108 Persona外典−影の海・月の影−
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私は好きだけどね。 無為。無力。無価値。 そういったことを目の前にした人間は。 大抵の場合、混沌を求める。 そういう闇が大好きだよ。
(*13) 2015/02/22(Sun) 23時頃
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/*メモ。どこまでも鬼な発言である。 自覚はある。 けど、うちの子絶対受け入れられないんだよなー。 最後まで足掻くのでよろしくーノシ
(-12) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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[闇の海をまた一つ、波長が揺らす>>+19]
また、誰か来た……?
[海面にひょっこり浮き出た小さな頭。 黒い波を時折真っ向から被りながら、何度も咳き込む。 闇の中、声が――自分の名前を呼ぶ声が響いた>>+21]
リツキ、さん?
[「しょうこ」「翔子」――微かな違和はあったが、 その声音は紛れもなく]
リツキさん――!
[声を頼りに泳ぎ続けると、指先がふと何かを掠めた。 必死でしがみ付こうと手を伸ばす]
(+22) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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うん、本当に無事でよかった。
今は、それでもいいんじゃないかな。 大丈夫。私だってここにいるから。
[そして、陽当りのことに話題が行くと、きょとんとする。 しかしすぐに笑みを貼り付けると、カーテンに触れた麻夜の手に、そっと手を添えた。]
そうだね。陽射し、いつもより強いもんね。
私?ううん、いつもどおりだよ。 ……マヤが喜んでくれるなら、嬉しいな。
[そうした時、添えられた手が妙な動きをすることに気づくだろうか。]
(56) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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/*あ、うちのこスルーでいいんで! いちゃいちゃしてください!
やばい、ソロプレイめっちゃ楽しい。
(-13) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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[麻夜に添えられた手は、人差し指で麻夜の手に文字を描く。 ゆっくりゆっくり、一文字ずつ。]
「た す け て」
.
(57) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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>>57怖い。ぞくっとするわぁ素敵
(-14) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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[否定の言葉。 当然だろう。
震える唇>>55に、罪悪感が沸く。
こういう時、上手い言葉をさっと出せればいいのに。 同じ女の子の花咲なら、大人な秋山なら、出来るだろうか? けども、自分にはこういうやり方しか出来ないからと。 表情を出さないように努めながら、彼は言葉を続ける。]
残念だけど。 高屋敷さんも、リツキも、そして…… 雛宮も、だよ。
[未だ、リツキが消えたことは知らず。]
僕の勘違いだったら幸せだったんだけどね。 仲間と思ってた人たちが、シャドウだったなんて、さ……。
(58) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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/*あ、これ何気に人狼騒動RP村だったんですよね。 途中で気づいてうわーうわーどうしよー考えてなかったーって思ってました。
(-15) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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―繁華街:喫茶店―
……はぁ
[溜息の多い5日間だった。 そう、あれから5日間。 ――マヤが、リツキを「消して」から5日間。
自身も相当なショックを受けていることを まざまざと感じさせられる5日間であった。 マヤのところに顔を出すにしても なかなかに腰は重く。 こういうとき、何を言われても自身の中で整理がついていないならば素通りするばかりであろう、と。経験を振り返っていた。
>>34 マヤからのメールが届いたのは すなわち5日目、バイト上がりの疲労も一緒に噛み締めているときのことである。]
(59) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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[カーテンの布地に触れた手に、明の手が添えられてピクリと手が揺れた]
… …あ… 。
うん…アカリが笑顔なのは…いい事。 俺も、そういうアカリの顔、好… … …?
… … なに? … …
… … … … … … え っ … ?
[添えられた手に妙な動き。始めは何かわからずドキリと覚えたけれど。 違う。アカリは悪戯に手を指でいじってるワケじゃない。何かを。 書いてる。言葉を]
(60) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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[ゆっくりとした明の言葉が、四文字、染み入る様に脳に理解が到達した時。 シャッ、と勢い荒く、カーテンが引かれて、部屋に射し込む光が遮断された]
… … …アカリ… 。
[真剣な表情で、明の両肩を掴んで、自分に向き直らせる。 今の四文字は。明が伝えた言葉は]
(61) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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……お。
――よかった。
[シュークリームでも土産に 買っていってやろうかと思っていたところ。
読み進めて、 片眉を跳ね上げた。]
(62) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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……、 マユミ?
[信じがたい名前が其処にあった。 痛んだ金髪をかき混ぜて、咥えた棒をがりと噛む]
……うっそだろ、オイ……
(63) 2015/02/22(Sun) 23時半頃
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[>>+22立季は伸びてきた手をしっかりと掴む。 以前よりも深みを増した水面から、小さな彼女を掬いあげるように自らの方に引き寄せた。
その髪に留まるのは、紛れもなく影が渡した赤いリボン。 迎えに来たのは影では無く、立季本人ではあるけれど。]
翔子…………良かった。 ちゃんと、約束を果たせた。
[影の抱いていた感情は、立季の抱く感情でもある。 立季は穏やかに笑みを浮かべ、腕の中の少女を見下ろした。]
(+23) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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うん、それなら……。
?どうしたの?
[麻夜の様子がおかしくなったことに、困惑の表情を浮かべる。 光が遮断されても、表情は一切替わらない。]
マヤ?ねぇ、どうしたの?
