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78 わかば荘の薔薇色の日常
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少
霊
全
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(ここに。 ──この居心地のいい場所に。
ずっと。 ずっと、いられたらいいのに──。)
(=1) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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─ 談話室 ─
[人が増え、 会話が増え。
対価も支払わず飯をねだる不届き者にも 強面の天使が恵みの手を差し伸べてくれる場所。
窓の外の、闇に沈む紫陽花の色を脳裏に浮かべ 遊は一時、談話の輪から心だけを遠ざけた。]
(19) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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[切れ長の、感情の変化が現れにくい一重の眼が 遠くを見るように逸れたのは一瞬。]
ありがとう。
[>>0:733体格の良すぎる天使の誘いには たったの1秒の躊躇もなく頷いて、 既に食べ始めている面々を観察しながら、 野菜炒めの完成を待った。]
(21) 2014/06/27(Fri) 00時半頃
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/* ちょっと脈絡のないことを喋りすぎている。
共鳴ログ使いたかっただけ。
(-7) 2014/06/27(Fri) 01時頃
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…────、
[あれ、と 遊の口が形だけで呟く。
ウッドデッキに、斑色の丸っこい影が見えた。
──ような気がした。]
(27) 2014/06/27(Fri) 01時頃
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ちょっと、外。 すぐ戻る。
[野菜を切ってくれるらしい永利や 食の大明神檀に一言断りを入れて席を立つ。
すれ違いざま、剥き出しの腕に 自分のものより高い体温が掠めた。>>29]
───、
[ほんの一瞬。 一呼吸にも満たない刹那。
虚を突かれたように、細い眼が縦に伸びる。]
(35) 2014/06/27(Fri) 01時頃
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[──が、すぐにそれはいつもの 人を食ったような感情の読み取りにくい表情に戻った。]
……一緒に行く?
[硝子の壁の外の、 今はもう、はっきりその姿を認識できた ふてぶてしい顔のまるい猫を指差して、問う。]
(38) 2014/06/27(Fri) 01時頃
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/* クシャミから共鳴者の気配を感じた。 ダンから共鳴者の気配を感じた。 トレイルから共鳴者の気配を感じた。 ヒューから共鳴者の気配を感じた。 テッドから共鳴者の気配を感じた。 ススムから共鳴者の気配を感じた。 攻芸から共鳴者の気配を感じた。 ドナルドから共鳴者の気配を感じた。 ミナカタから共鳴者の気配を感じた。 シーシャから共鳴者の気配を感じた。 ヘクターから共鳴者の気配を感じた。 サミュエルから共鳴者の気配を感じた
表示がうざいwwwwwwwwwww
(-14) 2014/06/27(Fri) 01時頃
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おとと?
…………ああ、
[魚のことか。 僅かのタイムラグを経て、意味を思い出す。
胸板の厚い、軍人のような男と並んで外に出る。
──と]
(47) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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[日向を見た猫が、 図体に見合わぬ素早さで身を翻し、 紫陽花の繁みの影で身を低くした。]
…────日向、
[遊のじと目が、 お前のせいだと言いたげに日向を見る。]
(50) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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[三毛猫もまた、 それより遠くへは逃げ去らず 黒い繁みの陰から、 二つの金色の眸でじっとこちらの様子を窺っている。]
(53) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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──…、
[ウッドデッキから繁みを見下ろし 無言の時を過ごすこと数十秒。
肩を竦めて、遊は踵を返した。
無駄はしない。 猫はもう、今夜は近付いては来まい。]
(61) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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[室内に戻り、扉の前で佇む男>>57の前で止まる。]
日向を見て逃げた。
[声に混じるのは笑気。 ついて来なかった日向に揶揄うような流し目を送り、 出来立ての野菜炒めが良い香りを漂わせる食卓へと戻った。]
(63) 2014/06/27(Fri) 01時半頃
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[鏡──。 鏡がそこにある。
驚いた日向の目を丸くした顔>>42を見て、 遊はそんなことを思った。]
(=7) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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[ありふれた、 何の機知も機微も感じられない平凡な反応。]
…──。
[他人の体温が腕に触れて、 侵食されたような錯覚を覚えたあの一瞬。
きっと、自分も。 ごく普通の、どこにでもいる人間の一人に過ぎなかった。]
(=8) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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[鍛えた腕の機敏な動きを、 避け得る反射神経は持ち併せていない。
じわり──。
皮膚の内側を舐めるように染みる体温に、 返せた言葉はたったこれ>>63だけ。
燻る小さな拒絶は 狐面めいた表情と揶揄の声に紛れて消える。]
(75) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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[出来たての、 野菜のシャキシャキした歯ごたえの残る野菜炒めは 空腹を程好く満たしてくれた。
夜行性の遊の活動時間は、むしろここからがメイン。
珍しく誰より長く、 誰より遅くまで談話室に居残っていた南方に 講義の“次回”などをねだってみたが、収穫はあっただろうか。]
(76) 2014/06/27(Fri) 02時頃
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/* 誰か南方を落としに行ってみて欲しい。
おもてなしの精神したいが遊がそういう方面に興味なさすぎて餌があるのに食いつけない。 非常に残念。
(-30) 2014/06/27(Fri) 02時半頃
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[焼肉チームの帰宅はいつ頃か。
談話室に入るなり 出入口を塞ぐ形で爆睡を始めた草芽を 足音を消した白猫の後ろ足が襲う。]
邪魔。
[顔面を、素足で思い切り踏んづけた。]
(78) 2014/06/27(Fri) 02時半頃
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/* ちょっとこの遊は、電波すぎて恋愛出来そうにない。
フラグが立つとも思えないけど クララが立ったら立ったで頭おかしい反応しか出来ない。
(-31) 2014/06/27(Fri) 02時半頃
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[草芽を踏む前だか後だか知らないが]
一週間は──、
[長いね──と、呟く。 粘ったら教えてくれそうな期待は、 今の南方には持てない。
なにしろ眠そうである。 昼間はなにしろ痛そうだった。
どちらにしても──]
……おもしろい。
[極めて小声の呟きが、 南方の耳に届くことはあるのだろうか。]
(80) 2014/06/27(Fri) 02時半頃
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/* 南方先生飴ありがとう。
今回絡みたい人多すぎて駄目だな。
(-32) 2014/06/27(Fri) 02時半頃
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[氷と、レモンの輪切りの入ったグラスを片手に 歯磨きを始めた南方を視線で追う。]
……いや。
[何も。
薄い笑いを唇に貼り付け、遊は頭を振った。]
(87) 2014/06/27(Fri) 03時頃
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南方、部屋で寝ないの?
