21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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/* おはようございます。 とっても気になる次回予告>>124にジタバタしていました。
赤薔薇の行方予想 ハロルド→セシル→サミュエル→グレッグ かなぁ。
赤ログが気になりすぎてどーしよー。 コミットなしだと約1週間後かぁ。 初期狼だと こういう辛さがあるんですね(しくしく
ときどき赤ログだけを読み返すくらい赤薔薇が好きです←
(-55) 2013/08/10(Sat) 07時頃
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…誤解のないよう言っておくけど、 俺、別にアーネストを嫌ってるわけじゃないから…。
[クラスメイトとして普通に話すことだって多いのだ。 黙ってろとも言われたのでそれ以上は口を噤む。]
…じゃあ、もうやめるね。
[やめる、と告げた言葉はアーネストとトレイルの悩みの重さと比べて随分と軽薄な響きに聴こえただろう。 言い残して図書室を出ようとし、腕を引かれる。 今の言い方でトレイルを怒らせてしまっただろうか、 殴られるかと肩を緊張させて、 直後に感じるのは痛みではなく重み。 ずるずると抗えないままその場に座り込む。]
(131) 2013/08/10(Sat) 11時頃
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…ッテ…、
[壁に頭をぶつけて痛みに眉をしかめた。 まるで昨晩のようだ、じわりと頭だけじゃなく指も痛む。]
…はぁ、それで。 先輩は安眠を確保できたってわけー…?
[眠ってしまったトレイルの姿に長く息を吐く。 構って、と起こすような気分にもならなくて トレイルの寝顔を見下ろして眺めることにした。]
――――…、
[眠る姿に小さく何かを、呟いて]
(132) 2013/08/10(Sat) 11時頃
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…先輩、アーネストのことばっかり。
(-56) 2013/08/10(Sat) 11時頃
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[その後、緩く口端を上げる。]
…いいけどね、俺は" "だし…。
[そういえば図書室の扉が開いたままだ。 閉じようと手を伸ばすけれどこの距離ではあと少し、 扉まで手が届かない。*]
(133) 2013/08/10(Sat) 11時頃
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/* 起きたらいじめっこの言い分で論破成功してしまっていて とてもうろたえている俺の図。
[…は腹からジャンプを取り出した。**]
(-57) 2013/08/10(Sat) 11時頃
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ー 医務室 ー [腕、セシル、ぎゅっと、はぐ。 ゆめ、俺、ぎゅっとされたかった?のかな? なつかしい、ふわふわな髪]
”ーーーーー俺?”
[なに、してた、かな。ぼんやり、きおく、かすむ さっき、いろいろ、はなせたのに、なんだろう?
あ、そうだ、屋根、のぼったよ? 屋根、俺ね、とりになりたいんだ でもね、ハロルド、いなくならないでって だから、フィリップが、おきるまで、まつんだ] [ゆめ、のなかで、夢、おはなし。 声、やいてから、先、かんがえられなかった やっと、夢、みつけたよ?と、セシル、いいたくて]
(134) 2013/08/10(Sat) 12時頃
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[げんじつの、セシルと、グレッグにも つたえたら、あんしん、してくれる、かなぁ]
[あかい、ばらの、はなことば。は あいじょう
しんあい ではない ゆうあい でもない
れんあい の あいじょう
こころ おもむくまま あいし あいされる それは あまい しあわせ とりつかい それを もとめた てのひらから すべりおちる しらずに]
[寝入り端、こもりうた、きこえる、 まねっこ、して、うたう、まどろみながら。 こえのないうた、うたう*]
(135) 2013/08/10(Sat) 12時頃
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―食堂→図書室―
[相変わらずココアは薄いくせに甘く。 色々なことを考えているうちに、そういえば 図書室で本を散らかしたままにしたかもしれない自分の可能性に気づく。 使ったものはきちんと片付ける教育をされている身としては 気づいてしまったからには見に行かねばいけないきがして 飲み干して空になったココアのカップを捨てる。
ランドリーバッグを手にしたまま、足は一路図書室へ]
(136) 2013/08/10(Sat) 12時半頃
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……開けたら最後までちゃんと閉めなよ…。
[到着すれば、細く開いているのが見えた扉。 肩を竦めながら扉を押し開く。 まず最初に見えたのは爪の短い指先。 誰の手だろうと視線が先を手繰る。
見つけてしまったのシーシャとトレイルの様子に、 思わず、ランドリーバッグを持つ指先の力が抜けて、床に落ちる──音]
(137) 2013/08/10(Sat) 13時頃
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[びっくりした事実は間違いないのだが、 声をかけたものかどうか迷って、ただランドリーバッグを拾う。 自分もまた開けたままで閉めていないことに気づきはしたものの どうやら眠っているように見えるトレイルの様子に あまり音をたてないほうがいい気がして 結局は動けないでいるのだけれど]
(138) 2013/08/10(Sat) 13時頃
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[閉めようとした扉が開いていく。 初めに見えたのは足元、その先を手繰って見上げていくと 同じように姿手繰っていたアーネストと目が合った。]
―――……、
[アーネスト、と声にはならず唇が名を紡ぐ。 床に何か落ちる音がした、アーネストが落としたのだろう。 その音を追うように視線が一度床へと落ちて少しの間。 再び、アーネストを見上げて目を細めた。]
…邪魔、しないでー…?
