21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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/* ぷらいどってなんだ!!! サミュエル可愛いからだめだーウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!
(-4) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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[最後の余韻を堪能して、ふぅっとため息を吐く
技巧はあるが華はなく、情熱はあれど愛がない 自分のピアノはそういうもの どんなに焦がれていたとしても 音楽から愛されないのも仕方のないこと
それを見抜ける人物ならば 自分の音など風の囁きよりも無意味だと 思われる自覚はあった]
(…寂しい音だ)
[別の言葉に置き換えるなら「空な音」 つまり、そういうこと]
(18) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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[提案、頷く。これ以上、やらかして、駄目になる、怖い。 ハロルド直伝(非公認)よく効く。 昔のよう、ハグしてもらう、嬉しい、目を細めて。 体重のせて、寝台倒れこむ。久しぶり、グレッグの顔、
”俺のこと、嫌いに、ならないでね。” 息だけで、囁く。
少しずつ、昔と違う、もう、昔の声もなくて、 俺には何もなくて、そうと、願うしか、できない。 グレッグが好きだった歌、何も歌えない、 歌うための、喉、薬品で焼いた。俺のこと 重かったり、いやだったり、で、疎遠、なのかな、思う。 それは、しょうがない、自業自得……
そこまで、考える、泣きたくなる、さっきとは別の意味で。 グレッグ、寝間着、襟元で勝手に拭う]
(19) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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[医務室からも、ピアノの音からも逃げて、中庭へと足を向ける。
昨日の嵐のせいで、薔薇の葉や花がぱらぱらと散っていた。 傷付いた薔薇の木をゆっくりと見ながら、隠れるように逃げるように]
あ、
[>>2なんかいた]
ラドさん?元気ない、ですか?
[お揃いの赤い目が、かちりと合ってしまったから、声をかけて 泣いたのは自分も一緒じゃないかと、少しばかりの滑稽さを覚える]
(20) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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[演奏が終わると、鳥がふわっと飛んだ。 ピアノの端に止まり、 ハロルドに向かって首を傾げる]
こんな時間まで起きていて大丈夫か?
[ピアノに近寄りながら声をかける。 ハロルドに会えて嬉しくなり、 知らずに声音が柔らかいものへとなっていた。 彼は気づかなかったけれど]
(21) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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…フィリップ先輩?
[次の曲をどうしようかと顔を上げると ドアの前に赤い鳥を連れた人影]
(…薔薇の香りはやっぱり先輩から)
[そう確信するが、姿を見られた安堵が大きく ふわっと彼にほほ笑んだ]
(22) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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/* ト書きの 彼=フィリップ としたのが 今になってめんどくさい。 そもそもト書きなんて どう書いたらいいのかわからなくて。 試行錯誤なうだから、文体が変化してるのがわかる。 いろいろごめんなさいしなきゃいけないことがあって、 すごく、とても、ごめんなさい。
(-5) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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えっ、こんな時間?
[今日は朝から目まぐるしい1日で いったい今が何時なのかも気にするどころではなく]
…やっぱり、リュシュカは 先輩と一緒にいた方が嬉しそうですね
[と、首を傾げる鳥を見て笑う]
(23) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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[押し倒されるように、ベッドに倒れこむ。 薄い寝間着から伝わるサミュエルの熱。 近い顔。]
……大丈夫だ。 俺は、サミュエルのこと、嫌いになんてならない。
[あの時と同じ言葉を言う。 自分の喉を薬品で焼いてしまった、サミュエル。 あれは声変わりの時期だったか。 サミュエルの、声じゃなくて。 歌が好きだったと言えば良かったと後悔した。 もう、聞けない。]
(24) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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[幼馴染に嫌われたくないと思うのは、同じだけれど。 同じ言葉を、口に出して言えない。
きっと、今俺が何を考えているのか知ったら。 嫌いになるよ。
そんなことを思う。]
(25) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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あぁ、時間…か。そういえば時計を見ていなかったな。
[きょろきょろと辺りを見回して時計を探すが、 あいにく此処にはないようで]
少し疲れてきたから そろそろ寝る時間だと思ったんだけど、 ハロルドは寝ていたから……っと、
[言葉をとぎらせ、脇に抱えていた本を差し出す]
俺の部屋に忘れていただろ。 届けにきたんだ。
(26) 2013/08/07(Wed) 02時頃
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…………
[知ってる、前も聞いた言葉、そのまま信じた言葉。 でも、今、それを聞くのは、惨め。]
[”だって、グレッグは、実際、疎遠だ。”]
[息だけで、落とす。] [そこを、問いただせば、きっと、困らせる。 グレッグ、優しいから、言えないんだ。 でも、惨めで、すごく惨めで、聞いた。 グレッグの、後悔、も、思考も、知らず、思う。]
[変わらない、グレッグの体温、心音 変わった、前より、逞しくなった? 一緒、眠れて、嬉しいはず、なのに 今、惨めで、涙がこぼれる。]
(27) 2013/08/07(Wed) 02時半頃
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…そういえば、時計見当たらないですね
[見回すフィリップの言葉で初めて気づく 時が止まって欲しい そんな願いを誰かが聞き入れてくれたのだろうか?]
