62 Bye Bye CUCKOO'S NEST
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………………?
[知らない声に周りを見る 知らない人はいない。 調子がいいと思ったけどまた組織だろうか?]
そっか、もう、いかなくちゃ、なんだ…… あ、縦縞の……と女の子……
[岸に上がったところで、僕は自分の足で地面へ降りた。 そうして、まだ、少女に変態と言われる格好のまま ふら、と二人が消えた方へと足を向けたところで イアンの伸びた手に捕まる]
………………?? 一緒に、戻る?? …………戻らないと、イアンはこまる?
[切実な様子に、僕はどうしていいかわからず イアンに捕まったまま彼を見上げて……]
(74) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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ね、水冷たくて気持ちいいわ。 あなたも手を浸してみない?
[作戦、この子に自分で手を洗わせる] [まだ、3人のやりとりを知らない彼女は さて、髪はどうしたら洗ってあげられるかしら、と泉の水でかおをあらって、スッキリしながら思う]
(75) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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― 少し前、湖に降りて ―
[デメテルの悲鳴がわからなかった。 病院で一人ずつゆっくり身体を洗えるわけもなく 男の身体なんて見慣れていたし それを恥らうという感覚は、もとよりなかった]
な なななな、 …なに
[背中に隠れる彼女の顔が見えず 犬のようにぐるぐる回り そのうち引かれるがまま、少し離れた湖畔で 泥も草も気にせず顔を洗った]
2014/03/26(Wed) 22時半頃
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― 少し前、湖に降りて ―
[デメテルの悲鳴がわからなかった。 病院で一人ずつゆっくり身体を洗えるわけもなく 男の身体なんて見慣れていたし それを恥らうという感覚は、もとよりなかった]
な なななな、 …なに
[背中に隠れる彼女の顔が見えず 犬のようにぐるぐる回り そのうち引かれるがまま、少し離れた湖畔で 人差し指で水面を揺らしていた。 きらきら、眩しくて 少しだけ、楽しかった]
(76) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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[見たことないなにか…変態からUMAに進化したらしい俺は、人間に戻るべく下だけ服を着けた。まだ濡れたままの足に布が貼り付いて心地悪いが、仕方がない。]
……、
[ロビンにも服を着せよう…と思ったところで、彼はイアンに捕らわれていると気付き。黙ったままで、彼らを見る。イアンの言う事をそのまま信じるなら、彼は…あの塀の中へ戻ろうとしている。ロビンを伴って。
どうすべきか、と。 思案を。]
(77) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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/* 困ったわ、ろびんがまだ全裸なのねwwwwwwwwww */
(-5) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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……か、お
[促しを聞いていたかどうか。 珍しく吃ることなく、小さく呟いて 盛大に水をはね散らかせながら顔をあらった。 おさげもなにも、気にしない。 青いリボンも、ずぶぬれだ]
(78) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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[拒否されると思っていた手に温もりを感じて、びくりと肩が震えた。]
ん、困る。 一緒に戻ってくれないと、独りになるから寂しい。
[見上げるロビンへの視線は泣きそうな子供のようなものへと変化して。 それから彼が水浴びをしていたままの恰好である事に気づいて。 脱がれた服が置かれた場所へと視線を投げればケヴィンと視線が合うだろうか。]
さっさと逃げれば? それとも俺だけ、殴ってでも止める?
[彼まで捕まえる気はない。 どうせ勝てそうにもないから。 だから逃げるならば追いかけはしない。]
(79) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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[何か見えたが見なかったことにして妙な雰囲気にきょとん、とする。]
?どうかしたの?
[そう言いながらもぴちゃぴちゃと水に触れる。冷たい。少ない色では表せない様子に見惚れ。
二人が戻ろうとしている声をじっと聞いていた。 もし戻ってしまったら、どうなってしまうのだろうかと。]
(80) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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/* しかしエルゴットとデメテルに全然絡めてない(めそり
(-6) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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[顔を洗ったなら、作戦は成功、よね……] [彼の後ろに隠れれば、なぜかぐるぐる回る羽目になったり (かおがみえないのが理由とは彼女は気がつかず) どこか、楽しそうな気配を感じて彼女も嬉しそうにし。 盛大に飛んでくる冷たい水に、明るい笑い声を上げる。]
ふふ、まるで大きな犬みたい! タオル…………はないから、ハンカチでいい?
[と、ハンカチを取り出しながら近づいて ついでに水滴を拭ったらその湿り気で 首回りも綺麗にしたいと思いつつ手を伸ばす リボンのことは、もう、いろいろ諦めも着いていた]
(81) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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…………そっか、イアンが困る、んだ。 [勿論レティは探したい、会いたい。 けれど、僕なんかが他の人を困らせてまで 何かをすることは当然赦されない。 どうしてか、震えた僕に触れるてに 反対の手を重ねて。]
…………僕、なんかでも、たしに、なる?
