人狼議事


64 さよならのひとつまえ

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視点:


【人】 保険調査 ライジ

─ 深夜の屋上 ─

[十文字の声が聞こえても、今度は心臓は跳ねなかった。
 たぶん今は、そんなもの超えてしまっているのだろう。]

 あー、悪いな。
 こんな最後の最後に、寮則破らせちまって。

[缶コーヒーを投げ渡す。
 声も、冷静なままのはず。]

 月が綺麗ですねって、あれ、夏目漱石だっけ。
 あと、死んでもいいとか……利政に、前、教わったんだ。

[そう話しながら、東棟の屋上の端、ギリギリで校庭が見える位置まで、十文字を誘導してゆく。]

 けど、やっぱ俺には、そういうまどろっこしーの向かねーわ。

[指差し、示すのは、校庭に描かれた月。]

(4) 2014/03/29(Sat) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ

[他が消されていたか、まだそのままかは分からないけれど。
 そこにある石灰の月は、半月ではなく、満月に書き換えられている。

 そして、その上に───]

(5) 2014/03/29(Sat) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ

[  おまえがすきだ

 新たに書き加えられた文字。

 それから、背に隠していたスケッチブックを取り出し、表紙を開いて十文字に見せる。]

 これ。

 俺がもらっていいんだよな。
 他のも、まとめて。

(6) 2014/03/29(Sat) 01時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/29(Sat) 01時半頃


【独】 保険調査 ライジ

/*
あれ?

(-14) 2014/03/29(Sat) 01時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 いつって、今日の昼。
 他も何冊か見たけど、全部、俺だった。

 なに、俺ってこんな風に笑ってたんだ。

[手にしていたスケッチブックをぱらぱらと捲り、閉じる。]

 捨てねーよ。
 明日、全部寮に送る。
 そんで、練習きつくて辛い時とか、そうじゃねー時なんかにも、見る。

(16) 2014/03/29(Sat) 01時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 ……さよならは……

 俺だって、そうだった。
 こんなの誰にも言えるわけねーって。
 だから何も言わねーでさ、どうせまた野球ばっかの毎日送ってれば、すぐに忘れんだろーって。

 けど、今を逃したら、俺、ぜってー後悔する。

[>>+4自分より少し高いところにある瞳を見つめようと、顔を上げる。]

 どうしたらって、それ、俺に聞かれても困るんだけど。

[顔を上げたまま、困ったように小さく笑う。]

 それとも、やっぱ俺も、博みてーに叫ばなくっちゃダメかな。
 魔性だとか、近付いたら妊娠するとか、ひっでーことばっかり言われてるみてーだけど、それでも俺は、好きだって。

 ついでに言うなら、謝るつもりもねーし。

(20) 2014/03/29(Sat) 02時頃

【人】 保険調査 ライジ

[視線がずらされる>>+5と、ついこちらも逸らしてしまった。
 途端に、糸が緩んだか、今更のように鼓動が早まり、顔が、耳の先まで堪らなく熱くなってきた。]

 ……んとに、いつのまに描いたんだよ。

[あんな無防備を晒していたのか。
 まさか他に見せてないよな、大丈夫だよな。]

 ぁ、何……?

[出せ、と言われたとおり、前に出した手は、暗がりでは分からないかもしれないが、やはり赤く色付いているし、きっと、少し汗で湿っている。]

(22) 2014/03/29(Sat) 02時頃

【人】 保険調査 ライジ

 知らねーよそんなもん。
 けど、そう思わせる何かがあったんじゃねーの?

[>>+6何故かなど、分かるはずがない。
 けれど別に今更知る必要もないと、放り投げ]

 ……わかった。

[叫ぶのは、ハリセンが怖いのでやめておいた。
 というか消灯過ぎているのだから、いくら何でも拙すぎる。]

(24) 2014/03/29(Sat) 02時頃

【人】 保険調査 ライジ

 お前が遅いんだよ。

[>>+7軽く唇を尖らせ、抗議する。
 一般的男子高校生は、はたしてどちらを支持するところか。]

 うるせーよ。
 もっと早くに気付かせてくれてりゃ、こんなギリギリになって告白する必要もなかったんだよ!

[>>+8ここまでくると、我ながら逆ギレ甚だしい。
 だが、彼の性癖を知った時、どうにもできそうにないと思っていた想いに、微かな希望が生まれたというのは確かで]

 ……嬉しかったけどな、俺は……

[両手を広げたまま、ぽつりと零して]

(27) 2014/03/29(Sat) 02時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[その声とほぼ同時に、手の中に落ちたリストバンド>>+9に、目を丸くする。]

 これ……

 え、お前やっぱ……気付……ッ

[卒業証書の筒の中に、リストバンドを放り込んでいたことに、やはり気付かれていたのだろうか。
 動揺に視線を彷徨わせながら、ネイビーブルーのそれを、強く握りしめ]

 分かった、連れてく。

[寮まで、などではない。
 これから先、二軍、一軍……ずっと。]

 ずっと大事にする。

(28) 2014/03/29(Sat) 02時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 ちげーよ。

[ずっと>>+10と言われ、短く否定する。]

 多分半年前くらいまでは、俺も、その……あっち側、勝手に囃し立てて、人の気も知ろーとしねーでキモイとか言っちまう、そういう側。

 ……つかマジで嫌いだったんだよ、ホモ。
 小学校の頃、この名字のせいでからかわれたことあったから。

[長くなるから、聞きたければ後で説明すると前置きし]

 だから、なんでかよく分かんねー。
 けど多分、何かあったんだろ、なんかが。

[誰にでも優しいとか、話しやすいとか。
 けれどそれは何か違う気がする。]

(31) 2014/03/29(Sat) 03時頃

【人】 保険調査 ライジ

 い、いや何でも!