先輩、先ほどは休ませてくださって ありがとうございます
…お陰様で、無理さえしなければ ピアノくらい大丈夫です
[伝えるそびれていた礼を告げ]
…けど、やっぱりサミュエル先輩には 全然叶わないです
[と、苦笑した]
(28) 2013/08/07(Wed) 02時半頃
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[触れ合う箇所を意識すれば、熱くて。 薔薇の匂いが部屋に漂う。 誰でも良いなんてことはない。 嗚呼、でも。 なんでだ。
トレイルの言ったように、薔薇に化かされているのか。]
……サミュエルの所為じゃない。 嫌いになってなんかないから、安心しろ。
[手を伸ばし、涙を拭う。
嫌われたくないから、と一言言えたら、どんなに楽か。 それすら言えない。]
(29) 2013/08/07(Wed) 02時半頃
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…本をわざわざ、ありがとうございます
[差し入れた本に手を伸ばそうとして 一瞬、動きを止める
それを受け取ったら もう、会う口実がなくなってしまう それに気づいてしまい
思わず手を引っ込め 首を傾げて彼に問うてみる]
…その本、どうでした?
[すでに自分は幾度となく読み眺めていて その内容すらも覚えているのだが 感想はといわれると、冷静に見られない]
(30) 2013/08/07(Wed) 02時半頃
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[困らせてる、俺のせいじゃない……
”じゃあなんで? 歯切れ、悪い。どうして?”
普段、言わないよう、困らせないよう、してるのに、 嫌われたくないから。 それなのに、拭ってくれる手、縋り抱きしめて、 繰り返す、薔薇の香りが強くて。]
[何にもない、俺を、好きになって。 なんて、セシルや、グレッグの優しさ つけ込んで、言ったり、しないから、 それは、ちゃんと諦めてるから、どうか]
[”何もない、浅ましくて、駄目な俺、嫌いにならないで”]
[もう一度、囁いて 掌、口付ける、懇願、そうきいたこと、あるから。]
(31) 2013/08/07(Wed) 03時頃
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[さっさと渡して離れた方がいい。 そんなことはわかっているのに 彼の心は此処に居たがった]
[引っ込められた手に疑問を持つも]
最後まで読んでいないんだけど、
[と前置きし、]
赤い薔薇の描いてあるページがあっただろ。 そこがすごく印象的だったな
(嫌な意味で…ね)
[と答える。 赤薔薇といえば心に響く声と荊の痕。 だから、その本の赤薔薇も嫌いだった]
どうして、その本を大切にしているんだ?
(32) 2013/08/07(Wed) 03時頃
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…先輩、薔薇お嫌いですか?
[印象的、という言葉が気にかかる 否定でも肯定でもない言い回しから もしかしたら、気を使われているのだろうかと]
大切というか…その…
[肌身離さずとまではいかないが ずっと何年も手元に置いていた理由は 実に他愛ないもので、少し口ごもる]
(33) 2013/08/07(Wed) 03時頃
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[どうして、と囁かれても答えられずに。
嫌われたくないくせに、言えない。 追いかけるのは、自分らしくない。 たった一言が、言えない。
なんてくだらないプライドなんだろう。 でも、捨てられない。]
そんなことない。サミュエルは、駄目じゃない。
[何もなくて……浅ましいのは。俺の方だ。
音楽も分からない。 浅ましくて、今この場でも、意識は半分そこにあって。
懇願の意味を持つ、掌へのキス。 たったそれだけの行為で、箍が簡単に緩む。]
(34) 2013/08/07(Wed) 03時頃
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理由をいっても…笑わないですか?
