138 レグルスの新年会(両片想い薔薇村おまけ)
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―邪魔者は退散させてしまうに限る。>>3―
[何とはなしにヴェラの首元へと差し出した手の先で揺れる肩を見逃すには、残念ながら思考は彼へと向きすぎていた。 大仰な反応に一瞬瞳を丸めて、だけれどゆっくりと、細める。
謝罪も弁解も向けられない>>4のならば、返す言葉ははなから生まれやしない。 向けた視線は、揺れる瞳の色を確かに捉えたけれど。 彼の瞳がそれ以上何かを示す前に、じわりと細める。]
………だろ。暑いよ。
[当たり障りのない言葉が返れば、へらりと笑って。 気の抜けた笑いは、最近やっと、彼へも向けられるようになったもの。]
(12) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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[いつか、好意を向けるよりも拒絶を選んだ自分は、自ら踏み込むことがどうにも苦手らしい。 だから、無理やりに踏み込むことはしない。
いつか、拒絶しておきながら視線だけは外せなかった自分は、どうにも諦めも悪いらしい。 だから、手を引き戻すこともしない。 彼から伸ばされた手は、容易に触れることになっただろう。]
……、ガキはどっちだよ。
[甘えるような言葉に、気の抜けた表情に。緩めた顔の上でゆるりと眉を下げる。 呆れの中に、僅かな安堵を滲ませて。 指先に触れるマフラーを、一度、確かめるように撫でた。
ポケットに入れたままの手に力が篭ったのは、きっと彼だけが知っている。]
(13) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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[片手で解くには当然、手間取りはしたけれど。 ようやく解いたマフラーは、ヴェラのさらに奥の椅子へと放り投げる。
空になった手は再び彼の首筋へと戻して、喉まで覆うハイネックの淵に一度、指を掛けて。]
室内でくらいもっと気の抜けた格好すれば。 俺、それでも暑いと思うよ。
[薄着がちの自分が彼より暑がりなのは説明するまでもないだろうけれど。 一度ぐいと指を掛けて襟口を広げては、ぱ、と指を離した。
急所だからか。それとも他の何かか。 何にせよ守られたその場所は不可侵領域のようで、だけれどいつかは自分に向けて、確かに晒されたはずのもの。
それがいま再び塞がっているのは、どうにも納得がいかなくて。 呆れめいた言葉に混じった拗ねの色は、彼になら気付かれるだろう。…気付かれると、期待してもいる。]
(14) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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[ライジから追加された飲み物の選択肢>>1:28にはうんうん頷いてから、結局視線はヴェラへと。>>1:45 グレープフルーツよりもカシス。異論はない。
カウンターを囲む面々から漂ってくる、温度を増した甘い空気。もっと前の自分ならば、男ばかりでそんなの、なんて言いはしていたのだろうか。 今となっては自分はそれを言えた立場ではなく、…何より幸福そうな三人を見ていれば、込み上げるのは安堵と分けられた幸福以外にあり得ない。]
もう俺腹ペコ。 はやく乾杯しねっすか、
[急かすような言葉は、だけれど浮き足立って弾むような声音。 馴染んだ居心地の良い空気に、思考も気分も上昇の一途を辿るばかりだから。
注文を受けたライジから差し出されたグラス>>1:37を受け取るのに多少反応が遅れようと、なみなみと注がれたアルコールをうっかり零しそうになろうと。 ヴェラのポケットへと差し込んだ手のひらを引き戻す思考なんて、相変わらず浮かびはしなかった。]
(15) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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待ってました、かんぱーい! お世話になりました、去年はめっちゃいい年だった! えーと、今年もサミュエル・ワイリーをよろしくお願いします、かな。
[乾杯を急かすヘクターの声>>1:40には腰を浮かせかけて、ライジの音頭>>1:41に合わせてグラスを掲げた。]
(16) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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[先駆けて出されたつまみの皿>>1:33を恋しそうに見つめつつ、冷えても渇いた喉に、ぐいとサワーを流し込む。
