人狼議事


78 わかば荘の薔薇色の日常

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【鳴】 MNU機関 ジャニス

[声が震えている。
心なしか顔色も紅潮して見える。

もしや草芽も風邪ひいたのでは──
なんて思いかけた矢先、
息を吸い込んだ草芽のつっかえつっかえの言葉に
驚いたように、遊は僅かに目を見開いた。]

(=32) 2014/06/30(Mon) 02時半頃

【鳴】 MNU機関 ジャニス

[言われた言葉の意味を理解しきる前に
草芽が向きを変えずに後退してゆく。]

 草芽

[咄嗟に呼び止めて]

 ──これ、

[草芽に引かれていた方の手にずっと握られていた
アイスのついていないただの木の棒を放り投げた。]

(=33) 2014/06/30(Mon) 02時半頃

【鳴】 MNU機関 ジャニス

[染み付いた薄い水色の滲む木の棒には
薄っすらと掠れた文字で『あたり』と書かれている。

遠目にただのゴミにしか見えないそれを
キャッチしたか落としたか、確認はせずに。]

(=36) 2014/06/30(Mon) 02時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 …──おやすみ。

[草芽の黒い輪郭に流し目をくれて、
自室の重いドアを引き開けた。]

(52) 2014/06/30(Mon) 02時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─ 201号室 ─

[開けっ放しの窓から、
雨が降り出す前特有の、腥い風が流れて来る。

真っ暗な部屋の中で
消し忘れたノートパソコンの白い光が
白々とキーボードを照らしている。

今日は色んな意味で來夏が頑張っていたから
ご褒美に渡そうと思って買って来たエクレアが
袋の中で生暖かくなってゆくのに
すぐにそれを渡しに行こうとか、
冷蔵庫に入れようとかいう気になれない。]

(54) 2014/06/30(Mon) 02時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[必要と思うことはすべて口に出している。
言わないのは、
言う必要がないと思っているからだ。

それ以上の──]

 なにを……

[草芽は、知りたいと望んでいるのか。]

(57) 2014/06/30(Mon) 03時頃

【独】 MNU機関 ジャニス

/*
ねむ


い。

寝てたwww

(-55) 2014/06/30(Mon) 03時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─ 201号室 ─

[背に固い扉の感触。

部屋に入った遊はすぐにその場を動かず
窓の外の漆黒を見詰めて
数秒ほどぼんやりとドアに体重を預けていた。

それからおもむろにキッチンに向かい、
ミネラルウォーターと調味料以外
めぼしいものの何も入っていない中型冷蔵庫に
買って来た要冷蔵の品を全部突っ込むと、
つけっ放しのノートパソコンの前に、義務的に腰をおろした。]

(74) 2014/06/30(Mon) 09時半頃

【鳴】 MNU機関 ジャニス

[デスクトップのアイコンをクリックすると
行と文字数の表示程度の機能しかない
無愛想なテキストエディターが開く。

タイトル未定のその作品は
地方の酪農家の青年を主人公として、
青年が勤める牧場で人や動物が巻き起こす事件を
面白おかしく描いた大衆小説である。

主人公の青年は感情の起伏の激しい
いわゆる“わかりやすい”性格をしており、
なにか事件が起こる度に、泣いたり笑ったりの葛藤を繰り返し
仲間達と様々な出来事を解決してゆく途上で
酪農家として人として、成長していく物語となっている。]

(=63) 2014/06/30(Mon) 11時頃

【鳴】 MNU機関 ジャニス

[小説はもう、ほとんど終わりまで来ている。
今書いているのは起承転結の結にあたる章で、
ストーリー全体を纏める一番重要な部分である。

今、小説の中の青年は、
台風の後の濡れた牧草地に一人佇み
雲間から射し込む朝日浴びて────…]

 ──……。


[──浴びて。

もうずっと──
少なくとも半月以上、何の結論にも到達出来ずに
そこで立ち尽くしている。]

(=64) 2014/06/30(Mon) 11時頃

【鳴】 MNU機関 ジャニス

[締め切りは半月後と、目前まで迫っている。
にも関わらず、最終章に手を付けようとすると
途端に何も言葉が浮かんで来なくなるのだ。

結局、遊は毎晩、
書き終わった章の修正ばかりを繰り返している。

書かなければ──と、思えば思うほど
書きたいことを見失う。

そもそも、真実を言えば。
遊がこの作品中で書きたいことは、
ほとんどないと言ってもいい。]

(=65) 2014/06/30(Mon) 11時半頃

【鳴】 MNU機関 ジャニス

[賞を獲ってデビューするために、
読みやすく感情移入しやすい題材を選び、
選考者受けする要素(ピース)を
パズルのように各章に嵌め込んだだけの、
システマティックな物語。

それが──、今書いている小説の正体である。]