[タオルに歯ブラシ。 基本のお泊りセット。
すぐそこに自室があるのに何故──と、 純粋な疑問をぶつける。
草芽への蹴撃はこのやり取りの一段落した後か。]
(88) 2014/06/27(Fri) 03時頃
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[寝息を立てる障害物は身動ぎもせず 堂々と顔面で足裏を受け止めた。>>86
見事。]
───…、
[これも面白いな──と、 見下ろす視線に好奇心が滲む。]
(92) 2014/06/27(Fri) 03時頃
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[ゴッ]
ッ
[油断。 衝撃。
息が詰まった。]
(93) 2014/06/27(Fri) 03時頃
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[足を掬われて、 後頭部が床とねんごろになったと理解するのに数秒かかった。]
────〜……、
[声もなく、身体をくの字に折り曲げて、 打ち付けた箇所を掌で覆って痛みが過ぎ去るのを待った。]
(96) 2014/06/27(Fri) 03時頃
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[草芽が何か喚いているのが聞こえる。>>90
──割と、遠くの方で。]
(97) 2014/06/27(Fri) 03時頃
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[やっと起き上がった時に、 犯人は大べそをかいていた。
残る痛みに片眉を寄せて、 ゾンビのごとく床を這う草芽に抗議の視線を送る。]
(99) 2014/06/27(Fri) 03時頃
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[はー────。
深い、溜息を一つ。]
……。
[立ち上がり、力尽きた草芽の脇で止まると、 軽く仁王立ちで、だらしない半死体を見下ろし]
(105) 2014/06/27(Fri) 03時半頃
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嫌ってない。 誰も──いや
[それはわからないか。 だけど、少なくとも──]
俺は、草芽は好きだよ。
[面白くて、飽きない。
そう告げる。]
(106) 2014/06/27(Fri) 03時半頃
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だから──…、
[南方の視線は気にせず、 草芽の横に屈み込み、 語り掛けるように穏やかに囁いた。]
もいだらちゃんと食べてあげるから。 怒らないで、美味しく育ちな。
[空想と現実が曖昧になったような、 意味不明な戯言を──。]
(=11) 2014/06/27(Fri) 03時半頃
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[灰色の空の下、掌で潰れたライトブラウンの果実は これで怒りを収めてくれるだろうか。
立ち上がり、仲裁に走る南方に頷いて ふっと唇に人の悪い笑みを引いた。]
(108) 2014/06/27(Fri) 03時半頃
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/* 遊さんの意味不明劇場
(-40) 2014/06/27(Fri) 03時半頃
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[勝手に怒って勝手に泣いて 床で大の字で眠る草芽の顔はやけに幸せそうで]
──南方、 最後に泣いたの、いつ?
[何を思ったか、 遊は南方に、真顔でそんなことを尋いた。**]
(112) 2014/06/27(Fri) 03時半頃
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ジャニスは、ミナカタの眉間もアコーディオン、と心の中で呟いた。
2014/06/27(Fri) 04時頃
ジャニスは、ミナカタがなんらかの答えをくれるまで、目を逸らさない。
2014/06/27(Fri) 04時頃
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[答えが得られれば、 それが例えはぐらかしたわかるものであっても──]
ふ
[──と、薄く笑んで、 宇佐美のタオルケットが収められている棚に向かった。
断りなく、勝手にそれを広げて掛けるのは、 床に直で眠る草芽の方。]
南方は、風邪ひきそうな俺の部屋に。 明日風邪ひいてたら、必ず俺の部屋に。
[風邪の仔細を語らせる気満々の一言が、 談話室への置き土産。**]
2014/06/27(Fri) 04時頃
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[答えが得られれば、 それが例えはぐらかしたわかるものであっても──]
ふ
[──と、薄く笑んで、 宇佐美のタオルケットが収められている棚に向かった。
断りなく、勝手にそれを広げて掛けるのは、 床に直で眠る草芽の方。]
南方は、風邪ひきそうなら俺の部屋に。 明日風邪ひいてたら、必ず俺の部屋に。
[風邪の仔細を語らせる気満々の一言が、 談話室への置き土産。**]
(116) 2014/06/27(Fri) 04時頃
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/* それが例えはぐらかした【と】わかるものであっても──]
脱字直したと思ったらまだ【】が抜けてた。 あるあるネタ。
(-44) 2014/06/27(Fri) 04時頃
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/* カチコミ!?
