっと平気だから。
治療、した方が良かったら……呼んで、下さい。
[そう小さく告げてそっと逃げるように外へ出ようと扉に手をかけた]
(442) 2015/02/15(Sun) 22時半頃
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ショコラは、アカリの声>>443に気遣わしげにふるふると首を振った◇
2015/02/15(Sun) 23時頃
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→北部・埠頭―
[そう言って飛び出してきたものの。 さて、引き止められる事等あっただろうか]
五郎さんは……。
[相変わらず赤い世界を見渡す。 埠頭にはどうやらまだ人影が他にもあるようで少し身構えたが]
あ、っ。
[見知った姿が見えて、思わず立ち竦んだ]
(446) 2015/02/15(Sun) 23時頃
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/* 把握諸々ぼろぼろごめんねぇぇ。 本当はもっと早くに退室理由を作れば良かったんだけど。
こういう時にソロになるのを戸惑ってしまうのは 年少PCの足枷ですよね……もっと上手くやらなくちゃ。
(-121) 2015/02/15(Sun) 23時頃
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おにい、さん……?
[名前を聞いていない相手は全てお兄さんかお姉さんになってしまう。 きょろ、きょろ、と数度視線をさ迷わせてから。 ととと、と小走りに眼鏡の少年>>447の元へ駆け寄った]
お兄さんもここに来てたんだ……。 あの、け、怪我とかしてない? 襲われたりしなかった?
(451) 2015/02/15(Sun) 23時頃
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[五郎と話していたらしき女性>>448に声をかけられて]
そ、「そう」って……な、何の、事……?
[年齢より幼げとは度々評される事がある]
あっ。こ、これの事?
[ごそごそ、ポケットから取り出した青いカードを掲げて見せる。 赤い月明かりの中でそれは浮き立つような青い色彩]
ご、ごめんなさい。 知ってる人が、いたから。 つい……。
[信号の飛び出しを咎められたかのようにしゅんと萎縮した]
(454) 2015/02/15(Sun) 23時頃
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[ちらとあと2人>>455>>453、 あの青い部屋で一緒になった男の姿を窺う。 どちらも今回は連れがいるのを見て]
(知り合い、なのかな……)
[先程の高校生達もそうだが、急に心細くなる。 今になって、現実で出会った人の名前すら知らない事に 少女は思い至ったのであった]
(463) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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[不慣れな状況や年長者ばかりの緊張あってか、 色々と注意が散逸しているのは否めない。 巡理の声や、外へ出た明の事には気付けぬまま。
>>465、問われてこくりと頷く]
良かった……。私も、大丈夫。 家に化け物が来たから、逃げてきて。 それで、巡理さんと馨一さんと五郎さんって人と一緒にいたの。
力。
[肩口を振り返る仕草と共に子天狗>>62の姿が浮かび上がる。 ちらと一瞬、青い蝶が一緒に舞った]
あのね。この子、ツキサエっていうの。 戦ってくれるんだよ。
(475) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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たかやしき、さん。
[聞いた事はある気がする>>469。 確か、ここの偉い人の名前もそんな感じだったはず。 どのくらい偉いかとかは全く判らないのだが]
えと、小学5年生、です。祟神北小の。 図書館……中央区の、図書館?
[それなら昔行った事がある。 所在の判る大人の人ができてぱっと顔が明るくなった]
う、家にいても、襲われちゃう、から。 今日は伯父さんもいなくって。それで。
[それもまた言い訳のようになってしまったか]
(480) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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[これで2度目の邂逅である少女には その表情の変化は見て取れないものだった>>482。 知らず、また少女も一瞬返答に詰まった]
……――。
お父さんとお母さんは。 いない、の。 半年前に、死んじゃった。
さつじんじけん、だったんだって。
(496) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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[>>492、伯父の事を問われたので続ける]
えらかった? 翔子が……?
[あまり言われ慣れない事だったのか驚いたように。 けれど、ややあってちょっぴりくすぐったそうに笑った。 微か寂しさを押し退けたような感情で]
えらかった、かな。だったら、良いな。
伯父さん、今お仕事忙しいみたいなの。 滅多に徹夜なんてないのに、一昨日も、今日も。
お泊り。 でも、学校もあるし。 ど、どうして……そんな優しくして、くれるの……? 会ったばかり、なのに。
[戸惑うように視線が泳いだ]
(505) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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[五郎の大きな手が頭を撫でる>>501。 大人しくされるままに、少し笑顔を作る。
見上げれば>>504眼鏡の向こうに視線。 しかし、それはすぐに逸らされる]
好き、だったよ。 お父さん、ちょっと最後は乱暴でお母さんをぶったりしたけど。 でも、昔は優しかったもん。 いつか元のお父さんに戻るよって、お母さんも……。
[言ってた、はずなのに。 不意に涙がこみ上げてきて自然眉根が寄る]
お父さんとお母さんは。 何処へ、行っちゃったの……?
