28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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[ 福原君>>28の言葉に浮かぶのは、芥川龍之介の『地獄変』芸術に生き、芸術が完成した故に死んだ男の姿が僅かに被って、彼女が消えてしまわないように祈った。]
憧れは憧れのまま残っていれば美しいかもしれない。 けれどそれは、永遠に渇きに苦しむことにもなる。
読んだら是非、私に感想を聞かせておくれ。 福原君の見た世界を、私も見てみたい。
[ 驚きに見開かれる目を見ても尚、溢れる願いを口にする。約束が成らずとも構わない。偶然に阻まれる前に思いは口にすると、あの人に誓ったのだから。]
(32) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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名乗ってなかったか? 国谷利右衛門信綱、いずれ世界王者になる男だ
[>>23 瑠美の問いかけに、にやりと笑って答え、 >>22 源蔵に言われ顔を離せば困ったように眉根を下げた]
喧嘩なんてしてないさ
[源蔵にそう答えると、>>26 「付喪神」の言葉には小さく笑い声をもらした]
見ての通り、俺は人間だよ? 冗談はそろそろ止してくれよ なぁ――
(@5) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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[>>28 振り返れば硬直し頷く瑠美の姿]
なんだよ、まるで人を"幽霊か何かのように"……ッ!
[言葉を口にした瞬間、世界が歪み出す。
痛い、痛い――頭が割れるように痛い……]
俺は……違う、んだ!
[手で頭を押さえ、何度も何度も横に振る。 首から先が抜けそうなくらいに首を振り、止まった時には額から一筋の紅が流れ落ちていた]
(@6) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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お、れは……
[腕に力が入らなくなり、持っていた湯のみから手を離してしまう]
俺は――ッ!
[湯のみが床に落ちるよりも早く、国谷は駆けだし部屋から出ていった。 扉も、何も、全てを無視して"突き抜けて"]
(@7) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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/* オムライスかー
(-15) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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はぁ。ではこの湯呑が宙に浮く現象は日常茶飯事と言う事ですか。 ではこの湯呑の名前が「国谷」さんですか。
[うっとりと彼女の想いを語る福原の瞳が突然見開かれる>>28 それで彼女にもこの現象に覚えが無いと確信して、 それならこれは初見の部屋だけで起きる現象で、 あの湯呑の名前が「国谷」なら納得出来ると 1人結論付けた]
国谷さん、割れてませんか?
[だから吹き通った温かな風より、床に落ちた湯呑>>@7の 具合を心配してしまった]
(33) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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時間がかかると思うけど。 話したくなったら、話すわ。
何にせよ半年後には。また来る。
[(>>32)お茶は美味しくいただきました。 ごちそうさま、と湯呑みを置いて。
次の本整理の約束を確かめる。 そろそろお暇しようかと立ち上がって、 大切に本を抱いて。初見と植頭へ会釈して。]
( 国谷…信 綱 世界王者 人間 … 幽霊、 幽霊………? )
[痛々しい声が遠ざかっていく。 それを聴きながら。 瑠美もまた、この部屋を辞する。**]
(34) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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/* と言うか何故国谷さんは見物人なんだろうね。 これだけ絡めるなら本参加スライドでいいと思ったのよ。
(-16) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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[ 嗚呼、高さがそんなになかったから、湯呑は砕け散らなかったのか。そんな関係ないことを思考する程に、私は混乱していた。文字通り全てをすり抜けた国谷君>>@7の姿に唖然とする。植頭さんを見、福原君を見、魚が呼吸するように喘いで、2回その動作を繰り返した後、ようやく声を出し方を思い出す。]
……見ました?
[ 何を、とも言わなかったが、きっと彼らと私の"見えている"ものは違ったのだろう。そのことに寒気を覚え、冷房を入れたのは誰だと心の中で悪態をついた。私だ。]
(35) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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[どうやら湯呑の国谷さんは無事だった>>35 零れたお湯が広がらないように、 ティッシュを何枚も引き出して拭き取る。 そんな中、今迄見たことの無い表情の初見さんが 私達を何度か見て聞き返した]
………何をです?
