21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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[ハロルドが眠りの世界に来ていると知った彼は ガタッと椅子を鳴らして立ちあがった。 しかし数歩すすんで足を止める]
(ハロルドとの誓いを守れなかった俺は、) (どんな顔で会えばいい?)
[目頭が熱くなる。 天を仰ぎ瞳を閉ざすと、 透明な雫がひとつ…
落ちた]
(+0) 2013/08/11(Sun) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/08/11(Sun) 01時頃
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[目を覚ますと身体がやけに軽い]
…あれ、セシル先輩?
[医務室で彼に話した後 自分はいったいどうなったのか、分からない]
ここは…どこ?
[自分の身に何が起こったのか、分からない ベッドからするりと降り
ふらりとどこかへ歩き出す]
(+1) 2013/08/11(Sun) 01時頃
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あのね おにいちゃん が せしる せんぱい と しあわせ に なって ほしい は ほんとう
でも おれ は やっぱり よくばり だった おれ も しあわせ に なりたかった
ふぃ の いない せかい いらない ふぃ と いっしょ に いたかった
ごめんなさい おにいちゃん せしる せんぱい
(+2) 2013/08/11(Sun) 01時頃
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[医務室を出たはずだった しかし、どこか様子が違って見える]
…こんなに静かだったっけ?
[あれだけ煩かった赤薔薇の声がしない あれだけ鬱陶しかった薔薇の香りがしない
廊下を歩いているはず なのに、まるで無声映画のように 音が感じられない
窓の外を眺める 中庭の薔薇だけが――鮮やかだった]
(+3) 2013/08/11(Sun) 01時半頃
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[椅子に座り直す。 気持ちを落ち着けるために]
ハロルド…
[愛しい人の名前を呟く。 これでは孤独に怯えていた昔の自分だ。 手を伸ばして会いに行けばいいのだろう。 それで手に入れた幸福が、 過去には確かにあったのだから]
(+4) 2013/08/11(Sun) 01時半頃
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[ふと、どこからか声が聞こえる]
…フィー?
[彼は眠っていたはず 多分、きっと空耳――あるいは自分の願望 自分の業の深さに、くすっと笑う]
まさか…フィーが起きたなんて…
[廊下をゆるゆると進む 他に誰もいないのだろうか? 自分の身に起きたことは、未だ分からず]
(+5) 2013/08/11(Sun) 02時頃
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[ハロルドの声>>+5が聞こえる]
(もう一度…もう一度だけ……)
[それは切なる願い]
[祈るような 縋るような気持ちで 声がした方を見やり、椅子から立つ]
(神様、どうか…)
[少年は一歩を踏み出した]
(+6) 2013/08/11(Sun) 02時頃
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[薄暗い廊下を歩き続ける]
ハロルド…どこに……
[先ほどニーセンに会おうとした時は 会えなかった。 それはもしかしたら、 会いたくない と 心の何処かで思っていたからかもしれない。 でも、今回は違う。 ハロルドに会いたい。 そう思っているから]
ハロルド…っ
[声をあげて名前を呼ぶ。 返事はあるだろうか]
(+7) 2013/08/11(Sun) 02時頃
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[再び、中庭の方に視線を移す 淡いモノクロームの色彩 やっぱり、薔薇の花園のところだけが 鮮やかに――血よりも深く紅く]
(…あの夜みたい)
[嵐の晩、暗いはずなのに そこだけ色が見えていたことを思い出す フィリップに手を引かれて歩いた晩のことを]
(+8) 2013/08/11(Sun) 02時頃
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…フィー?
[さっきよりもはっきりと 自分の名を呼ぶ声がする]
そんな…まさか…
[何かに焦がれるように自分の名を呼ぶ声 それが、他にいるとも思えず
けど、夢でもいい――もう一度会いたい]
(+9) 2013/08/11(Sun) 02時半頃
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(返事があった!)
[声のする方へと駆けていく]
ハロルドっ
[近くにいる。 その確信をもって、もう一度 呼んだ]
(はやく、はやく、)
[気持ちばかりが急いている]
[そして、薄闇の奥に見つけたのは]
(+10) 2013/08/11(Sun) 02時半頃
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フィー? フィーなの? どこ?
[声が聞こえた方へ少し足早に 声がさらに聞こえたならば、さらにもっと早足で]
フィー、いるなら返事して? フィーに会いたい!
[どこへ向かっているのか分からないまま 声のする方へ向かって駆けていく 身体は軽く、医務室に着いた時の苦痛が嘘のよう]
フィー、俺はここだよ!
