21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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…ったい、サミュエル先輩?
[額にコツンと指が当たった衝撃に思わず]
(…そういえば前もあったな)
[と、数年前のことを思い出す
確か、ボンボンをこっそり食べた直後 レッスンを受けていて、夢中になって弾いていたら 酔いが回って立てなくなったことがあった
他にも自分は激しい曲を好むため そういう曲ばかりをレッスンで弾き続けていたら 息切れを起こして倒れたりとか
歳も近くその関係でよく顔を合わせていて そういう現場には大抵、彼がいた]
(253) 2013/08/05(Mon) 15時半頃
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ー 音楽室 ー [ちなみに、ユリウスからアーネストへの囁きは 耳が良いとはいえ、慌てていたこと。から 薔薇、咲かせる、ぐらいしかきこえておらず とうとう、後輩にまで貧乏くじ?と 体調の悪くなったユリウスが アーネストの噂でも頼って、園芸仕事 押し付けたのだろうとかしか考えていない。
それだと、何故口付ける必要があるか。 俺はその行為自体から全力で 思考を逸らしていたため、抜け落ちていた*]
(254) 2013/08/05(Mon) 15時半頃
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[ひとりっ子で両親はかなりの放任のため 兄弟子はそのまま、兄のような感じで 何かあれば頼っていたような気がする]
(…やっぱり、俺の音とは全然違う)
[穏やかにそよぐ風のような音を聴き改めて思う]
(255) 2013/08/05(Mon) 16時頃
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[物心ついた頃には 自分の中にいるのを感じた荒ぶる獣
檻に閉じ込め飼いならしたと思っていても 気がつけば、何かの拍子で顔を出し
しまった匣の蓋をしたと思っていても 蓋を破壊し尽くそうと暴れだす
見た目とは裏腹に 自分のピアノが自身に余るほど激しいのは その獣の咆哮であり 獣を自分の中から逃がすためのもの
多分、そこが自分と彼との決定的な違い]
(256) 2013/08/05(Mon) 16時頃
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/* ハロルドからの縁故にきゅん(*ノノ) */
(-85) 2013/08/05(Mon) 16時頃
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[サミュエル自身が こちらどう思っているかは知らない が、その音色に憧れる一方で 自分にとって彼は
越えたくても越えられない壁 元からして相入れないもの
サミュエルの為人は好きではあっても その音を作る能力――才能は 絶望を齎し、自分の最も嫌いな自分を暴き出す 残酷な存在として、あり続ける嫌なものであった]
(257) 2013/08/05(Mon) 16時頃
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からかった、のですか?
[>>214彼らの仲の良さは知ってるつもりだから、悪意のないものだろうとは思うけど。 顔を逸らしたグレッグを不思議そうに見上げれば、ぽふりと頭に手を置かれた。 悪い意味の行為ではないとわかっているから、抵抗はせず。 ただ、もう頭を撫でられる歳でもないから、困ったような笑いが溢れた]
んん……無理をしてはいないの、です。ただ、アーネの、アーネが……
[むう。唸って、顔を膝に埋める。 言葉が見つからないわけではない。穏便にどういえばいいのか分からない。
頭から手の重さが消え、少し涙目の視線を上げた。 置いていかれる犬のように、鼻にかかった、声とも言えない音が落ちる]
ん……。グレッグさんも、何かありました、ら教えてください。
[それから、きょと、と首を傾いで]
トレェルさん、何かありましたか?
(258) 2013/08/05(Mon) 16時半頃
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[グレッグが部屋を出たあと、しばらく膝を抱えていたが 外から物音がして、びくりと肩が震える。
見付かりたくない気分。
そぅっと外へ出て、ぱたぱたと廊下を普段より早足でかけていく。 きっと、今の時間なら誰も来ないはず。
思いながら、開けた図書室の扉。
自分の判断を呪うまで、あと十秒]
……アーネ
[ひくり。 穏やかなはずの顔がひきつった]
(259) 2013/08/05(Mon) 16時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2013/08/05(Mon) 16時半頃
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[従兄弟殿が何をいったかはさておき、 彼がさっき指差したほうを見る。 あっちでこもれる場所といったら図書室くらい。 何か調べるつもりなんだろうか。
足を向けてみようと思うと>>259セシルの姿。 思わず眉をしかめた。彼がチアキをよく思っていないのは知っているから]
…どーしたもんだろ。
(260) 2013/08/05(Mon) 16時半頃
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[自室へどうかのフィリップの誘いに 抗える理由が何もなく]
…す、すみません いえ…ありがとうございます
[身体を預けっ放しも迷惑だろう 支えてもらいながら、どうにか立ち上がり そのまま音楽室を後にした]
