64 さよならのひとつまえ
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─ →食堂へ ─
[Tシャツとトランクスは換えたが、その上に着るジャージは同じもの。 部活も授業もなかったのだから、たいして汚れてなどないだろうと。
食堂前の自販機で、塩とライチの飲料を買ってから、まずは受け渡し口へ向かう。]
おばちゃーん、今日の日替わりって何?
[日替わり定食マスターの保科はいなかったから、直接聞いた。 味噌汁はシジミだった。
今夜のメニューはラーメン大盛りと小ライスと餃子に決まった。]
(4) 2014/03/25(Tue) 01時頃
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[ラーメンを啜りながら、プロ野球オープン戦の結果を見るべくスマホを弄ると、メールが2通届いていた。]
あー、じゃあやっぱボールだな。
[ユニフォーム案は棄却された。 ボールに一筆添えて、詰めてもらおう。]
…………。
[そしてもう一通。 開く前に、宛名を見て、箸が止まった。
暫し添付画像を見つめた後、猛スピードでラーメンを啜り、餃子を頬張り、汁をかけた白米を掻き込む。]
ごちそーさま!
[麺の一欠片も残っていない丼を戻すと、猛ダッシュで屋上へ向かった。]
(13) 2014/03/25(Tue) 01時頃
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─ →屋上 ─
[風呂上がり、且つ食後に、階段を一気に駆け上るのは、流石にきついものがあった。
何を馬鹿なことをしている。 ただ月の画像が送られてきただけなのに。 そんな思いは、今は衝動に先を越されてしまっていて]
丞!
[屋上に着いて、既にその姿がないことを知ってから、漸く自分の馬鹿げた行動に気がついた。
桜は咲く前に散った。 月はこれから欠けてゆく。
愚かな頭を冷やす為、暫し、柵に背中を預け、半分の月を見上げていた。*]
(25) 2014/03/25(Tue) 01時半頃
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[部屋に戻ったのは、おそらく消灯時間が近くなってからのこと。 十文字と締坂は、もういたろうか。]
俺、寝る。
[明日の花見があるから、屋上で身体が冷えたからを理由に、さっさと布団に潜り込み、壁側を向いて目を閉じた**]
(28) 2014/03/25(Tue) 01時半頃
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─ 翌朝・食堂 ─
[放送を聞いたのは、軽めの朝食をとっている時だった。 昨日までだって、さんざん繰り返した。 こうやって、また少しずつ寮の中が閑散としてくるのと思うと、そのたびに寂しさが募った。
テスト前、小鳥谷にくっついて図書室に行った。 30分後、静かな空間に寝息を響かせ、退去を命じられてしまった。
天体観測、あまりに見事な星空に、美しい真円を描いていた月を見て、定良に「月が綺麗だな」と言ったら、誰だったからかツッコミをくらった。 ただ素直に感想を言っただけなのに理不尽だと、あの時は思った。]
……あいつらも、花見、くるよな。
[できれば笑顔て送りたい。 うどんの最後の一口をすすり、口元を拭いながら席を立った。 メールに気付いたのは、トレーを返却口に返したあと。 山本は、本当にまめなやつだと、改めて感心した。]
(63) 2014/03/25(Tue) 08時頃
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TO:朔太郎 FROM:頼児 TITLE:Re.飲み物調査☆
MESSAGE: 茶なら仁右衛門希望 ジャスミンティーあったらほしい
金って割勘だよな、お前に渡せばいのか?