そんな間にも次々と漂ってくる良い匂いに、視線だけはちらちらと厨房へ向けながら、他愛ない世間話>>2に耳を寄せた。]
…いや、あんたのソレは料理に入んないと思うんだけど。 火が使えないって時点でどーなの。
[会話に参加する中でいちばん料理に疎いのはヴェラか。 呆れじみた視線を向けながら、肯定するヤニク>>8にはむっとした目線とともに同意を求めてみたり。
それでも胃袋を掴む、なんて言葉には。]
意地か何なのか知らねっすけど。 …素直に認めれば、俺に胃袋掴まれてるって。
[恋人、なんて言葉を聞き逃した訳ではないけれど。 キルロイとの関係を嬉しそうに豪語するヤニク>>1:38の前では、いささか照れも霞む。]
(17) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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[思わず詰まりかけて、逸れた話に混じって流そうとしてしまった微笑み混じりの問い>>1:25への回答も、こっそりと。]
ヤニクが上手くいってるようにさ、俺も上手くいってんの。 抜け駆けとか、そーゆーのはずるいじゃん。
[彼のように豪語することはできなくて、どうにもぼかした言い方だったけれど。 未だ離れようとしないポケットの手ばかりが雄弁なのだから、仕方ない。]
ごちそーさまはヤニク達もだろ、どー見ても。 ヤニクがキルロイに作る飯はさあ、俺に出されんのより美味いんかな。
[ごちそうさまはむしろ、この場の全員に向けたい言葉でもある。 ヤニクへは、料理に篭った"愛情"とやらを揶揄する言葉も添えて。]
(18) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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ありがとございます!
…ヘクターさん、雷雲亭の店員サンやってたっけ? 息ピッタリってかんじ。
[そこに潜む思惑>>11は知らずとも、あまりに手際の良いヘクターの動きに、感心の声を漏らす。 先にも会話に出したばかりの彼の本業を忘れたはずもないのだけれど。
目の前に湯気の立つ丼が置かれたなら、待ちきれないとばかりに箸を割ろうと、……割りたい。 ヴェラへとちらりと視線を向けつつ、繋いだ手にはそれに反して、今一度力が篭った。 色気か食い気か、…なんて、いっそ幸福すぎて笑えるような難題。]**
(19) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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[普段通りろくに視線も向けずに過ぎようとした校門に、随分見慣れた──そして焦がれた姿を見つけたのは、いつのことだったか。>>*0
ポケットに入れたままの端末は、メッセージの受信を知らせるには控えめな振動。>>*1 誘いに気付かないまま帰路につく、そんな可能性だって大いにあった。
それでも、夕闇に覆われ始めた薄暗い世界の中で、溶け込んでしまいそうな暗い髪は。 しっかりと、自分の視界に飛び込んできた。]
(*27) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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[その姿の認識が、あまりに鮮明すぎたものだから。 大きく目を丸めて、反射的に駆け寄りかけて。あと数歩まで近付いたところで、ようやく気付いたように足を緩める。]
……なにしてんすか。 ここ、大学。 あんたの相手はもっと子供でしょ。
[呆れた声音に反して、乱れた呼吸。 乱れた髪を直すのも忘れて、思いもよらない来訪者を正面からじっと見つめる。
一定を越えて踏み込んではこない彼の姿が、だけれど踏み込んでは踏み込まれた彼の姿が、目の前にあるのは。
なにしろあまりに、予想外のことだったから。]
(*28) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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──俺を、待っててくれたの?
[ポケットの端末の存在なんて、すっかり意識の外。 耳に挿した無音のイヤホンを外すことすら忘れて。 推敲する間も無く喉から溢れた問いかけは、──揶揄も皮肉も忘れた素直な問いかけは、期待に満ちた子供と変わりない。]**
(*29) 2016/01/30(Sat) 20時半頃
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