78 わかば荘の薔薇色の日常
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[つまらない。
──そう斬り捨てられた気がした。]
(=87) hana 2014/07/06(Sun) 20時半頃
|
|
[凡人の書いたつまらない話だから落選した。 賞を受けるに価値がなかった。
描きたいものを描けば、いつか誰かの心に届く。 それは今回かもしれない。 きっと──審査を通る気がする。
いつの間にかそんな風に錯覚していた自分に気付き それが酷く滑稽に感じた。
あの日── 日向がここを出て行った日。 わかば荘に戻るとすぐ、窓を全開にして 月の光の入り込む一番明るい場所に横になった。 そしてそのまま、 空が白むまで、眠れぬ夜を過ごした。
ここ数日、ずっとそんな日が続いている。]
(=88) hana 2014/07/06(Sun) 20時半頃
|
|
[その報せは、想像していたよりも、ずっと早く届いた]
(=89) gekonra 2014/07/06(Sun) 21時半頃
|
|
[本当は──俺を描いて、と言いたかったけれど。
交わした約束は、 南方が描きたいものを描くところを見せる──だったので まずは何でもいいから、目の前で描いて貰おうと思った。]
(=90) hana 2014/07/06(Sun) 21時半頃
|
|
[そこで僅かに既視感を覚えるも、 思い出すことも、口に出すこともなく>>=12]
(=91) gekonra 2014/07/06(Sun) 22時頃
|
|
[興奮が、ゆったりと、おさまるほどに―― 距離を感じる。]
(=92) gekonra 2014/07/06(Sun) 22時頃
|
|
弟子だからな…お前は特別だ。
(=93) pannda 2014/07/06(Sun) 22時頃
|
|
[間中に背を向けて、南方は、静かに歯噛みした。
二度暴かれても、未だ、隠すように続けていた。 ひたすらに、必要があって、描き続けた。 黙々と。
なんの気持ちもこもらずに。]
(=94) gekonra 2014/07/06(Sun) 22時半頃
|
|
[でも何で今頃引っ越しなんだろう。 102号室は空いてるし、物理的な面倒を考えれば俺が102に越した方が早い気もする。
……未だに2人の過ぎた話にも、玄関先での会話についても察することはなく。 嫉妬するのもあほらしいほど仲がいいなあ、と感心するにとどまった。
ああでもこれで、夜中寝ぼけてうっかり永利の部屋に入ってしまうことも無くなるのかと思えば少しだけ寂しくもあったり、ということは徳仁には内緒にしておこう]
(=95) vetica 2014/07/06(Sun) 22時半頃
|
|
……うん、頑張る。薫さん。
[師匠とは呼ばない。 そして薫ちゃん…と茶化しても呼ばない。
淡い感情の欠片に、俺はもう気付いちゃってるんだよね。
短い別れの挨拶への返事は、 握手と、その手を引いて殊更に距離を詰めて試みる 彼にとっての弟子からの挑戦的なキスひとつ。]
(=96) onecat69 2014/07/06(Sun) 22時半頃
|
|
日向…何だったんだろうな。
[縮められた距離を更に縮めた日向の唇は柔らかだった。 想像もした事が無い弟子からの、男からのキスに目を丸くして 出て行く日向を問い詰める事も出来なかった。
きっと悪ふざけだと信じて、 それ以降考えない様にして来たのだが。]
あれは何の意味だったんだろうな。
[師匠でも、ちゃん、でも無く、薫さんと呼んだ男の真意。 不意に思い出すと次々と聞きたい事が溢れて来た。]
(=97) pannda 2014/07/06(Sun) 22時半頃
|
|
日向…待ってろ。
[いつもわかば荘に訪ねてくる日向を待つだけでなく。 たまには自分から行っても良いだろう。
あの日の真意を聞く為に、桃の果肉入りの特別シュークリームを 持参して、足は日向の引っ越したアパートへ**]
(=98) pannda 2014/07/06(Sun) 22時半頃
|
|
[駄目だ──と。 描きたくないと言われたらどうしよう。
描きたいものが珍しい風景や異国の景色であったら それを描く南方についてゆくのは難しい。]
(=99) hana 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[難しいが──
無理ではない──とも、思う──。]
(=100) hana 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[わがままを、本当に言っていいならひとつだけ、ある]
んー…したら今夜、そっちに泊まってもええ? 別にえろいことはせんでもいいし、仕事してて構わへんし…集中できない言うなら、やめとくけど。
[数か月前、オカマバーから帰宅して徳仁の部屋で酔い潰れてしまった日。翌日ベッドの上に並んで眠っていたことが嬉しかった。セックスしてもしなくても、夜を過ごしてもらえることが。
だめ?と首を傾げたところで、こちらに向かってくる永利が見えればわあい徹さん、買い物なん?気をつけてやーと声をかけて]**
(=101) vetica 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[刺激が欲しいと思っていた。 同時に、居心地のいい場所を失いたくない思いもあった。
もう認めている。 自分は少し人より文章に親しんだだけの凡人だ。
優しく温かい場所を失いたくない気持ちは 間違いなくあるのだ──。]
(=102) hana 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[わかば荘は、自由で、刺激に富み、 住む人は優しく、ネタ探しには事欠かない。
ずっと住み続けたいと思うに十分な場所だと言える。
バイト先のても爺も、実の祖父のようによくしてくれて 息子と離れて暮らしている彼を、一人にするのは心配だ。
それでも──]
(=103) hana 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[もし──
一番居心地が良い場所は──と尋ねられれば。
その時は間違いなく────]
(=104) hana 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
なんだ、そんなことでいいのか?
