93 Once upon a time...
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[狼は言う]
もう大丈夫だよ
[狼は笑う]
もう、丸呑みなんてできやしないから 安心して ……今日は、おやすみ
(*3) 2014/10/14(Tue) 01時頃
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もう、大丈夫?
[夜に浸るのは、その声を待っていたからだ。]
丸呑みなんて、出来やしない、
[ジャニスを探しに行かないのは、彼の結末を知っているからだ。 それはやっぱり少しだけ寂しかった。口を動かさないくせにとてもお喋りな声色使いのジャニスを自分は気に入っていた。 だけど仕方ない。殺さなかったら殺される。]
うん、なあ―― ニコの怖いものは、何だ?
[途切れた言葉に、今度は自分が殺る番ではないかと、問いかける。]
(*4) 2014/10/14(Tue) 01時頃
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んー…ふふ、なんだろねぇ
[笑って、誤魔化す。大人が持つずるいスキルだ。 答えたくない、というのが伝わるかはさておき "それ"は屠る対象ではないから、トニーの望みはきっと叶わない]
ねぇ、今回はさ ……全部、食べちゃったから
次は 誰にしよっか
[団長よりも、ずっと美味しかった二人。 ずっと、好きだった二人。 まだまだ、美味しそうな人は沢山だと。笑って、そして 囁きの外、バンドネオンは溜息のように長い息を*吐いた*]
(*5) 2014/10/14(Tue) 01時半頃
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[テントの中、もぞりと身じろぎする。 涙は出なかった。団長の時と違って、自分がその肉を口にしてはいないからか。]
なあ、やっぱり、おれも行けばよかった。 ジャニスのとこ。
ジャニスに、会いたかった。 おれ、やれたかって。聞けてない。
[全部食べちゃった、と言っていた。もう、おしまいだ。 ほんの少しの肉の欠片くらい口に入れられるかもしれないが、それが欲しいわけじゃなかった。]
(*6) 2014/10/14(Tue) 20時半頃
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教えてくれなかったら、わからない。
[大人は――特にニコラスは、なんにも怖いものなんてなさそうで、すごく冷静に見える。 冷静でない大人も、大抵は何かに怖がっているのではなく、興奮していることが多いから、大人の怖いものなんて、わからない。]
教えてくれなかったら、食えない。
[その一言で何をしようとしているのかは伝わっただろうか。 けれどニコラスが言わなければ聞き出すような話術は持ち合わせないし、食べられるものでないとわかればすぐに引き下がる。]
次――、
(*7) 2014/10/14(Tue) 20時半頃
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[浮かぶ顔はあった。 白いドレス、震える身体、怒気、殺気。 びり、と肌を刺すようで、思わず牙を剥きそうになったあの瞬間。 隠れなければ殺される、殺さなければ殺される。 そうしたら、一番危険なのは、彼女だけれど。]
ドラ、は、うまくなさそうだな――
[選り好みをしている場合か、わからないが。 幼い狼も、腹は減る。]
(*8) 2014/10/14(Tue) 21時頃
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[眠りの床で紡ぐ思考は、いつしかそのまま、ふつりと途切れる。 安心しておやすみと、その一言が何よりの子守唄。 あとはすう、と微かな寝息が届くだけ*]
(*9) 2014/10/14(Tue) 21時頃
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ねぇ、トニー よく眠れた?