[肩に手を当てられても、慌てることはなく。 麻夜に言葉を伝えた右手は、かすかに震えていた。]
(64) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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やだ、私、そんなの、……認めない。 絶対に、やだよ。 [>>58 悲しげに言葉を連ねる馨一に、 あかりは子供のように、いやだと繰り返すことしか出来ない。
いっそ、馨一がどうしようもない嘘吐きだったら良かったのに。 そう考えてしまうのは即ち――理性では、雛宮律がシャドウだと理解してしまっていたから]
……どうして、私ばっかり。 みんな、取りあげられなきゃいけないの?
ひどいよ。 [家族を失い、後見人と慕っていたその娘を取られ。 とうとう幼馴染まで、いなくなってしまった。
ふらり立ち上がり、あかりは病室を出て行く。 馨一に呼び止められても振り返らず、律の姿を求めて街へと向かう]
(65) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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俺にとっては、 別に好き嫌いの話ではないかな。 それが雛宮律が望んだ世界だ。
……リツキが望んだ世界は“綺麗な世界”だったか。
(*14) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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ケイイチは、オスカーも、花河に"覚悟"なんて伝えてたとは知らず。
2015/02/23(Mon) 00時頃
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[>>+23引き寄せられてそのまま少年の胸に飛び込んだ。 いつの間にか足がつく瀬まで来ていたらしい。 とはいえ、それは少女の胸くらいまでの深さがあったけれど]
リツキさん……リツキさんだ。 私、待ってたよ。ちゃんと、待ってたんだよ。
[穏やかな笑みを浮かべる様子に相好を崩す。 嬉し涙か、今までの心細さを誤魔化してか、 小さく肩を震わせて彼の胸に顔を埋める]
これでもう、寂しくない……。
(+24) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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そう、か……。
[彼女にとって、雛宮も、高屋敷も大切な存在だったのだろう。 それなのに、残酷な事ばかり口にしている自分は、酷い人間だ。
それでも。 希望の糸を手繰り寄せようと求める彼は、出て行く花河の背>>65にこう告げる。]
―――次の満月の夜、僕は雛宮をぶん殴りに行くよ。
(66) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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―祟神神社― [借りた本を片手に街へ出た、 冬の澄んだ空気、夕焼けの町並みに、 赤く染まる空、家々や木々に目を細めて歩き出す。
雛宮律の記憶にある夕焼けも、 こんなふうに鮮烈に美しいものだった。
歩いて戻った先――、じゃらりと玉砂利の音。 境内は“祖父”や“父”の手によるものだろう、 大分清掃され片付けられてはいたが]
(67) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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[花河が病院から去った後、彼は大塚と楠へメールを送った。]
------------------------------------------------ From:賀来 To:大塚・楠 件名:(No Title)
雛宮もシャドウ。 花河のフォロー、可能であれば頼む。 ------------------------------------------------
(68) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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[屈しない少女に悪夢は、姿を変える。
影にとって残虐で甘美な光景>>2:424>>2:442。 少女が目にしなかった光景。
誰かの目線で見る、風景。]
っ、……っ!!
[声をあげることも。 瞼を閉じる事も封じられて。 ひたすらに恐怖と痛みを*打ち付けられる。*]
(+25) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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[明は困惑の表情を浮かべていた。何かわからないと云う様に>>64]
… …アカリ… いま …。
… … … … … …。
[慌ても動じもしない明。太陽の光を眩しがる様もなかった。 落ち込んでいると考えていたのに、表情も変に明るかった。
まさか。もしかして。そうひとつ嫌な予感が脳裏を過ぎった時。 明の右肩を掴んでいた手は、するすると、明の右手を優しく握り締めた]
(69) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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/*全力でレーティング:恐怖を煽るに挑戦
さーて、この後の展開考えてないぞー適当にやるぞー
(-16) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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… … … … … … … … ………… 。
(70) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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… … … その … いいな … て。
[数秒の逡巡の後。その表情は綻んだ笑顔を明に見せていた>>64]
… …気付いてないかも…だけどさ… …。
…アカリて……笑顔を浮かべてる時が… … …。
…うん… …すっごい可愛いなと… 。
…俺は… …思うわけなんだ…。
… … … …こうして… 一緒にいるからさ … …。
[かすかに震えを刻む右手を、今度は両手で優しく包み込む様にして。 まるで恥ずかしがる様に、たどたどしく言葉を選びながら、表情を綻ばせた]
(71) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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… … … 一緒に … … 生きてるから … …。
[あの日、痛い位に抱きしめた明の願いと、約束と>>3:232。 それを思いながら、優しく、そう呟き]
(72) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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… … ごめんっ。なんか恥ずかしい事言ってる!
[その次には、笑顔を浮かべて誤魔化していた]
俺、ちょっと用事あるから、外いってくるよ。 また後でね、アカリ。
[まるで何気ない、普段通りの会話そのものみたいに、ひらひらと。 明に手を振りながら、彼女の部屋を辞して、自宅から外出していく事になる]
(73) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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……待たせて、ごめん。 怖い思いはしなかった?
[立季がここに飲まれてから、それなりの時間が経つ。 飲まれた当時のことは既に、遠い記憶の中だ。
今の立季にあるのは、影の思い出と、それが抱えていた『立季自身』の大事な思い出が幾つか。 それに――。]
翔子。 ここから先が、波打ち際だ。 あっちが現実に繋がってる。 僕は……僕の影は、あっちから現実に出た。
[片腕で翔子の腰を抱えるように支えてやりながら、 立季はもう片方の手で波の揺れる方を指差す。 その先は未だ暗く、何があるか見通せるような明るさはないが。]
(+26) 2015/02/23(Mon) 00時頃
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