21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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ふうん。それなら、楽譜探すの、サミュさん、頑張ったですね。
……で、
[だん、と。 彼の顔の横の壁に、片手をつく]
……なぜ、逃げるのでしょうか。
[微笑み、首を傾げる。 嗜虐心と、それを伴う優越感。 彼がいるだけで、自分の存在価値が希薄になるような感覚が、そのときばかりは薄れて。
笑顔が歪んだ]
(302) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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……ふ、可愛い。
[手首を掴み、ぎちりと力を込める。 膝で性器をぐりと刺激して、冷たい目でアーネストの顔を見下ろす、 性的な欲求を感じるはずもない、単なる加虐]
…………。
[泣くかな。泣けばいいのに。 そうしたら少しはこの気分も晴れるかもしれない。
ぺろり。彼の首筋を舐め、喉笛に歯を立てた]
(303) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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彼はまだ呪いを行使するべき術を知らない
(*21) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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Liebe…… Liebe…… Ich will Liebe Es wird um Liebe bitten
[頭の中で自分に縁がない筈のフレーズがリフレインする]
ええい、薔薇の香りが気持ち悪い。
(304) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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[嵐に手折られた白薔薇は 固い蕾を残したまま 茨だけが伸びて、伸びて]
(*22) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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―――…、
[トレイルの言葉に、少年の表情から笑みが消える。 何か呟きかけて震えた唇は、またゆっくりを弧を描いて]
…無理しなくっていいのに。 そりゃちょっとは妬いたけどー… 俺は…今先輩が構ってくれたら、それでいいし…
[ちろり、口許へのキス、舌先で相手の唇へと触れて。 深く触れてもいいかを問う吐息に、笑みが混じる。]
…ね、先輩…、 誰のことで悩んでたの…?
(305) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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[昔、自分は正義の味方になりたくて。 学校でいじめがあれば庇ったし、 1人の子には、傍にもいた。 皆から好かれる、子供の頃に憧れた強いヒーローになりたかった。
だけど、年齢を重ねればそんな夢物語は儚くなるだけ、 もう今はただ面倒見が良いだけになった。 それでも変に凝り固まった正義感は 求められて無いのに、押し付けたくなる 自分のエゴの一つにしかならなくて]
(306) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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/* (・▿・) 皆がどこにいるのか分かっていないのです
(-92) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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“ 蒼薔薇も白薔薇も ” “ まだ捉えきれてないんだね ”
“ 赤薔薇も彼を捕まえただけ ” “ まだ心は赤く染まってない ” “ 咲くには まだ足りないんだ ”
“ でも ” “ きっと、いつの日か… ”
(*23) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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/* せしるんにいじめられたい(´∀`*)ポッ
(-93) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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[歌えない、場所、苦手。 言葉、扱う必要、交流に。
例えば、ハロルド、もう、あまり、演奏しない。 昔は、沢山、演奏してたのに。 内側の激しさ、燃焼する演奏。 凄いと、思う。俺にはないから。]
[音楽、芸術、すべからく、 相対価値ではなく絶対価値。 比べる必要ない、違う、それでいい。 ハロルドが、内側の激しさ、どう向き合う? いつも、逃がすよう、奏でる。 でも、それ、ハロルド、それも、ハロルド。 大事、何度か言った。 無理に、吐き出すだけ、勿体無い。]
(307) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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―――…どうでもよくないよ…、
(-94) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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―――…俺にとっては大事なことだよ…、
(-95) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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[でも、言葉、通じない、いつも、いつも。]
[いつも、いつも、いつも、いつも、いつも。] [いつも、いつも、いつも、いつも、いつも。] [いつも、いつも、いつも、いつも、いつも。] [いつも、いつも、いつも、いつも、いつも。]
[言葉、通じない、多い。 多くて、言葉のための声、いらない、そう思う でも、歌うため、声、必要だった……]
(308) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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[想いは、裡に留まった。]
(-96) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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ー廊下ー [彼は時間が欲しかった。 ひとりになれる時間が]
さて、何処に行くかな…
[呟いたのは、そうしていないと正気を保てないから。 それほどまでに、彼は苦しんでいた]
(309) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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構ってあげるよ。かわりに、俺に忘れさせてくれるかい。
