78 わかば荘の薔薇色の日常
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――大丈、夫
[疲れたか問う>>638のを、否定する。 が、不安と、照れと、驚きと。色々な感情の動きも混じって、少し疲れては、いた。 徹に限らず人と言葉交わすのは苦手で、顔を突き合わせるのが何時間か。 退屈していない。していないが、柳茶はほんのりと、暗く。]
――外、行ったかな。
[ピザ、は夕食を求めた言葉だろうけど、いないと言うなら。 姿を探すようにウッドデッキ側に向かい、そのまま端に居座った。]
(644) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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どう──…
[顔を上げて、表情の見えない男へ問う声は 不安げに揺れる。
期待は持てない。 書いた自分が良いと思えないものを 読者が良いと思うはずがない。
それでも縋るように、尋く。
賞を──取れるかどうか。]
(645) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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俺は…自慢やないけど隠し事は得意やし、ここの人たちやったら知られても平気かもなあとは…え、ていうか隠さなくてええの?
[徳仁はわかば荘の中では古参だ。他の住人についても俺よりずっと詳しいだろうし、その徳仁が隠さなくていいと言うなら]
…今度はなんも、悪い事してへんのやし −−隠さなくてええなら、嬉しいな
[表向きは普通にしていて、こっそり付き合う、というシチュエーションも悪くはないと思う。経験がなければ 毎回窓を閉め切って、鍵のある部屋でしか会えないとか、決まった時間にしか会えないとかいうのはもう疲れた]
(646) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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――― 遡る昼・談話室 ―――
[膝を屈めて、徹津隊員に頭拭いて頂いております、一時。 ふわふわ 柔軟剤の利いた タオルの景色。 隙間から覗くことが叶う、永利さんの表情。 管理人さんと何処か似通ったいろを、何となく、感じた。]
ううう、おおおん、ふ、拭きま、ふぎぎ。
[二人掛がり、贅沢な手>>626を受け止めた。 俺の頭はより角度を下に下に、重力に従って下がる。 ぼっさぼさの生乾き頭。 頭も、似たようなもん。
だからッてわけでもねーけど、返しそびれたタオル、頭ン上。]
(647) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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/* >>647 それな。
(-253) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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[買ったのは、酒と、水と、食べ物を少し。
菓子棚に陳列される駄菓子を見つめたりもしたが、 檀が口に押し込んでくれたシュークリームの味とか 一緒に作ったクリームの味を思い出すと 他の甘いものに記憶を上書きされると勿体無く思えて。 手を出さなかった。
レジにて精算を担当してくれたアルバイトくんに、]
―…信也くん…今日は居ない日?
[昨夜からずっと姿を見ていなかったご近所さんを探して レジ奥へと視線を投げたりもしつつ、買い物無事に完了。]
(648) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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[濡れ鼠、だが気分は、生乾き、ぼさぼさ頭の濡れひよこ。 卵の殻から出るか出まいか、様子を窺ってんの。
大人の気遣いを受けて上機嫌な俺は 親しさも重なって、気軽に唐揚げ強請っちまったんだ。 ―――残り一個? 関係ねー それが俺のだよん、て。]
………… お?
[予想外。
ポッキーゲームならぬ、唐揚げゲーム>>=299だ、これは。]
(=314) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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/* 南方今、壮絶に眠いんじゃ
今日南方寝てる? 寝たっけ?
(-254) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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[あまりに、しれっと、忘れたというものだから。 平然と投げ捨てられるような事に聞こえて「ない」と同じ括りとして捉えていた。]
……ちょっと別の話になるけどさ。
今朝俺にコンクールがどうのって聞いたじゃん。 俺は、たぶん、 ほんとは、少なくとも今は―― 出せねえわ。
[白状した。]
……
いつ諦めようって思うか、分かんないよな、 ああいうの。
(649) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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― 昼・談話室 ―
…だし巻き卵。
[>>636それなら、なんとかなるだろうか。 出汁の作り方は、知らなかったが、 卵焼くだけなら、なんとか。たぶん。
いや―――、]
俺は、やる!! 任せろ。
[これも修行だ。 そう思えば、何だってやれる気がする。]
(650) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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[隠したいと思うのはただの保身だ。 隠さないでつく傷と、隠したことによってつく傷。 どちらも同じようなものかもしれないが、拗れそうなのは隠したときのほうだと、そう思うから]
付き合い始めました、って宣言する必要はないだろうけど。 聞かれてごまかす必要もないし。
二人で出かけたりとかしたらどうせばれる。
[ばれる程度にはデートに出かけたりだとかはしたい。 ……部屋に遊びに行くのは、まあ隣への配慮が必要だとしても。
徹とのことを言うべきか黙っておくべきか。 少しばかり悩んではいるが。 いまの幸せそうなところにそんな悩みを押し付ける必要もないと思った]
(651) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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[いい加減、居酒屋の中だと主張する周囲のざわめきを無視しきれなくなったからしぶしぶ腕を放し]
そろそろ帰るか?