[気付けばぽろりと一粒涙が頬を転がり落ちていた]
(510) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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ショコラは、遠く聞こえた声>>498にびくっと身を強張らせた。
2015/02/16(Mon) 00時頃
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/* お父さん→シャドウに乗っ取られた お母さん→それに気付いてお父さんを殺そうとした
で、お母さんは翔子には何も見せたくなかったし 巻き込みたくなかったから。 眠らせて、閉じ込めて。 間違って出てきたり他のシャドウにとられないように 厳重に監禁しました、っていうお話。 でも、反撃でお母さんも死んじゃったよって。
あるいは。 全部シャドウの仕業というのもまだ路線としてはあり。
(-127) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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[>>516、細い手が頭を撫でる。 それは今の会話も相まって、亡き母を思い起こさせた。 年齢的にそれは少々失礼だったかもしれないが]
真弓さんも。 寂しい事、いっぱい、あったんだ……。
[似ている、と言われて少女はその感情を無意識に選んだ。 それはつまり、そういう事である]
うん……遊びに、行く。 転校してから、友達、上手く作れなくて。 だから。……ううん、嬉しい。
おすすめの本とか、教えてね。
[涙交じりだったけれど、はにかむように微笑んだ]
(523) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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[首筋を上がる手が子供の柔らかい髪をかすめる。 近くなった視線、硝子越しに潤んだ大きな瞳が見詰める。 頬に指が触れ、反射的にぴくりと瞼を閉じた。 濡れた睫毛がゆっくりと持ち上がり、一度、二度と瞬く]
……お兄さんは、いなくならない?
[何か詰まるものを押さえ付けるように、ぽつりと問うた]
(531) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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贅沢なんかじゃ、ないと思う。 寂しい時は寂しいもん。
[両親がいたとしても、彼女には何か違う寂しさがあるのだろう。 例えば、優しい父が酷く険になってしまった時に 感じたような寂しさかもしれないし。 もっと、全く別質のものかもしれない]
ほん。好き、だよ。 優しい魔法使いの出てくるお話が、好き。
[頑張ろう、その励ましにこくりと頷いた。 頑張るのが一人じゃないなら、きっと大丈夫。 帰ったら伯父に尋ねてみよう。 今度、図書館に遊びに行ってきても良いだろうか――と]
(538) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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/* ここに来て占いフラグがガン立ちするかもしれない。
(-132) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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私の、名前。 それだけで良いの……?
[ふわり、少女の感情に応じてかまた淡く青が光る。 いなくなる、彼は何処へ行くつもりなのだろう。 けれど、連れて行って貰えるならばそれも些事に思えた。 この世界に離れていかないものがあるだけで、 どれほど安堵していられるだろうか]
私は、下部 翔子。 ううん。 本当は、姫城(ひめぎ)翔子。 それがお父さんとお母さんといた時の名前。
[月塞はいつの間にか姿を消し。 青い蝶だけが少年の傍らを舞っている]
お兄さんの名前も、教えてくれる?
(550) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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/* 初日に心中フラグ建てる占い師で村側の皆様にはすみません。 でもっ。
行き先が地獄でも、良いよ。
(-139) 2015/02/16(Mon) 01時半頃
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きみ、も?
[>>555、どういう事だろうか? 少女にその真意は無論、解る由もなかった。 小さく首を傾げたが]
さちかわ りつき。 リツキさん、だね。
[嬉しそうに目を細めた。 指で濡れたままだった睫毛を拭い、笑う。
青い蝶が踊る様子に気付き人差し指を伸ばした]
ちょうちょ、飛んでる。 ……これ、リツキさんにも見えるのかな?
[青い蝶は探るように少年の方を見ていた。 それでも少女の意思を優先するのか、 大人しく少女の指に留まったが]
(557) 2015/02/16(Mon) 01時半頃
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ショコラは、リッキィの名を幾度か馴染み込ませるように口の中で反芻する◇
2015/02/16(Mon) 01時半頃
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そっか……私の幻じゃなかったんだ。 ううん、これはね、ツキサエとは違う気がする。 何だかあの青い部屋と似てるから、 あそこから出てきたのかなって最初は思ったけど。 どうしてかな、着いて来るの。 ……不思議。
さっき、影の化け物に襲われた時にね。 この子が言った気がしたの、「危ないよ」って。
[まるで危険な相手を教えてくれるみたい。 少年の内心など露も知らず少女は手の平で蝶を包み込む。 蝶は今しばし籠の中]
(561) 2015/02/16(Mon) 02時頃
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綺麗な、世界? きっと好き、だと思うよ。 でも、もし雪の女王様みたいな冷たい綺麗だったら。 それはちょっと怖い、かな。 温かくて、優しい方が好き。
[手で籠目を作ったまま、空を見上げる]
赤いお月様。
[少しばかり満月をじっと眺めていたが、やがて]
綺麗、だと思う。 ざわざわして、ぎゅってして、独りで見たら怖かったけど。 今は、まだ平気。
[そうして一度地上に視線を落として]
(563) 2015/02/16(Mon) 02時半頃
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赤い光でできる影は、怖い。 影が血を流してるみたいに見えるから。 ……だから怖いのかな。
でもね。 お空のお月様なら。 何だろう、もっと違う風に見えるから。
[きっと怖れているのは忍び寄る未知なのだろう。 そんな事を思いながら、 異界の時も終わりを迎えようとしていた]
おうち、帰れるかな。
[安心してぐっすり眠りたいな。 困った表情でそんな事を言いながら、笑うのだった**]
(564) 2015/02/16(Mon) 02時半頃
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[青い蝶を捕まえていた手籠をそっと開き中を覗き込む]
……人が、恋しいの?
[蛍なら甘い水と苦い水が判るというが。 ふわり、放した蝶はさて誰の元に辿り着いただろうか――**]
(565) 2015/02/16(Mon) 03時頃
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/* まだだめよ感と先の期待があるので回避です。
白なら昼間に色々絡み易くなる、という所で。 真弓さんに行かせてもらおうかなと。
(-141) 2015/02/16(Mon) 03時頃
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