[>>+11本当に気付いていないのか、わざとなのかは分からないが、この件は、10年後まで保留にしてしまおう。
 しかしこのネイビーブルーのリストバンドを見るたびに、卒業証書と一緒に眠る、深緑色のリストバンドを思い出してしまいそうだ。]

 なんでも……

 ………。

[顔を覗き込まれ、声が途切れた。
 言葉にする代わり、頷く代わりに、一歩前に出て、距離を詰める。]

(33) 2014/03/29(Sat) 03時頃

【人】 保険調査 ライジ

 ……もしそうだったら、多分、好きなってねーわ。

[>>+12イメージしたのは、よくネタ画像で使われている、ツナギの男だった。
 だから、あれはないと断言する。]

 高校三年間の授業じゃ、こういうもん、全然分かんねーよなー。

[恋愛は、知識や理屈じゃどうにもならない。

 距離が近付けば、15cmの身長差が際立った。
 ずっと「野球が恋人」と言ってきた身に、彼女などいた例しはなく、しかも自分より高い相手に、この両腕はどうすればいいのかと戸惑うが>>+13]

(37) 2014/03/29(Sat) 03時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 ぅ、ゎ。

[抱きしめられるままに、背中へと腕を回した。
 バッテリーを組んでいたエースと、抱き合って喜んだことは何度もある。
 けれど別に、それで何かを感じたことはない。
 ただ喜んで、抱き合っただけのことで。

 こんな頬が熱いとか、胸が苦しいとか、経験が無さすぎて目が回りそうだ。
 丁度肩口辺りにある鼻には、十文字の匂いが届く。
 何で、こんないい匂いなのだろう……と思いかけて、全力で荷物を運んで汗をかいた後、着替えすらしていなかったことを思い出し、かたまった。]

(38) 2014/03/29(Sat) 03時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[硬直した身は、名前を呼ばれたことで、またフッと力が抜けた。
 かわりに、涙が滲むかと思った。
 いつもとは違う呼び方だった。
 名前で呼んでくる友人は少なくないし、球団への登録名も「頼児」にしてもらってはいるけれど、こんなにも、胸に響いたことはない。]

 すす、む……

 俺の方こそ、その、ありがとう

[絞り出すように声にして、瞼を閉じ、広い背中に回した腕に力を込める。
 広いのに、自分より少し薄くて、何だか不思議な感覚だ。

 腕の力が抜け、目を開ければ、すぐそこに十文字の顔があった。
 吐息がかかるほどに、近い。]

(39) 2014/03/29(Sat) 04時頃

【人】 保険調査 ライジ


 ……す

[これ以上触れてしまったら、離れるのが尚更辛くなってしまう。
 野球より、彼をとってしまうかもしれない。

 だから、もう離れなくては───


      ───いや、違う。]

(40) 2014/03/29(Sat) 04時頃

【人】 保険調査 ライジ

[これは、約束だ。

 遠く離れても、今夜のことはけして忘れない。
 前を見て、進み続ける。
 そしていつか、この夜のように、夢を現実にしてみせる。

 その為の、さよならの前の、約束だ。]

 ……丞……、……

[緊張で、十文字を掴む指先が震える。

 そういえば、以前女子が、食堂で話していた。
 キスしやすいのは12cm差だと。

 それより、3cmほど、差が大きいのだけれど……───**]

(41) 2014/03/29(Sat) 04時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/29(Sat) 04時頃


【独】 保険調査 ライジ

/*
はずかしすぎてふるえる。

(-30) 2014/03/29(Sat) 04時頃

【独】 保険調査 ライジ

/*
こういうのってほんと、いっそエrgの方が恥ずかしくないって、何なんですかね!!!!!

(-31) 2014/03/29(Sat) 04時頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 翌朝・バス前 ─

[十文字に預けられたドラムバッグを肩に提げ、一度、バスの中に入った。]

 おー、いた。

[そこで、結局昨夜も会うタイミングを逸してしまったクラスメイトと、ようやっと遭遇することができた。]

 怜二、これ。
 何かかれこれ1週間くらい借りっぱなしなってた、悪い。

[申し訳無さそうに差し出したのは、ずっと返しそびれていた4色のボールペン。
 遅延損害金として、ちょっと塩っぱい男の梅飴も1個つけておいた。]

 眼鏡、そこらに置きっぱなしにしてんじゃねーぞ。
 またな。

[ドラムバッグを隣の席におろし、短い言葉をかけてバスから降りる頃には、そろそろ忘れ物を取りに行った十文字も戻ってきているだろうか。*]

(61) 2014/03/29(Sat) 14時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/29(Sat) 14時頃


【独】 保険調査 ライジ

/*
うん、ぜってー墓下ヒャッハーーーー状態や思ってたwwwwwwww

(-35) 2014/03/29(Sat) 14時半頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 深夜の屋上 ─

