78 わかば荘の薔薇色の日常
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[永利の言うように、 道菅の目には面白いようにくっきりと隈が浮いている。
顔を近付けて観察したくなった。]
(606) 2014/06/26(Thu) 18時半頃
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MNU機関 ジャニスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(MNU機関 ジャニスは村を出ました)
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― 談話室 ―
[床掃除を始めた頃、食事が済んだらしい攻太が席を立った。 おつかれさんと手を振られるのへ、雑巾を片手に、仏頂面でしっしと追い払うような仕草を返す。 そして、玄関へ移動したのであろう、バイトに向かうはずの彼が、奇声をあげているのが、聞こえた。>>591]
(607) 2014/06/26(Thu) 19時頃
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[──が、苛立ちを含んだ草芽の声>>599に 意識は道菅を離れた。
今にも噛み付きかねない勢いの草芽を 風に揺れる柳の体で涼しげに眺めやる。
揶揄っているのだろうと言われた段階で否定しても良かったが 喋っている最中に口を挟むのも失礼かと 草芽が言葉を切るタイミングを待っていたら、 息継ぐ間もなく捲し立てて走り去ってしまった。]
(608) 2014/06/26(Thu) 19時頃
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あいつはぜったいアホだな。
[確信。 いやバイトへ行けよというツッコミもこの距離では届けられない。 何故か歯がゆい。]
(609) 2014/06/26(Thu) 19時頃
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[泣く子を宥める檀を見つめ、密やかに笑って。
また少し前を歩き出した檀の背中が 落ち込んでいるのか頼りなく小さく見えたから、 右手を伸ばして包帯の巻かれた手で撫でる。
傷心を抱えた背を撫でるために 傷のある右手があって良かったと思う。]
(610) 2014/06/26(Thu) 19時頃
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……
[帰り道。 檀が急に真っ直ぐな話をしたから驚いた。 でもすぐに、この人こういう人だったと思って。 透明な傘の下でまたじわりと笑う。
そして言葉を返すかわりに、一歩分の距離を詰める。 傘同士が擦れて雨粒がいくつかまとめて地面に落ちた。 雨音は寂しい響きだったが、傘があるから大丈夫。 大丈夫だよ、と心の中でだけ静かに言う。*]
(611) 2014/06/26(Thu) 19時頃
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───。
[残されたトランクスマンは 草芽が部屋に消えるまでその背を見送ると 何事もなかったかのように來夏に視線を移し 大丈夫──と答える來夏の表情を、凝っと見た。]
(612) 2014/06/26(Thu) 19時頃
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/* 独り言復活。
表のptは切れたままにしても良かったけど 独り言が使えないのは苦しかった。
(-218) 2014/06/26(Thu) 19時頃
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/* >>609 >いやバイトへ行けよ
ですよねwww
南方を見ると安心する。 わかば荘の良心。
(-219) 2014/06/26(Thu) 19時頃
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――わかば荘前で――
[おまえ、もしかせんでも、アホだろ。 知ってた。こいつそういうヤツやった。
謎の叫び声を発し雨の中を駆け去る芸とすれ違い、 颯爽っぷり半端なかったから ついついツッコミ忘れて黙って見送ってしまった。 芸の向かった坂下で、ゴゴッ と雷が鳴る。
きっと厳しい修行になるだろう。 頑張れ、俺達の攻太。負けるな、最強の男。 彼の戦いは今はじまったばかり…――。
勝手に脳内ナレーションはつけた。満足した。*]
(613) 2014/06/26(Thu) 19時頃
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― 談話室 ―
[ソファの傍の床にしゃがみこみ、雑巾で床をふく。 なっちゃん、と呼ばれ、顔を上げた。 藤堂 徳仁が談話室に入ってきた。>>602]
あ? お掃除ですけど?