[瑛士のわがまま>>=101に驚いたように瞬く。 なにもしなくても、抱きしめて眠るのも好きだが、ある程度の時間になって、そういう雰囲気にならないときは帰っていたから嫌なのかと思っていた。 仕事が詰まっているから、一緒には眠れないだろうけれど――]
いいよ、今日だけじゃなくて、いつでもベッド使っても。 俺も眠くなったら寝るし。
[ぽんと、瑛士の頭を撫でて許可をだす。 だめじゃないと笑みを浮かべて瑛士を見つめた**]
(=105) sinotaka 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[不思議な贈り物が届いた数日後。
必ず扉に『日向へ』と書かれた封筒が貼り付けられている。
中身は一枚の写真。
青い空と白い雲をバックに、空を飛ぶブリキの飛行機。 三毛猫とにらめっこをしている招きパンダ。
文字など無い写真だけの返事は今日も扉で待っている**]
(=106) pannda 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[桃が香るクリームに濡れた唇での二度目のキス。 触れる間際の一瞬に伝える真意。]
―…恋とかさ。
[その一瞬の俺の顔はきっと どんなに美味い菓子を食わせて貰った時より 甘い笑みに満ちていたに違いない。
だって、すげぇ幸せの味だなぁとか思っちゃって。 心臓が鳴って騒いで、めっちゃ生きてるって感じする。
こんな気持ち、恋と呼ぶしかないだろう。**]
(=107) onecat69 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[美しいと感じていないではなかった。]
[それでも、一向に、手が持ち上がらなかったのだ。]
(=108) gekonra 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[絵に対する心の底からの、好意ゆえの言葉をうけた。
思い知る。
結局、絵に対する気持すらその程度だったのだろうと。
我に返った。
今まで続けていたものは、何だったのだろうか。
続けるために、人から隠したかった、明確な理由が自分でもわからなかった。
それが、わかった。
暴かれたくなかったのだ。
いつしか、ただ、苦しくなっていたことを。
ほとほと、疲れ果てていたことを。]
(=109) gekonra 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[無気力なまま、約束にだけ縋って、 それだけのために描き続けた一月は、 色んな気持ちを擦り切れさせた。
この一月、楽しいと思ったことは、一度もなかった。]
(=110) gekonra 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
[もう一度、今度は不意打ちでは無くはっきりと近付く唇を見据え。
桃の味のする唇と、離れる瞬間の吐息が染みる。
ここまで来て理解を拒否するわけにはいかない。 だが素直にはいそうですかと受け入れられる程経験値を 持ってはいない。
一瞬の間の後、甘い笑みに返す言葉が見つからず。]
いやいやいやいやいや、待て待て待て。 こう言うのはお互いちゃんと付き合う前提を持ってだな、 いやそうじゃなくて、付き合う前にこう言うのは、 じゃなくてだな。
[良く判らない意味不明の言葉を並べた後、 持って来たシュークリームの残りを全て1人で食べ尽くす事で 置き所のない恥ずかしさを呑みこんだのだが。
桃の味は、日向の味がして、甘かった*]
(=111) pannda 2014/07/06(Sun) 23時半頃
|
|
― 何時かの夜 ―
[103から206に引っ越してだいぶたった。 たまに夜、自分の部屋で寝るといった瑛士が寝ぼけてやってくることがある。
そういったときは、仕事をやめて、そのまま眠りにつく。
――徹のときもこんなのだったのかな、と思うが、まあそのあたり掘り返すのはやめて。 翌朝あわてる瑛士を楽しみに眠りにつくのだった**]
(=112) sinotaka 2014/07/07(Mon) 00時頃
|
|
[もう二度と、描いて欲しいなんて言わない。
だから、側にいて────。]
(=113) hana 2014/07/07(Mon) 00時頃
|
|
――起きねー、の。
[祈るように、つぶやくように言いながら。
ソファに手を乗せ、身を乗り出すと ぎぢ、とソファが二人分の体重にきしんだ*]
(=114) kaisanbutu 2014/07/07(Mon) 00時頃
|
|
[揮発性の油の匂いのする部屋を、 ぬくい果実の体温を。
この──何より居心地のいい場所を、俺にちょうだい。]
(=115) hana 2014/07/07(Mon) 00時頃
|
|
絵のかわりが、それでいいのか。
[ぽつりと訊いた。ほっとしすぎて、涙声になっていた。**]
(=116) gekonra 2014/07/07(Mon) 00時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る