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21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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"それとも、分かっていないの?"
[逆なでするような声で囁く]
…早く、俺を用済みにしたいんでしょ?
"大正解…だって、あなたつまらないんですもの"
なら、いつでも出っていいんだけど…
"こっちだって好きでいる訳じゃ"
[赤薔薇はどこか拗ねた感じで その様子は何と子ども染みていることか]
(*9) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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あかい ばらの はなことば は
あいじょう
しんあい ではない
ゆうあい でもない
れんあい の あいじょう
こころ おもむくまま
あいし あいされる
それは あまい しあわせ
とりつかい それを もとめた
てのひらから すべりおちる しらずに
(+15) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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じゃあ、お互い様でしょ? …少なくとも、俺の中にいる以上は 好き勝手にさせないから…
もし、俺を怒らす真似したら…俺は死ぬよ?
[フィリップが目覚めない限り、それでいい
新たな宿主を得られる手段を握っているのは 飽くまでも自分なのだと]
(*10) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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[だれか、いう、ひとりだって。 俺、ひとり、なのかなぁ…………] [あい、よくわからない、いっしょにいたい、 それだけじゃ、だめ?
青い、ばらにはね、奇跡、神の祝福、そんな いのりも、こめられてるんだ。
それも、あい、ににてると、いいなぁ]
[やっぱり、ゆめ、だぁ。 そうじゃなかったら、どうして、そばにいてくれるの?
名前、きこえる、でも、なんども、よんでくれる、 なかない、で、いわれたから、わらう でも、こんどは、セシル、なきそう。 セシル、泣き虫だから?ゆめのなかでもなくの? 悪い、とか、きらうとか、わかんない……くび、ふるね]
”……おれ、セシル、すきだよ”
(114) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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[ゆめ、だからいえる。おきたら、いえない 負担、きっとなるから、やさしいから。 でも、ゆめのなか、だけ、いわせて。]
(115) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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[聞こえるのは、眠りに落ちた者の声。 見えるのは、現で煌めく者の姿]
(ハロルド…)
[歩く。歩く。永遠に終わらない廊下を]
(+16) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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サミュエルは、なでられれば、うれしそうに、めをほそめる
2013/08/10(Sat) 00時頃
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…だったら今のままを受け入れればいいんだよ。 今の状態も受け入れられずに、 自分から変えていこうともしない。
…ずっと曖昧なままの、アーネストが悪いんだ。
[カサリ、手紙をポケットに突っ込んで立ちあがる。 本棚から顔を覗かせたらトレイルと目が合っただろう。 あの時と同じ不愉快そうな顔だろうか。]
…でも、 先輩がそう言うなら俺、取り下げるよ…? …俺、先輩には嫌われたくないもん…。
[少年が取り下げただけではきっと何も変わらないけれども。]
…今の先輩とはあんま話してたくない。 機嫌が直った時、また構ってよ…。
[そう言って、トレイルの横を通り過ぎ図書室を出ようとした。]
(116) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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[出来上がったココアは薄い。 所詮ベンダーのココアなので仕方ないが それでも薔薇の匂いを少しは緩和してくれた。 熱くてすぐには飲めないので、適当な椅子に腰掛けて テーブルの少し遠い位置にココアのカップを置くと 気持ちの疲れからランドリーバッグを枕に少しテーブルに突っ伏した。 平均身長にあわせて少し高めなので、 食事の時にはちょっと使いづらいがこういうときには丁度いい]
…なんか、
[呟く。目を閉じる。 どうしたらこの状況はおさまるのだろう。 着替えたことで視界にはっきり覗く赤を眺め]
(117) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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[頭の奥で、かさついた音が磨る。 蒼い薔薇が消えてしまったことを嘆き 小さな薔薇は乾いた花弁を震わす]
…どうすればいいのかぐらい、教えてくれればいいのに。
[ぽつりと、小さく呟く。 絡まった茨は解ける気配もなく、 ただ少しでも生きる糧を望んで茨を伸ばす]
(*11) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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― → 医務室 ―
[セシルとサミュエルは落ち着いていただろうか 彼らのいるベッドから離れた場所 昏睡しているフィリップの眠る枕元を訪れた]
フィー…
[眠る姿は穏やかで 自分の部屋で椅子にかけて寝ていた時 それを思い出す]
もう少し、一緒に話したかったよ…
[フィリップの手を握る]
