84 Es 3rd -Test days-
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[月が翳り、路地裏に闇が落ちる。 それに気を取られて、目線を上にあげた。
月はまだ、そこにある。 けれど、光の質が変わっていた。
今にもそこから血が滴ってくるような、緋い、月。]
今日、月蝕だったっけ?
[緋い光が目を刺す。体の奥が揺さぶられる。 思わず目を閉じて、開いたときに覚えたのは緋色の衝動。]
ふぅん……?……誰かいる?
[新しく広がる感覚の中、意識にひっかかる気配がある。返事がなければそれでも構わない。]
(*0) 2014/07/27(Sun) 06時半頃
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――ほぅ、同族がいるとは。
[意識を赤に揺蕩わせ、気配を手繰る。
吸血種の中でも特殊な、他者を喰らい、 緋色の世界で共鳴する性質。
その気配を纏う、何者かの存在を知覚した。
意識の世界で手を伸ばす]
新しい世界へ……ようこそ、かね。 俺はライジだ。 ――よろしくな。
[背後からその髪に触れ、セシルへと、そう告げて]
(*1) 2014/07/27(Sun) 12時半頃
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[現実から切り離された、緋色の世界。 何処かにいる気配を探っていると、自分の知らない声が響く>>*1。 遠くから木霊のようで、対面で話されているような。
けれど、相手の姿を見ることは叶わず相手の場所を特定しようとゆるりと首を回す。
と、不意に耳元で囁かれるように言葉が落とされると共に、襟足をくすぐられるような感触を得て、]
っ!?私に触れるな!
[反射的にその手を払いのけ、相手から距離を置く。 振り返った先に居たのは、宵待亭に居た見知らぬ男だった。]
お前が元凶か?
[すぅと目を細め、絶対零度の視線を相手に向ける。探るように問いかければ、何か返答はあっただろうか。]
(*2) 2014/07/27(Sun) 20時頃
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――っと。
[つれないなぁ、等と言いながら。 払いのけられた手をわざとらしくふるふると振る。
彼は確か――、宵闇亭でブランデーを傾けていたのだったか]
あの時はさっぱり気が付かなかったが、 あんたも吸血種だったか。
元凶ねェ…… この状況が俺のせいかって言う事なら、半分はアタリだな。
[周囲の空間に両手を広げ、にやりとセシルに笑いかける]
(*3) 2014/07/27(Sun) 20時半頃
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もっと知りたきゃギブアンドテイクだな。
俺にあんたの――、血を寄越しな。
[白手袋に包まれた指先で、セシルの喉元を指し示し]
この緋色の世界は此れから先、 ずっとあんたについて回る。
触れるなとお望みの様だが…… 大人しく血を差し出すのが賢いやり方だと思うがね?
[セシルの絶対零度の視線を受け止めて。 着流しの男はそう答えた*]
(*4) 2014/07/27(Sun) 20時半頃
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[わざとらしく笑う男を見返す。が、その表情からは思惑は読み取れない。吸血鬼と言い当てられれば>>*3、肩を竦めることで応えを返す。]
半分?
[訝しむように声を上げたが、それ以上の情報を寄越す気はないようだ。 血を欲する相手に微かに眉根を寄せる。意図が分からない。 けれど、続く言葉に嘘はないようだ>>*4。
静かにライジを見つめていたが一つ嘆息すると手首を露わにする。]
血を渡したら、もう半分の理由と、この世界の事を教えてくれるのか?
