108 Persona外典−影の海・月の影−
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……笑うと怖い金髪の人、を探してる。 このぐらいの、小さい女の子と一緒に青い扉の部屋に入った?
[>>69臙脂色の本を水平にして、少女の背の高さを表現する。 問いに問いを返す無作法は、会話の常識に反する。
しかし、少年にとって重要なのは、まず彼――>>71彼らが、会話の常識を用いるに値するかどうか、という点だ。]
今の状態がどういうことなのか、知ってるなら、 俺も知りたいから、教えて欲しい。
(73) 2015/02/14(Sat) 18時半頃
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/* なぜか連打になってた
(-31) 2015/02/14(Sat) 18時半頃
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あれ?
……何、するんだったっけ?
[焼け付く熱さに突き動かされて、少年の形のソレは笑う]
(*7) 2015/02/14(Sat) 18時半頃
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( 赤く燃える火を見たり
獸類けものの如く
汝は沈默して言はざるかな )
(*8) 2015/02/14(Sat) 18時半頃
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[ほんのわずかな差。 影と、幸川立季の差。 夜の時間――影の時間にだけ、現れる違い。
たとえば、幸川立季の知り合いでもなければ分からない程度の綻び。]
(*9) 2015/02/14(Sat) 18時半頃
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ああ、そうだ。
……簡単だった。
(*10) 2015/02/14(Sat) 18時半頃
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―市内中央・路上―
……お? ようやく動いている人間が……。
[>>72何本目かの路地を抜け通りを見回せば、数十m程離れた位置に入院着を纏う後ろ姿が視界に入る。 ]
おーい……大丈夫?
[声をかけながら近づこうとすれば、足に纏わりつく影と尻餅をつく様子を見て男もまた何処か呑気な問いを向けた。]
(74) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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後ろ姿が目に留まるだ。
(-32) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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―市内中央区・繁華街付近―
………?
[市内の中央部に向けて青のセダンを走らせている途中、バックミラーに妙なものが映った気がした。ミラーの端に何か赤と黒以外のものが映ったような気がする。確認するために一度側道に車を寄せて、停車する。
―――と、車の後ろから、緑色のゲル状の物体……スライムのような怪物が後部のウインドウからせり上がってくるのが見えた。べったりと、背後に張り付いている。極めて不快感を感じさせるような醜怪な見た目だったが、一番悪いのは…中央に小さな顔のような仮面がついていた事だった。それはセダンの窓の空いた隙間から車内に入り込もうとする。]
(75) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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/* >>アンカーミスとか 我ながら酷い。
(-33) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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いけない……!!
[再び車を発進させようとするが、タイヤがぬかるみに取られたように動かない。スライム状の怪物が車内に入り込み、真弓を襲おうとしたとき―――]
――――我は汝 汝は我 心の海よりいづるもの
[言葉が口をついて発せられた。 目の前に目も眩むばかりにまぶしい銀色の円盤のようなものが現れる。 その数は…5つ。
それは車内に張り付いたスライム状の怪物に向けて銀色の光を照射した。全面を覆うように弾ける光の波――――目を開けていられずに、まぶたをぎゅっと閉じる。
そうして目を開けた時……車に張り付いたスライム状の怪物は、蒸発でもしたかのように、跡形もなく消えていた。]
……人を、誰か探さなければ。
[呆然としたかのように真弓はしばらく車内の運転席で座っていた。けれど気を取り直して車を再び発進させる。]
(76) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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/* アルカナどうしようかな…… 真弓を象徴するアルカナはU「女教皇」なんだけど…
(-34) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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???
[最初にここに来た時と違い、今度はその言葉>>@0を理解しようとはするけども追いつけない。 それでも、彼なりに必死に思考する。]
ええっと……? いろんな人の嫌な部分ってのが集まってる、そのシャドウの海? で、そっから湧き出たシャドウってのが、人間と入れ替わったり……殺しちゃったり、ってこと、かな?
殺されるのは問題外だけどさ、 自分じゃなくなるってのも……ぞっとすんねー。
―――で、これを持つ僕も、もうペルソナ使い、ってことなのかな?
[あの時引いたカードをひらり。猫耳に見せた。]
(77) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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……人を探さなければ。
今夜も、人を探さなければ。
ペルソナ使いを探し出さなければ。
(*11) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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― 北区・港埠頭→ベルベットルーム ―
[小さな女の子の手を引いて、歩き出す。先程の愚鈍な歩みとは異なり、いつものように足取りは軽やかだ。とはいえ、これから訪れる場所に対して不安がないわけではない。 改めて青い扉>>0:@3に向かうが、先程は痛みに意識が分散されて気づかなかったのだろう。傍に止められた自転車>>0:302は、どこか見覚えがあって、首を傾げつつも恐々と扉をノックする。数秒待っても返事の返らない扉を開け、その中へ踏み入れた。 中には夢で見た女性と、もう二人]
っれ、かっくん?