[見ればわかるでしょうとばかり、雑巾を持った手を見せる。]
俺がやったと思われたら嫌なんで。
[遊が、と名前が出た。どうやら藤堂には犯人がわかっている。言い訳の必要はなさそうだ。]
藤堂サン掃除好き? たっぷり足あとつけて貰ったんで楽しんで頂いてもいいっすよ。
(614) 2014/06/26(Thu) 19時頃
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[一階は、二階の人口密度と比べれば随分と静かだった。 ひたひたと廊下を抜けて、途中でちらりと談話室の方を見る。 夏一と徳仁が何かしているのが見えるが、それが遊さんの残した水滴の掃除とまではわからず。 視線をくれただけで、その場は行き過ぎた。]
――行ってきます。
[呟きは管理人室へ。 届かないことはわかっていて、けれどわかば荘を出るときには必ずやっている、小さな声掛け。]
(615) 2014/06/26(Thu) 19時半頃
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/*>>612自称トランクスマンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-220) 2014/06/26(Thu) 19時半頃
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[文章の行間を読むように、 来夏の視線の向きからその内心を推し量り、 嘘ではないと感じて一歩引く。]
いつもおいで。 鍵は掛けてない。
[裏があると誤解されがちな狐めいた貌が、 來夏の目を見てにやりと笑った。]
(616) 2014/06/26(Thu) 19時半頃
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― 談話室 ―
夏一がやったかどうか、ぐらい、わかる人はわかるんじゃないか。
[まじめだなと苦笑を浮かべ。 談話室の掃除の取り決めってどうだったっけなどと思い返しつつ。 まあぬれてるのみたら手伝うかと雑巾をとってくる]
掃除好きじゃないが、 まあこの惨状を見て手伝わないって選択肢はなさそうだし。
[仕方ないと肩をすくめて]
ある程度適当にやっとけばいいんじゃないかな。
[ぬれたところさえ拭けばいいとばかりに手伝う]
(617) 2014/06/26(Thu) 19時半頃
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[道菅がまだ廊下に残っていれば、 足音をさせずひたひたと近寄り、 軽く見上げる角度で寝不足の証に顔を寄せる。]
……クリアした?
[道菅の睡眠時間より、それが気になった。]
(618) 2014/06/26(Thu) 19時半頃
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――帰宅後――
[一度部屋に戻って、 少し濡れた両足の包帯を新しいものに巻き替える。 脹脛にひっそりと縫い痕が残る両足。 痛そうだなぁーと他人事のように思ったけれど 痛みが無いからこそ、そう思えるのだろうな。
ドアノブにかかっていた洗濯物も、 ごちゃごちゃした室内で比較的片付いた場所を探して きちんと置いておく。
そこがミニカー車庫の上だったりするもんだから どうしようもなくごちゃごちゃした部屋になるわけだ。
宇佐美にはあとで礼を言おうと決めて、 談話室へ。*]
(619) 2014/06/26(Thu) 19時半頃
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それは、わからねー人には、わからねーって事ですね。
[管理人が犯人を分からないとは思わないが、鍵をなくして後ろ暗いところがある以上、例えば何かの間違いで今ここにいらっしゃって、放置かよなどと悪態をつかれたら、部屋の鍵を開けて貰うのが、今でも頼みにくいのに、益々頼みにくくなる。]
藤堂サン、ヤッサシー。 俺ならさっさと部屋戻って知らん振りしてますよ。
[なっちゃん、と親しく呼んでくれる、幾分年上の、親切で気さくな彼のことも、あくまで年上として、距離をとりつつ、『藤堂サン』という呼び方は崩さない。また、噂にイラストレーターだと聞き及んでいるため、絵の話題では決して触れないことにしている。 濡れたところが片付けばそれでいいと思うのは、南方も同感で、点々と垂れた水をいい加減に拭きとり、「あとは乾く」と決めつけていく。]
2014/06/26(Thu) 19時半頃
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――わかば荘を出て――
[しとしとと降り続く雨に、坂を降りるのは軽く早足になる。 降りきったところで、スマホを取り出し。]
―――――――――― To:タクさん ―――――――――― 外出てる。 ので、時間になったら、メールください。 ――――――――――
[本文は短いが、伝わるだろう。 メールが来るまで、赤い花は撮影という名の散歩タイムだ。]
(620) 2014/06/26(Thu) 20時頃
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それは、わからねー人には、わからねーって事ですね。
[大家が犯人を分からないとは思わないが、鍵をなくして後ろ暗いところがある以上、例えば何かの間違いで今ここにいらっしゃって、放置かよなどと悪態をつかれたら、仮に何かの必要が出て部屋の鍵を開けて貰いたくなっても、ただでさえ頼みにくいものが、益々頼みにくくなる。 今日は本人が片付けないものは知らん、として自室に逃げるという選択肢も持つことが出来ない。]