[宙に浮いた国谷さんの事だろうかと、問い返した 私の表情はかなり怪訝なもの。 いつの間にか福原も辞する中>>34、2人のおじさんは まさにお互い化かされた様な表情で見合っていた**]
(36) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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いや、国谷さんなら今――、
[ 植頭さん>>33の言葉と齟齬を感じる。「壁をすり抜けて行きました」なんて口にすれば、私の積み上げてきた世界が崩れてしまうようで、声にすることはできなかった。代わりに湯呑を手に取り、台所へと向かう。]
大丈夫ですよ。もう、大丈夫です。
[ それは植頭さんと福原君にかけた言葉か、私自身に言い聞かせた言葉か。台拭きを手に取り、零れたお茶を拭う。さて、あまり負荷をかけることの出来ない私の頭から煙が溢れそうになる。これは一度、情報を整理しなければならない。 福原君>>34が部屋を辞したのを見送った後、私もまた立ち上がる。]
私は少し、散歩に行ってきます。 植頭さんはどうぞお好きに過ごしてください。 特に取られるものはありませんし、施錠もお気になさらず。 用事が終われば、そのまま帰っていただいて構いませんので。
[ 動揺を抑える為に仕事時の口調で話しかけて、雪駄を引っ掻けると返事も待たずに部屋を出ようとした。]
(37) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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[幼い頃、母親は裕に女の子の洋服を着せて 写真を撮るのが趣味だった。 童顔で可憐な容姿を持つ母に似て、 裕はまるで女児のように愛らしい顔立ちをしていた。
可愛らしいドールを集めて、手作りの洋服を着せて 同じ趣味の仲間にお披露目をして楽しむ。 そんな趣味を持つ母だったから、 女っぽい容姿の息子に少女の格好をさせたのも ほんの他愛ない戯れだったのだろう。
それがまさか、 後の裕の性癖に影響を及ぼすなんて きっと、予想もしていない。]
(38) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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[実際、小学校、中学校と進学するにつれ、 少し華奢で中性的な顔立ちは相変わらずだったけれど 変わった趣味を持つこともなく、 裕は真っ当な男の子としての道を歩んでいた。
ある時、母親がアルバム整理と称して 過去の写真を広げているのを、 ──偶然、見てしまうまでは。]
(39) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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[真っ白いレースを重ねて作った ひらひらふわふわと揺れるワンピースを着て 長く伸ばした髪にリボンを飾り カメラに向かって無垢な笑顔を見せる、幼い自分。]
それを見た瞬間、裕の胸の奥で 何かがキュ、と甘く疼いた。
女の格好をした写真なんて 恥ずかしいから広げるなと母親には頼み、 すぐにしまわせた、 けれど。
自分でも気が付かないうちに、 裕の手は、写真の一枚を抜き取り、 そっと、学生鞄に忍ばせていた。]
(40) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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[それから、だ。 裕が時々、自室で化粧をしてみるようになったのは。
鏡に映った自分は、まるで本当の女の子のようで ずっと鏡を見つめていると、ドキドキした。
そのうち化粧だけでなく、 女性の洋服も買ってみることにした。 たくさん買ってはしまう場所に困るので、一着だけ。
洋服の次は、子供の頃伸ばしていたような、長い髪。 自前の髪は、もうそこまで伸ばせないので、 通販でウィッグを購入した。
すべてを身につけて、再び鏡の前に立った時、 そこに、越智裕という少年はいなかった。]