(118) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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/* 蒼薔薇は共に堕ちたいと願った。 赤薔薇は互いの幸福を願った。
っていう解釈でいいのかな。
赤薔薇の補足をすると、 幸せを与えれば赤薔薇も幸せを貰える と思っていたんだろうね。 あと、誠実で純粋。 赤薔薇はフィリップのことが好きだと思うよ。 恋愛感情じゃないけど。 だから隠し事はしても嘘はつかなかったのかな、と。
それを踏まえて蒼薔薇と赤薔薇をみると、 性格?が反対なんだよね。 (蒼薔薇もニーセンが好きそうだけど)
なんかすごい納得した。
(-49) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/10(Sat) 00時半頃
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もっと、手をつないで歩きたかった…
[手をつないだのは嵐の晩くらいだっただろうか 談話室に灯りを灯した魔法使いのような手
多分、それを見た時には 彼の魔法にかかっていたのだろう]
…きて、起きてよ…フィー
[握る手は握り返すことはなく]
眠り姫じゃないんだから…
[100年経ったら目覚めるならば 自分もそばで寝ていたい]
(119) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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[ハロルドの様子>>118を視界に捉える]
聞こえてるよ、ハロルド。 俺も、もっと話したかった。
[しかし彼の声は届かない。 痛む胸を押さえて、目をつむる]
はろるどに しあわせを…
2013/08/10(Sat) 00時半頃
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/* 行き違ったぁぁぁぁっorz
(-50) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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[ふわついた笑顔が向けられて。 ああ、きっとまだ起きてないのだな、と思う。
だからこそ、その唇が紡いだ言葉に、泣きそうになった。 彼が嘘をつくはずもないけども、彼と自分の思いは似て非なるものだから]
……私も、すき。
[彼が起きていないから、口にできる言葉。 起きてるときに言えば、きっと困らせてしまうから。 彼は、とても優しいから。
すき、すき。短い単語は、特別な意味を伴って]
……さい、ごめん、なさい。好きで、ごめんなさい。 愛して、ます。あなたを、失いたく、ない……。
[ぎゅうと抱き締めて、髪へと唇を寄せた。 髪へのキスは……なんだったか]
(120) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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[ハロルドの様子>>118を視界に捉える]
聞こえてるよ、ハロルド。 俺も、もっと一緒にいたかった。
[しかし彼の声は届かない。 痛む胸を押さえて、目をつむる]
ごめん… かみさま、どうか はろるどに しあわせを…
[彼には祈ることしかできない]
(+17) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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/* サムの周りが色々縺れてて面白い。
(-51) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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…ごめんなさい …やっぱり、俺は笑えない
[目から涙があふれぽろぽろこぼれ落ちる 寂しい、彼と笑い合えないことが哀しい]
だから、泣かせて…
[ちらり視界に入るセシルとサミュエルが 幸せそうで、とても羨ましかった
あれが多分、ニーセンのいってた 「ピースがはまっている状態」なのだろうと
自分とフィリップに全くなかったとはいわない だけど、それはほんの刹那の瞬きほどでしかなかった]
(121) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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[赤薔薇が嘲笑う その笑い声が響くごとに 薔薇の香りは増していく
この香りは毒なのだ
愛や恋を知らぬものを弄び それを知るものたちを引き裂いていく
そして、自分ひとりで抱えるには 余りにも重く罪深いもの]
(122) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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[ゆめ、都合のいいい、ゆめ。 かえるはずのない、言葉が、かえる。 だきしめられる、あたたかい。 どうして、ごめんなさい?なんだろう?
自分、いない、セシルの幸せいのれないのに。] [あのね、と、きりだして、 さいきんあったこと、セシルにはなした。
ハロルドがまた、ピアノ始めた、嬉しい、とか グレッグ、怒らせて、しまった、悲しい、とか アーネスト、だめ?とか、 シーシャ、優しかった、けどきっと、きずつけた、とか、 トレイル、すごい、ふぉろーがうまいんだよ、とか。 フィリップの鳥、リュシカっていうんだよ、とか、 ニーセン、猫、もどてくるかな?とか ]
[一人、抜け落ちたまま、、日常、はなせる ただ、それがうれしくて。 思慕のくちづけ、に、そっと、だきかえして]
(123) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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フィー…ごめんなさい
[眠る彼に口づけをして枕元を立った それから、落ち着いた頃を見計らい
サミュエルに付き添っているセシルに 話があるからと、声をかけただろう
彼は自分が今もっとも近しいサミュエルの もっとも近しい存在である、*信じたかった*]
(124) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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/*よし、セシル先輩フラグ立ちました!