(=66) 2014/06/30(Mon) 11時半頃

【鳴】 MNU機関 ジャニス

[ちなみに──
遊が狙っているのはハムスター新人賞だ。

ハムスター出版──通称公出版と呼ばれる
マイナーな出版社が企画する新人賞で、
賞金の額こそ少ないものの
大賞受賞作の書籍化が約束された
貴重な新人賞のひとつである。

出版社自体がマイナーとあって
他の出版社の新人賞に比べると
作品の応募数自体がかなり控えめとなっている。

とりあえずどこでもいいからデビューをと考える遊にとっては
ライバルの少ないこの賞は狙い目であり、
同時に、今回が最後の機会──でもあった。]

(=67) 2014/06/30(Mon) 11時半頃

【独】 MNU機関 ジャニス

/*
こういう何言ってんのお前的な捏造が一番辛い。
適当にぼかしてなんとなくで押し通した方が絶対楽なのに、なぜかやたら詳しく説明したくなってしまう悪い癖。

(-69) 2014/06/30(Mon) 11時半頃

【独】 MNU機関 ジャニス

/*
ものすごく……どうでもいい……。

(-70) 2014/06/30(Mon) 11時半頃

【削除】 MNU機関 ジャニス

 
 ────……、

[──結局、
今日も青年は何の結論も得ないまま、
試される大地に放置された。]

2014/06/30(Mon) 11時半頃

【鳴】 MNU機関 ジャニス

 
 ────……、

[──結局、
今日も青年は何の結論も得ないまま、
試される大地に放置された。]

(=68) 2014/06/30(Mon) 11時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[小説が、最終章以外
もうこれ以上いじるところのない状態に近づいた頃、
遊は短く嘆息して、片手でノートパソコンの天板を閉じた。

側面の排気口から熱風を吐き出し続けていたファンも
しばらくして沈黙する。

空はいつの間にか白み、
針のような細い雨を降らせ始める──。]

(80) 2014/06/30(Mon) 11時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[時計の針が指しているのは
他人の部屋を訪問するにはまだ非常識な時間。

昨夜から着っぱなしだったリネンシャツをハンガーに掛け
タンクトップを黒に変えて
上から着心地のいい白い半袖パーカーを羽織る。

ローテーブルの横には、空になった泡盛の瓶が立っている。
その横に放ってあった黄色い袋と
冷蔵庫で冷やされたアロエヨーグルトを手に
遊はふらっと自室を出た。]

(81) 2014/06/30(Mon) 12時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[いつもの裸足、いつもの足取りで
誰もいない階段を下り、
104のナンバープレートが掲げられた扉の前で止まる。

コンコン──と、
無遠慮なノックが南方の部屋を襲った。]

(82) 2014/06/30(Mon) 12時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/06/30(Mon) 12時頃


【独】 MNU機関 ジャニス

/*
あれだもう
フランクの接続時間を遊とずらすとかどうでもいいから
とりあえずこのまま天露と話そう。

(-72) 2014/06/30(Mon) 12時頃

【独】 MNU機関 ジャニス

/*
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


しめられた

(-73) 2014/06/30(Mon) 12時半頃

【独】 MNU機関 ジャニス

/*

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

(-74) 2014/06/30(Mon) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─ 104号室前 ─

[静かな廊下で扉の向こうのに意識を向けていると、
聞き耳を立てずとも人の気配は感じ取れる。

ノックの直後にはしなかった微かな物音が
閉じた扉の方へ近づいて来て──]

(89) 2014/06/30(Mon) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 おは──

[ドアが開いたので、
好きのする笑み──のつもりの薄笑いを浮かべて、
南方より低い位置から見下ろすように顎を上げて
爽やかな朝の挨拶を言いかけた瞬間、ドアが閉じた。]

(90) 2014/06/30(Mon) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 …………

[片手をノックのために上げた半端な姿勢で
開きかけの唇を閉じる。]

(91) 2014/06/30(Mon) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[再度、ノックをしようと──
十回くらい叩いてやろうと少し手前に腕を引いた瞬間に
またドアが薄く開いて>>88]

 もう──

[隙間から見える男の顔を見て]

 朝だし。
 多分、必要だと思って

[黄色い袋を軽く掲げた。]

 差し入れ。

(92) 2014/06/30(Mon) 12時半頃

【独】 MNU機関 ジャニス

/*
そういや北海道って台風あまりないらしいね……。
書き終わってから気になって調べたら、酷い台風は滅多にこないって書いてあった。

たしかにね。
北海道上陸する前に大体いつも弱まってるよね。

知ってた。

(-75) 2014/06/30(Mon) 13時頃

【独】 MNU機関 ジャニス

/*
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


だめだじわじわ来る

(-76) 2014/06/30(Mon) 13時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[普段なら寝ているかもしれないが──]

 今日は起きてた。

[知ってた。
と言いたげに、閉じた唇を横に引く。

鼻声の、掠れ声。]

 風邪
 悪化してる。

[指で己の喉をさして、また笑った。]

(94) 2014/06/30(Mon) 13時頃

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