[長い長い廊下を駆け抜ける 声の主の姿が見えるまで、どこまでもどこまでも]
(+11) 2013/08/11(Sun) 02時半頃
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ハロルド…ハロルドどこだ…っ
[幾度も呼んだ末に 廊下の奥に人影を見つける。 それは会いたいと願った人物で。 走った勢いそのままに抱きしめた]
ごめん、ハロルド……ごめん、
[会って最初にしたことは謝罪だった。 誓いを破ったこと、 赤薔薇を背負わせたこと、 愛を疑ったこと、 彼には謝らねばならないことが幾つもある。 そっと抱擁を解き、ハロルドの返事を待つ。 ハロルドは許してくれるだろうか]
(+12) 2013/08/11(Sun) 08時半頃
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フィー、会いたかった…
[駆け抜けた勢いでその姿に飛びついた]
…やっと会えた
[フィリップとこうして抱きしめ合える そのことが、ただ嬉しくて 何故、彼が自分に謝っているのか分からず 首を傾げた
自分がここでこうしていられる理由を 聞かされたのは、そのすぐ後のことだろう]
(+13) 2013/08/11(Sun) 10時頃
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赤薔薇は此処を眠りの世界と言っていた。
[自分の罪を数えるように ぽつりぽつりと話し始める]
想いを込めたくちづけをすると、 この世界に連れ込まれる。
赤薔薇は言ったよ。 俺が眠ったあと、ハロルドも此処に来るって。
俺はハロルドにキスをしたかった。 ハロルドをしばらく独りにするってわかっていたけど、 止められなかった。
[伏せ目がちに俯いて、許しを乞う]
ごめん…
(+14) 2013/08/11(Sun) 10時頃
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あかばら は うそ つかない
でも
あかばら は すべて はなさない
あかばら を しんよう するな
しあわせ に なりたい なら
(+15) 2013/08/11(Sun) 10時半頃
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[フィリップの口から出るは懺悔の言葉 それから、ここが 赤薔薇に招かれた夢の世界であると
想いをこめた口づけ それがここへの招待状という
最後の記憶を手繰り寄せてみれば
自分もその欲望を叶えるために 残酷で罪深いことをしてしまったのだと 推測するのはいとも容易いこと]
(+16) 2013/08/11(Sun) 11時半頃
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[聞こえてきた地上の会話は薔薇の話題。 赤薔薇を見切ることができず、誘惑にのってしまった。 感染の元凶になってしまったことに罪悪感を覚える。 彼は赤薔薇がハロルドに何を話したのかは知らない。 いま憑いているセシルに話したことも。 だから、自分が接した時に感じたことを伝えたくて。 届くかわからない言葉を口にした。 せめてもの償い]
[そしてそれは、ハロルドにも捧げられるべきもので]
ごめん、何でもするから…(許して)
[最後の単語に音がのせられることはなく、 静かにハロルドの返事を待つ]
(+17) 2013/08/11(Sun) 11時半頃
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[伏し目がちに許しを請うフィリップは まるで、小さな子どものようで 初めて見せてくれたその姿が、とても愛おしかった]
フィーは、やっぱりバカだよ… ここにいるってことは 俺だって、フィーとの約束を破ったんだよ?
[彼の頬をなで、ふわっとほほ笑んで]
…だから、おあいこでしょ?
[何でもするからといわれたら さらにとびっきりの笑顔でこういった]
(+18) 2013/08/11(Sun) 11時半頃
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じゃあ、これからは…ずっと一緒 絶対にフィーから離れない
[ぎゅっとしがみつき 彼の唇に自分のそれを重ねる――深い想いをこめて]
(+19) 2013/08/11(Sun) 12時頃
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[頬にかかる手は優しく、 話される声音に包み込まれるようで。 心地よさに頭を擦り付けた]
おあいこ…か。 うん、そっか。
[ハロルドの笑顔につられて微笑む]
あぁ、ずっと一緒だ。 離れないし、離さない。
[くちづけをされれば、 彼はハロルドを抱きしめて もっと深いものをねだる。 こちらの想いも示すように]
(+20) 2013/08/11(Sun) 12時頃
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[ぱちり。
目覚め、知らない場所。]
………ふぇ?