[囁く声でそう告げて、緩く口端上げて笑み描く。]
…今は、俺が構ってもらってんの…。
(139) 2013/08/10(Sat) 13時半頃
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/* 狼:擬:賢降降追片魚で奇数進行 8:7>5>3>EP@3縄3牙最大
出来たら今日溶かしがいいのかな… 魔術師が亡霊になってる上に賢者潰し襲撃になるから 多分、そうしたら…人+擬-片+狼落ちが理想
8>4>EP@2縄2牙 この進行に出来たらよさそう?
トレイル先輩が片思いでチアキ先輩に打ってたなら
(-58) 2013/08/10(Sat) 14時頃
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/* これでLWの俺が吊られたら…ごめんなさいだけど
(-59) 2013/08/10(Sat) 14時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2013/08/10(Sat) 14時半頃
サミュエルは、うとうとしている
2013/08/10(Sat) 14時半頃
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[いくら握力が強くても、爪で引っ掻いただけの怪我だ。 絆創膏、あってガーゼを当てるくらいの傷に、もくもくと包帯を巻く。 手当てしているって感じで、少し安心するから。
無意味に出された薬類は、とりあえず机に置いておいた]
サミュさん、鳥、なりますか。
[先程断片的に読み取れた言葉の中、確かにそんなことを言っていて 困って、眉を下げた]
……私も、サミュさんがいなくなったら、悲しい、です。
[どうしても行く?と、眠る彼の手を頬に当てて、訊ねる。 どうしても、なら]
(140) 2013/08/10(Sat) 14時半頃
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……なら、私も、行きます。
[ふにゃ、と。 困った笑みを浮かべて、祈るようにサミュエルの手を額に当てた。
だから、どうかそばにいて]
(141) 2013/08/10(Sat) 14時半頃
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[手、腕、あたたかい、白い。]
[あたたかい、ゆめ、でも、 セシルの頬、あたたかい、やわらかい。 だめ?おれ、とりになったら、 また、セシルのすきな、うた、うたえるように、なるよ]
ーーーーーーーー
[セシル、も?うれしいなぁ、ゆめ、でもうれしい。 ゆめ、だから、これは、おれ、が のぞんでる、んだ、きっと。 ゆび、ひたい、かかるかみ、あそぶ、うとうと、と]
(142) 2013/08/10(Sat) 15時頃
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それは、ボーイソプラノの少年が 向かい合わなければいけない、出来事
二次性徴、声変わり。 フォルセットをマスターして歌うか 変わった声で歌うか
けれど、サミュエルにとって、 そのどちらも、違う。と思ってしまった。 どちらも、サミュエルの声を好いてくれた人にとって 違うのではないのだろうか、と。
医務室、古い薬品棚、開けるコツ掴めれば開くそこ 調べた薬品と同じ名前を見つけて サミュエルはあおった。
(-60) 2013/08/10(Sat) 15時頃
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歌い手としての自殺だった。
(-61) 2013/08/10(Sat) 15時頃
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音楽家の家に生まれた。 そこで、歌い手として進んでいたサミュエルが 歌い手として自殺した。 彼の実家かからすれば、それは本当の自殺と大差なかったようだ。 サミュエルの生霊分の学費はせめてものお情けか。
こうして、彼のそれまでの世界は 昨年、歌い手としての自殺で壊れた。
才能、有望とされていた分、 そうなれば、手のひら返すようにかわることも かなり多くあった。 少なくても、それはサミュエルが 歌えない自分に価値はないと思い込む程度には。
せめて、残った世界、そこからはじき出されないように。 例えば、思い込んだこと、言えば鬱陶しいだろう。 そう思えば、そう考えていないように振舞った。 声がなくなる前と一緒、出来るだけ無邪気に振舞った。
(-62) 2013/08/10(Sat) 15時頃
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でも、実際は……?