wwwwwwwwwwwマジもんかwww
(-53) 2014/06/27(Fri) 10時頃
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/* リエさんとは
チップをイメージ出来ない
(-56) 2014/06/27(Fri) 10時頃
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忘れた──。
[空々しい呼び掛け>>117への、 間を置かぬ即答だった。
嘘じゃなく、本当に。 記憶にない。
変わらぬ表情の中で眼球だけが、 水平より下を彷徨って南方に戻る。
最初に泣いたのは、きっと──産まれ落ちて、すぐ。]
(=17) 2014/06/27(Fri) 11時半頃
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[南方が口にした、 戯言めいたはぐらかし。>>119
はぐらかすから、逆にわかる。 泣いたことがあるんだと。
見せた笑みは、二つの意味を孕む。
南方でも泣くんだ──という、揶揄。 南方でも泣けるんだ──という、自嘲。]
(=18) 2014/06/27(Fri) 11時半頃
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[自室に戻って、 ゴミ箱から救出した書き掛けの小説を開いてみたが、 結局、一文字たりも原稿は進まなかった。**]
(=19) 2014/06/27(Fri) 11時半頃
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[──そんな(=70)來夏の心配をよそに、 タダ飯を食らって心の傷まない人間代表であるところの遊は 正午を過ぎた頃になってようやく階下へと下りて来た。]
───ふぁ
[談話室に顔を出すなり 眠たげな欠伸を一つ。]
(258) 2014/06/28(Sat) 00時半頃
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[今日は、昨日と同じ白いハーフパンツを穿いて グレーのタンクトップの上から 白い麻の半袖シャツを羽織っている。
靴下を嫌う素足の足裏が ぺたぺたとフローリングを踏む。
キッチンでなにやら新婚さんのようなことをしている 残念な男二人の横を素通りし 光を通す透明な壁に真っ直ぐ歩み寄ると、 額を硝子に押し付けて、眠たげな顔のまま涼を取った。]
(267) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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/* >>265 ひっwwwww 高いwwwwwwww
(-83) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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[永利の声が掛かれば硝子に押し付ける部位を頬に変え ほとんど眼球だけを近付く永利の方へ動かした。]
──…
[手伝って──と言われても いまいち頭が働いていないらしく 眠そうな瞬きを繰り返しながら言葉の続きを待つ。]
(278) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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/* 遊が眠そうなのは 中の人が寝ぬそうだからです
(-85) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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…───。
[伸びて来る手を、避けもせず凝っと見上げ 触れて、撫でるような動きに僅かに双眸を細めた。
心地好い──からでなく、 行為の意図を、読み解きたくて。
結局、永利がそうした理由はわからなかったが もう一度名を呼ばれ、寄越された疑問に首を傾げた。]
(294) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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なにを?
[──手伝えばいいのか、と。 それが、遊が今日談話室に来て最初の言葉だった。]
(296) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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/* この男>>294、知能レベルに問題があるんじゃないか
(-92) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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/* スーパーのフランクを動かしたいのに 猛烈に眠くて二足の草鞋できなそーう
(-95) 2014/06/28(Sat) 02時頃
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[永利の視線が指し示す“あれ”──こと、 積み重なった缶ビールの箱を見て 若干の面倒臭さを感じつつも、うんと素直に頷いた。]
ビール?
……まあ、飲むよ。 水とそう変わらないけど。
[体温でじんわりぬくまった硝子から頬を離し 眠気を払うように首を回して、冷蔵庫へと歩き出す。]
(309) 2014/06/28(Sat) 02時頃
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/* >>310
語り掛けるなwwwwwwwwwwwwww
ねmぬいからくそツボった
(-99) 2014/06/28(Sat) 02時頃
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[さすがの徳仁さんと言えども まさか談話室居残り組が 網にも炭にも手を付けていないとは思うまい。]
2014/06/28(Sat) 02時頃
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[さすがの藤堂さんも、 まさか談話室居残り組が 網にも炭にも手を付けていないとは思うまい。]
(313) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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嫌いじゃない──けど、 薄いから。
[細腕は、意外と軽々とビールを持ち上げた。
この程度のものなら持ち慣れているといった様子で 息も乱さず運んでゆく。]
どうせ飲むなら、焼酎とかの方が。
(323) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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/* 遊さん力持ち。 実家が✕✕なので。
(-108) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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/* ってここで伏せてもな。 公開されるのはどうせエピだった。
遊の実家は農家であります。
(-113) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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[飲兵衛と評され、薄い唇が笑みを象る。
永利の言う飲兵衛が、酒好きを意味するなら不正解。 大酒飲みという意味ならほぼ正解。
余程強い酒でなければ 飲んでもほとんど酔えないので 好きでも嫌いでもないと言うのが正しかった。]
あるかな? 美味しいの。
[美味い酒を提供してくれそうな住人は──と、 幾人かの顔を思い浮かべた時、玄関にざわめき。
そして叫び。>>327]
(337) 2014/06/28(Sat) 03時頃
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|
……?