藤堂サンは人がいいなァ。 俺なら、即、部屋戻って知らん振りしてるとこです。
[なっちゃん、と親しく呼んでくれる、幾分年上の、親切で気さくな彼のことも、あくまで年上として、距離をとりつつ、『藤堂サン』という呼び方は崩さない。また、噂にイラストレーターだと聞き及んでいるため、絵の話題では決して触れないことにしている。 濡れたところが片付けばそれでいいと思うのは、南方も同感で、点々と垂れた水をいい加減に拭きとり、「あとは乾く」と決めつけていく。]
(621) 2014/06/26(Thu) 20時頃
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――掃除中な談話室――
徳仁くんも夏一くん、ぁー…ぁー…そこも汚れてる。
[雑巾で床を磨くふたりをここぞとばかりに見下ろして、 まだ濡れている箇所を指し示してみる。 しかし、どうしてこんなことに?と、 そのまま談話室の惨状を見回して首を傾がせた。
あらかた彼らが拭いてしまったんだろう。 床のあちこちが綺麗になっていて、 そこだけちょっと目立っている。]
(622) 2014/06/26(Thu) 20時頃
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そりゃ人間だからなあ。
[何でもわかったら怖いとばかりに肩をすくめ。 夏一>>621が現在鍵をなくして困っているとかそんなことは知らないので、見てしまったからやってるんだろう程度に思う]
なっちゃんも同じだろうに。 俺もやってる人がいなかったら見なかった振りしてるね。
[ある程度拭き終わってやれやれと首を回す。 夏一の職が美術系だろうというのはなんとなく察してが本人が口にしないのでそれを問いかけたことはない。 油絵のために時折足を向けるところがまさ同じ学校だとかはいまでも知らぬまま]
おや、お帰り翔平。 ……おまえさんはどこぞの小姑か。
[せっかく無視していたところを指摘されて>>622。 しかたないと、軽くふき取っておいた]
(623) 2014/06/26(Thu) 20時頃
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─ 201号室 ─
[遊の自室は、施錠されていることの方が稀だ。
盗まれて困るものはあるが、 困ったからどうというわけでもない。 所詮その程度のものしか所持していない。
失ったものの代わりに 喪失感や虚無感という非日常感覚が得られる期待もある。
だからいつだって 遊の部屋の鍵は開けっ放しだし、 真夏と真冬以外、雨でも窓は開いている。]
(624) 2014/06/26(Thu) 20時頃
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そうでしょう。 つまり信用なんないっすわ。
[>>623人間だから、という声に頷く。]
俺は今日は部屋が……、ん
[談話室の戸が開いたことで、言葉を止める。>>622 今度は日向 翔平がやってきた。 日向は指で濡れているところを指し示した。]
あ? ……あー。
[つい、柄悪く聞き返してしまったが、現場監督のように汚れを指し示して貰えるのは助かるし、けが人に「じゃあてめぇで拭け」というのも酷な事だ。 だから、大人しく声に従って、拭き掃除を続けた。]
(625) 2014/06/26(Thu) 20時頃
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ま、楽したがるのはしかたない、と。
[ゆるりと頷き。 言いかけた言葉>>625に首をかしげ。
そういや、前に鍵をなくしたとかで騒いだことがあったようななかったような、と過去の記憶を掘り返す、。 とはいえ新しくやってきた人の前ではそれは指摘せずに]
よし、こんなもんでいいだろ。
[というかもうやりたくないとばかりに。 ぬれた雑巾を掃除道具のところに戻しておいた]
(626) 2014/06/26(Thu) 20時頃
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[フローリングに足跡を残しながら 真っ直ぐにバスルームへ向かった遊は、 撥水素材の洗濯カゴに脱いだ下着と衣類を投げ入れると、 シャワーヘッドから溢れる水が湯に変わる前に まだ冷たい水を頭から浴びた。*]
(627) 2014/06/26(Thu) 20時頃
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徳仁くん、姉ちゃんとか兄ちゃんとか居るっけ…? 紹介くれたら小姑なるよー……ゃー…ならないか。
[小姑というものの意味よく解ってない。 綺麗に拭き取られた箇所を見て頷く。上出来です。
南方にも、別の一箇所を指摘し、拭いてもらい、 同じように頷いてみせるのだった。]
なんで急に掃除…?まだ年末じゃないのに。
(628) 2014/06/26(Thu) 20時頃
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――― 二階廊下 の ひと時 ―――
[永利の忘れ物、宇佐美>>474の手ずから、持ち主に。 するするするする 別に 忍び足じゃねーけど 出歯亀気分に陥りながら、二人の傍に、足を向けた。
眺めている間に、宇佐美の背中が ―――…逃げるみたく見えなくなってさ。]
……………
[じ。 独り言みたく、零してる永利>>493に、俺の視線。]
(629) 2014/06/26(Thu) 20時頃
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