[僕が一緒だと言っても、僕なんかといても 寂しくなくならない、とは思う。 ただ、今ははっきりと見える見上げた表情が なんだか悲しくて。 僕はそのままそこに立ち尽くす。]
(82) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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オマエが、殴って連れ戻そうとするなら。 俺もオマエを殴って止める。
……そうじゃない。
[懇願は暴力ではない。 それを暴力で阻むのは道理に適わない。
ロビンが帰りたいと言うならそれを止めはしない。先へ行きたいのなら、前を歩いて足跡を残してやる。追手がイアンと繋がっているなら、どちらにせよ彼は此処に置いていく。シンプルな話だ。]
どうかしてるな。
[シンプルな話として頭は自体を解しているが、オスカーの声に答える表情は曇る。]
(83) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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い いい、 い 犬じゃ、ない
[ふるふると首を振れば、それこそ犬みたいに飛沫がとんだ。 差し出されたハンカチが、何のためかわからずに 水に濡れぼやけた瞳でデメテルを見た]
かお、あらう? お おおおお 俺 もう
[きらきらの向こうに空が見えた。 果てのない空だ]
も ももも もう ……もど、ろ
[狭い車内が恋しかった。 ゆっくりと、たちあがる。 濡れそぼった髪から雫がいくつも落ちた]
(84) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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『ジジッ..あと少しで追いつく。 車さえ発進させなければ回収する。』
[不思議とそんな声が聞こえてきたようで、首をかしげた]
(*7) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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[別に独りにならずに済むのならばロビンでなくとも構わない。 ただ、彼は薬をくれたから。 だからほんの少しだけ好意を抱いていて、それだけの理由で連れて行きたいなんて。]
…うん、だから戻ろう? もうすぐ、迎え来るから。
[口に出せるわけもないから、そう答えた。 実際通信機からは着々とこちらに向かってきている様子は聞き取れていて。]
『おい、あれじゃないか?』
[通信機越しの声と共にがさがさと草や落ち葉を踏みしめる音が薄らと聞こえてきた。]
2014/03/26(Wed) 23時頃
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[別に独りにならずに済むのならばロビンでなくとも構わない。 ただ、彼は薬をくれたから。 だからほんの少しだけ好意を抱いていて、それだけの理由で連れて行きたいなんて。]
…うん、だから戻ろう? もうすぐ、迎え来るから。
[口に出せるわけもないから、そう答えた。 実際通信機からは着々とこちらに向かってきている様子は聞き取れていて。]
『…あと少しで追いつく』
[時間はない、逃げたい人達は急がねばなるまい。]
(85) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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[ぴちゃり、ぴちゃり。]
そう、なんだ。
[ぴちゃり、手をお椀の形にして水をすくい上げる。 水面に映る自分の顔は右目が酷く歪んでいる。]
あまりここで時間を食えば、全滅するぞ。
[ぴちゃり、水をすくい上げて落とす。]
っ。もうみんな遊び終わったのかなあ。
[のんびりとした声音で青いリボンと金の髪を揺らす二人をみて惜しむように呟いた。]
(86) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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そうね、あなたは人間だわ
[また冷たい水滴が彼女にまで届いて笑い声に明るい悲鳴が混じる。 ハンカチの使い方がよくわからないよすにも笑みを浮かべて、その水に濡れたかおをハンカチで軽く撫でる。]
洗う、じゃなくて、ふく。の
[立ち上がる動作につられて彼女も立ち上がりながら 戻ろうとする様子に、首回りまで 綺麗にするのは後でいいや、と考えて。]
そうね、おいていかれたらたいへんだもの。 もどろっか。
[限界まで伸びをして肩を(本当は頭を撫でたかったが)撫でてから、一方的にまた手をつないで、 人の声がする方向へと足を向けた。]
(87) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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[自分でなくてはいけない] [そんなことがあるとはそもそも思っていない。 ただ、少しでも足しに、なるなら イアンが、うん、と言ったから。
僕は一度目を閉じて。 レティの姿を思い出す。 そうして、その姿にさようなら、と、つぶやいた。]
わかった…………ここ、にいればいいの?
[狭い車の中より、綺麗な湖を 最後にみていたいから。 僕はそう呟いて視線を足先に落とした。]
(88) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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……行こう。
[このまま時間を食うと、一網打尽に捕まる事になるだろう。オスカーの呟きに、先を急ごうと促しつつ、車道へと目を向けた。
脱いだ服を掴み、小道へと向かい歩き出す。ロビンがこの場に留まると決めたと知ると彼にそれ以上言う事は無い。視線は向けないまま、ロビンの少し濡れた髪をクシャと撫でてからその場を離れた。
彼の衣類と共に、ハーモニカは残していく。]
(89) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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ふ、ふふ ふ…く かかっ か、風邪、ひく、から
[撫でられるがまま、じっとしていた。 手をひかれるがまま、歩き出した。
デメテルの普通さが眩しくて きらきら光る髪が眩しくて 少し後ろを歩きながら、ぎゅ、と強く目を瞑った]
(90) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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…俺は殴らないよ、痛いのは嫌いだし。 でも、追いかけてくる奴らはどうだろうね?