[ビールを運ぶ手を止め、遊は永利を振り返った。]
(338) 2014/06/28(Sat) 03時頃
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[なんだかよくわからないが一先ずは──]
お帰り。
[──と、ビニール袋を携えた面々に声を掛ける。
最後の一箱を移動し終え 手首を軽くぷるぷると振った。]
(351) 2014/06/28(Sat) 03時半頃
|
|
──南方も。 お帰り。
[数分遅れて、談話室に入って来た南方へも 流れで同じ言葉を繰り返す。]
(353) 2014/06/28(Sat) 03時半頃
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|
[しかし、 ウッドデッキの方から入って来た宇佐美のことは]
……お帰り?
[と、どこか面白がるような、人の悪い笑みで出迎えた。]
(357) 2014/06/28(Sat) 03時半頃
|
|
[ぴくり。 南方の声が掠れている。
身軽になった身体で、 目標(ターゲット)の隣にすすすっと移動した。
視線の向きは覗く喉仏の方角へ。]
(360) 2014/06/28(Sat) 04時頃
|
|
声──
[掠れてる。
そう言いかけた段階で、 南方は咳払いを残して談話室を出て行った。
とって「くる」と言うことは、 つまり、戻って来る。
であるため追い掛けはせず、 一仕事した余裕の体でソファに腰を落ち着けた。]
(363) 2014/06/28(Sat) 04時頃
|
|
[南方が談話室で髪をスタイリングし始めるのかと 奇行に期待していたが、 実際は炭に風を送るためだったようだ。
それはそれで頭がいいと、 自分はソファから一歩も動かず感心する。]
(364) 2014/06/28(Sat) 04時頃
|
|
[テキパキと支度を進める住人達を 片膝立てて背凭れに体重を預けた 楽な姿勢で眺めること7分。
──飽きた。]
(366) 2014/06/28(Sat) 04時頃
|
|
[>>365自分の喉を触る南方の手に 気配もなく、背後から伸びた遊の指が重なる。]
調子
[悪そう。
──嬉しそうな声が、南方の耳の真横で囁いた。]
(367) 2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
|
/* ホラー
(-139) 2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
|
/* これはもしかしてりりんらRPになるんではないですかね 風邪執着RP
(-141) 2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
|
/* 遊のは萌えとかフェチとかではないけどw
(-142) 2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
ジャニスは、ミナカタに触れた手は、夏なのにひんやりと冷たい。
2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
/* ホラー
(-143) 2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
|
/* >>=124>>=126 やれやれお前らはよぉ|◠‿◠ )
(-144) 2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
|
/* >>362 暑さだか疲れだか判然としないダルぼんやり感のこの後に続く発展性が素晴らしいな
(-145) 2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
|
/* 風邪ですよね。 それ間違いなく風邪のひきはじめですよね。
風邪を引いてないこっちまで、どう看病してやろうとか何を差し入れようとかティッシュは多めに用意したらいいのかとか想像が膨らんで楽しくなって来る。
(-147) 2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
|
[南方の反応を見ようと その横顔に向けられていた視線が 固いものがぶつかる音に引き寄せられて下へ降りる。
ドライヤーが、ウッドデッキに落ちていた。]
疵、
[…──いや、それはまあいいか、と言葉を切り、 不機嫌そうにこちらを見上げる南方と、 間近に視線を交わす。]
(369) 2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
|
[嫌がるようなら 反応を見るだけで満足しようかとも思っていたが うつると言われて離れる理由がなくなった。
ドライヤーで風を送る南方の隣に 裸足でしゃがみこむ。
爬虫類めいた冷たい手は、むき出しの膝の上に。 視線は炭でなく、隣で火起こしに励む男の方に。]
(370) 2014/06/28(Sat) 04時半頃
|
|
/* くそほど眠いけど6時半に家出ないといけない関係でもう寝れないんですわ。
(-151) 2014/06/28(Sat) 05時頃
|
|
/* 遊の手は日向が冷たいって言うから冷たくなった。
(-152) 2014/06/28(Sat) 05時頃
|
|
──…。
[疵を心配したのはドライヤーの方なのだが。 何か勘違いしているなと、南方の横顔を見る。
自分の持ち物に対する執着が薄いのだろうか。
南方の視線がこちらを向くが、 視線は交わらない。
見えないそれを辿ると、己の手指に行き着いた。
確かめるためにもう一度南方を見たが、 南方の目は、既に炭へと戻っていた。]
(374) 2014/06/28(Sat) 05時頃
|
|
[南方は炭を見る。 遊は南方を見る。
天露もそうだが、南方も。 なにが気に入らなくて そんなに険しい顔ばかりしているのか──。]
(375) 2014/06/28(Sat) 05時頃
|
|
[隣にいたから聞こえた小さな咳払いに 膝の上の手が動き]
……よしよし。
[子供をあやすように、おおきな男の背を撫でた。]
(376) 2014/06/28(Sat) 05時頃
|
|
/* これね…… ちょっと中の人ごと電波になってるので……
(-155) 2014/06/28(Sat) 05時頃