(-52) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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[ランドリーバッグは、簡易的な枕でしかなく やがて寝心地の悪さに顔を上げる。 顔を上げると、遠巻きにおいたココアへと手を伸ばした。 指で触れて、手の中に巻き込んで温度を確かめて そこで漸く身体を起こした。
口にしたココアは、どことなく薄いのに酷く甘い。 ベンダーが悪いのか、ココアを選んだ自分が悪いのか。 卵と鶏の先を競うかのような思考は やがて自分が悪いのか、周囲が強いのかという論点にたどり着いて]
…。
[ココアを口にしながら、眉を寄せた]
(125) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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/* ふぇっ?! え? セシル?? (動揺
というか。ハロルドがにゃんにゃんしてるとこ見ちゃったら フィリップどうなるんだろー。 また独りで鬱してそー。
そしてハロルドの赤ログが気になる
(-53) 2013/08/10(Sat) 01時頃
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チアキは、眉間に皺を寄せたままカップの縁を軽くかじった。**
2013/08/10(Sat) 01時頃
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[ハロルド、セシル、側に、きた>>124 俺、フィリップ?かな? ハロルドに、しあわせを、っていってる、と ぼんやり、きこえる、と、言う。]
[言葉、交流、すきじゃない、でも 他愛ないこと、はなせる、うれしくて ゆめの、なかの、セシル、の、たあいないこと なんだろー、って、笑って、たのしみにした]
[あれ、でも、あたたかい、からかな とても、ねむくて……ねむくて……*]
(126) 2013/08/10(Sat) 01時頃
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/* 矢印、以前に心が壊れた(*・ω・) */
(-54) 2013/08/10(Sat) 01時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/08/10(Sat) 01時半頃
フィリップは、手近にあった椅子に座り 現を眺めた**
2013/08/10(Sat) 01時半頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/10(Sat) 02時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2013/08/10(Sat) 03時半頃
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[サミュエルに抱き返されて、無言ですがる。 温もりが、心地よくて。ああ、やっぱり好きなんだなあ、と思えた。
彼がふわふわと語る日常に、目を細めて]
……サミュさんは、なにしてましたか。
[返事を期待しないまま、ぽつりと訊いた。 そうしながら、彼がどこかに行ってしまうのを恐れるように、腕に力を込めて]
(127) 2013/08/10(Sat) 06時頃
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……しあわせ?
[ハロルドが近付いてきたとき、彼が言った単語を、繰り返す。
その意味を問う前、ふわりと花のように笑ったピアノの精が、腕の中で脱力した。 一瞬焦ったが、安らかな寝息に少しほっとする。
ベッドに下ろし、ガーゼを手にとって]
……お話、ですか?
[ハロルドのほうを見た**]
(128) 2013/08/10(Sat) 06時頃
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[>>116シーシャの言っていることは尤もで。 現に自分も、その性格を理解しきれないが為に 疲れてしまった。 一歩間違えれば、アーネストを責める側になりそうで、それも怖い。 あんなに大事に思っていたのに、今はそれが重くのしかかる]
それを受け入れさせるために…アーネストが変わるために、 お前達はどんだけ自分が変わったの? どんだけアーネストを理解した上でそれを言う?
……。お互い、理解なんてしてないよな。 だから平行線。 でも、頼むからアーネストに…チアキに、 悪いことなんてさせんなよ。 ルームメイトとして頼むわ。
[その声には自嘲も含む。 横を通り過ぎようとするシーシャの腕をやんわりとって、引き寄せて]
(129) 2013/08/10(Sat) 06時半頃
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別に。お前のこと嫌ったりはしないよ。 話したくないなら黙ってろよ。 …ンだけど少し、付き合え。
[その肩口にぼふ、と額を乗せる。 香るものが心地いいと思えはじめたのは、 大事だったものが薄れてしまったから。
そのままずるずる、シーシャも巻き込んで座り込めば、少しだけ聞こえる寝息の音*]
(130) 2013/08/10(Sat) 06時半頃
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