(-63) 2013/08/10(Sat) 15時頃
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あ……うん。
[邪魔だとはっきりと聞こえた。 それで、返事を返してしまうのは、やはり押しが弱いからだろう。 視線をトレイルへ一度は向けたものの結局は 当たり障りのないことをシーシャへと問いかける]
……扉、閉めてく?
[声は潜めて。 ただ、上手くは笑えなかったけれど、言われた通りにして 図書室から、二人から逃げるように踵を返す]
(143) 2013/08/10(Sat) 15時頃
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[シーシャに寄りかかって舟漕いでいたけれど、 不意に扉の向こうに見えた人影にわずかに目を開いたけど、 二人のやり取りを興味なさそうに聞いていた。 アーネストが踵を返したのを見れば、シーシャにわずかに恨みがましい声]
…今、俺と話したくないんじゃなかった? なんだよ、構ってもらってるってさ
(144) 2013/08/10(Sat) 16時頃
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[サミュエルの声にならない歌は 幸せな祈りに満ちていて、胸が痛む
それは彼の本質であり美しさ
セシルが彼に想いを寄せるのは 多分、透き通った明るさに惹かれたから]
(145) 2013/08/10(Sat) 16時半頃
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お前も嫌なやつだね
[よっこいしょ、と少し爺くさい声と一緒に立ち上がる。 肩をゴキゴキならしながら、じゃぁね、と図書室を後に。
気にならない訳がない。 けれど、アーネストにはなんとも思われていない訳で。 何故追いかける必要があるのか、 理由を見つけられないまま。
それでも彼が向かった方を見れば、溜め息しか出てこない。 表立っては珍しい、何か後悔しているような]
(146) 2013/08/10(Sat) 16時半頃
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[どちらでもいいよ。扉の開閉にはそう返して。 結局アーネストは扉をどうしていっただろう。 アーネストが踵を返して間もない内に 直ぐ傍から声が聴こえて視線を落とす。]
……聞いてたんだ、先輩。
[起きていたことに驚きながら、扉へと視線を向ける。]
引き止めたのは先輩じゃん…。
[向かうのだろうか、問う前に離れる気配がした。 抱えていた腕は、トレイルを引き止めない。]
(147) 2013/08/10(Sat) 16時半頃
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[手当てが終わり眠る彼に寄り添うセシルに]
場所は出来たら…おにいちゃん いえ…サミュエル先輩のいないところで
出来れば、俺の部屋で聞いてもらえますか?
[同室のニーセンもここで眠り続けている 密談する場所といえばそこが一番適しているだろう]
(148) 2013/08/10(Sat) 16時半頃
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………先輩ほどじゃ、ないよ?
[嫌なやつ、その言葉には間を置いてから 笑みを作ってそう返す。 面倒くさくなったのだろう、 じゃあね、と告げられる言葉には返答を返さなかった。 1人になった図書室にごろりと横たわる。]
(149) 2013/08/10(Sat) 16時半頃
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Mi fa piacere stare con te. ……Tu per me sei tutto.
(君と共に居たい) (君が俺のすべてなんだ)
[囁く言葉は、随分と切なく響いた。 歌がなくてもいいから、そばにいて。そんな気持ちを込めて
大袈裟な包帯を巻き終わった彼の手が、巻き毛を弄って少しくすぐったい。
この気持ちはエゴだろうか。エゴ、なんだろうなあ。 すり、と。温もりのある手にすりよりながら、思う。
ハロルドの視線には、少しだけ照れたように、哀しげに笑った]
(150) 2013/08/10(Sat) 16時半頃
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シーシャは、再び細く開いた扉の奥で、がりりと鈍い音が鳴った。**
2013/08/10(Sat) 16時半頃
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[違うベッドで眠るユリウスは、いったいいつから寝ているのだっけ。 少なくとも、昨日は寝ていた。
そう思うと、眠たげなサミュエルへの不安が増して、そっと手を撫でる]
……内緒のお話、ですか?
[>>148ハロルドに声をかけられて、名残惜しげにサミュエルの手を離す。 小柄な後輩に首を傾ぐも、彼の雰囲気に、何か大切なことなのだろうと察して
椅子から立ち上がる。 腹の痛みは、随分と軽減していた]
(151) 2013/08/10(Sat) 16時半頃
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