|
|
/*
いま
別に何も可笑しくないのに笑えて来て怖かった。
(-156) 2014/06/28(Sat) 05時頃
|
|
[ウッドデッキに程近い窓から 鳥も驚いて飛び立つほどの声が響く。>>373
南方の背を撫でてから、 遊も目だけで声の出処を探った。
なんというか──]
すごい声量。
[違うところに感心してしまう。]
(382) 2014/06/28(Sat) 05時半頃
|
|
[これ以上皺を寄せるのは難しそうに思われた眉間に 更なる深い皺が刻まれて、 心の中で、おぉ──と感心する。
以前天露にしたように、 南方のそれも指先でなぞろうと身動いだ瞬間名を呼ばれ なんとなく、そのまま南方の背に留まった。]
ん──…
うん。 いいと思う。
[じっと炭の赤いグラデーションを見てから頷いて──]
(383) 2014/06/28(Sat) 05時半頃
|
|
今の、天露の言葉──
[遊の唇が、すうっと弧を描き]
昨日の草芽と一緒。
[意味深な笑いを浮かべて、南方を見た。]
(384) 2014/06/28(Sat) 05時半頃
|
|
/* この南方登場からりりんらさんじゃないのと思っていて、押していいのか引いていいのかわからない。 りりんらさんなら押そうが引こうが襲おうが飛行しようが面白いとは思うんだけど薔薇?村入ったことないって言うし怖い思い出を植え付けたら可哀想なので出来るだけ笑いを取ろうとしてる。
(-160) 2014/06/28(Sat) 05時半頃
|
|
[布地を隔てて感じるぬるい温度は、 日向の直接触れた高い体温とは異なり こちらを侵食することなく融け合うように感じられた。
南方がドライヤーを止め そこから立ち上がるのかと思った時 南方の体温で少しぬくまった手を引いたけれど、 無意識に、指先が南方の服の裾を掴みかけ、 我に返ってすぐにその手を緩く握りこんだ。]
(=134) 2014/06/28(Sat) 06時頃
|
|
ふーん。
[聞いてない。 へー。 そう。
南方の答えを興味なさげに一蹴し、 そういえばと話題を変える。]
南方、風邪ひいた?
[振り出しに戻る。**]
(387) 2014/06/28(Sat) 06時頃
|
|
/* 今日は終日立ち仕事の接客だから 寝てなくても全然問題ないんだよな。
きっと忙しすぎて眠くなる暇がない。
(-166) 2014/06/28(Sat) 06時頃
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/* 中身に遠慮って、間違ってたら単なる杞憂に終わるので考えないのが正解なんだろうけどわかる人はすぐわかるから探さなくても推測出来ちゃうのが困る。 気にせずでいいか。
(-167) 2014/06/28(Sat) 06時頃
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ジャニスは、ここまで読んだ。
2014/06/28(Sat) 06時頃
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/* MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。 ↑ ↑↑↑
これが関ジャニに見えるくらい眠い。
(-168) 2014/06/28(Sat) 06時頃
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/* 永利と徳仁さんが……!!
けっこーう予想よりホモップルが出来そう。 最初はおかまが猛威をふるうと思ってたのにまさか一匹も色物がいないなんて……。
(-169) 2014/06/28(Sat) 06時半頃
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/* 遊はイロモノ枠かもしれない
(-170) 2014/06/28(Sat) 07時頃
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/* 遊の未来分岐が今のところめちゃ現実的なのなんとかしたいw
(-171) 2014/06/28(Sat) 07時頃
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/* 電車混んでて座れなかったので、村を読もう。。。
(-172) 2014/06/28(Sat) 07時頃
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/* この交通の不便っぷり呟きたいけど 中バレ必至で呟けない
独り言の消耗が激しい
(-173) 2014/06/28(Sat) 08時頃
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/* この村で一番頭おかしい感じなのが進に見えるのね だからなめたんじゃないかと思うんだけど、 地図さんも未知数だから地図さんもあるかもしれないとか
(-174) 2014/06/28(Sat) 08時頃
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/*
いい意味で!!
(-175) 2014/06/28(Sat) 08時頃
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/* 現場一番乗りかと思ったらケツから二番目だった(白目)
(-179) 2014/06/28(Sat) 09時頃
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/* 徳仁周囲が込み入っている!
↑読み方をすぐ忘れてとくじんさんになる
(-200) 2014/06/28(Sat) 18時半頃
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/* 檀❤ヒュー 永❤徳 徳❤宇佐 達❤信
草★來
番外編 魔物と勇者 南‡進
(-206) 2014/06/28(Sat) 20時半頃
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/* よし…… よし……! これでやっと遊のターン!