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[多少の誤字脱字を、意味が通じればと修正しないで送ってしまうのも、毎度のこと。]
(*21) 2014/03/25(Tue) 08時頃
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[階段をのぼりながら、飲料リクエストのメールを送った。 それから、受信履歴に並ぶメールの一通に、保護がかかっていることを確かめる。
メールを開けば、半月の画像がそこにある。 写りはあまり良いとは思えないのに、なぜか、やたら綺麗な月。 綺麗で、なぜか哀しい。
どうせ自分と同じだ、ただ素直に感想を述べたまでだ。 勝手に期待して、落ち込んで……こんな愚かな話があるか**]
(67) 2014/03/25(Tue) 08時半頃
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ライジは、ザック他に頼むものや、こっちで用意するものはないか、考えている。
2014/03/25(Tue) 11時半頃
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─ 4-M ─
[スマホをジャージのポケットにつっこみつつ部屋に戻ると、ちょうど締坂が部屋を離れるところだった。>>91]
あー、うん。 俺も後で行くから。
[後でなと見送り、入れ違いに部屋へ入るが、心なしか締坂と十文字の間の空気がおかしい。]
………博と、宗介、行くんだってな。
[もし、彼らの間に何かあったのなら、原因はあのラブレターだろうと、容易に想像はつくのだが。 自分が触れて良いものではないような気がして、敢えて問うことはしなかった。]
(124) 2014/03/25(Tue) 18時半頃
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[定良や小鳥谷や方長のように、もうすぐ自分も、この寮から去ってゆく。 あと何人見送って、何人に見送られるのかは分からないけれど。
……大丈夫、愚かな想いは閉じこめた。 皆で花見を楽しんで、笑顔で「またな」と、別れの時を迎えればいい。]
丞。
油性ペン、持ってねー?
[スポーツバッグを漁りながら声をかける。 タイムカプセルに入れるボール、何を書こうか。]
(125) 2014/03/25(Tue) 18時半頃
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……寂しくなるよな。 あいつらも、花見来るかな。
[>>126差し障りのない会話をしながら、スポーツバッグからボールを取り出す。 あまり深入りすると、折角鎮めている自分の感情まで溢れてしまいそうで。]
ん、サンキュ。
[それを入れるのか>>127との問いに、ペンを受け取りながら首肯する。]
ユニフォーム入れようかとも思ったんだけどさ、クッキー缶くらいの大きさってから、流石に入んねーよなーって。 だから。
[けれどまだ、何を書くかは決めていない。 キャップをつけたままのペンを握って、暫し、ボールとにらめっこ。]
(129) 2014/03/25(Tue) 20時頃
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……え、お前、花見こねーの?
[>>127にらめっこが解けたのは、十文字が花見をパスすると言ってから。 胸に風穴ができたかのような感覚に、声がほんの微かだけ掠れた。]
病院……そうか、大事にな。
[マスクに眼鏡……花粉症という話は今まで聞いたことがなかったが、ここにきて急にきたのか。
真面目な声色の敬礼に、敬礼を返す。 そうだ、これでいいんだと、己に言い聞かせながら。]
(130) 2014/03/25(Tue) 20時頃
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シャツだけ入れるってのもさ……あぁ、リストバンドなら入るか。
[>>135髪と同じ色だったのが気に入って、愛用していたリストバンドは、ユニフォームのズボンのポケットにまだ入っている。 スペースがあればそれも入れてもらおうと、立ち上がる。]
サインか……うん。 書いて恥ずかしくねーように、十年後には、一軍でマスク被ってられるよう頑張らないとか。
(143) 2014/03/25(Tue) 21時頃
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……困るな、確かに。
[>>141チームの入寮予定もある。あまり遅れると、家での準備の時間がなくなる。 けれど、少しでも、十文字との時間が延びるなら……いや待て、それは危険だ。 巡らせた思考のせいて、眉間に皺ができた。]
いや、お前が発案者なんだから、間に合わせろよ。 もしなんなら、埋めるの待ってもらうからさ。
[差し出された卒業証書と手紙>>142を、はじめはそう言って拒絶した。 しかし結局受け取ってしまう。]
……待ってっから。
[振り返らぬ背に掛けた言葉は、あくまで、タイムカプセルのことだと。 しかしこのままでは、誤魔化せば誤魔化すほど、泥沼化しそうだ。*]
(149) 2014/03/25(Tue) 21時頃
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[十文字が去ったあと、また、ペンを持ってボールと向き合った。 何を書こうか考えて、
『祈!一軍レギュラー定着! 頼児』
必ず、一軍でマスクを被ってやる、そんな誓いを白球に込めた。 そして裏側には、少し不格好なサインも添えてみた。]
……。
[気になるのは、十文字の置いていった手紙。 封を開け、閉じ直したらばれるだろうか。 透かせばもしかしたら少しくらい読めるだろうか。
手紙を持って、窓から差し込む陽に翳そうとして……]
いやいやいや。
[何を馬鹿なことを。 強く頭を振り、手紙を置いた。]
(163) 2014/03/25(Tue) 22時頃
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[もうひとつ、卒業証書。 此方は自分のものと同じだろうけれど。
キャップを開け、筒の中に、深緑色のリストバンドを潜ませた。 10年後、ただのいたずらだと笑ってられたら。 きっとそれが、一番なんだと……]
(167) 2014/03/25(Tue) 22時頃
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─ →中庭花見会場へ ─
悪い、遅くなった! なんか手伝うこと残ってるか?