(41) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
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[自分だけが会える、
鏡の中の少女──。
それを他の人にも見て貰いたくなるまで そう時間はかからなかった。]
(42) 2013/09/03(Tue) 03時頃
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[中学を卒業して高校に入学し、 何食わぬ顔をして仲間たちと過ごす毎日。
少女に会えるのは、 鍵のかかった自室の中でだけ。
どこか満たされぬものを感じながらの日々を変えたのは 友人が聞いて来た、あるアパートの噂。]
(43) 2013/09/03(Tue) 03時頃
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……いえ、お互い忘れた方がいいかもしれません。
[ 植頭さん>>36に背を向けたまま、私は一言だけ言葉を発する。こういった場面はおじさん二人では絵にならない。そう思える余裕がまだある自身の逞しさに無性に笑いたくなって、口元を押さえながら戸へ背を預けた。]
全く、私のようなおじさんが動揺するとはお恥ずかしい。 なあに、芥川の『河童』に比べたら、何てことないじゃないか。
[ くつくつと喉を鳴らして、植頭さんにねえ、と相槌を求める。慌てて動いたためにずり落ちた眼鏡を指の背で押し上げて、植頭さんを見つめれば、彼はどんな表情をしていただろうか。私は生来の落ち着きを取り戻し、首の後ろに手を当て口角を上げる。]
いえね、少し悪戯な客人が来ていた、ただそれだけのことですよ。
[ 謎かけのような問いを投げかけられたのは、話し相手が植頭さんだからだ。そんな悪戯心を忘れていなかった私は、彼がどんな反応を返そうと、私は数瞬も待たずに噴き出す自信がある**]
(44) 2013/09/03(Tue) 03時頃
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ふぅむ、次はメロスでは戻れない
どうするか
(-17) 2013/09/03(Tue) 03時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 03時頃
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[変わったアパートがあると言う。
不便だけれど、見晴らしが良くて、 街中からは離れているからひと気は少なくて、 それでいて建物は小洒落ていて、リフォームも自由。
隣が墓地になっていて、 そのせいか、不思議な声が聞こえたり 物が勝手に動いていたりするという、 曰くつきの物件だそうだ。
肝試しに行くか? と、一緒に話を聞いた友人は笑って言った。 この年頃の男女は、こうした怪奇現象に目がない。
けれど、裕が注目したのは、別のポイント。
そのアパートの管理人は、 どんな事情の者だろうと、 深く詮索せず、受け入れてくれるのだと言う。]
(45) 2013/09/03(Tue) 03時頃
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[そのアパートの名前は、『わかば荘』。
そこなら──。 もしかしたら──。
鏡の中から出て来れない、“少女”の自分を 誰かに、見てもらえるのではないか──。
期待に胸膨らませた裕が、 驚くほどの熱意で両親を説得するまでに それから、さほどの時間は掛からなかった。]
(46) 2013/09/03(Tue) 03時頃
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[ただ──裕は一つ失念していた。
高校から通えない距離ではないわかば荘に、 同じ高校の生徒が住んでいる、可能性を。**]
(47) 2013/09/03(Tue) 03時頃
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/* 後戻りの出来る変態にしようと思っていましたが、 思ったより後戻り出来ない所に来てしまいました。
どうする、俺!