(-207) 2014/06/28(Sat) 20時半頃
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─ 少し前 談話室─
[買い出しを終えたらしき來夏のおはよう>>414に 遊は、お帰りを返す。
來夏と草芽の間の物理的視線的距離感が 昨日までとは異なっていることに、 遊はすうと目を細めた。*]
(484) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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─ ウッドデッキ ─
[一見どこを見ているのかわからないと 言われることのある遊の細い目は、 その実様々なことを目聡く見つけがちである。
例えば── ドライヤーの線を巻き取り 電源タップを拾い上げる不自然な動作の鈍さだとか。
例えば── 咳をこらえようとして こらえきれずに漏らした空咳だとか。
見ていないようで確り見ていますよ、 ミナカタ=サン。]
(499) 2014/06/28(Sat) 22時頃
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[南方教授が身を持って教える生風邪講習の開催は もはや疑いようがないほど確定的となった。
高まる期待にまだその時ではないと己を諌め 談話室に戻ってゆく南方の背中>>388を ひやりとした手のかわりに生温い視線で撫でた。]
(500) 2014/06/28(Sat) 22時頃
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/* 電源タップを拾い上げる不自然な動作の鈍さだとか。
電源タップを拾い上げる動作の不自然な鈍さだとか。
修正を要求する(バシバシ
(-213) 2014/06/28(Sat) 22時頃
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[芯に火の着いた炭の 透明感さえ感じる赤さを 網目の隙間からぼうっと見ていると、 中から調理された肉や野菜が運ばれて来た。
遊は、自分では手を伸ばさず 誰かが焼いてくれるのを待っている。
──檀の怒号>>472が空気を震撼させた。]
(503) 2014/06/28(Sat) 22時半頃
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[泡盛を持って檀に近付く藤堂>>473は その側で網を見詰める遊にも気付くか。
勧められればしげしげと瓶のラベルを眺め
苦しゅうない── と言うような上から目線の頷きとともに 右手を差し出して酒を要求した。]
(506) 2014/06/28(Sat) 22時半頃
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[無礼な右手の要求に 突っ込みながらも素直に泡盛をくれる藤堂>>511。
受け取ったグラスに注がれた氷と泡盛の透明を見て 狐目をゆるりと細めた遊は そのままの眼で藤堂を見てこくりと頷き]
ください。
[と口にした。]
(522) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[唇の先を湿らす程度に 控えめにグラスを傾け、ついた雫をちろりと舐める。
舌先に、バニラのような甘みが広がると同時に、 強い酒精が味蕾を刺激した。
ひと舐めした泡盛は 酔えずとも香りと刺激で楽しめそうで]
──おいしい。
[そう言うと、 遊は手の中のグラスをほぼ水平にまで傾け 陽光に喉仏を晒して 一度に半分以上の中身を胃に流し込んだ。]
(539) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[風邪に酒が効くというのは大いなる間違いで 免疫力は低下するし、体温も下がるし 更には水分まで奪われるので、いいとこなしなのが現実。
酒の中でも強い方の泡盛を ロックで飲むという南方の自殺行為を 遊の哀れみの籠もった眼差しが見守っていた。]
(544) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[働かざるもの食うべからず。
──であるならば 道菅は俺の肉を焼く仕事をすればいい──と、遊は思う。
実際誰のために焼いている肉かは知らないが 好い色になり脂が滴り落ちる段になると 何も言わず肉の刺さった串を取って齧りついた。]
(547) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[隣から注がれる視線>>546。 温度のないそれをどうかして感じ取った遊は 空になったグラスを見て、來夏を見て]
…… 飲む?
[と尋いた。]
(548) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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甘くて美味しい。
[飲んで感じたそのままを來夏に伝え 自分のグラスに二杯目の泡盛を注ぐ。]
(550) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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/* =190 いいけど。
いいのかい? そんなにあっさり了承して
(-223) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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/* 日向が来た。 やった。絡もう。
(-224) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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/* フランク日向にあんまり絡んであげなくてごめんねwww 君はまあいいかなってつい後回しになってしまうwww
(-225) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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/* 遊にも全く絡まないフランク hana乙すぎる
(-227) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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──……
[手を伸ばして掴みかけた串を対面から強奪>>556され 自分の胃に収まるはずだった肉に恨めしげな視線を注ぐ。
が、奪い合わずとも網には肉が並んでいる。
そんなに飢えているのかと勘違いして 別な串を手に取り、草芽の口の前に差し出してみた。]
(565) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[日向を見ると、 彼に猫っぽいと言われたことを思い出す。
どこが──と、 口には出さないものの思ってはいる。
欧米人かというような胸板を持つ日向は 例えるなら大型犬だろう。 小型犬のように激しく尾を振るアピールはしないが 人肌を恋しがる寂しがりやの側面があるように思う。
高めの体温を、掴まれた手首はまだ覚えている。]
(571) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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|
[來夏の返答>>560を聞いて 藤堂が來夏の前に置いたグラス>>538をその手に持たせ 自分の手の中のグラスの縁とキスさせた。
少しペースを落として、 來夏が泡盛に口をつけるのを見守る。
草芽とのやり取り>>561>>572を見て 不意に冷たい手で、來夏の頭を撫でた。]
(575) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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/* >>569 道菅は180弱cmだから180未満ではないだろうか
(-233) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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|
[藤堂の酒が、いつもよりも進まない>>=192。 こんな場で飲み控えるタイプではないのに、]
──…
[理由を探すように、 遊の目が藤堂の仕草をじっと見た。]
(=201) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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ッ …──?
