64 さよならのひとつまえ
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/* 見習いたい、今回ろぐに溺れすぎていろいろ取りこぼしてる 読むのも打つのも遅いからな、しかし楽しいありがとうありがとう
(-3) 2014/04/02(Wed) 02時半頃
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[ここにいない、卒業した顔も。 忘れなければ、思い浮かべれば、傍にいることと変わらない。
星がすきで、空を見上げる定良の顔。 その瞳に映る星は、どれくらいの物語を彼に綴ってきたのだろう。 渡したスプレーは使ってくれるだろうか。 それとも使い切れずに、新居の中で埃をかぶってしまうだろうか。
いつも自習室で絵を描いていた十文字。 たまにノートをちら見しただけで、彼が何を描いていたかは知れないけれど。 その鉛筆が綴るものが、楽しくて幸せなものに繋がれば良い。 あまり笑う顔をみなかったから尚更に、思う。
いつもさらりとした態度で居た、紐井屋も。 今はどこか遠い場所で、いつもと変わらず飄々と過ごしているんだろうか。 風のような彼だった、そっと吹きぬけていく穏やかな。 最後に髪をきれなかったのは、本当に残念に思う。]
(+25) 2014/04/02(Wed) 02時半頃
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[想う人と一年を、それから園芸部を友に過ごした保科。 渡された救急セットに、渡された花束に感じたのはきっと嫉妬だ。 単純に心配してくれただろう気持ちを、素直に受け取れなかったこと。 いつか、許してくれるだろうか。
屋上で、背中合わせに離した小熊。 花粉症だなんて嘘で、眠気のふりをして不器用に涙を隠して拭って。 自分の気持ちに向き合うといった彼に、ありきたりな言葉しか残せなかったけれど。 伝わっていればいい、たった四文字の【がんばれ】が。
たった一年の同室、深い会話をしたわけでもない。 なのに居心地の良い距離でいてくれた、小鳥谷。 時には痛い本の角をぶつけられて、苦手な電話を自分からかけて来てくれて。
信頼している、尊敬している。 それは此方からもだ。
彼がそう思っていなくても、きっと。
彼は親友と、呼べる相手。]
(+26) 2014/04/02(Wed) 02時半頃
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[――――そして。]
(+27) 2014/04/02(Wed) 02時半頃
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誰がさくぱんまんだこのやろぉ〜〜〜〜!!!!!
[誰も言ってない、誰も言ってないが。 正義の鉄槌(?)を振りかざした、その手で。 腫れあがって痛い手を振り上げて、ブンブンと校庭に向かって振った。]
(なぜ、ひとをすきになるとこんなにもくるしいのでしょう)
[思い浮かぶ全ての顔に、問うて分かるはずがない。 そういうものなのだ、そんなシンプルなものなのだ。
好きだから苦しい。 すきだからくるしい。
みんな、すきだから、こんなにくるしいんだ。]
(+28) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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(普遍的に、平等に、線をはり、誰も近づけず。 そんな風に生きてきたオレは、きっと。
【軒下のモンスター】 だった――――…)
(+29) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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/* おふろから戻ってきてリーチの部屋でごろんごろんしようと思ったらサクがああああああ!!! 潜伏します。ぶくぶくぶく。
(-4) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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―校庭から、散歩道―
こらぁ〜、待ったぞぉ〜?
[息は白く、少しだけ残る寒さ。 空は暗く、時折星が煌いている。 手ぶらで来たという白辻の声に振り返り、笑う。 散歩には普通荷物なんてないだろう、これは旅立ちの荷物。]
アリスちゃん、手あったかいねえ。
[本当のところの体温は、どちらがあったかかったのだろう。 心が感じている体温が暖かくて、判断がつかなかった。]
うん、切った。 願掛け的なものだったし?
[さっぱりとしたただの坊主は、それこそオシャレでもイケメンでもない。 思い返せば周りは整った顔立ちだらけだった。 プチ、コンプレックスにでもなってしまいそうだ。]
(+30) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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/* あれだな、ありすはマッキー聴いてるんだろうな ぷれじゃーやたーとるをーくとか聴いて「あー」とか思ってるんだろうな もちろん軒下のモンスターも聴いてるんだろう
(-5) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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− 昨晩のツブヤイター −
[@cross_10 カップラーメンって今そんな種類のあるの?]
[三人前を食べきってしまったので今夜は大人しく寝ます。カレーは美味しかったです。]
[今ってスーパーのチラシ、ネットで見られるんですね!すごい!]