[+174月間近とはいえ、深夜の風はまだ冷たい。
 なのに今は、こんなにも熱い。
 顔が近すぎて……いくら暗いとはいえ、これでは、顔が耳端まで赤くなっているのが分かってしまうかもしれない。

 もう一歩踏み出せば、軽く爪先立ちすれば、きっと届く。
 けれどたった3cmが踏み切れない。]

 …………。

[手指の力を弛め、唇を固く結び、浮き上がりかけていた踵を、再び地に着ける。]

 ……延長戦、だな……

[あと一歩の覚悟を得る為に。
 はにかんだ笑みを、十文字へ向けた。]

(87) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 翌朝の校庭 ─

[いつもより遅い時間まで起きていたせいか、緊張していた為か、部屋に戻ると、電池が切れたかのように深い眠りについた。

 目が覚めたのは、メールの着信>>+19を受けてから。
 飛び起きて、着の身着のままで向かった先に、十文字の姿があった。


 まだ消されていない、不格好な満月の上の文字の傍らに、もうひとつ言葉が増えていた。]

 ───ッ、ばか。

 おまえ、はずかしーことしてんじゃ、ねーよ……ッ!

[嬉しいのか恥ずかしいのか綯い交ぜになって、自分のことを棚上げし、真っ赤になった顔を掌で覆い隠そうとして]

(88) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

 ……、え?

[「忘れろ」>>+19という言葉に、掌はすぐ離れ、軽く固まったまま十文字を見上げた。

 やはり、これは忘れなくてはならないことなのか。
 おそらく自分に、そんなことはできない。
 だから、否定を口にしようとしたのだが……]

 ………

[続いた言葉を理解しきるよりも先に、距離が詰まる。
 昨夜よりも、もっと近い。

 足りなかった3cmが埋まる。]

(89) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

[ほんの、瞬きするほどの短い間。
 初めて触れた唇は、硬いのか柔らかいのか、比較対象を知らないので分からない。

 乙女でもあるまいに、見開いたままの目から涙が零れた。]

 ───ばか。

[唇が離れて、真っ先に出た言葉が、それだった。]

 そんなん言われたら、すげー頑張るしか、ねーじゃんか。

 つーか、何だよその、我慢できなかったら……って……
 会いに来る……って…………

(90) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

[多分、今、すごくみっともない顔をしている。
 とてもじゃないが見せられたものではないと、十文字の胸元に顔を押しつけ、隠した。
 涙の染みくらい、そのまんま持っていけ。

 我慢なんて
 今だって、もうできそうにないのに

 けれど、進むと決めた道がある。
 立ち止まるわけにはいかない。
 前を見て、進んで、その先にあるものを掴む。

 段ボール一杯のスケッチブックも、耳に届いた名を呼ぶ声も、触れ合った体温も、すべて。
 その為の糧として、邁進する。

 一欠片たりとも、忘れなどしない。]

(91) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

 ……約束、だからな……ッ!

[今度はこちらから、踵を浮かせて唇を寄せる。
 やはり、ほんの一瞬のこと。

 これくらいしておかないと、本当に、すぐに我慢できなくなってしまいそうだったから。
 強く、気持ちを切り替える為の、約束の口吻。*]

(92) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

─ バス内 ─

 そういうわけにもいかねーだろ。

[無事に受け取られたボールペン>>+44に、フッと笑う。]

 とーるに?
 あぁ、一応そのつもりではいた。
 3年間、あいつには世話なったしさ……。

[こっちも色々、それなりに面倒かけられた気もするが、それもいい思い出のひとつ。]

 にしてもお前、あいつと、結構仲良かったんだな。

 伝言サンキュー、あいつにも、お前のこと伝えとくよ。

[笑顔を向け、ひらりと手を振りバスを離れる。
 そして、見送りの輪の中へ混ざっていれば、漸く十文字が戻り、睦井>>7の声が、彼にかけられた。*]

(93) 2014/03/29(Sat) 19時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[ノートを十文字に返す睦井を見ていると、何故だか、胸が詰まった。
 まさか……との思いもあったが、彼の口から「友達になりたかった」>>9と出されれば、それで今は、納得した。
 けどやはり、それだけではないように映る横顔に、苦く、眉根を寄せそうになった矢先───星が散る。>>10

 おまっ……それ持ってたのかよ!

[ずるいぞと笑いながら。
 散った星のひとつを摘み上げた。]

(94) 2014/03/29(Sat) 19時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[>>+29敬礼する十文字に、ゆるい敬礼を返しながら、口の中だけで「またな」と小さく呟いた。

 想いはもう、桜の樹下で伝えきった。
 これ以上口を開くと、今度出てしまうのは、ただの我儘になってしまいそうだったから。


 去って行くバスを、見えなくなるまで見送ってから、静かに寮へ引き返す。

 メール>>+31に気付いたのは、その時。]

 あい、つ……ッ!!