[ちがう、 知ってるけど、少し違う場所。]
なに、これ。
[きょろきょろ。 わけがわかってないみたい。
よく眠ったあとみたいに、体は軽いけど。]
(+21) 2013/08/11(Sun) 21時半頃
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[もっとと強請るフィリップへ 彼の欲しがるままに 何度も何度も唇を合わせる]
フィー…ちょっと苦しい…かも
[きつく抱きしめられ 身動きも取りづらい状態で、思わず]
これじゃあ…俺よりも子どもみたい
[と、くすくす笑った]
でも、嬉しい…
(+22) 2013/08/11(Sun) 23時頃
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[がっついてるのはわかってる。でも]
ん? ハロルドをくれるなら子供でもいいよ。
[嬉しいと言われて>>+22調子にのる。 ハロルドの襟元に指をかけて顔を覗き込むと 挑発的な視線で誘惑をする]
ハロルド、俺がつけた痕を見せて。
(+23) 2013/08/11(Sun) 23時半頃
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あかばら は あおばら が いなくなって さびしそう だったよ
にぃせん せんぱい の なかに とじこめられた あおばら の ぶん まで いきていたいって
あねすと せんぱい の なかで ないてる しろばら を できそこないって いってた
あかばら は どこか へ いきたがってる まいご ひとり めいろ で まよって いる まいご
そんな きがする
(+24) 2013/08/11(Sun) 23時半頃
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[調子に乗ってさらにねだるフィリップを見て ふわっとほほ笑む]
俺、もっとフィーとキスしてたいな… だって、順番逆だったんだもん
魔法を見る前に魔術師が消えちゃった そんな感じで…物足りないよ
[フィリップの唇をなぞりながら]
俺の唇でフィーをもっと感じたい…駄目?
[と、上目遣いで彼を見た]
(+25) 2013/08/11(Sun) 23時半頃
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[赤薔薇が欲してたのは その毒で惑わせて従わせやすいサミュエル そう思い込んでいたが
もしかしたら、セシルの方だったのだろうか
2人が互いを求める強さに 大きな違いはないだろう ただ…より激しさを隠していた方ならば 多分、セシルではないのかと
御しにくい一方、秘めたエネルギーの強い方 赤薔薇が求めていたのはそういう宿主?]
(+26) 2013/08/12(Mon) 00時頃
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……まいご?
[ゆめの中に囚われた、こころ。 少し近くなったせいか、なにか聞こえた気がした。]
まいごは、どこにいるの?
(+27) 2013/08/12(Mon) 00時頃
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ああもうっ
[ガバッとハロルドを離し、距離をとる]
あんまり可愛い顔するな。
[困ったように睨みつけて、それから]
強引に奪いたくなるだろ…
[視線を逸らした]
(+28) 2013/08/12(Mon) 00時頃
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だからキスもハグも終わりっ
[くるりと背を向け、何処へとも知れずに歩き出す]
(+29) 2013/08/12(Mon) 00時頃
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[まるで拗ねた子どものようなフィリップを 追いかけながら]
ええっ…つまんない… もっと、その気にさせて欲しかったのに
[ぷんぷんと怒って]
フィーの意地悪…ずるいよ… 俺にだって こうしたいっていう権利くらいあるんだから!
[その腕にしがみついた]
(+30) 2013/08/12(Mon) 00時頃
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(不意打ちだろ)
[ハロルドを気遣えなくなるくらい理性をなくすなんて そんなことはしたくなかった。 だから強引に打ち切ったのに]
くそ…っ もう知らないからな。
[顎に手をかけると強引に上を向かせてキスを奪う。 舌を絡めればそれは甘く。 理性をとろかすには充分だった]
(+31) 2013/08/12(Mon) 00時頃
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フィー…
[その先の言葉が出るより先に 彼の手が顎を上向かせ 強く激しいキスをしてくる
フィリップの舌に絡め取られた自分の舌で 彼のそれを感じると、背筋がぞくり]
(…気持ちいい)
[その痺れる感じに、しばらく惚けていた]
(+32) 2013/08/12(Mon) 00時半頃
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[茫然としているハロルドを見てにこりと笑い、 再び唇を合わせた。 ハロルドが欲っしたように、深く、深く、]
[ハロルドを思う存分 味わったあと、 水音をたてて耳をしゃぶる。 そこに吐息をかけるように囁いた]
次にしてほしいことは?
[それは辱めるためではなく。 気遣いだということは伝わるだろうか]
(+33) 2013/08/12(Mon) 00時半頃
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[再び感じたフィリップの唇 口を開けて合わせて隙間から 舌を絡ませて深く、深く味わった
夢中になって息を忘れていたようで 口を離してから、ほぅっと長い吐息をひとつ]
…フィー、そこだめ
[フィリップが音を立てて耳を食む ゾクゾクして、身を捩ると
『次にしてほしいことは?』
と耳をくすぐる吐息混じりの囁き]
(+34) 2013/08/12(Mon) 01時頃
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(…身体が熱い)
[まるで、発熱したかのように芯から熱く 自分の呼吸が荒くなっているのに気づく]
…フィーが…欲しい
[涙目でそうつぶやいた]
(+35) 2013/08/12(Mon) 01時半頃
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(あぁ、耳がいいのか)
[形だけに見えた拒絶に、再び舌を伸ばして。 ねっとりとなぶる]
『フィーが欲しい』
[極上の睦言。甘美な誘惑。 襟元に指を滑らせ、 ひとつ ふたつ、手探りでボタンを外すと、 いつぞや勝手につけた証に 再び唇を押し付けた]
俺をあげる。すべてハロルドのものだ。
(+36) 2013/08/12(Mon) 01時半頃
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[襟元に伸びたフィリップの指が 探るようにボタンを外していく
露わになった鎖骨や胸元に ひとつ、またひとつと落とされていく花弁
それは自分が彼のものでもあるという証]
(+37) 2013/08/12(Mon) 12時半頃
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フィー…俺のどこが好き?