[その確約が無い限り、血は渡さないというように自分の視線を受け止めるライジに対峙する。]
(*5) 2014/07/27(Sun) 21時頃
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>>*5 あァ――…半分だ。
[訝しむ和装の青年へと向けた指先を翻し、 露わとなった手首を掴む。
そうして、腱から、動脈へと――… 古代紫の着物から伸びたチェロ弾きの手の作りを、 白手袋に覆われた無骨な指先が、 鑑賞するように撫でていく]
元々あんた自身の中に眠っていた特殊な性質。 其れが同族である俺と出逢った事で共鳴し、 覚醒したんだろう。
そう言う意味で此の出逢いはあんたにとって、 幸だったの不幸だったのか。
欲しくなるぜェ? ――――の、血が。
(*6) 2014/07/28(Mon) 00時半頃
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[そう告げると、セシルの手首を頭上高くへ引き上げた。
片手で宙吊りにしたその体勢で、 腰をいだき、抱き寄せようと。
其の首筋に、自らの牙を向け]
手首なんかじゃ喰い足りねェな。 ――なかなかに、うまそうじゃねェか。
大丈夫、意識が飛ぶまでは吸わねェよ。
なにせあんたは大事な……、お仲間だからな。
(*7) 2014/07/28(Mon) 01時頃
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[手首を掴まれ、腕を撫でられる感触に眉根が寄る>>*6。 振り払いたくてたまらないが、約束は約束だ。
一応、ライジは残りの理由も口にはしてくれている。 それが嘘か真かは自分では確かめようもないけれど。]
私自身の問題?
[今まで、Esの仲間と共に居て他者と違うと強く認識したことはなかったが。 それでも記憶の底を洗おうとして]
(*8) 2014/07/28(Mon) 01時半頃
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っ!?
[急な体勢の変化に肩が悲鳴を上げる>>*7。一応の商売道具に何をしてくれているのか文句をつけようとして、密着する体温に反射的に拒否感がわき起こる。]
離れろ。
[身を捩り、その手から逃れようとして。けれど体勢の不利はいかんともしがたく、迫りくる牙を甘んじて受けてしまう。]
…っぅ!手首からでも得られる血の量など変わりはしないだろう…!
[知らぬ近い体温に吐き気がする。空いている手で、ライジの肩を押しやろうとしたが、血を失うと共に抵抗する力も弱まってしまうのは必定であった。 結局、ライジの求めるままに血を啜られる。量によってはぐったりとライジに体重を預けてしまっただろう**。]
(*9) 2014/07/28(Mon) 01時半頃
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[>>*8記憶を手繰ろうとセシルの意識が逸れた隙を付き、 其の身を自らの手中へと抱き寄せて]
離す訳には、いかねェなぁ――……?
[>>*9身を捩るセシルの首筋へと、 自らの牙をひと思いに突き立てる。 其れはお世辞にもスマートとは言い難い、齧りつく様な吸血行為で]
――ッ、ん……? これは、なかなか…… 手首なんぞじゃ、喰い足りねェよ。
[口の端からセシルの血を滴らせ、嗤いながら其の身を味わい。
首筋から、肩口へと。 零れた血が、セシルの肌に紅い線を描いた]
(*10) 2014/07/28(Mon) 02時頃
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…っ――ッ、はァ……
[しばらく後―― 漸く満足気な吐息と共に、セシルの首筋から口を離す。
自らの牙の形に傷付いたその箇所へと、外した白手袋をあてがった。 血を吸い、朱に染まった其れを着流しの袂へと仕舞いこむ]
――採取完了、と。
[呟くと、ぐったりとしたセシルを床に横たえた。 着物の襟を肌蹴ると、 身体に残る血の染みへと口を寄せ――]
此の世界は一部の吸血種同士だけが持ちえる 擬似的精神世界みたいなもんだ。
(*11) 2014/07/28(Mon) 02時半頃
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……ただ、身体の感覚や個人個人のデータというか、 基礎情報は現実世界と変わらん。 いつでも来れる会議所を共有している様な―― そんな感じだな。
此の世界と繋がっている限り、 例え深い霧の夜であろうと迷わずに己を保てる。
それに加えて、俺はこうして相手の血を取り込む事で そいつに隠された能力を知る術を手に入れた。 ついでに、同族の血が欲しくなる悪癖も、だが。
其の二つはどうだろうなァ……? 味わった限り、 少なくとも前者の異能はあんたには宿ってはいないらしい。
[低く静かな声で告げながら。 其の舌は、段々と下の方へと――**]
(*12) 2014/07/28(Mon) 02時半頃
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