[バス前で、他の寮生達には見せまいと堪えていた涙が、また溢れ出す。
 零れる前に、自習室に駆け込んだ。]

(99) 2014/03/29(Sat) 20時半頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 自習室 ─

[パーティションの裏側で、椅子には座らず、身を隠すかのように隅の方にしゃがみ込み、改めてスマホの画面を見つめた。

 ネイビーブルーの中に描かれたボロボロのミットは、とても見覚えのあるものだった。
 中学の頃から使い続け、高校2年の時に新しいミットに買い換えた後も、何かにつけて使っていた。
 なかなか捨てることができず、ずっと傍らに置いていた。
 球団から新しいミットがもらえるからと、一度は、捨ててしまおうと決めた。
 けれどあの後、やはりあれは、捨ててはいけないものだと思い返し、不要箱から回収しようと思った。
 けれど、そこにはもうミットはなかった。

 一昨日、十文字が貸して欲しいと言っていたのは、この為だったのかと……。

 返信しなくてはいけないのに。
 画面が滲んで、触れる指先が震えて、うまく文章を綴れない。]

(100) 2014/03/29(Sat) 20時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:丞
FROM:頼児
TITLE:それ>>+31
本文:
ほんたい
お前、持ってるなか
だだらずっと持っ(てろ

ずっとだ井しにすふ
ありがとう

――――――――――――――

[いつにも増してフリックミスだらけな返信を、やっと送ったのは、17分後のこと。]

(*9) 2014/03/29(Sat) 21時半頃

ライジは、送信ボタンを押した後、慌てて、もう一通。

2014/03/29(Sat) 21時半頃


【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:丞
FROM:頼児
TITLE:(無題)
本文:




大好きだ

――――――――――――――

[ハートの絵文字を入れるか入れまいか、1分迷ったが、やっぱりやめた。]

(*10) 2014/03/29(Sat) 21時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/29(Sat) 22時頃


【独】 保険調査 ライジ

/*
8

(-45) 2014/03/29(Sat) 22時頃

【独】 保険調査 ライジ

/*
24

(-46) 2014/03/29(Sat) 22時頃

【人】 保険調査 ライジ

[絡み合わせた約束の小指>>+51は、まだその感触を覚えている。
 軽く唇を寄せながら、なんだこの乙女はと、自身にツッコミをいれた。
 実際、8月24日は、乙女座になるのだが。

 腕には、昨夜からずっと、ネイビーブルーのリストバンドがつけっぱなしで、ジャージの袖から除く覗くそれを見るたび、十文字のことが思い出せた。]

 あっ。

[そこにひとひら、淡い桃色の花弁が舞い落ちた。
 髪の毛にでもついていただろうそれをつまみ上げ、目を細める。
 あいつの、黒い髪にも、もしかしたらついていたりしないだろうかと……

 ……肝心の、校庭の文字を消すのを忘れていたことを思い出すのは、もう少しだけ後になる。]

(113) 2014/03/29(Sat) 22時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[自習室には、どれくらい隠っていたろう。
 とりあえず顔色が平常に戻ったら、いつもより遅い朝食を食べに行こうと思ってはいるのだが。

 床に三角座りしたままスマホを弄り、月と、猫と、桜と、そしてミットの絵の画像を繰り返し表示させては、にやける口元と手で覆う。
 我ながらなかなか気持ち悪い。
 もしこんなところを十文字に見られていたら、嫌われていたかもしれない……などと思い、ホッと安堵の溜息をつきもした。

 放送>>2を聞いたのは、その頃。
 付け加えられた言葉が、昨日の屋上での出来事だということは、容易に想像できた。

 ……彼らは大丈夫だろうかと、僅かに目を伏せた。]

(123) 2014/03/29(Sat) 23時頃

【人】 保険調査 ライジ

─ →食堂 ─

[山本と白辻にメールしてみようか、もう寮を離れた紐井屋にはどうしようか、歩きながら考えてるうちに、食堂へ着いてしまった。
 今日もまた、定食マスター保科とは会えなかった。

 明日には寮を離れてしまう彼のことを考えていたら、指は勝手に、定食のボタンを押していた。]

 おばちゃーん、ごめん、特盛で。

[うっかり普通盛りを押してしまったので、食堂のおばさんに変更を頼む。
 トレーの上に乗せられたのは、てんこ盛りの豆御飯、豆腐ハンバーグ、目玉焼き、生野菜、味噌汁。
 あと、オマケだと、唐揚げを2個もらった。]

(128) 2014/03/29(Sat) 23時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[スマホの壁紙は、十文字から貰ったミットの絵に変えて置いた。
 これなら誰かに見られても、何の違和感もないし、何より自分が見ていたい。
 御飯を食べながら、傍らに置いたスマホの画面をちょくちょくと覗き込み、そのたびにやけそうになる口元を誤魔化すように、おかずを頬張る。]

 ンぐっ!