[考えていたことは酷くぼんやりとしていて、 シーシャの笑みが消えたことには少し首を傾げるだけ。 舌の合図には少しうなづいて、彼のそれを受け入れた。 答えようとした、「考えていた人」の名前はそのキスの中に消え]
……。なんも、考えたくないな……。 楽に、なったら……いいのになぁ……。
[何かを考えようとしても薔薇の香りが蓋をする。 後輩になにかされるのは本当なら躊躇しただろうけど、 今ならなんでも受け入れられる]
どうせ…
[誰も求めてくれないんだ。 もう、いいや、と]
(310) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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サミュエルは、図書館に白い寝間着翻して向かう
2013/08/05(Mon) 22時頃
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[医務室から離れるように、廊下を歩いて。
立ち止まり、息を吐く。 何かを拭うように、口許を強く擦った。]
……頭でも、冷やそうか。
[向かうのはシャワー室。 頭から冷たい水でも被れば、落ち着くかと思った。]
(311) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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…多分
[まさか音楽室にあるとも思わなかったのだが、 街の音楽関係の店にだって中々ないものをよく見つけてくれたと思う。
背中にはもう壁がぴったりとくっついてしまっている。 耳の横で聞こえた大きな音に怯えと共に肩を竦めた。 目を瞑ってしまうほどに至近で聞こえる大きい音は、苦手だ。 昨日聞こえた雷のほうがよっぽどましだと思う]
どうして、って
[上手く答えられる自信が無くて言葉がすぼむ。 何を言っても、きっと彼の機嫌は直りそうに見えなかったからだ。 恐る恐る、目を開ける。喉が震えて、声が、出ない。 ただ引き攣れた空気だけが零れる]
(312) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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/* まずい。トレイル好きだ。
(-97) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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セシル先輩、やめて
[手首を掴まれて抱えていた本が落ちる。 背表紙から落ちて、ごとん、と言う音のあとにページが開く。 押し付けられる関節が、気持ち悪くて苦しい]
や、だ
[ユリウスが音楽室に現れたときと同じだ。 頭が朦朧として、薔薇の匂いがする。 ねっとりとした感触と人の体温が、怖い]
(313) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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[蒼い薔薇は揺れる、揺れる]
憂鬱で甘美な感情が私達の糧 赤薔薇と同じような美しい花を咲かせる そして芳香を振りまく
[蒼い薔薇は揺れる、揺れる]
(*24) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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/* グレッグともからみたすぎるーーーー!! 絡みたい、会いたい人が多すぎて、僕は!!
ハロルドもまたあいにいきたいし シーシャも……!! */
(-98) 2013/08/05(Mon) 22時頃
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/* やっぱり、フィリップ先輩も赤持って…
(-99) 2013/08/05(Mon) 22時半頃
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裏庭…は、ニーセンがいるか。 談話室は、人が多そうだし。
[結局、自室が一番 落ち着けるという結論。 しかしそこにはハロルドがいる]
…とりあえず、何か飲もう
[水でも飲めば落ち着くだろう。 それは甘い考えだと知っている。 だけど、 そんな些細な事にさえ縋りたくて。 彼は食堂へ向かった]
(314) 2013/08/05(Mon) 22時半頃
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/* 唐突にあることに気付いて芝をはやすだけのおしごと。
(-100) 2013/08/05(Mon) 22時半頃
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ー →図書室 ー
[向かう先、また一つ、向かう場所、 静寂、必要な場所、不似合いな音 >>302
音、声、聞こえ始める。言葉に解析、し直す余裕、ない。 誰の声、だけ、情報、拾う
セシル、と、アーネスト……?珍しい、組み合わせ。
扉、開ける。また、鈍い音、同じ方角>>313 足音、ばたばたと、かけたさき、 視覚、情報拾う。何?何か……]
ーーーーーーーーーーーーーっ
[セシル!アーネスト!!][息だけで叫ぶ。 声、出ない。かけた勢い、そのままに、抱きしめればいい? セシルの背中、声、聞いたことない、怖いけど]
(315) 2013/08/05(Mon) 22時半頃
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サミュエルは、リュシカがセシルにぶつかる寸前、回避に宙へ羽ばたく
2013/08/05(Mon) 22時半頃
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/* 整理すると
魔術師:俺 人狼、擬狼妖精:チアキ、フィリップ、ニーセン 鱗魚人:グレッグ 降霊者:サミュエル
賢者、降霊者、追従者、片想い セシル、シーシャ、ラルフ、トレイル
じゃあ、赤持ってそうなところかつ非妖精当てないとダメ? 完全に非赤でロールから読めてないところもありか…
(-101) 2013/08/05(Mon) 22時半頃
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ー食堂ー [扉を開けると、猫耳パーカーのニーセンがいた]
びっくりした…
[てっきり中庭にいるものだと思っていたから、 彼は驚いた顔をした]
猫のところにいるんだと思ってたよ
[ニーセンの脇を通り抜け、 食器棚から自分のカップを取り出して水を注いだ]
(316) 2013/08/05(Mon) 22時半頃
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[許しを貰うと角度を変えて深く、口付ける。 舌を絡めて、唇と、吐息を擦り合わせる行為、 息継ぎの間に、ふと、また笑みが零れ]
…いいよ。 " "でいいよ…、先輩…、
[少年は、自分でよく知っているのだ。 自分が何であるのかを。そしてまた、笑う。]
…なら、俺のことだけ見ててよ…。 ……考えなくて、いいから。
[濡れたトレイルの唇を指で拭う、 少しだけ、口端に当たる小指の歪な部分。 手は首元へ降りて、服の上からトレイルに触れていく。 見下ろす人が、忘れてしまえるように。]
(317) 2013/08/05(Mon) 22時半頃
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