[口を動かさずに、囁く声は明るい声を持って届けられる]
昨夜はごめん、ね
[結局、誤魔化して何も答えなかった。 こわいもの、食べたいもの。 "言葉として"浮かばなかった。 二人の想いで腹がいっぱいで 二人の思い出で胸がいっぱいだったから]
(*10) 2014/10/14(Tue) 22時頃
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[よく眠れたか、には聞こえてすぐに、頷いた。 が、続いた言葉に対しては、眠ってしまった自分も悪かったかもしれないし、謝ってもらう意味などないと思っていたけれど。]
ねえ、ニコ――
フィーは、どう、したの。
[それに答えがもらえるまでは――俺じゃないと聞けるまでは、昨日はごめんを許せる気はしなかった。 ニコラスじゃ、なかったとして。その死が誰によるものかなんて、考えてもみないのだけれど。]
(*11) 2014/10/14(Tue) 23時半頃
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[全部食べちゃった、と聞いていた。 だからプードルの声がしたのは、意外だった。そして、その細い鳴き声が苦しかった。 ジャニスの名残があるせいで、ジャニスがいないことが強調される。 子狼はあの調教師が好きだったから、どうしてもじわりと、思い出が滲む。 ひとの味を知る前なら、あのプードルを真夜中に食らって、飢えを凌いだろう。 でも、もう無理だ。あの甘い血の喜びを知ってしまった。]
おれも、食いたい……
[今が朝で、よかった。 狼の血の騒ぎは、まだ抑えられるほどには、静か。]
(*12) 2014/10/15(Wed) 00時頃
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フィリップは……俺が、食べたよ
[鳥の羽を捥いだのが、実際のところ誰であったとしても 彼の肉を食べたことに偽りはない]
トニーも、食べたかった? ねぇ ごめん、全部食べちゃって
(*13) 2014/10/15(Wed) 00時頃
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[返ってきてほしくなかった響きが、返る。 どくんと、胸の内側が鳴った。]
どうして。 どうして、フィーも、殺したの。
[ジャニスを殺しに行った先、合わせてもう一人食われたとなれば、自然殺したのはニコラスとなって脳内でピースがはまる。 どうして。別れを知ることもできないまま、失われた。 食べたかったかと言われれば、Noでもないのだけれど、そういう思いでは、なくて。]
(*14) 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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殺してほしくなかった? それとも自分が、殺したかった?
[問いに問いで返す、ずるいやり方だ]
ねぇ、トニー 死はいつだって、唐突で理不尽なんだ
知らぬ間に奪われたくないなら ………その前に、奪わなきゃ
(*15) 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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でも、もう一度謝らせて ………ごめん
[何を、とは言わないけれど。 謝って、そして。 暫く口を噤んだ。
大人ぶった顔をするのには 少し、疲れすぎていた**]
(*16) 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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殺、して、ほしくなかっ、た。
[フィリップと、トリノスが生きてさえいれば、今日は次への一歩のはずだった。その朝が来ると思っていた。安心しておやすみと、その言葉を信じていた。 失われてしまった、片方。無論、そんな保証をニコラスに押し付けるのは門違いだ。 けれど、それを冷静に考えられる頭ではなかった。混乱と、哀しみと。 明日が失われてしまった真実ばかりが、頭の中を占める。]
奪われたくないなら、奪う……
[この手で、爪で、奪う。]
(*17) 2014/10/15(Wed) 01時頃
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どうして。
[謝罪を重ねてほしいわけじゃなかった。理由があれば、よかった。 ニコラスの言う言葉をみんな鵜呑みにできるほど、大人になれなかった。]
奪われたく、なかったの。誰に、奪われるの。
[ニコラスの言葉を拾うなら、奪われたくないから奪ったのだ。 疑問を重ねたが、返事はなかった。 細い溝があるような遠さを、感じていた。]
(*18) 2014/10/15(Wed) 01時頃
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[守る、とはどういうことだろう。 さっき、似たような言葉をもらったけれど、違う。 奪われたくないから、奪う。違う。奪いたくない。それは自分のものにしただけで、守れていない。第一ペギーは美味しくないらしい。 殺さなければ、殺される。ペギーの命を狙う相手を、殺せばいいのだろうか。誰がそんなことを。ペギーは狼じゃない。誰もペギーを殺したりしない。これも違う。 じゃあ、どうすればいい。見つかったら、それこそ自分が殺されるのに。
――見つかったら、殺される?]
ブロ、
[いや、けれど、それでも。彼から殺意は、まだ強くは感じない。まだ見つかってない、殺されるとは限らない。それなら殺したくはない。 漏れ出た響きを振り払うように首を振ったが、声だけしか伝わらない離れた仲間に、その二音はどう聞こえるか**]
(*19) 2014/10/15(Wed) 02時半頃
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[守る、とは何だろう。狼の襲撃を受けないようにする、ということなら――]
なあ、ニコ。 ペギーは、うまくなさそうって、言ったよな。 ……ペギーは、食わないで、いてくれるか?