(-18) 2013/09/03(Tue) 03時半頃
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――102号室――
[人それぞれで作るものを変えるだとかまではしないので、リクエストは早い者勝ちなことがよくある。 他にもいくつかリクエストはあったかもしれないが本日はオムライスが採用された。]
オムライス、オムライスねえ……
[冷凍庫を漁る。炊いておいたコメはあとどれだけあるだろうか。大抵こういう大所帯飯に備えて、多めに置いてある。 5人くらいなら大丈夫そうだ。 冷蔵庫に移る。卵は充分。チーズもあればいいと思ったが、粉チーズしかない。まあいいか。 鶏肉もついでに出して、あとは牛乳、ケチャップ。 シンプルなケチャップライスを作るつもり。]
(48) 2013/09/03(Tue) 04時半頃
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[スープの素と冷凍しておいた刻み玉ねぎを軽くバターで炒めつつ、ご飯も解凍開始。 一旦玉ねぎを皿にあけてから、卵を割って溶きほぐす。チーズ、牛乳、ミルから直挽きの胡椒、塩ひとつまみ。 ご飯が無事解凍されたらフライパン行きで、さいころに切った鶏肉、ケチャップ、炒め玉ねぎを合わせて炒める。 こっちにも胡椒を利かせるのが好きだ。上からがりがり挽いて、香り立つのが楽しくて仕方ない。]
〜♪
[自然鼻歌なんて歌いながら、フライパンをあおる。 鮮やかな赤の濃いオレンジ色のケチャップライスをたっぷりと作って、それから卵で包むのに、空いたフライパンに卵液を流す。 フライパン全面に広げてケチャップライスを盛り、手首をポンと――なんて職人芸は持っていないので、フライパンの縁を使いつつ卵をたたむようにして包んでいく。 これだって舟形になるのは違いないと、自分に言い聞かせて。]
(49) 2013/09/03(Tue) 04時半頃
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ジャニスの分、作るとは言ったけど今じゃないほうがいいわよねえ。 冷めちゃうし。
[そう言いつつ、出来上がり次第どんどん持っていってしまう。 大体レディーファーストでテーブルに置いていくが、所詮オムライス、卵料理。 それほど時間をかけることなく今いる人数分が揃う。]
……、
[気が向いた。 余った鶏肉に卵液浸して、チキンピカタを作って置いておく。 「彼」だと、男の子だと聞いたどこかの6人目が、やってくるかもしれないと思って**]
(50) 2013/09/03(Tue) 04時半頃
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肉屋 ニールは、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 04時半頃
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[そもそも生霊となっている国谷利右衛門信綱とはどの様な人物だったのか。
国谷は数年前、陸上の世界を賑やかせていた中〜長距離選手だった。 子どもの頃から走るのことが好きで、馬鹿みたいにずっと走っていたら馬鹿みたいに速くなった。
世界一を目指し始めたのは中学一年の頃。 『俺が一番速い』が口癖になるのにそう時間はかからなかった]
(@8) 2013/09/03(Tue) 06時頃
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[高校二年でインターハイで優勝し、大会記録を塗り替えると一躍世間から脚光を浴びることになった。 雑誌にも載ったことがあるが、取材に応じたことは一度もなかった。 そんな暇があるくらいならばトレーニングをしていた。 だから、全ては周囲が勝手に騒いでいたこと。 それでも将来を嘱望される存在であったことには代わりがない。
高校三年になり、才能もあり寝ずに努力していた馬鹿は危機に直面することになった。 合格できそうで、なおかつ通えそう大学がなかったのだ。 誘いはあったが、変哲な国谷をそれでも受け入れてくれる大学は全て実家からは遠方の地。 決して裕福ではなかった国谷家の家計では厳しいものがあった。
そんな折に見つけたのがわかば荘だった]
(@9) 2013/09/03(Tue) 06時頃
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―雑談室―
それで俺はここに住んで大学に……
[通っているはずで――。 今まで気にも留めていなかったことが疑問となっては泡沫となって消えていく]
…………
[瞼を瞑り、額に手を当てればそこには既に紅はない]
俺は……
[源蔵の部屋での事を思い出す。 瑠美はまるで国谷のことが見えていないかのようではなかったか。 植頭はまるで国谷の喋る言葉すら聞こえていないようではなかったか。
思い返せばそうした節はいつも、どこかしこに存在していた気もする。
白栖も、もしかすると――]
(@10) 2013/09/03(Tue) 06時頃
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なー、お前は俺のこと分かるよな?
[雑談室のキャリーバックに居を構えるミィに話かける。 この仔猫は国谷の事が分かっているみたいで、しょっちゅうジャレられていた。 今もガジガジと甘噛み?されながらその頭を指先で撫でていた。
見えない人には、ただ仔猫が何やらしているようにしか見えなかっただろう**]
(@11) 2013/09/03(Tue) 06時頃
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