[そこには誰がいたろうか。 まだ何かやることがあるならと、持ってきた袋をブルーシートの上に置いて申し出る。]
あと金、幾らんなんのかな。
[これも、忘れないうちにと。]
(175) 2014/03/25(Tue) 22時半頃
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おっ、ありす!
[見ればもう、食べ物や紙皿の類は大体用意されていた。 何もしていないぶん、片付けくらいはやろうと密かに思って]
あージャスミンティーな、サンキュー! それに何、そいつも買ってきてくれたのか。
[気が利くなーと笑いかけ、丁度軽く喉も渇いていたので、ハツラツ飲料はその場で飲み干してしまう。]
うん、飲み物は朔太郎な。 そのでっかいペットのぶんも含めて、500円くらいで足りっかな。
[話の途中、小熊らの姿が見えれば、そちらへも軽く手を振る。]
(192) 2014/03/25(Tue) 22時半頃
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?!
[傍らから、凄い咽せ返る音>>195がして、驚いて振り返った。]
利一おい、どうした、気管入ったか?
[まさか飲料自体の味に咽せたとは思わず、彼の背をさすろうと手を伸ばし]
(199) 2014/03/25(Tue) 23時頃
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[一瞬、なんかヤバい音がした気がした。 反射的に振り返ると、茶色い液体がこちらへと噴射されていた。
あっこれやばいやつだ。
避けるつもりが、逆に硬直した。 睦井との身長差、約8cm。]
あ……。
[此方への被害……末吉[[omikuji]]]
(218) 2014/03/25(Tue) 23時半頃
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……おい……
[睦井がだいぶ盾になってくれたけれど、こっちにも結構かかった。 主な被害は顔とジャージ。 この陽気なら半袖でも何とかなるだろうとジャージを脱ぐと、ベタベタになった顔を拭った。]
あーあ、シートもベタベタじゃねーかよこれ。
[どうせ一旦汚れたのだから同じだと、シートもジャージで拭いてしまう。]
(221) 2014/03/25(Tue) 23時半頃
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[私物を入れた袋を、別な場所に置いておいたのは不幸中の幸いだった。 自分のボールはともかくとして十文字の手紙を濡らしてしまったら申し訳ないどころではない。]
そうだな、行く。
[このベタベタは手強い。 拭った程度ではとても退治できない。]
誰か、こいつ入れとくビニール袋めぐんでくんねー?
[ベタベタなジャージをぶら下げ、袋を探す。 無論、睦井にはついて行くつもりだ。]
(240) 2014/03/25(Tue) 23時半頃
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ライジは、リーの方がだいぶ被っていたようだが、大丈夫だろうか。
2014/03/25(Tue) 23時半頃
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……いや一個で……ありがとう。
[なんか5個も貰ってしまった。>>242 折角なので、2枚貰って、二重にして入れておいた。]
(244) 2014/03/26(Wed) 00時頃
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[>>247保科に貰ったビニール袋の残りを、ぽいぽいと睦井に放ってやり、それから水道へ向かう。]
靴はな、なんとか。 ちょっとはねた程度だし。
いや流石にこっから直には行かねーよ、一旦実家に返って、両親と、あと親戚とか近所の人なんかにも挨拶して、それからだから。
……え?
[不意に問われた名前に、どきりとした。 大丈夫、表情には出ていないはずだ、多分。]
あぁ、あいつ、なんか風邪かもしんねーから病院行くって。 タイムカプセル埋めるまでに戻ってこれりゃいいんだけど……。
(253) 2014/03/26(Wed) 00時頃
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そこんとこは、チームの方からも、ちゃんと挨拶する時間くれた。 むしろしてこいって。
……あんまプレッシャーかけんな。 けど、10年後には必ず一軍レギュラー掴んでみせっから。
[もし10年後に集まるなら、この時期はオープン戦後半……試合の谷間に当たってくれれば、顔は出せるはずだ、出したい。
髪にはかからなかったから、手で水を掬ってざぶざぶと顔を洗う。 洗いながら、問いかけに答える。]
待ってっから来いよ、とは言っておいたけど。
……なんか、話あったのか……?