[そのスマホが、メール着信>>+67をつげたので、危うく唐揚げを喉に詰まらせるところだった。

 ソワソワしつつも、返信文に頭を悩ませてしまうあたり、メール慣れしていない。]

(141) 2014/03/30(Sun) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[用もないのに、あまり返信したら、鬱陶しがられやしないだろうか。
 大体、これからやらなくてはならないことも多いだろうに。
 そもそも何を送ればいいのか。
 経験不足が痛い。]

 あっ利一。

[口をもごもごさせながら考え込んでいたら、コンビニの袋を持った睦井の姿が見えたので、返信は保留し、ゆるく手を振った。]

(146) 2014/03/30(Sun) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

─ →4-Mへ ─

[食堂で、睦井と幾つかの言葉を交わした後、増えた荷物を片付けるべく、寮母のところへ行き新しい段ボール箱をもらい、部屋へ戻った。

 そこにはもう、十文字の荷物は残されていなかったが、不思議と、さほど寂しさは感じなかった。

 遠く離れてしまうとはいえ、さよならをしたわけではないし、きっと、また遠からず会える日が来る。
 それに……]

 ……ったく、本当に、いつの間に描いたんだよこれ。

[ベッドの下から引きずり出したスケッチブックを開き、1ページずつ、丁寧に目を通す。
 ラフ画から、細かく描き込まれたものまで色々。
 十文字が言っていたとおり、やけにうまく描けている寝顔が、とんでもなく恥ずかしい。
 仕返しのひとつもできないのが、何だか悔しい。
 こんなことなら、彼が貧血を起こして倒れている間に、額に「肉」とでも書いておくべきだった。]

(152) 2014/03/30(Sun) 01時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[見終わったスケッチブックは、箱に詰める。
 1ページずつゆっくり見て、しかもたまに止まったり、戻ったりするので、その作業はものすごく鈍い。
 ただ詰めるだけであるのなら、5分とかからない作業なのに、おそらくは、ゆうに1時間以上経過している。
 表情も、弛んでみたり拗ねてみたり、照れてみたり、ちょっと目を逸らして赤くなったり忙しなく、とてもではないが他人に見せられるようなものではない。]

 これ、何冊か持ってけねーかな……

[大きなものは寮へ送るとして。
 B5サイズのものならば、持ち歩けないだろうか。
 ああでも、バスや電車の中で見たら、きっとにやついてしまう。
 けれど持ち歩きたい、どうしようなどと悩んでいたら、また今日も、山本からのメールが届いた。]

 ……そーきたか。

[内容を見て、小さな笑いが漏れた。]

 あいつ、本当に、周りを楽しませる天才だな。

(160) 2014/03/30(Sun) 02時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 02時頃


【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:朔太郎
FROM:頼児
TITLE:Re.本日の公開処刑(V)o\o(V)
本文:
あいつらの進路はいつから相撲取りになったんだ

参加する

――――――――――――――

(*25) 2014/03/30(Sun) 02時頃

【人】 保険調査 ライジ

[山本へのメール送信後、またスケッチブックを詰める(見る)作業を再開していると、案外早くに返信があった。]

 ??

[何がナイスなのか。
 よく分からなかったが、本文を開いて理解した。
 小熊と保科にひそかに詫びた。]

 あれ、まだ……

[それだけかと思ったが、スクロールバーは、まだ本文が続いていることを示していた。
 指を滑らせ読み進めてゆくうちに、少しにやけ気味だった表情が、だんだんと真摯なものへ変わっていった。

 食堂や他で囁かれていた噂から、大体のことは察していた。
 けれど、改めてそれが間違いでなかったことを報されて、何も出来なかった自分が歯痒くて、悔しくて、唇を噛んで顔を顰めた。]

(174) 2014/03/30(Sun) 02時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[内容が、かなりマイルドにされていたことは知らない。
 しかしこれでも十分に胸が痛い。
 直接聞いてしまった山本の心中は、推し量りようがない。
 普段、あんなに陽気に振る舞っている彼が、あんなに……。

 どうすべきか。
 返信画面を開いたままで、指はずっと止まっていた。

 そこに今度は、白辻からの短いメールが届き、その内容に硬直し、掌に汗が滲んだ。]

 わ   すれて た

[硬直したまま、急いで返信文をつくる。]

(177) 2014/03/30(Sun) 03時頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:ありす
FROM:頼児
TITLE:Re.
本文:
すまない恩に着る!!

それと、朔太郎から昨日の話聞いた
悪かった

――――――――――――――

(*32) 2014/03/30(Sun) 03時頃

【人】 保険調査 ライジ

[白辻のメールに返信した後、そういえば何で、あれを書いたのが自分だと分かったのかと、少しだけ首を捻った。
 そして、すぐに思い当たる。
 昨日、自分の次にラインカーを使ったのは白辻だったし、文字を消す段階になって「これだけ残してくれ」と言ったのは、他でもない自分じゃないかと。

 どうしよう、更に追加された文字の主まで特定されていたら。
 いや、昨日の件を本気で怒ってくれたらしい彼にならば、知られたとしても、問題はないと思った。
 むしろ、伝えるべきなのだろうか……そこは悩ましいところ。]

(180) 2014/03/30(Sun) 03時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:丞
FROM:頼児
TITLE:すまないやらかした
本文:
すまない、校庭の文字
消し忘れてた
ありすが気付いて消して暮れた
俺なのはしってるづぽい
お前はどうか分からない

――――――――――――――

(*35) 2014/03/30(Sun) 03時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[先に十文字への謝罪を送り、再び、山本のメールを表示させる。
 読み返すほどに、胸が辛い。
 浮かれてばかりいる自分が情けない。

 何度も画面に指を滑らせては、消し、入力しては消しを繰り返す。
 文章構成力の無さが恨めしすぎる。]

 ……ったくこの体育会系!