[きっとこの一言が、一番効果的だと、結論づけた。 だけれど腹は減る。肉の味を知って、身体が肉を求めてる。 誰を食おう、誰を――]
(*20) 2014/10/15(Wed) 22時頃
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[もう、三人で飛ぶ朝が来ないのなら。 迎えるはずの次、が壊れてしまったなら。]
トリノス、 おれ、が、奪う。
[フィリップには別れすら思えないまま、朝になってしまった。 なら、せめてトリノスだけでも、目の前で別れを告げる。 奪われたくないなら、奪う。 奪われたくなかったのは、迎えられたはずの朝、で。 今誰にも殺されたくないのは、トリノス。]
(*21) 2014/10/15(Wed) 22時頃
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[次は誰か、と聞かれていた>>*5。 この自分の少し歪んだ殺意は、その"次"に当たるのか、もっと先か、それはニコラスの動き次第でもあるから、確実に次というものではないかもしれないけれど、最低でも自分の中の次、は彼に決まった。]
(*22) 2014/10/15(Wed) 22時半頃
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[そうだ。誰も、彼らを奪ったりしない。 それは言い訳にすぎない。 わかっている。わかっていても、"言葉"に、してしまうのだ]
………うん、ペギーは、美味しくないかもしれない
[彼女の笛の音が好きだった。 だからきっと、美味しい。 違う、子どもは美味しくない。
だから、頷いた]
(*23) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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――ニコ。 トリノスは、おれが食う。だけど、だめだ。 ドラが、……殺しにくる。おれたちを。 わかってる。殺しにくる。気づいてる。
[エフェドラの策はまだ知らない。だから、その毒の塗られた釣り針に、食らいつきたがる。 たとえエフェドラの狙いとは違った方向かもしれなくとも――殺されたくないから、殺す。]
どうする?
[どちらが殺るか、という意味だ。 子狼の短絡な思考では、殺さない選択肢は、薄い。]
(*24) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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トニーも、腹が減っただろう
[空を駆けることの出来ない獣は その翼に、少しでも爪をかけられれば、けして離さず引きずり落とす]
俺もねぇ、今一番美味しそうに見えるの 一人……いるんだけど
[人狼への呪詛を吐く娘。 その黒い感情は、一方的ではない想いになって その味を極上にするだろうと、奏者は笑う]
まだ、いいよ まだ ……もっと美味しくなりそうだもの
(*25) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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[夜の彷徨を見た奏者とは違い、 当人と会話した子狼も、気づいてしまったようだ]
……どっちが、食べたい? どっちも食べたい?
鳥を食べるなら、任せるよ 人形なら ……一緒に、行こうか
(*26) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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トリノスは――今でなくてもいい。おれが殺せるなら。おれが食えるなら。 だけど、ドラは、おれたちを殺しにくる。
いやだ。
[優先順位は明確だった。一緒に行こう、というのにも頷きを返す。 子狼は殺意だけは立派だが、食べ方を知らない。 殺し方は知っていても、痕跡の消し方も、こんなテントの森のなかで人に見つからずに誰かを襲う方法も知らない。 知れば――ひとりでも、トリノスを食らえる。]
(*27) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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じゃあ……一緒に行こうか
[委ねる、といえば聞こえはいい。 実際は、決定を避けていた。
美味しそうに見えた彼女の叫びを もう少し、聞いていたかったのかもしれない。
………ああ、でも 幼い――人狼としては、生まれたてといってもいい――子狼を 殺されては、たまらない。 だから、そうしよう、と決めたのだ]
(*28) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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[水晶球から覗き込まれる感覚が、ひどく嫌なものに思えた。 頭の裏側から撫ぜられて、めちゃくちゃにされるような。 寒気に似た嫌気を覚えて、低く唸る。]
ウゥーッ、るるる……
[それはまだ、赤い響きの中にだけある音。 けれど、危険信号であることは、その唸りひとつでニコラスにも伝わったか。]
(*29) 2014/10/16(Thu) 00時頃
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[不合理じゃないか。 好きだから、食べたなんて。 好きだから、美味しいと思ったなんて。
いつまでも一緒にはいられないんだ。 人間と、狼が仲良く暮らしました、なんてハッピーエンド。 ありえないのだから。 めでたしめでたし、なんて来るわけがない]
(*30) 2014/10/16(Thu) 00時頃
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トニー……抑えて、深呼吸して 腹が減っているとね、そうなるんだ
怖いの?怖いなら ……ねぇ 食べてしまえばいいよ 怖いものは、食べてしまえばいいよ
夜に、なればさ……誰も、勝てやしないんだから
(*31) 2014/10/16(Thu) 00時頃
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[水晶球から目線を外す。 ニコラスの言葉通り、息を深く吸って、吐く。 夜が来る。もうすぐ夜が来る。 狼達の、夜が来る――――]
(*32) 2014/10/16(Thu) 00時頃
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