[話せず仕舞いだという睦井の言葉に、顔を洗う手を止めた。]
(280) 2014/03/26(Wed) 00時半頃
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なくなるだろうな、練習のきつさじゃ有名なところだし。 けど、ドラフトじゃなく育成から叩き上げられんだから、厳しいところじゃないと意味ねーしな。
……地方球団だから、このへんのTVでやってくれっか分かんねーけど、サインしても恥ずかしくない程度の選手になるってーのが、当座の目標だなそうしたら。
あ、わり。
[>>288水道を譲られると、そちらへ移動する。 そういえば自分もタオルを持ってきていなかった。]
そっか、お前あいつと同じくラスだったもんな。 いや最後っつっても、まだ顔会わす機会はあるんだし……
……怜二……そだな、俺、あいつにボールペン返してねーや。
(298) 2014/03/26(Wed) 01時頃
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……って、怜二も来ねーの?
[あれっと思って訊ね返した時には、睦井は花見の席へ駆けていた。]
そーだなー!
[紐井屋も、十文字も、皆も。 友達だから、同じ寮の仲間だから、別れまでの短い時間を一緒に過ごしたいと思うのだ。 そうなんだ、それ以上のものなんてない。
Tシャツの袖で顔を拭うと、少し遅れて、皆の所へ戻っていった。]
(302) 2014/03/26(Wed) 01時頃
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[花見の席に戻ると、締坂が英語の歌>>297を歌っていた。 メロディーは当然聞き覚えがあるが、歌詞はてんで分からない。
だから、何故歌が止まった>>300のかも分からない。]
??
[何だろうと、歩き出した締坂を、視線で追ってゆく。]
(305) 2014/03/26(Wed) 01時半頃
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/* え?
あれ?
(-53) 2014/03/26(Wed) 01時半頃
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[歌を終えた締坂に、立ったままで拍手を送る。 歌詞は分からなくても、良い声だなというくらいは分かる。]
え、何か呼んだか?
[何だか名を呼ばれた気がした。 少し濡れた前髪を弄りながら、声のした方を振り返った。]
(323) 2014/03/26(Wed) 01時半頃
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えっ、俺顔洗っただけだから、そんなに濡れてねーし。
[避ける締坂>>325に抗議するが、実際、前髪から雫は落ちている。 きゅいきゅいと指先で扱いて水気を適当に落としていたら、こちらへカメラが向いていた。]
は? 自伝ー?
お前らねー、それ俺の国語の成績知って言ってる? 追試受けたの知って言ってる?
[どういう経緯でそんな話が広がったんだと呆れつつも、Vサインくらいはしておく。]
つか智明、取る側ばっかじゃん。 お前のも撮ってやるからカメラ貸せよ。
(332) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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おい利一のそれ、知ってる歌だけど知らねー曲になってんぞ!
[>>331つまり下手だと。 なら自分はと問われれば……]
きーらーきーらーひーかーるー♪
[おそらく78(0..100)x1点くらいの歌唱力か。]
(343) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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/* 案外ちゃんと歌えてやがった、だと……?
(-56) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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ライジは、ありすの歌も大概だなーと苦笑い。
2014/03/26(Wed) 02時頃
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自伝なんてーもんは、文武両道な奴に書かせときゃいいんだよ!
[>>342作文用紙は睡眠薬に等しい。 絶対無理だと断言した。]
そりゃいつもはそうだけど、もう残り少ねーんだしさ。 お前の写真だけないとかやっぱ寂しいじゃん。 一人がイヤなら、誰かと一緒でもいいからさ、撮らせろって。
[眉を下げる明智を、遠慮しているものかと思い込み、カメラを貸せと手を伸ばす。]
(349) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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[山本と小鳥谷を見ると、大きく手を振り]
おーぃ朔太郎! お疲れーー!
博はそれ最後の古本青空市かーー?