[自分に怒声を浴びせつつ、勢いよく立ち上がると、部屋を出た。
 足早に廊下を進みながら、メールを打つ。]

(187) 2014/03/30(Sun) 04時頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:朔太郎
FROM:頼児
TITLE:(無題)
本文:
話がある
今どこにいる

――――――――――――――

(*43) 2014/03/30(Sun) 04時頃

【人】 保険調査 ライジ

[階段に着いたところで、またスマホがメールの着信を伝えてきた。]

(困んねー……のか?)

[明らかに男同士だと分かる内容。
 ただでさえ、十文字はあの掲示板で中傷されていたというのに。
 また、何か書かれかねないだろうに。]

 ………。

[なら自分はどうだ、困るのか、困らないのか。
 立ち止まり、考えて、2分後に結論が出た。


 ───丞となら構わない。]

(188) 2014/03/30(Sun) 04時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 04時頃


【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:丞
FROM:頼児
TITLE:Re.Re.すまないやらかした
本文:
分かった、言っておく

浮かれてるだけかもしんけど、
俺もお前とならばれてもいーか思つてる

――――――――――――――

(*45) 2014/03/30(Sun) 04時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:丞>>+141
FROM:頼児
TITLE:知ってたらしい
本文:
ちょくせつ確認してはないけど
俺当てに、けすってメール北し
寄せ書きであの月かいたの俺だって知ってるし

自分から広めるつもりはないけど
お前となら噂なっても構わないか思ったてーか
たぶん俺。お前のことで嘘つけない

やじの一つや二つや十つくらい耐えられないようじゃ
やってけねーよ

――――――――――――――

(*49) 2014/03/30(Sun) 05時頃

【人】 保険調査 ライジ

[十文字へのメールを送ったタイミングで、山本からの返信があった。
 明らかに勘違いしているらしい文面に、申し訳なく思いつつ]

 屋上な。

[その誤解も、直接話して解けばいいと、階段を駆け上がっていった**]

(195) 2014/03/30(Sun) 05時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 05時頃


【独】 保険調査 ライジ

/*
ところでこの村、DT率すげー高そうよな。


ハイDTデス

(-75) 2014/03/30(Sun) 05時半頃

ライジは、屋上で山本を見つけ、まず口にしたのは謝罪の言葉**

2014/03/30(Sun) 05時半頃


【人】 保険調査 ライジ

─ 東棟屋上 ─

 朔太郎!

[到着し、その姿を見つけると、駆け寄った。]

 朔太郎悪かった。
 俺、ろくに事情知らねーで、何で話せねーんだよって、勝手に拗ねて。
 ありすの話も尤もだとは思ったけど、納得できたのかってと、やっぱできなくてさ。

 ……あの後、食堂で、大体の事情は察せたんだけど、そうだよな、あんま話したいもんじゃねーよな。
 なのになんか、説明させちまって……
 悪い。

[あのメールをしたためている時の山本の心中を思うと、苦しかった。
 もし居合わせたのが自分だったらどうしていたろう。
 居たたまれなくて逃げていたか、馬鹿らしいと流したか。
 それとも、彼のようにぶつかっていったか……それは、できなかった気がする。]

 でもってその、サンキュー、な。

(210) 2014/03/30(Sun) 12時頃

【人】 保険調査 ライジ

[付け加えた礼の理由は、言わなかった。
 柵に寄って校庭を見下ろせば、白辻の手によって、満月と文字は消されていた。]

 写真、撮っときゃよかったな。

[自嘲しつつの、小さな呟き。]

 ……あー、もうそんな時間?
 わかった、行こう。

[自習室へとの言葉に頷くと、山本とともに、屋上を後にした**]

(212) 2014/03/30(Sun) 12時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 12時頃


【人】 保険調査 ライジ

─ 屋上→ ─

 そー、か……。
 なんか俺、全然分かってねーのな。

>>214自身の感情だってままならないのに、他人の気持ちを察しようなど、難易度が高すぎた。

 山本の声はいつものように明るいけれど、食堂での睦井との話>>221>>222を思い出せば、その奥にあるものを、つい探りそうになってしまう。
 分かったところで、自分には何も出来ないのだろうに。
 不甲斐なさに、少し俯く。
 けれどあまり沈んだ顔ばかりしていると、また山本に余計な気をつかわせてしまいそうで、すぐに視線を校庭へ投げた。
 大きく振られるトンボ>>211が見えた。
 それが白辻だと気付くと、礼を言うように、大きく手を振り返した。*]

(224) 2014/03/30(Sun) 14時頃

【人】 保険調査 ライジ

[山本が部屋に鋏を取りに行っている間、彼が呟いた「綺麗だなあ」>>217という言葉について、考えていた。

 そういえば彼は、よく「綺麗」という言葉を使う。
 屋上から見た風景のことか。
 咲きかけの桜のことか。
 もっと他の何かへなのか。

 ただ、その音は、いつもより深くて柔らかに響いたから、きっと、彼が見たその「綺麗」なものは、彼にとってとても大切なものなのだろうと思った。]

 ッし、行こうか。

[鋏を持った山本が部屋から出てくれば、また連れ立って、自習室へと向かう。
 歩いている間、自分にとっての綺麗なもの……大切なものについて、考えながら。*]

(225) 2014/03/30(Sun) 14時半頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 自習室改め山本理髪店仮店舗 ─