[どうする?とたずねる。 瑛士を抱きしめて甘やかしたいところではあるがだからといってホテルに連れ込むのもな、と。 とりあえず大人としての理性を働かせている]
(652) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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[タオル引かれた先、日向の顔に、唐揚げロックオン。 ポッキーのように細くもなければ長くもないし 当然チョコレートの味もしない。肉肉しい味が舌に広がる。
―――…お、お?
と、してる間に、押し込まれる唐揚げ半分。くちんなか。 二十三歳児の胃は、すぐにそれを求めて、噛めや噛めや信号送る。 もぐもぐ もぐもぐ ごくん ご馳走様でした。]
にゃろう。
[中途半端な姿勢、タオルのなかで、小声、負け惜しみ。 拳を固めて、おりゃあ、と気安い態度で顎を目指した。 こつん。 て、触れる程度で。
意趣返し、こんぐれーは許せよん、て、笑って、離れんの*]
(=315) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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[わかば荘内で隠したくない、理由がもうひとつあって]
だってせっかく両想いなれたんやし… 別に人前でいちゃいちゃしたいとは思わへんけど、もしそないな話になった時に、嘘やなくてちゃんと俺が好きなんは徳仁さんや言いたいなって
[それで引かれたり距離を置かれるようなら、それはそれで仕方ないかなあとも思う。倫理的に受け付けないという人もいるだろう。それは責められない
多分もう、わかば荘にこだわらなくてもいいのかもしれないけどそこまではまだ頭が回らず]
(=316) 2014/07/02(Wed) 22時半頃
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[やはり、他人のことなど考えてもわからない。 思考することを諦めて部屋着に着替えると、 短いオレンジ色をかき混ぜながら部屋を出た。
――とても腹が減っているからまずはエネルギーを]
…………よ。
[談話室には誰が居るか軽く挨拶してキッチンスペースへ、 冷蔵庫にあるものを集めて遅い昼食というか夕食の支度]
(653) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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[どの口がいう。 そう思って、開きかけた口が、とじかける。 ――できれば、言いたくない。 他人の域を踏み越えるようで、ひどく、抵抗がある。]
妥協とか要領だけで作ったやつで挑むと、 当たり前だから、それこそ泣けもしねえの。 ……
だからどうしろって言う気はないよ。
[こらえきれず、線を引き直す。]
……描きたくもないものを、描くのって 意外と麻痺するんだけど―― やめちまおうと思った時に、やらなきゃ良かったとしか ほんとに思わなかったからさ。
(654) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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[>>=312徹津の言葉は心強くて、天性の感性だとかそういったものがなければ見えないものではないとわかる。安心したように瞳を細めて、徹津へと頷きを返して]
…わかった。 約束ね…。
[そんな約束を、挨拶しか交わしたことのない相手とするとは思わなかった。 またひとつ、5年前に捨ててしまっていた何かを取り戻せたような気もして>>=313目の合わなくなってしまった徹津に心の中で感謝を告げる。]
(=317) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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[そういえば、何故あそこまで徹津の目が鮮やかに映ったのだろう。たまたまそう見えただけなのか、確認をしようと思ってもまたこわがらせてしまうのはよくないから。
ウッドデッキの方へと向かう姿を見送る。自分も人と長く話すのは不得手だから、追わない方がいいとわかっている。 徹津との共通点をひとつ見つけると、キッチンへと向かった。]
(=318) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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――とうに日も暮れた頃――
[タクさんが入ってくれば>>653、ガラスに貼り付けていた顔引き上げて目も開け、頷きだけ返す。]
――、
[それから、ふっと笑った。]
(655) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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――― 『small world』 ―――
[日常は常に忙しなく過ぎてくもんだ。
俺をリアルに引き摺りだす最たるリアル。 いらっしゃいませ、有難うございました、の繰り返し。 水出して珈琲出してサンドイッチ出して水出して エンドレスに続く作業工程、針が夜を指し示す。 雨が止まない所為か、夜にもなれば客は疎ら。 お陰様で片付けは早めに済んだが、濡れた床で悪戦苦闘。]
雨止まないしくそうお疲れ様でしたあ。
[悪態吐いて、外。 さあさあ、降り注ぐ雨。 濡れてた髪は必然的に乾いたけど、タオルが恋しい。 部屋のベッドで寛いでる永利さんの。 洗って返さねーと。]
