108 Persona外典−影の海・月の影−
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[徐々に近付いてくるお父さん。 私との距離は、もはやない。 そして、お父さんは私の目の前でかがみこんで。]
「あかり……大丈夫、か……。」
[そう、語りかけた。
……ああ、本当に、お父さんなんだ。 本当に、もう、壊れてしまったんだ。 もう、決して戻ることは、できないんだ……。
スクナビコナが、吠える。 それは、私の心を表した、慟哭のようで。]
(*31) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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[スクナビコナが、両手から糸を出す。 そのいとは、おとうさんを、くるくるかこんで。]
ズシャアッ
[まっぷたつにわれていたおとうさんは、ばらばらになった。 ぴあのせんのようにほそいいとに、くろいちがしたたる。]
(*33) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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(私は、なにをした?)
[足元には、バラバラの、したい。 お父さんに酷似した、したい。
うでも、あしも、どうたいも、くびも、ぜんぶきりはなされてて。 なのに、顔は、お父さんとわかってしまう。
わ た し が こ ろ し た ?]
(494) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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いやあああああああああああああああ!
[慟哭は天をつく。 違う。自分じゃない。 自分が割ったんじゃない。 自分がバラバラにしたんじゃない。
ただひたすらに、現実から逃げて。 枯れるまで、叫び続けた。]
(498) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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あ、うあ、あああ、あは、はぁっ。
[人が見ていることに気づく。 乾いた笑いが出る。 ため息のようだ。]
ちがう、ちがう。 わたしじゃないよ。
[それは、誰に向けたことばだろうか。]
(506) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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ちがうよ。 あれはおとうさんじゃ、なかったんだよ。 いや、わたしがやったんじゃないよ? だって、わたしはじっとしてたもん。 かってに、われて、ばらばらになった、だけ。
[身勝手な理を積み立てる。 少女の心は……崩壊していた。]
(*38) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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うん、ちがうよ。
[ただ、それだけ言う。 だってそうでしょ? スクナビコナはこんなことできないもの。 私じゃない。私じゃないんだ。
ねぇ、そうでしょ?]
お父さん。私じゃ、ないよね?
(515) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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あかりのおとうさん、じゃないの? ……ちがうよ、あかりのおとうさんだもん。 みまちがわないよ。
おとうさん、だもん。おとうさん、だから……。 おとうさん……しんしゃった……?
(*40) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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そうだよ。お父さんだよ。 ……ね?おとうさん。 そうだよね?
[明らかに命のない物質に呼び掛ける。 それは、多大な混乱を招いているからだが、他人からこの態度はどう見えるか。]
(524) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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あえるの?おとうさんに。 ……うん、わかった。
あかりは、しゃどうのうみと、このまちをつなげるよ。 おにーさん、ありがとー! しんせつなんだね!
(*43) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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おとうさん、だよ? ね?おとうさん。
ねえ、へんじをしてよ。 わたしのおとうさんだって。 ねえ。ねーえー。
[巡理に答えるように、壊れた少女が、駄々をこねる。 それは、二人にはどのように写るだろうか。]
(532) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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……いない、の?おとうさん。 いなくなっちゃったの? ……おかあさんみたいに。
[暗く、冷えた、無邪気な瞳。 遠い過去を写す、赤。]
どうしよう。しんぱいしてる。 おとうさんのところに、いかなくちゃ。
(535) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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……あ。 わた、し……。
[頬を叩かれて、私が帰ってくる。 同時に、恐ろしい現実を思い知る。]
おとうさん、が……おとうさんが……!
[かけられた手にすがるように抱きつき、涙をこぼす。 現実を直視できないほど、楠 明は賢くないわけではない。 かといって、現実を受け入れられるほど、強いわけでもなかった。]
(543) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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(わかってる。私が、殺したんだ。 隠し通さなきゃ。 でも、なにか、忘れているような。)
(おとうさんは、とおくにいっただけ。 だから、うみとまちをつなげなきゃ。 おとうさんに、あいにいかなきゃ。)
[記憶は混濁する。 人格は乖離する。 二人の明が、ここに生まれた。]
(*46) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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[抱き締められて、涙を流す。 ああ、自分は許されているのだと、勝手に逃げている。]
おとう、さんが……バラバラになって……。 顔を、見た。お父さんだったの……。 った一人の家族だったのに……おとうさんが……お父さんが……!
[自己保身。現実逃避。 そのために、泣きじゃくる。 いつかつけがくることを、少女はまだ知らない。 ]
(548) 2015/02/16(Mon) 01時頃
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うっ、ひっく……。
[あやされながら、泣き続ける。 シャドウが人になり変わるなんて知らないから。 あれがお父さんだと、信じて疑わなかった。
それが、悲劇となるのか。 それとも、希望へのトリガーなのか。 まだわからない。]
(567) 2015/02/16(Mon) 04時半頃
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