[通信機越しの声>>85はケヴィンにも聞こえているだろうか。 それだけ告げるともう興味を失くしたように彼から視線を逸らし。 ロビンへと向けて。]
うん、ここでいいよ。 多分ね、ここで待ってたら来ると思うし。
風邪ひきそうだし服着たら?
[ロビンがレティへと別れの言葉を呟いた事には気づかず。 ゆるりと首を傾げて服を着るように促す。 その間にもケヴィンはその場を離れ>>89 やがて湖周辺は静けさを取り戻すだろうか。]
(91) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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………………
[下敷きになっていた人と、ケヴィンと 僕がイアンと話しているうちに 服をきたり行くことにしたようだ。
目が合わないケヴィンに頭をまた撫でてもらった。 もう、きっと撫でてもらえない、と思ったら なにか言おうと思ったのに 胸に何かがつっかえて苦しくて言えなかった。]
(92) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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あら、そうよ。 なんだ、わかってるじゃない。
[服理由を相手が口にすれば、よくできましたと、言わんばかりの口調で口にして笑う。 きっと、ママってこういう感じなのね、とも思いながら。 みんながいるところ、変態ケヴィンはケヴィンだったが 変態ロビンは相変わらずそのままだったが なんだかばの空気が、悲鳴をあげては行けない気がして。 彼女は相手の様子を知らぬまま、エルゴットの手を引いたまま、 ケヴィンやオスカーと合流する。]
(93) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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うん…………
[服を。そう言われて僕はあらためて 自分がまだ服をきていなかったことを思い出す。 さっきまで陽光を感じて暖かかったはずなのに 冷えたのだろうか、また寒さを感じて。 服を、と服を探して周囲を見れば 服、だけではなく、服の上に乗った ケヴィンの楽器にも気がついた。]
……………………
[とても大事そうにしてたのに。] [指で触れる。始めて触れた時のような 暖かさはなく、金属らしい冷たさが胸にしみて。]
………………っ
[その楽器に、一つ、二つ水滴が落ちて 僕は自分が泣いていることに気がついた。]
(94) 2014/03/26(Wed) 23時半頃
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― ワゴン車 運転席 ―
遊んでない。
[デメテルとエルゴットは遊んでるようにしか見えなかったから、強くは否定しなかったが。オスカーに言葉返しつつ車道へと続く小道を上がり。辿り着いたワゴンの運転席へと乗り込む。
二人分の座席が空くだろう車内はガランと広く感じる。元々が奇しくも同行する事になっただけの繋がりがあるだけ。各々が決めた場所で降りるのは悪い事とは思わない。
…内通を臭わせたイアンが此処で降りるなら、きっともう追手は来ないに違いない。片手で顔を覆い、その内側で深く息を吐いた。]
(95) 2014/03/26(Wed) 23時半頃
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[服を着るのだろうとぼんやりその様子を眺めていたのに。]
……ごめん。
[彼は泣いていた。 理由は分からない。 戻りたくないのかもしれない。 レティを探せない事が悲しいのかもしれない。 だけど、それが服の上に置かれた楽器のせいだなんて分かるはずもなくて。]
……ごめんな。
[ただ謝る事しか出来なくて。 慰める為に手を伸ばしていいのかも分からずにその場に突っ立ったまま泣いている様子を眺めている。]
(96) 2014/03/26(Wed) 23時半頃
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― 車へ ―
[涙を流す人がいた。 それが涙だと、すぐにわかった。 皆濡れていたのに。 自分も、濡れていたのに]
………お、おおお おな、か すすすすす空いてた、の かな
[車に戻って、扉を開きながらそう、零した。 まだ、髪の毛はやれないから。 何もすることはできないけれど]
(97) 2014/03/26(Wed) 23時半頃
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[イアンの謝罪の言葉が聞こえる 彼が何か悪いことをしたのだろうか? 僕がないてしまったから気使わせてるのだろうか。 僕は目元をこすりながら、首を横に振る。]
…………楽器、が……つめ、たくて。
[ただ、喉が震えて、 イアンのせいじゃないよと、言いたいのに 言えたのはやっとこれだけで。 僕は楽器を片手で握って 前のように暖かくなって欲しいと願った。]
(98) 2014/03/26(Wed) 23時半頃
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