[山本の、立ち入り禁止令にはちゃんと従っていたので、彼の部屋の中が、今どういう状態なのかは知らない。
 大方、足の踏み場もないのだろうと、勝手な想像はしていたが。

 自習室に着けば、理髪店開店の為の準備を手伝って出た。
 邪魔な机と椅子をどかし、パーティションの位置をずらし、主役達の登場を待つ。]

 なー、朔太郎。

 サンキューな、いつも。

[何故彼が、こんなに毎日イベントを開きたがるのかは分からない。
 けれどこのお陰で、また思い出が増えてゆく。]

(228) 2014/03/30(Sun) 14時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[さて断髪式が始まれば、少し離れた椅子を陣取り、スマホのカメラを起動させた。
 きちんとした写真はきっと明智が撮ってくれるだろうけれど、寮を離れた面々にも、今の状態を少しでも早く伝えてやろうと。]

 ……あれ、こんで撮れてんのか?

 まーいいか。

[思えば、ビデオカメラなど、間違って起動させたことくらいしかなかった。
 スマホ所持者でありながら、アプリも碌に入れていない。なめこも抜かなければ、パズルもしない。
 単に、高校入学時、初めて買ってもらったケータイが、既にスマホだったという理由なだけだ。]

(229) 2014/03/30(Sun) 15時頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:丞 怜二 宗介 博
FROM:頼児
TITLE:断髪式
本文:
してる

【ブレまくりなムービー】

――――――――――――――

[途中「あれ?」とか「切んのどこ?」とか、余計な声が入っている。
 しかもカメラに近いぶん、他の音声より大きいかもしれない。]

(*60) 2014/03/30(Sun) 15時頃

【人】 保険調査 ライジ

[談話室に、シャキシャキと響く鋏の音。
 この音も、もうすぐ聞き納めになるのだろうか。

 定良と小鳥谷は、新たな地でどんな生活をはじめたのだろう。
 紐井屋と十文字も、そろそろ着いた頃だろうか。
 そういえば、十文字の新居がどこなのか聞いていない。
 聞いたところで、遠く離れてしまうことは確定事項だし、知ればきっと、なんとかして会おうとしてしまいそうな自分がいる。
 無理なのは分かってはいるが、遠い西へ旅立つ前に、せめてもう一度だけ]

 ……何も返せてねーし、俺……

[そっと、僅かだけ袖を捲り上げ、リストバンドを指で撫でた。]

(237) 2014/03/30(Sun) 16時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[頭ひとつ大きな背丈は、大勢の中でもよく目立った。
 皆に優しくて、よく気配りする奴だと思った。
 3年になり、同じ部屋になった。
 締坂の歌を聞いて、絵を描く十文字の姿を見ながら、よくベッドで腕立て伏せをした。
 それぞれ好き勝手なことばかりしてるのに、楽しかった。

 比較的早く寝てしまう自分とは逆に、あいつはいつも遅くまで起きていた。
 夜中に目が覚めると、まだ机の前にいたということもあった。

 ペンを握る大きな手を、真っ直ぐに紙を見つめる横顔を。
 眠っているふりをしたまま覗き見た。
 少し丸まった背に忍び寄り、抱きしめたい衝動に幾度も駆られた。

 ───寮室でも、屋上でも、桜の樹下でも、抱きしめられるのは自分ばかりだったから。
 遠く離れる前に、もう一度だけ会えたなら、今度は自分が抱きしめたい。]

(238) 2014/03/30(Sun) 17時半頃

ライジは、鋏の音を聞きながら、時折、リストバンドを弄っていた**

2014/03/30(Sun) 17時半頃


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 17時半頃


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 21時頃


【人】 保険調査 ライジ

─ 断髪式 ─

[先程撮ったムービーを自分でも確認してみたら、ブレブレもいいところだった。
 しかも主役達の声より、自分の呟きの方がはっきり音として残っている。]

 やっぱ俺じゃダメだなー。

[あまりのひどさに苦笑を浮かべていると、早速、定良からダメ出しのメールが来た。]

(253) 2014/03/30(Sun) 21時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:宗介>>+212
FROM:頼児
TITLE:Re.Re.断髪式
本文:
うん、じぶんでもみた、ひどかった

ぼうずにしたらマリモになる辛子ねーよ

――――――――――――――

(*69) 2014/03/30(Sun) 21時半頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 食堂でのこと ─

 いや、ちょっとな。

>>221睦井に指摘され、スマホから指を離す。
 切り替わった画面に表示されるのは、ネイビーブルーに描かれた、ボロボロのミットの絵。
 そして話が昨日の喧嘩のことに及ぶと、少しだけ真摯な表情を浮かべ、箸を置き]

 ……出してねーよ。
 あいつらにも止められたし……なんか俺、あちこちに世話かけっぱなしだよな。

 喧嘩の原因は、想像はついてっけど、実際どうなんだかは知らねー。
 うん、あいつらもいたな。

[余計なことは、極力伝えないでおいた。
 原因はおそらく想像通りで間違いないのだろうが、ここで想像だけで話してしまえば、白辻の行為を無にするし、あちらこちらで噂を振りまいていた連中と同じになってしまう。]

(271) 2014/03/30(Sun) 22時半頃

【人】 保険調査 ライジ


>>222山本の様子について聞かれた時、少し考え、確かに違和感があると思ったが]

 そーか。

[気のせい、と返されたので、それ以上は何も話さなかった。*]

(272) 2014/03/30(Sun) 22時半頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 断髪式 ─

 ……へ?