(261) 2013/08/05(Mon) 17時頃
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―裏庭― [辿りついた裏庭で爪切り片手にしゃがみ込む。 眺めた小指の爪は内出血で鈍い紅色が滲んでいて、 爪先はぎさぎさと粗く削れて切る程の長さはない。]
…深爪は痛いからやだな…。
[それにどうせ、またきっと噛んでしまうのだ。 直さなきゃ、わかってはいるのだけれど。 少し、気分が下降してしまってその場に寝転がる。 ここはピアノの音も遠い。静かな場所。]
……ねこ、
[そういえば、猫の姿が見えないと思った。 いつもは裏庭をうろついているイメージがあるのに ニーセンがいないと集まらないのだろうか。]
(262) 2013/08/05(Mon) 17時頃
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なんだ、淋しー…。
[呟いてから、少し後悔する。 ひとり、はぐれてしまった気持ちになって。 此処でも香る薔薇の匂いがその考えを助長させた。 誰か、猫でもいいから来てくれればいいのに。]
…誰か、構ってよ…。
[目を閉じた。**]
(263) 2013/08/05(Mon) 17時頃
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[少し考えて、やはりまたため息。 あんな不安げな様子に一緒にいてやりたいと強く思ったけれど 必要とされていないなら行くのも躊躇してしまう。 心配げな視線はそれでも図書室から逸らされた]
……。俺がいてもしょうがないよね。
[薔薇の香りのせいだろうか、従兄弟とキスした時には思わなかった痛みが少し。 …やっぱり、自分の勝手なエゴなんだと思えばごまかせた いつも思うことは一方的なもの、ふらりとまたどこかに]
(264) 2013/08/05(Mon) 17時頃
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片思いCO二回目
(-86) 2013/08/05(Mon) 17時半頃
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[玩具を見つけると触らずにはいられない年頃の者たちが集まるこの空間で 一目でハーフと分かるアーネストも、拙い言葉の自分も、周囲の狭い価値観で異質と見なされてきた。 ならば、仲間意識を持ってもいいものだろうけど。
ハーフなのに、綺麗な発音の彼を見るたび 自分の拙い発音が強調されている気がした。 上手く話せない自分を見る彼が、笑ってる気がした。
考えすぎだとは、わかっている。 それでも、母親譲りの激しい気性で食って掛かりたくなるほど、彼のそばにいるとどうしようもない気分になって
ぎゅっと、拳を握る]
(265) 2013/08/05(Mon) 17時半頃
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[こちらに合わせているのだろう フィリップの歩調はゆっくりとしたもので 特に話すこともなく、無言でいると
『もうすぐ着くから。』
と声をかけられ ようやく自分で思ってる以上に 様子がおかしいのだと気がついた
余計な気を使わせてしまったことに申し訳なく ただ、はい、と答えて頷いた]
(266) 2013/08/05(Mon) 17時半頃
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[そういえば猫、見れなかったな、とふらり足が向くのは裏庭で。 猫の主がそこにいなければ猫もでてこないだろう。 人影があったから少し期待したらそれはまた別の人>>262。 しゃがみこんで、目を瞑ってる様子を覗き込んでみた]
シーシャー?寝てると風邪ひくぞー。
[むに。鼻をつまんでみる。動かない。寝入ってるのか]
お前、実は猫がばけたのかー?
[頭に思い出すのは「誘ってね」というあの先約。 暫く鼻を摘んで考え込んでいたけれど、 何かを振り切るように頭を振って、彼の隣にごろり]
(267) 2013/08/05(Mon) 17時半頃
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……調べものです、か? 頑張ってください、ね。
[半ば反射的に紡ぐ言葉は至っていつも通りの言葉なのに、自分でも驚くほどに冷たい声。 表情も、他に向けるのとはあきらかに違う、温度のないもので。
自分に苛立ち、髪をかき このまま出ていくのも露骨だろうと、背を向けて、本を選ぶふり。
ピアノの音が、聞こえる]
……サミュさんと、一緒ではなかったのですか。
[なぜだか、そんなことを言っていた。
本を抜き取った時、派手な音を立てて、椅子にぶつかりながら他の本が落ちる。 まるで癇癪を起こしたような音に、眉を寄せる。 もし外にいる人がいれば、その派手な音を気にするだろうか]
(268) 2013/08/05(Mon) 17時半頃
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誘いにきたよー…構えよー…
[鼻にちょん、とキスを落としてからそんなことを呟く。 一方的なものはずっと届かない。 自分は「 」でいたかったのに、結局無駄だった。 そんなことを考えながら暫くその寝顔を見ていたけどもそのままうとうと目を閉じる*]
(269) 2013/08/05(Mon) 17時半頃
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[昨日、一緒に歩いていた時には 手を引かれていただけだが
奇しくも今日は 昨日見て泣いたシーシャとの抱擁 それとは違うと思いながらも
思いがけず近くにいられて 不安が少し和らいだような気がした
これも薔薇の香りのせいなのか?]