[スパゲッティが安いんだけど、太さ、色々あるんだ。何がいいのかな。]
・ ・ ・
(+31) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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− 翌日 −
[どうして起こしてくれなかったの、と、寝惚けて口にしたところで意識は覚醒した。 ぱくぱくと、無意味に口を動かしてから、へたりと眉を下げる。
仕方がない、一人の朝に慣れなくても、仕方がない。 まだ、一週間も経っていないのだから。 寝癖の髪を数度掻き混ぜ、ベッドから起き上がる。 カーテンを開ければ、登り始めた太陽と目が合った。]
今日は、利一と朔太郎だっけ
[小さく呟けば、枕元のスマートフォンがメールの着信を告げる。>>+4
ぱたぱたとスリッパを鳴らしながら歩み寄り、メールを開く。 少しだけ、苦笑して。]
(+32) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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−−−−−−-
To:利一>>+4 Sub:おつかれさま
寝坊してるなよ!最後の最後に! 片付けは間に合ったようでよかった、なにはともあれおつかれさま
卒業おめでとう
カレー、作っちゃうと外で食べるのがもったいない でもやっぱ実家のカレーが一番だなって思っちゃう
あっでも寮食のカレーは美味しかったよね!
−−−−−−-
(+33) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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[男子高校生が手を繋いだまま、あてもなくただゆっくりと歩く姿は やはり普通は【気持ちが悪い】と言葉を浴びせかけられるのだろうか。 ホモだゲイだと、蔑み貶す言葉で指をさされるのだろうか。
それでも今、二人を見ているのは 雲の隙間から覗き込む星明りだけ。
指の痛みは不思議と感じなかった。 手を繋いでいる、ただそれだけで。 何を話そう、何から話そう、考えはするけれど。 上手く言葉が出てこない。
手を引く、白辻の横顔へ視線を向けた。]
(+34) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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[メールを送信してから、顔を洗う。 朝食をもくもくと平らげ、皿を洗う。 簡単に着替えを済まし、鞄を背負う。
ツブヤイターに、「プラネタリウムいってきます!空いてますように!」とだけ書けば、部屋を後にする。
今から出て、昼頃の上映に間に合えばいいだろう。 それから夕方頃に戻ってきて、夕食の買い物をして。
昼は、適当に外で済ませよう。 折角遠くへ出るのだから、何か美味しいものを食べたい。
そんなプランを簡単に頭で組み立てながら、街へ出る。
何かをしていないと、不安だったから。*]
(+35) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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− 夕方−自宅前 −
[チャイムが鳴らされても、中から返事は無かっただろう。>>+17 家主は、夕食の買い物を終えた帰路の途中だったから。
そうして、あと少しまで家だという時に、家主は扉の前の存在に気付く。]
―――― ……利一?
[そんな、まさかと。 目を丸く見開き、問う。 間違いだったらどうしよう、それは最初に過った疑問。 けれど、だって、間違えるはずがない。 つい数日前まで、同じ空間で日々を過ごしていたのだから。]
……実家、行くんじゃなかったの えっと、……上がりなよ、
[ポケットから鍵を取り出せば、室内へと促す。 夕焼けには近いけれど、まだ空は青い時刻。**]
(+36) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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/* 何もみんなが軒下のモンスターになることはない!とおもうんだ!! 一匹くらい、モンスター“だった”やつがいても良いんじゃないかって!
むむむむ村趣旨には沿ってるはずぶるぶるぶるるる
(-6) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/04/02(Wed) 03時頃
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─校庭から散歩道へ─
俺の手があったかいっつか……てめぇ冷やすの怠ってたな 手、腫れてるまんまじゃねぇか
[ち、と軽く舌打ちを零して、繋いだ手に視線を向ける。 強くもなく、けれど弱くもなく握る手。校庭での寄せ書きが終わったあとに繋いだときは痛がったけれど、その素振りがなかったので見落とすところだった]
願掛けかァ、なに願ってたかってのは訊いていいのか、それ
[首を傾けて。こちらへと視線を向ける朔太郎を見る。 人通りはない。時折遠くで新聞配達らしきバイクの音がするくらいの、静謐な世界。徐々に白んでゆく空]
(11) 2014/04/02(Wed) 03時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/04/02(Wed) 03時頃
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だって、ちょっと、忙しかったんだべ! そうだDJ、聞いてくれた?
[舌打ちが耳に残る、それも不快な音じゃない。 心配してくれているのだと思えば、些細な音一つが嬉しい贈り物。]
ん〜…。 平た〜く言えば、主張したいこと、主張できますように?的な?
[願ったのは数多く、それも曖昧で、広義すぎて。 上手く言葉に出来そうもなかったから、なるべくシンプルな言葉を探す。 少しずつ白む空、此方へと向いている顔は、やっぱり綺麗だ。]
すきなものを、すきだっていえるように、かな。
[ずっと、言えなかったから。言わないようにしてきたから。 気付かないように、生きてきたから。]
(+37) 2014/04/02(Wed) 03時半頃
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ん、聴いた、ちゃんとな お前あんなんも器用にこなせるんだな 綺麗な長い指はさ、俺ァ鋏持ってる印象ばっか強かったから
[闇の中から濡れた街がうっすらと浮かび上がってくる。見慣れたはずの世界は未だ明けない空によって姿を変え、雨に清められてどこか清浄で。 一歩。一歩。その世界をかき分けるように進んでゆく。 ぽつぽつ落ちる声。目を眇めて。視線を前に向けて顎をしゃくり、先へと促す]
そうか、じゃァ何かを払拭して、何かを決意したんだな 心残りを全部ぶっ潰すために?
主張したいことを、主張する強さを、……手にいれた?