[自分が彼から激しく強く求められ 自分が激しく強く彼を求める この気持ちはどこから来たものなのだろうか?
フィリップに身体を委ねながら そんなことを思う
これすらも 赤薔薇の仕組んだことなのなのだろうか?]
(+38) 2013/08/12(Mon) 12時半頃
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[所有の証をつけて、自分のものだと主張して。 そんな子供じみた独占欲。 脇腹まで唇を落として くすりと笑う。 醜い感情を嘲り、でも、否定しない]
どこが?
[好きかと問われて。
最初は、可愛い後輩というだけだった。 意識したのはいつだっけ。 ハッキリと欲しいと思ったのは食堂で触れたとき。 でも、きっとその前から…。
全部と答えるのは簡単で、事実なのだけれど、 きっとそれでは納得しないから]
撫でたくなるような顔をするとこ…かな
[なーんて、本気まじりに茶化して言った]
(+39) 2013/08/12(Mon) 13時頃
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…じゃあ、もっとたくさん撫でて
[肌の上に花弁が落とされるごとに高揚する 思わず漏らした声の甘さで さらに掻き立てられ、身体の力が抜けそうだった]
フィー…が嬉しいと…俺も嬉しい …もっと、フィーを感じたい
[まるで、ご褒美を欲しがるこどもみたい そんなことを思った]
(+40) 2013/08/12(Mon) 14時頃
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[伸び上がって胸に頭を抱え、支えるように体重を受ける。 ゆっくりと髪を梳くと、 そのまま背筋を すうっと撫で下ろした]
俺も同じだよ。だから もっと…
[ハロルドの足を割り、 熱く主張しているものを軽く摩る。 胸に感じる吐息は 甘く、切なく、 彼の心を捉えていく]
もっと、ハロルドを見せて
(+41) 2013/08/12(Mon) 14時半頃
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[フィリップの手は頭から背筋を伝っていく 魔法使いのようなその手になでられると 口から吐息混じりの鳴き声が]
フィー…やだ…俺…恥ずかしい
[熱のこもったそれを摩る手に思わず身を捩る
自分ですらしたことがなかったそれを 彼にされることに 恥ずかしさと微かな不安があり
弱々しく訴えるも 懇願するかのような眼差しに拒めず 潤んだ目で見つめて]
(+42) 2013/08/12(Mon) 23時頃
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…は、初めてだから…こわい…やさしくして?
[彼の手によるそれがどのようなものか 知りたくもあったが 知ることにより自分の中の何かが変わる それが不安だった
フィリップはそれにどう返しただろうか?]
(+43) 2013/08/12(Mon) 23時頃
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恥ずかしい? 俺だけしか見てないのに?
[意図して羞恥心を煽るようなことはせず、 甘く言いくるめるように紡ぐ]
優しくするから、
[不安げな声>>+43に そっと撫でてやると、 ゆっくりと手を動かして]
もっと乱れて
[それは願望。 彼は、自分の手で変わっていくハロルドを見たかった]
(+44) 2013/08/12(Mon) 23時頃
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[幼子にいい聞かせるような けれども、甘く香しい恋人の囁きに 無言で頷いて
彼の手がもたらす快楽に自らを委ねた]
(+45) 2013/08/12(Mon) 23時半頃
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[これはきっと夢だから、夢の中ならば自由に出来る。
ふわり、なかにわのきのうえで、はだしのあしをゆらゆらゆらす。]
……馬に蹴られるのもアレだしなぁ。
(+46) 2013/08/13(Tue) 00時頃
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ばら は あかい
すみれ は あおい
さとう は あまい
そうして きみ も
(+47) 2013/08/13(Tue) 00時頃
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[静かに頷く様に心を揺らされて。 動かす手を速めると、 頭を撫でた手で耳をなぞる]
このまま、出していいから…
[しがみついてくる手が可愛い。 熱い吐息を零す唇が可愛い。 彼の手で乱れる身体が可愛い。 そして、自分を招いてくれた心が愛しい]
(+48) 2013/08/13(Tue) 00時半頃
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