(270) 2013/08/05(Mon) 19時半頃
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[何時の間にか寝てしまっていた。 薄らを目を開けると目の前にふわふわとした茶色の毛。 ああ、猫が戻ってきたのかな。そんなことを考えて。 触れようと手を伸ばそうとして、止まる。 随分と長毛種…ではなく、いや長毛だけれど猫ではなく人だ。
二度、三度、大きく瞬きながらゆっくりと身を起こす。 とても珍しいものを見るように隣で眠るトレイルの姿を眺め]
(271) 2013/08/05(Mon) 19時半頃
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[そのまま暫くフリーズしていたが、 トレイルの肩に触れると軽く揺らして声をかけた。]
…先輩、せんぱーい…? ここで寝てると、日に焼けちゃうよ…?
[何故、トレイルはこんなところで眠っているのだろう? わからない、から首を傾ぐ。薔薇の、匂い。]
…トレイル先輩ー…? …起きないとー…、襲っちゃうよ…?
(272) 2013/08/05(Mon) 19時半頃
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[フィリップの部屋に通され 手早く整えられたベッドに寝かされて]
…まるで、こどもですね
[頭を撫でられ、弱々しく笑う]
あの…もし、ご迷惑じゃなければ …手を握ってくれますか?
[気を使わせたくないという思いと裏腹に 口から吐いたのはそんな*本音*]
(273) 2013/08/05(Mon) 20時頃
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[揺らされて、ん〜、と薄目を開ける。 目の前のシーシャが不思議そうな顔をしてこっちを見てた]
…お前が誘えっていうから…誘いにきてやったのに。 したいこととか〜、あるんだろ〜…
[寝ぼけたまま、シーシャに手を伸ばし、 髪から頬まで撫で下ろす。 頭がぼんやりするから、触れることに躊躇もない 抵抗がなければそのまま引きよせ抱きこんでしまうつもりで]
(274) 2013/08/05(Mon) 20時頃
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これ、ヨーラと絆したら明日墓落ちか…。 幻(でもない)の2日目墓落ち。
(-87) 2013/08/05(Mon) 20時頃
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…何、わざわざ探したの…? それとも、たまたま見つけた系…っわ、
[>>274 寝ぼけた上級生の姿、髪に触れられるのは 珍しいことでもないから何時ものように受け入れて、 何時もと違ったのはその後の行動、 引き寄せられたことなんてなかったから、 されるなんて思わなかったから、抱き込まれてしまう]
…俺は嬉しいけどー…、 …先輩、何かあった…?
[随分と近い場所にトレイルの顔がある。 訊きながら、先程猫と見間違えた茶色の毛を指に絡ませた。]
(275) 2013/08/05(Mon) 20時頃
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−図書室−
[道すがらラルフとすれ違ったのは解った。 けれど彼に反応しているだけの精神的な余裕がない。 図書室に逃げ隠れるように飛び込んで 入ってすぐ正面の書架に手をかけた途端に膝が笑って崩れ落ちる]
…嫌だ。
[自分の中に押し付けられた茨を呪う言葉。 薔薇が何を持って自分を選んだのか 眠るユリウスは教えてくれないままだった。
咲かせる、その意味が解らないまま。 とりあえず植物学に関わる棚を探す。 それから目ぼしいものがなければ伝承類にも手を出して]
(276) 2013/08/05(Mon) 20時頃
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[最終的には学園史へと落ちついて手を伸ばそうとしたそのとき 自分の名前を呼ぶ険しい声が聞こえて視線を向ける。 咄嗟に、手にした本を胸に抱えたのは自分を護りたいからか]
…どうも
[サミュエルの同室の先輩。 理由を聞けたためしがないが、それでも彼が自分を好かないのは知っている。 調べものかと聞く声もどこか冷たくて、ただ頷く返事しか出来なかった]
サム…ですか?
[何故自分がサミュエルと一緒にいたことを彼は知っているのか。 音楽室にいたのは確かだったが誰かが来たことに気付けたのはユリウスだけ。 セシルが来たことなんて、サミュエルだって一言も言わなかった。 理由を尋ねるように視線を向けるが、何だか恐くてすぐに 視線を外してしまった]
(277) 2013/08/05(Mon) 20時半頃
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たまたま見つけた系。
[触れられる髪、猫のように喉が鳴る]
なんか…頭がぼーっとしちゃって。 シーシャは、平気? 添い寝だけならいいいよーつったじゃん。 ご予約うけていたのでー…
[近くにあるのをいいことに 髪や頬にキスをする。やわい感触が気持ちいい。 麻薬でトリップするとはこういう感覚なのだろうか]
ちょっと拗ねてるんだ。添い寝くらい我慢しとけ。
(278) 2013/08/05(Mon) 20時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/08/05(Mon) 20時半頃
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[ハロルドに可愛らしい声でねだられ>>273、 彼は手を握った。 できるならずっと こうしていたい。 しかし、彼にはやるべき事があった]
[そう、秘密の約束]
ハロルドが寝るまでだからな
[反対の手で優しく髪をすく。 このまま時が止まればいい と思ったことを 誰が責められるだろう]
(279) 2013/08/05(Mon) 20時半頃
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