(354) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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自伝は書かねーけど、TVとか雑誌で過去の野球人生なんか紹介してもらえる位のレベルの選手にはなりてーよなー。
あっ、そん時は写真頼むかな!
[>>360唇を尖らす明智に、笑って返す。 けれど、自身が撮られるのには、やはり遠慮がちというか、困惑しているような様子に、眉を下げ]
……そか。
[撮られること自体が嫌いなのか、大切なカメラを触らせたくないのか。 しかしいずれにせよ、無理強いするわけにもいかず、手を引っ込め、座り、桜餅に手を伸ばした。]
なー誰かジャスミンティー取ってー。
(366) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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[桜餅をもぎゅもぎゅしていたら、とんでもない言葉>>361が聞こえ、ぎょっとして山本を見た。]
ぜってーーいやだ!!
[両手を思いきりクロスさせ、×印を作って拒絶を示した。]
(367) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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ライジは、ところで寿司食っていいかな、寿司!**
2014/03/26(Wed) 02時半頃
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……俺の方こそ、無理に悪かったな。
[謝罪する明智に、小声で返す。]
取材? そうだな、何年後になるか分かんねーけど、必ず連絡する。
[明智だけではなく、ここにいる皆に。 数年後、良い報告がしたい。 その為にすべきことは明確なのだから、届く宛のない想いなど捨てて、邁進すればいい。]
なー、ほういえば寿司代とか、誰に払えはいーんだ?
[鉄火巻を頬張りながら、傍らに座った明智に訊ねる。 たこさんウインナーの存在に気付けば、きっとそれも欲しがったろう。]
からあげねーの、唐揚げ。
(393) 2014/03/26(Wed) 09時半頃
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[ジャスミンティーを飲みながら、スマホを取り出してみるが、メールの着信は見当たらない。 皆とわいわい過ごすこういった時間は、とても好きなもののひとつなのだが、そこに、周囲より頭ひとつ大きな彼がいないというだけで、心にすきま風が吹き込んでくるような気がして、茶を飲み一息するふりをして、溜息をついた。]
花火なら、俺、見る側な。
[見るのは大好きだが、手持ち花火はあまり好きではない。 やれと言われれば、渋々立ち上がるのだろうけれど。]
…………
[十文字の容態はどうだろう、やはり風邪だったか、花粉症がきたのか……。 メールして訊ねようか、指は宛名をさまよって、結局やめた。 届かぬ想いなど捨てて、前へ進めと、今しがた思ったばかりではないか。]
(395) 2014/03/26(Wed) 10時頃
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[タイムカプセルを埋めるのは、いつになるか。 間に合ってくれるだろうか。]
そういえば、お前らはなに埋めんの?
[不参加者もいるとは聞いてはいたが、どんなものを皆は埋めるのだろうか。 袋の中には、祈りと誓いを籠めた白球と、十文字から預かった手紙と卒業証書……と、こっそり隠したリストバンドが、埋められる時を待っている**]
(397) 2014/03/26(Wed) 10時頃
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[>>406明智が何か呟いたらしいことは分かったが、何を言ったかまでは聞き取れなかった。 けど、なんとなく優しい表情に思えたので、軽く頷いておいた。]
取材予約、だったらお前も、それまでに一端の記者になっとけよ? じゃないと約束は無効だ!
[こちらからも約束を投げて、立てた指を押しつけた。]
(409) 2014/03/26(Wed) 18時頃
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割り勘だからいいっつわれたって、全然出さねーのも悪いしなー……。
[困ったように、食料準備を担当してくれた面々を見る。 かといって、無理に金を押しつけるのも、逆に悪いような気もして]
だったら俺、そのぶん肉体労働するかな。
タイムカプセル埋める為の穴掘りとか、ここの片付けとかさ。
[寮に残った運動部員は、自分が最後らしいからと。 金銭代わりに力仕事を申し出て、唐揚げを口に放り込んだ。]
唐揚げは、やっぱレモンだよなー。 マヨネーズとかありえねー。
(411) 2014/03/26(Wed) 18時半頃
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[唐揚げを、箸で4個、串団子のように突き刺して、もう片手には太巻きを持ち、小鳥谷の古本蚤の市を見学に向かう。]
よー、博。 お客さんだ。 なんかいい本あるか?