(656) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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[その勢いで、キッチンへ向かおうかとも思ったが そもそも肝心の酒を手に入れていない。 そっちが優先かと、>>633 散歩に出かけた草芽の後に続き、外へ出る。
傘をささないで行こうか一瞬迷い、傘をさした。
楽しかったかは別にして、 先日雨の中修行してきたばかりだ。 今回はやめておこう。
ジメっとした空気の中、せめて パラパラと傘に落ちる音を楽しむことにする。]
(657) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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ん、そうだな……
嘘つく必要ない。聞かれたらほんとうの事を言えばいい。
[全員が受け入れてくれるなんて思ってはいない。
ただ、瑛士の気持ちがうれしくて、ゆっくりと頷く]
(=319) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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……夕飯、作るかな…。
[檀や平井ばかりに任せてもおけないそろそろ三十路、とはいっても何を作ればいいのかと思案していると>>653平井が入ってきてさくさくと夕食の支度を始めてしまう。]
…タクさん、 俺も手伝う。
[作る、ではなく手伝う、になってしまう辺りがだめかもしれない。自立しなきゃなあ…、そんな呟きを零しながら夕食の手伝いにキッチンへと入った。]
(658) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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[あとで、徹には話しに行こう。 過ぎたことにしてくれたけれど、だからこそ。
なにかの弾みで知られるのではなく。 きちんと、付き合い始めた人がいる、と己の口から伝えておこう]
(=320) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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― スーパー ―
[酒の好みを聞き忘れたことに気づいたが、些細な問題。 日本酒に梅酒、ビールとチューハイを数本ずつ。 適当に談話室の冷蔵庫へ入れておけば 誰かが飲むだろう。
バーベキューで肉を焼いてくれた壇や、 おいしい飯を作ってくれる人への礼も兼ねて、 まとめ買い。
あとは卵を1パック。 調味料は、きっとキッチンにあるだろう。 きっと、なんとかなるはずだ。]
(659) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/07/02(Wed) 23時頃
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そっかー…せやな とりあえず普通にしとけばええんかな?
一緒に出かけてもらえんの?嬉しいなー 俺デートらしいデートしたことないわ
[思えばどこかに行く時は兄貴と一緒だった。カモフラージュに崇士を使おうなんて言われて疑問に思うことはなかったけど、結局俺の方がおまけだったのか]
ん? …せやね。そろそろ出ようか あ、ちゃんと割り勘やからな そこは譲らへんよ
[徳仁の腕が緩んで、そうだここは個室じゃなくて居酒屋だった、と思い出して急に恥ずかしさが蘇る。
もうちょっと甘えてもみたいところだけど。禁欲中は飢えて渇いてしんどいこともあったのに、不思議と今は落ち着いていて。でも徳仁はどうなんだろう?
さすがにあんな話をした後では言い出し辛く、とりあえずお会計をして店を出ようかと]
(660) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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[ざっと居る人数を見て、どれぐらい作ろうかの計算。 それからテツの笑顔>>655が目に入る。 珍しくて硬くなっていた心がふっと緩んだ気がした]
テツも食うか?
[鶏肉と根菜をぶつ切りにして鍋に、軽く炒めてから 水を張って出汁を適当に。落し蓋で煮込む。 手伝いを申し出た永利>>658には、焼き物を任そうか]
えーと、生姜をみじぎりにして醤油と漬けダレを作る。 それに魚の切り身をぶちこんで、焼く。OK?
[そう難しくない作業だ、大丈夫だろう。 その間にちゃっちゃと米を研いで炊飯器へ]
(661) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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もう一品作りたいけど、コンロそんなにあるかな。
(-255) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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/* ログを一日で330も増やした養殖業者は誰だwwwwwwww
(-256) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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どうとか―― ……
[聞いてどうするのだろうと、思う。 自分は審査員でもない。素人以下の人間だ。 モニターへ視線を向け直す。 ラストシーンを見なおした。]
――……
[小さく、いう]
(662) 2014/07/02(Wed) 23時頃
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