[見覚えのある少年に声をあげる。 こちらを一瞥して、レコードの針をかけ直した女性>>@0は静かに語り始めた。 黙って話を聞いて、少年の持つカード>>77に目を瞬かせた。]
(78) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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さっき言った『影』とやらが『シャドウ』で? その『シャドウ』が人の影を奪って、『人』に成り代わるのは、まあ、わかった。
だが、俺が知りたいのはそこじゃない。 『ペルソナ使い』というのは、何なのか。 そして『ペルソナ使い』が、なんで殺されなきゃならないのか、だ。
今の説明で行くと『シャドウ』は人がもつ『ペルソナ』の一つ、と言う事になる。 なら何故、『ペルソナ使い』は『シャドウ』に殺される? 『シャドウ』が人に成り代わるなら、少なくとも"その人の形"は生きて存在したままなんじゃないのか。 それならどうしてアイツは―――――……
[そこまで紡いだ所で、ふと、言葉が詰まる。 以前、この女はこう言っていた。 自身の心の在り方を映し、具現化する存在――――『ペルソナ』
そして『シャドウ』は、『ペルソナ』の一つ。 ならば『ペルソナ使い』は、自身の『シャドウ』を抑制しうる者なのだとすれば……]
(79) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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[一度剣呑でなく狭められた眼差しは、 >>74 背後から届いた声に一度きょとんとした顔に戻る。 知ってるような気のする、声だ]
大丈夫……、そうに 見えんの?
[どうしてだか、頼りないような声が出た。 たぷん、と纏わりつく黒がその形を変えようと危険に揺れる。 それはあるものを全て飲み込もうとするように、じわりと地面の上、面積を広げていく。 振り返ってみたところで、今度こそ間抜けな声が出た]
あれ……、もしかして……絹ちゃん?
[無防備気になった後姿に、影は網のように広がった]
(80) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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/*発言が、半分を切りました447ptとか…! ……わーい、喉が気になるぞー こんなのはじめてー(棒読み)
(-35) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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容易に成り代わる事の出来ない存在…… 『シャドウ』にとって『ペルソナ使い』は、異物であり、脅威……?
[考えが口をついて出た時、感じていた悪寒が更に強くなった。
胸が、軋むように苦しい。 初めて煙草の煙を吸い入れた時のような気持ち悪さが男を襲う。 そういえば、この女がさっき言っていた。 今日は、そう、今夜は――――…]
………満、月?
[そう口にした瞬間、全身の毛が逆立ってゆくような気がした。 悪寒は酷くなるにつれ、周りの音が耳に入らなくなってゆく。 隣で男が何か言っている>>77のに、音として伝わらない。
だが、その手元で青く輝くカードは、何故か鮮明に捉えていた]*
(81) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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/* なんでコイツ急に冷静になってるんだ?
(-36) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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― 繁華街/中央区―
[ >>71素直に答える少年の様は、 大方に好感を持たれるであろうと感じられるものである。男は散歩でもするように気軽に影を踏みにじる。
現れたのは>>73これまた少年、 男は飴を噛み砕く。ソーダの香りが漂った]
んーぁ、 それって泣き虫?
[ 質問に質問のドッジボール。 くは、とゆかいそうにわらった。 ]
(82) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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/* あと29歳にもなって中二病発症し始めてるんだが?
(-37) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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―市内中央区・繁華街付近―
[繁華街のあたりまで来ても、人気は感じられない。やむなく、車を適当な付近に留めて、車を降りた。]
誰か…… いないのかな。
[胸ポケットに忍ばせたままのタロットカードをぐっと握りしめる。胸の中に渦巻く思いは様々、けれど先ほどの急な光が、自分に拠って現れたものだという点には、奇妙な確信もあった。]
………誰か、いませんか…?
(83) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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/* っは……し、静まれ……俺の腕よ…怒りを静めろ!!
(-38) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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オレぁ笑って怖いかねー、 くはは。
[ そう、少女が怯えた悪い笑みで謂うのだ ]
――そちらさんは知らない風?
青い部屋に心当たりは? 猫耳コスのねぇさんはどう?
[ ポケットに両手を突っ込んで、 やや前のめりで体重は後ろ。 ]
満月の夜には気をつけろ、 来ればわかるって寸法らしいぜ。
(84) 2015/02/14(Sat) 19時頃
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/* とか書いてて思ったけど、これは中二病じゃなかったね。
(-39) 2015/02/14(Sat) 19時半頃
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[楠は怯えてないだろうか。そんな杞憂は不要だった>>14]
…はあ… …光が眩しく
…そだ。まさかアルビノは…
[極端に光に弱いなど、そういう問題があるのだろうか>>14。 これは僕の焦り過ぎ…いや、彼女が状況を把握出来てないに一票だ。 喜ぶ楠に毒気を抜かれた溜息]
(85) 2015/02/14(Sat) 19時半頃
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― 異界 商店街付近 月夜道 ―
…いや。多分避難するより。 …人のいる、近くの駅か公園でも…
[その時、周囲の影で何かが蠢く]
…え?
[つい先程、紅茶と珈琲を吐き出した販売機から。 電柱から、電信柱から。 何か黒いタールの様な物がぬめりでて、こちらを凝視した]
(86) 2015/02/14(Sat) 19時半頃
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[それは黒い不定形の影に、道化めいた仮面をつけた何かだ]
…クスノキ。 …北の港に、逃げる準備…。
[この異界で動く獲物を見つけたそれは、奇声を発しながら]
…!
[触手か、腕か、それらを四本も六本も振りかざしながら迫る。 反射的に仮面めがけて投げつけた、中身残りの缶は虚しく仮面に反射しただけで]
(87) 2015/02/14(Sat) 19時半頃
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… ぎゃっ !!
[骨が軋む衝撃と同時に、身体は高く吹き飛ばされていた。 不定形の影が持つ、尋常でない力で、殴り飛ばされた。 中空を浮遊する身体、頭から…]
(88) 2015/02/14(Sat) 19時半頃
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