[來夏の頭に触れていた手が 横から伸びて来た手>>580に引き剥がされる。
まったく想像していなくて、これには少し驚いた。
ソナーのようにそちこちに伸びていた意識が 草芽の前髪の下辺りに集約される。]
(583) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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|
/* ちなみに今
來夏の頭を撫でながら草芽に肉を差し出し>>580 酒を飲んでいる。
これもうグラスは置いたことにしよう
(-236) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
|
|
[噎せる來夏にも どしたと聞く藤堂にも反応出来ず 草芽に腕を確保されたまま、狐目に探る色を纏う。
周りには、この草芽の突飛な行動も いつもの喧嘩まがいのやり取りの 延長線上に見えているかもしれない。]
(589) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
|
|
[草芽の温度が、手首を通して登って来る。
日向ほど熱くもなく 南方ほどぬるくもなく 無駄に着込んだ無駄布に蒸されて上がったのだろう温かさで。
数秒で離れた温度に、 日向の時に似て安堵を覚えた。
視線の向きは前髪に邪魔されて見えないけれど 狼狽える動きは頬のこわばりや首の角度でも窺い知れる。]
(604) 2014/06/29(Sun) 01時頃
|
|
[草芽はいつも、 言葉では威勢のいいことを言っていても 相手が起きている時に強い態度に出たことなどなかった。
素直な謝罪も、自発的な行動も、 すべてがいつもと違っていた。
噎せる來夏の背をさすっているのは 汗ばむ草芽の温かい手。
もしかしたら───。]
(605) 2014/06/29(Sun) 01時頃
|
|
[やっと仲良くなった來夏を取られるようで、 草芽は自分に嫉妬したのかもしれない──と、思った。]
(606) 2014/06/29(Sun) 01時頃
|
|
[そうならな、ここは後輩に譲ってやろうと 差し出していた肉を手元に引き寄せ くちりと齧って移動する。
藤堂の目の前で、 グラスを持った手の小指で泡盛の瓶の口を挟み 堂々と酒を持ち逃げする体勢。]
(611) 2014/06/29(Sun) 01時頃
|
|
[來夏を草芽に任せ、 ベンチで烟草をふかす管理人の前にぺたぺた歩み寄る。 見上げるフランクを見下ろす姿勢で]
──…ごちそうさま
[と、感謝の意が滲み出している予定の 人を食ったような表情で言って、薄く笑った。]
(613) 2014/06/29(Sun) 01時半頃
|
ジャニスは、ミナカタが着々と積み上げる死亡フラグに喜ばしい気持ち。
2014/06/29(Sun) 01時半頃
|
/* 草芽の矢印が遊に向きかけてる気がして震える
なぜこいつにした……
(-244) 2014/06/29(Sun) 01時半頃
|
|
[藤堂よりも後に談話し✹に入った遊は、 当然平井らのコントは目撃し損ねた。
完成したばかりのアルデンテなペペロンチーノを 誰かの皿からフォークひと巻き分だけ失敬し 水がわりの泡盛を飲んで舌鼓を打つ。
テーブルの上に、 日向が作ったらしきプチケーキを見つけると 無造作に指で摘んで口に放り込んだ。
甘そうに見えたそれは、実に2。
1.甘かった 2.中華風の複雑な味わいを醸し出して…… ってこれシューマイだわ。]
(624) 2014/06/29(Sun) 02時頃
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|
/* 安曇野
(-255) 2014/06/29(Sun) 12時半頃
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/* 來夏は健全かわいいな
(-256) 2014/06/29(Sun) 12時半頃
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/* >>624 寝ぼけていたとはいえなんだこれは……。 変なとこにうにが発生してる……。
(-260) 2014/06/29(Sun) 17時頃
|
|
/*✹✹✹✹✹✹✹✹✹✹✹✹✹✹✹
(-261) 2014/06/29(Sun) 17時半頃
|
|
─ 談話室 ─
[談話室には宇佐美もいた。 ご機嫌と言われて浮かべる薄い笑み。
──確かに、今、自分は機嫌がいい。]
(651) 2014/06/29(Sun) 17時半頃
|
|
[明日には──いや、早ければ今夜にも──、 臨場感溢れる体調不良話が聞けそうだと、 風邪ひきかけの癖に 日本酒にも手を出す南方を見て思ったから。
今のうちになにか、 礼(もとい餌)になるものを用意しておくべきか。
なぜかケーキの皿に並んで ケーキに擬態していた焼売を噛みながら、 遊はぼんやり考えた。]
(652) 2014/06/29(Sun) 17時半頃
|
|
あ 宇佐美。
[焼売を飲み込み、 口の中が空になると 遊は酒を一口飲んで宇佐美を呼び]
ありがとう──あれ。
[棚のタオルケットを指差し、言った。 一日以上前の、親切への礼。
タイミングがおかしいとかは、気にしない。]
(654) 2014/06/29(Sun) 17時半頃
|
|
[遊はあまり、 真意が相手に正確に伝わっているかに拘らない。
だから宇佐美がどう受け取ったかは知らないが、 一昨日の親切の遂行者が宇佐美であることは ちゃんと気付いている。
理由は簡単な消去法。
ある日ある時から 談話室の棚に置かれるようになったタオルケットを 持ち主の宇佐美本人以外で勝手に使用するのが 遊の他にはいないから──というだけの話。
ね、簡単でしょ?]
(665) 2014/06/29(Sun) 20時半頃
|
|
[よほど大事なことなのか 繰り返し部屋で寝るよう言われると]
ん?