[白辻の登場>>263には、一体どこからそんな声が出るのだと面食らった。
 こういう時、咄嗟にカメラを向けられない自分が哀しい。

 そういえば、こういう場にはいつもいて、カメラを構えているはずの姿がない。
 単に遅れているだけだろうかと、メールを送ってみることにした。]

(274) 2014/03/30(Sun) 22時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:智明
FROM:頼児
TITLE:断髪式
本文:
断髪式、もうはじまってるぞ
さくたろうからメールいつてないか?

――――――――――――――

(*73) 2014/03/30(Sun) 22時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:宗介>>+221
FROM:頼児
TITLE:e.断髪式
本文:
俺はカメラマンに向かない

辛子じゃなくて、からし
それ誤変換!
いやだよまりも

――――――――――――――

(*74) 2014/03/30(Sun) 22時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[メールを送信し終えると、隙を見るようにして、白辻に近寄った。]

 ありす。

 寄せ書き、世話かけた。
 ありがとう。

 それと、昨日の話も聞いた。
 碌に事情もしらねーで、あんな態度とって、悪い。

 それと、な……

[ひときわ声を潜める。]

 ……丞からも、礼言っといてくれ言われたから。
 ありがとう、な。

(281) 2014/03/30(Sun) 23時頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 断髪式中 ─

 ……俺じゃもしかしたら、なかなか消せなかったと思うから、やってくれて助かった。

[残しておけるのであれば、残しておきたかった。
 しかしそれは無理なことというのも承知。
 だから、代わりに消してくれた彼には、労力以上の感謝がある。>>292
 喧嘩の件にしても、何にしても。
 自分はやはり、周りから助けられてばかりだ。
 甘えてばかりだ。]

 ……いや……

[礼を言うのはこっちなのだからと返そうとするが、続けられた秘やかな声に、言葉は止まる。]

 ………ん。
   うん……。

[まずいなと思った。
 平静を装ったつもりではあるが、多分、赤くなってしまっている。*]

(302) 2014/03/30(Sun) 23時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[とりあえず、目頭を拭うふりをして、片手で顔を隠す。
 ハンカチがあればもっと上手く隠せたろうに、一体どこに行ってしまったか。

 鎮めようとしていた為、近付いている歌声に気付くことはなく]

 ……ぅわッ!

 あ、樹央か。

[歌とともに開けられた扉>>294に、かなりいいリアクションをしてしまった。]

(305) 2014/03/30(Sun) 23時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:宗介>>+238
FROM:頼児
TITLE:Re.まりまりもりもり
本文:
だからまりもはよせ!
かみもそめない!

採られるようになるように頑張る

――――――――――――――

(*83) 2014/03/31(Mon) 00時頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:智明>>*82
FROM:頼児
TITLE:Re.ごめん
本文:
そうか残念
俺取ったけど宗介にダメ出しされた

【ブレブレのムービー>>*60

――――――――――――――

(*84) 2014/03/31(Mon) 00時頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 断髪式後 ─

[外出中らしい明智に代わり、スマホで何枚か写真を撮ってはみたのだが、どれもろくでもない写りだった。
 とりあえず、そこそこマシなもの数枚は、欲しいという者達にその場で送った。

 それから、残りのスケッチブックを片付ける為、部屋に戻る。]

 …………

[普段、メールの返信になど無頓着で、用が済めばそれでいいと思っているのだが。
 ちゃんと送信されているか確認してしまう自分に、少し呆れた。]

(313) 2014/03/31(Mon) 00時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/31(Mon) 00時頃


【人】 保険調査 ライジ

─ 断髪式中 ─

 いいリアクションーじゃねーよ!

[しかしお陰で、ちょっと赤らんでいる理由を「驚いたから」で誤魔化せる。

 紐井屋の眼鏡を包んでいたはずの、変なキャラクター付きハンカチは、どういう経緯か締坂の手の中にあった。
 しかも濡れているっぽい。]

 つか何でお前が俺のハンカチ持ってんの?!
 とりあえず、それ俺んだから返せ。

[一応、返却要請はしておいた。]

(331) 2014/03/31(Mon) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[続いて行われた小熊の断髪式の様子は、もうムービーは諦めて他に託し、写メだけにした。
 それも正直、上手く撮れているとは言い難い。]

 つーか樹央が変な替え歌歌うから!

[ぶれた理由を責任転嫁。]

(337) 2014/03/31(Mon) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 まーどうせ粗品ハンカチだけどな。

[締坂>>336から湿ったハンカチを受け取ると、無造作に畳んで、そのままジャージのポケットに突っ込んだ。]

 そー、俺の。
 なんかどういう旅をしてたんだこいつは……。

[入江>>349から話を聞くと、小さなタオルの旅路に、少しだけ思いを馳せた。]

(353) 2014/03/31(Mon) 01時頃

【赤】 保険調査 ライジ

――――――――――――――

TO:智明>>*87
FROM:頼児
TITLE:Re.へっただなぁ。
本文:
わるかったな!

【やはりブレている、小熊断髪式画像】

――――――――――――――

(*94) 2014/03/31(Mon) 01時頃

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