[とりあえず太巻きを口に押し込んで、Tシャツで手を拭き、薄めの本を手に取ってはパラパラと捲ってみた。 寮を去ってしまう前に、彼と話しておく口実だったのだが、やはり活字というのはどうも苦手だ。]
んー……、あ。 これ。
[けれど一冊だけ、短文の連なる本を見つけた。 これなら読めそうな気がして、一冊、購入(0円)を決めた。
メールの着信に気付いたのは、商談成立したタイミングだったか。]
(418) 2014/03/26(Wed) 19時頃
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TO:丞 FROM:頼児 TITLE:Re.病院
本文 そうか、分かった こっちはわりと盛り上がってる
『添付:花見中の面々(ブレてる)』
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(*63) 2014/03/26(Wed) 19時頃
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[適当に振り返って撮った写メには、誰々が写りこんだろう。 片手に唐揚げを刺した箸を持ったままで写メった為か、添付画像はだいぶブレた。]
んー? あぁ、あいつ今、病院。 終わったみてーだし、夕方くらいには戻るかもって。
[ちょうど小熊>>398と明智>>408に問われたので、内容を伝えておいた。 猫のことは今は内緒だ。]
(421) 2014/03/26(Wed) 19時頃
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─ 日没後のこと ─
[>>412片付けの最中、定良がブルーシートを借りたいと言ってきたので、畳んで渡した。 そのあとは、いつものように風呂に入って、夕食を済ませ……他に何をしたろうか。
定良からのメールの着信があったのは、コーラまみれのジャージを洗って、窓辺に干していた頃。]
ダイヤモンド?
[冬のダイヤモンドが何なのかは知らない。 知っているのは野球場のダイヤモンドくらいだ。]
(438) 2014/03/26(Wed) 20時頃
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―――――――――――
TO:宗介 FROM:頼児 TITLE:Re.てんたいかんそく>>*62 本文: 参加するミ☆
―――――――――――
[流れ星の絵文字は、精一杯の装飾だ。]
(*66) 2014/03/26(Wed) 20時頃
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─ 花見中 ─
あー、風邪か花粉症か分かんねーけどって、病院行った。 アレルギーだったとさ。
[小熊>>436へ伝える声は、いつも以上に淡々としていたかもしれない。 何ともないと、小熊達に伝える為というよりは、内心を悟られないようにする為に。]
……つか。
何そのポテチ、新味? 俺も少し。
[そして、彼の持つ唐揚げ味ポテチに気付くと、分けてくれと手を伸ばした。]
(442) 2014/03/26(Wed) 20時頃
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ライジは、ティソはどこに行ってしまったんだろうと、周囲を見回した。
2014/03/26(Wed) 20時半頃
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─ 花見 ─
みてーだな。 なんかO型がなりやすいって聞いたことあっけど、あれどうなんだ。
[ちなみに自分はA型。 アレルギーの類とは、ここまで無縁の生活を送っている。]
あぁなに、環のかこれ。 あいつラインナップすげーな。
……じゃ遠慮なく。
[いつも思っていたことなのだが、鳥塚は一体どこからあんなに色々な菓子を見つけ出してくるのだろう。 小熊から袋を受け取ると、鳥塚の姿を探し、彼に「いただきます」をするように、ポテチの袋を掲げて見せた。]
(457) 2014/03/26(Wed) 20時半頃
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|
あ、結構美味いなコレ。
[ポテチはたしかに、芋なのに唐揚げっぽい味がした。 そういえば、ピザ味のポテチを食べた外国人が、これは一体どんな高級菓子だと感動したという話を、以前聞いたことがある。
他に誰か食べないだろうかと、ちょいちょいと周りに勧めつつ、唐揚げ味ポテチを食べていると、十文字>>456の声が聞こえ、一瞬ピクッと動きを止めた。]
あぁ、おかえり。 間に合って良かった。
[向けた笑みは、あくまで、風邪ではなかったという友人へ向けたもの。]
(460) 2014/03/26(Wed) 20時半頃
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|
天体観測って、宗介に会ったのか?