[少し弱った顔をして、首を傾げる]
長い話と、短い話…どちらで知りたいです?
[どこか探るように、フィリップを見上げて]
(35) 2013/08/07(Wed) 03時頃
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ん?
(あぁ、気を遣わせたかな)
[自分の失敗なのだろう。 ハロルドに悟られてしまったのは]
笑ったりしないよ。 俺は、長い話が聞きたいな。 ハロルドのことを知りたいから。
[だから。 いつも通りの笑顔を作り、 先の話題に触れないように続きを促した]
(36) 2013/08/07(Wed) 03時頃
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/* ハロルドかわいい。 さすが本家(非公認)は違う。 もふもふしたい。もふもふ。
そして白が@934なんですけど。 補充が入るまで もつかな?
(-6) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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[慰めてくれる、優しいグレッグ、だから、惨め。 だめじゃない、どうして言えるの?]
”グレッグは、知らない。 俺、もう、毎朝、勃ってることも、 今日なんて、寝てるセシル、横、我慢できなかったっ”
[どう、これでも、慰められる?息だけで、吐き出す。 涙、伝う、でも、悔しくて、睨みつけて 二次性徴、なかった、俺は、もういない。 なにも、ないくせに、こんなことばっか、成長して。
顔。熱い、息も、熱い。 歪んだ視界、歪んだ、世界、 もうやだ、やだ、いやだ……!!]
(37) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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[フィリップの笑顔にほほ笑みを返す
サミュエルと図らずも抱き合う状態を見られた時 どうして、彼の言葉から棘を感じたのだろう その理由が分からない
けど、自分はとても哀しかった]
…長い話の方ですね 先輩は…俺のピアノを聴いてどう思いました?
[自分のことを知りたいと彼はいう その理由が分からない
けど、長く話せるということは その分長く一緒にいられることで――嬉しい]
(38) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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/* (。・ω・。) サミュエルのどストレートな告白に 今、飲んでいたお茶拭いて、部屋一周回ってきたところ
(-7) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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[年下の、幼馴染。 兄弟とは違うけれど、似たように思っていた存在。 だから、知られたくなかった。
しかし。 その告白は、緩んだ箍を外すには十分で。 泣いているその顔も。 涙で濡れて、睨んでくるその目も。]
隣にセシルが寝てたのに? ……へぇ。
[涙を拭っていた手を、頬へと滑らせる。]
(39) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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[音楽に関しては授業で扱ったくらいしか知識がない。 そんな彼に対して、 ハロルドの質問はとても難解なもので。 いくら考えても答えなど出ないのだから、 思ったままに言ってみることにした]
上手いと思ったよ。 なんていうか…選曲がハロルドらしいっていうか。
[少し迷って、付け足した]
わかってると思うけど、 俺は音楽のことはわからなくて。 どこがどう なんて言えないんだけど… 好き嫌いなら、断然好き。
[たくさんの演奏を聴いていなくても、 理由なんて言えなくても、 心が感じた印象ならハッキリと言うことができた]
(40) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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……………………
[ああ。ほら……さっきまで、違う、グレッグの雰囲気。 嫌われた、当然だ……触れてる手、熱い。 終わった、そう思いながら、確認するような、言葉 頷き返す。きっと、死んだ魚、そんな目で。
最終通告、見上げて、待つ 薔薇の香り、濃い中、胸が痛い、 涙腺、壊れた、止まらない]
(41) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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俺…自分のピアノ嫌いです だって、かまって欲しいこどもの悲鳴ですから
誰かに笑顔になってもらいたいとか 悲しみが和らぐようにとか
…全然、そんなこと思って弾いてないです
[自分による自分のための自分のピアノ サミュエルとの決定的な違いはそこだろう 分かってしまえば、何てことない しかも、自分はそれを変えたいとは思っていない]
(42) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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先輩…俺らしいって、どういう意味ですか?
[フィリップをじっと見つめる
彼の目に自分はどのように映っているのだろう その先に、絶望があったとしても 訊かずにはいられなかった]
(43) 2013/08/07(Wed) 03時半頃
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