[>5:*36届けられたメールの文面を用いて問う]
(12) 2014/04/02(Wed) 03時半頃
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中学の頃、放送部員だったんだべ〜。 小学生の時は水泳が好きで、もっとちっちゃい頃はサッカー選手に憧れてた。 それでも、俺には鋏(これ)しかなかったからなあ。 跡継ぎだし、親父もお袋も楽させてやんなきゃだし。
[繋いでいない方の指で、鋏を作ってみせる。 両親を楽にさせてやりたいというのは、きっとわかってくれるだろうと首を傾げて微笑む。 落ちる声、眇められる瞳、睫毛、顎で先を示す仕草、ひとつひとつ。 濡れた街と仄かに色の変わる空と、頁に刻み込んで歩く。]
ぶっ潰すは、なんつか、例えです!ホントに潰れられちゃ困るしな!!
[笑って、けれどその後の言葉には、少し苦笑が零れた。]
強さは、どかな。 すげえ緊張するよ? …いや、してる、か。
[足は、止まる。 つられて白辻の足も止まるだろう。]
(+38) 2014/04/02(Wed) 03時半頃
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(ずっと気付かなかった、気付かないふりをしてきた。 軒下に隠れて、君だけをずっと見てきた。 見ていられるだけで幸せだと、ずっとそう言い聞かせて。
眩しくて、それでも目が逸らせなくて。 腕を伸ばしたくて、いまでも出来なくて。 勇気なんてないし、きっと答えもわかってる。
それなのに、伝えたい。 ほら、シンプルだろう? ねえ、単純だろう?
ばかだって、笑ってくれ。
どうしようもないくらい―――…。)
(+39) 2014/04/02(Wed) 03時半頃
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ありすちゃん。
…――――すきだよ。
(+40) 2014/04/02(Wed) 03時半頃
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器用なんだな、いや、手先みてりゃ予想は出来たか 俺は、花とアリスと家族しかなかったからな お前とは逆に、実家の環境に依存気味だったんだろう ……学校にもあんま通ってなかったし
[次々に出てくる、朔太郎の過去の経験。それでもこれしかない、という言葉くくられるそれは。自分と似ていて異なるもの。 首を傾げて微笑む仕草。その穏やかさ。落ち着き。 一歩。一歩。頭上では重い雲に白さが増えてゆく。 静かな街に響いた声。零れた苦笑。止まる足。手は繋いだまま。 振り向く。近付く朝の気配。仄かに照らされて煌めく道路。街路樹。 告げられる声のひそやかさ]
(13) 2014/04/02(Wed) 04時頃
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/* >>+40 「ありす」ちゃん、はポイント。
結局伝えてしまった、ばか朔太郎である。
(-7) 2014/04/02(Wed) 04時頃
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[痛い。でもきっと朔太郎はもっと痛いんだろう]
(14) 2014/04/02(Wed) 04時頃
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/* さあ殺せ!!!!
とはあんまり思ってない。 痛いことは痛いけど、随分凪いだぜ…。 朔太郎はほんと単純ばかだった、ヒロろんが教えてくれた!
根アカだから!!!!(キリッ
(-8) 2014/04/02(Wed) 04時頃
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[こみあげるのは悔しさだ。どうして自分は彼を好きではないのだろう。 自分のこころを探っても探っても、恋という名のつけられたそれはたったひとりにしか向いていない。それを自分で分かっている。だから、こういうことを考えるのは、失礼で、卑怯だ。 噛みしめた顎が震えるのが分かる。 ひとつぶ。左目から朝露のように零れ落ちる熱さ。 視線だけは逸らさないように、繋いだ手は離さないように。 夜だった世界は徐々にその輪郭をはっきりとさせ、朔太郎を照らす]
───────ありがとう
でも、俺は好きじゃない 愛してる
[それは花が好きかと問われたときの答えだ。好きじゃない。恋ではない。けれど愛している。アリスと同じように、花と同じように、朔太郎という存在を愛している。 僅か潤む目で、小さく微笑む]
俺様、愛は捨てない人間よ?
(15) 2014/04/02(Wed) 04時頃
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/* ひきょうですいませあああああああああああ!!!!!! もだえる ころされる やばい ほんとやばい さくたろいとしい 中身がさくたろだいすきすぎるだろおおおおお
(-9) 2014/04/02(Wed) 04時頃
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/* くっそ俺に愛されて咲けよさくたろ!!!!!!!!
(-10) 2014/04/02(Wed) 04時頃
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[返ってくる答えは、思いもよらない言葉だった。 だってわかっていた、その視線の先に自分が居ないことくらい。 その思いは決して、此方を向いてやくれないことくらい。]
(――――愛してる。)
[胸の中で繰り返す。 それは花に送られたものと、大切な双子の姉に向けられるものと同じ言葉。 整った顔は、顎は震えて。 微かな花弁色の唇はそれでも言葉を紡いだ。愛してると。
ああ、雨がたった一粒降っている。]
綺麗だね、やっぱり。
[目の前のこの人は、何もかも、綺麗だ。]
(+41) 2014/04/02(Wed) 04時頃
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