[ということは、気付かぬうちに花見会場から姿が見えなくなっていた定良は、十文字と会っていたということなのだろうか。 そういえば彼らは2年の時のルームメイトで、仲が良いのは当然のことなのだろうけれど……ちくりとした胸の痛みは、表情に出ずに済んだろうか。
嫉妬するにしても、あまりに馬鹿げている。]
ん、分かった。
[差し出されたクラッカーを受け取ることで、「行く」と示し]
(464) 2014/03/26(Wed) 21時頃
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ライジは、ススムに、クラッカーのかわりに食べかけのポテチを差し出した。
2014/03/26(Wed) 21時頃
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ふーん。
[>>473偶々会ったという十文字の言葉に、疑いを向ける理由は見当たらず。 手の中の黄色いクラッカーを、くるくると弄る。]
タイムカプセルだの、クラッカーだの、お前って変なトコでまめだよな。
[ずらされたマスクの内側に、少し赤い鼻が見えれば、ついそこへ目は向く。 うっかり凝視して怪しまれぬよう、すぐに視線は外したが。]
(483) 2014/03/26(Wed) 21時頃
|
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[理髪店営業中の山本>>465から、クッキー缶の指示が出れば、立ち上がり]
じゃあ、俺、穴掘っておく。
[スコップを借りに向かった**]
(488) 2014/03/26(Wed) 21時頃
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んーぁ、そうじゃなく……あれか、アイデア。 なんかこう、もう一品の彩り的な。
[マメではないという十文字>>499に、軽い訂正を。]
そういうの、うめーよなーって。
……んじゃちょっと行ってくる。
[そう言い置いて、鳥塚のエアバンドをBGM?に、スコップを取りに向かう。 程なくして、スコップを手に戻れば……]
……わぁ。
[白辻の叫び>>501に、ちょっと渇いた笑いが漏れた。 だが正しいかもしれないと思いつつ、桜の根元に、スコップを突き立てた。]
(527) 2014/03/26(Wed) 22時頃
|
|
あっ朔太郎。
[山本>>523が近付いてきたことに気付き、手を止め、振り返る。]
なー、穴の大きさ、こんくれーでいいかな。
[缶の外に入れる物もあるからと、少し大きめの穴を掘った。]
(540) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
|
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……そうだな。
[微かに聞こえた山本の声>>541に、小さく返す。 こうやって皆で集まって、騒げるのも、今日が最後になるのだろうか。 それとも、また10年後もこうやって……]
前、進まねーとな。
お前も俺も。
[エアバンドは、気付けばメンバーが増えていた。 賑やかな一角に目を細めつつ、充分な大きさの穴ができたところで、スコップを木に立てかけて、自分の荷物を取りに行った。]
(553) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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─ タイムカプセル ─
[一言を添えた白球は、用意された缶の中へおさめた。]
丞、これ。 預かりもん。
[十文字から預かっていた手紙と卒業証書は、本人が間に合ったので返しておいた。 筒の中に隠したリストバンドのことは、黙ったままで。*]
(557) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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─ 夜・屋上 ─
[定良に言われた通り、膝掛けを……と思ったが、そんなものは持っていなかったので、グランドコートを引っ掛けて屋上へ向かった。 ポケットの中には、ちゃんと、黄色のクラッカーを潜ませている。]
宗介ー、ダイヤモンド見に来たぞー。
[緩く手を振りながら、空を見上げる。 浮かんだ星座はオリオン座くらいしか分からない。]
(569) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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─ タイムカプセル ─
[十文字の手に返した卒業証書の筒の蓋が、開けられた。>>566]
───。
[息を呑む。 大丈夫だ、もし見つかったとしても、ちょっと悪戯してみただけだで済ませばいい。
そうは思ってみたところで、鼓動はひどく早まった。]
……。
[何事もなく再び蓋が閉められるのを見れば、人知れず安堵の溜息をつくが、掌には、うっすら汗を掻いていた。*]
(576) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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─ 屋上 ─
なぞるんなら、やっぱこうじゃね?
[>>580腰の三つ星をなぞってから、下の台形、上の台形。 これで一筆書き完成だと、ちょっとだけドヤ顔をした。 腕に当たる星の配列など、知っているわけがない。]
シリウスって……あれか?