あぁ ────……
…──うん
[どこを見ているのかわからない眼差しで 庭に面した壁面硝子へと視線をやり、 考えているのかいないのかの微妙な間を経て 心のこもらない空返事を返した。]
(666) 2014/06/29(Sun) 20時半頃
|
|
[宇佐美が眠ってしまうと、 永利が置いていった飲みかけのグラスに それが最初から自分のものだったかのように口をつけ、 最後まで飲み干す前に何か思いついたのか、 半端な状態でその場に戻す。>>642
瓶の中の泡盛はその段階で既に半分以下に減っている。
それからいくらも経たないうちに 遊は空になった自分のグラスを流しで軽く濯ぐと ふらりと談話室を出て行った。
泡盛の瓶はしっかり持っていったので、 宇佐美の隠蔽工作は使えないようだ。]
(667) 2014/06/29(Sun) 20時半頃
|
|
/* 草芽がぶつかって来るなら受け入れる し、 日向が侵食して来るなら染まる し、 自分から動くなら南方の隣。
そんな感じの今。
(-269) 2014/06/29(Sun) 20時半頃
|
|
/* 恋愛を意識して自分から動くことはなさそう。 日向は檀とこいくと思うので意識しまくっているのはあれなの。 中の人の事情なの。
遊じゃなくてはなさんがこの人に弱いの。
(-270) 2014/06/29(Sun) 20時半頃
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|
/* いつもいつも 全然接点持てねーなーと思っていると たったのワンアクションで心を掴んでいくの。
怖いわ。
(-271) 2014/06/29(Sun) 20時半頃
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|
─ 間中 遊という人間 ─
[わかば荘では少しだけ変わり者扱いされている どこにでもいる普通のフリーター間中 遊は、 他人の過去というものにあまり興味を持たない。
いや──、 持たない──ように見える。
どこも見ていないようで その実せっせと人間観察に勤しむ 柳の葉のような狐目が蒐集するのは、 相手の『今』であり やがて『今』に変わるその先の『未来』である。]
(=247) 2014/06/29(Sun) 22時頃
|
|
[変わったことがあるとさり気なく寄ってゆき なにがあった? とは尋かず、 問うような視線と態度で 相手が自発的に語り出すのを待つ──というスタイル。
過去になにがあって なぜ今こうしているのか、などと 直接的な問掛けをすることはほとんどない。
それは──、慕ってくれる來夏や よく噛み付いて来る草芽や 面倒な質問にも毎度答えをくれる律儀さがゆえに 根掘り葉掘りの対象になることの多い南方に対しても同様で、
絵のごとく「今どんな気持ち?」をやるものの、 どうしてそうなっただとか、 だからどうした、とか、 事実以上のものを聞き出そう──とはしない。]
(=248) 2014/06/29(Sun) 22時頃
|
|
[しかしそれは──自分から他人に接する時だけではなく 他人が自分に接触して来る際にも適用されるようで。
奇行と評されがちな行動の理由を尋ねられれば答えるけれど、 過去や、家庭── 間中遊という人間の背景に触れようとする者があっても 落ちて来る柳の葉を掴むのが困難なように、 遊も、相手の詮索の手をするりと抜けて 適当にはぐらかしてしまうのが常だった。]
(=249) 2014/06/29(Sun) 22時頃
|
|
[行雲流水のごとく掴みどころがない。
間中 遊とはそういう男である──]
(=250) 2014/06/29(Sun) 22時頃
|
|
[──と、思われがちだが、 実際はどうだろう──?
そうは言っても、今のところ。
誰に対しても── 勿論宇佐美>>=238に対しても。
遊が進んでその人生に触れようとしたことは、ない。**]
(=251) 2014/06/29(Sun) 22時頃
|
|
─ 201号室 ─
[泡盛の名品玉友を 首尾よくBBQ会場より持ち出すことに成功した遊は、 財布を取りに自室に戻った際、 謎の雄叫び>>689を受信して、不思議そうに首を傾げた。**]
(699) 2014/06/29(Sun) 22時頃
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|
─ 花火が始まる頃 ─
[朝から雨は降っていないのに 陽が射さないからいつまで経っても乾ききらずに 所々水溜りの残る坂道を サンダル履きのなまっちろい足がのんびりと下ってゆく。
今が盛の桃の樹の葉と同じ色をしたわかば荘の屋根が 振り返ればまだ見える場所。]
(743) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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[ぱ─――――――…ん!! と]
!
[火薬が空に弾ける音に振り返ると、 誰かが打ち上げた光の花が、紫陽花色の空に咲いていた。]
(744) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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──……
[しばし足を止め、 光が消えるまで佇んでいる。
光が消えても───まだ。 少しの間そこで、空を見上げていた。]
(745) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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[名残を惜しむようにゆっくりと前を向き 再び坂道を下り始めたのは二発目の花火が打ち上がる前。
傘は持たない。 濡れて困る服ではない。
ただ、ずぶ濡れの男が入って来たら コンビニの店員も薬局の客も嫌な思いをするかもしれないから、 目的の物を買い終えるまで雨が降らなければいいと思った。]
(747) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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/* >>743 わかば荘の屋根はこう見えているよアピールその2
遊の場合。
(-285) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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