[以前、定良から、シリウスは一番明るい恒星だと聞いたことがあったから、今見えている星の中で、一番明るいものを指差した。 生憎、それはシリウスではなく、木星……惑星だったのだが。]
(590) 2014/03/26(Wed) 23時半頃
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[横目で、講師たる定良>>595を見れば、何か自分と少しなぞり方が違う気がした。]
え、だってお前、一番明るいやつって……
……あー惑星。 そうかー、こんなに明るいもんなんだなー。
[感心しきりに木星を見つめ、導かれるまま正しくシリウスを探してから、ブルーシートに腰を下ろす。]
シリウスって、明るくて、やたら白いのな。
[心なしか瞬きも、木星より多い気がする。]
(610) 2014/03/27(Thu) 00時頃
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ん?
[>>599ジャージの膝に、なにか暖かなものを掛けられて、ふと夜空から視線を外した。]
あ……サンキュ。
[礼を言う声は動揺から小さくなった。 膝掛けを持たずに来た自分への厚情だろう、そう思いはしても、気にならないはずがない。
再び夜空へと向いた視線は、星々の間を彷徨い続ける。]
(622) 2014/03/27(Thu) 00時頃
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利政ー、今夜も月、綺麗だなー。 そのまんまの意味でー。
[入江の姿を見つけると、いつぞやのツッコミを思い出し、月を見上げたままで声をかけた。 同じミスは犯すまいと、ちゃんと、注釈もつけて。
そのままの意味だっていい。
スマホの中に、鍵を掛けて閉じこめられている半月に添えられていた言葉だって、きっと、そのままの意味なのだから。
でも何故だろう。 こうやって見上げる月は、半端に欠けているのにもかかわらず、とても綺麗で───くるしい。]
(625) 2014/03/27(Thu) 00時頃
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口説いてねし、スキャンダル撮られるような相手もいねーよ。
[噴き出された>>633ので、視線は夜空へ向けたまま、憮然とした声を返す。
大体、何故「月が綺麗ですね」で「I love you」なのか、正しくは理解していない。 文豪の頭の中は異次元か。 何故、猫に名前をつけなかったんだ。 そんなどうでもいいことにまで脱線した。]
(642) 2014/03/27(Thu) 00時半頃
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[雑念が混ざりまくった為か、定良の星の講義は、途中何度か、示している星を見失いかけた。 けれどその都度、必死に星を追いかけた。
こうして、星についての話をする彼を見られるのは、今夜が最後かもしれない。 すべての星を、星座を覚えるのは無理だとしても、できる限りは覚えておきたい。
とりあえず、シリウスは大丈夫、もう間違えない。]
(645) 2014/03/27(Thu) 00時半頃
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[>>637話はいつしか、4月の空へ。 そして5月へと……。
その頃、自分は何をしているのだろう。 まだ泥まみれで特訓の日々だろうか。 一度くらいは試合でマスクを被れているだろうか。
あいつは───]
…………。
[夜空を示していたはずの懐中電灯がおろされた。 暗がりでは、定良の表情を伺い知ることはできない。]
(655) 2014/03/27(Thu) 00時半頃
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俺ずっと、野球が恋人だったから。
[からかう様な口調の入江>>656に、平坦な声を返す。 嘘偽りはどこにもない。 ただ、この先も、まだ暫くは野球ばかりだろうと思っていたのに、夏の大会で敗れ、引退した頃から、いつの間にか感じ始めた……微かな違和感。]
……ぁ。
[すぐ隣にいた十文字が、クラッカーを取り出したのには、すぐ気がついた。 だから自分も、コートのポケットから小さなクラッカーを取り出して、ワンテンポ遅れて紐を引く。]
(666) 2014/03/27(Thu) 01時頃
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宗介、博、またいつか会おうな!!
[10年後か、もっと先か、後かは分からないけれど。
山本の声>>649もここまで届いた。 あいつは本当にイイ奴だなと、ふっと唇に笑みを浮かべた。
キラキラ降り注ぐ流星の中、涙が滲みそうになったのは、きっと、火薬の臭いが目に染みたせいだ。]
(673) 2014/03/27(Thu) 01時頃
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……丞?
[喧噪の中、紛れるように離れてゆく十文字>>674を振り返る。]
おい、これ……。
[膝に掛かっていたコートを返そうと伸ばした手は、間に合っただろうか。]
(682) 2014/03/27(Thu) 01時頃
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