78 わかば荘の薔薇色の日常
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アロエ 喉にいいから。
冷やしておいたし。 美味しいよ。
[用法など気にしたことがないから ヨーグルトは 少し眠って起きた時に食べればいいと思っていた。
でも、食べたいなら今食べればいいとも思う。
角切りのアロエが 白い海にぷかぷか浮いている。]
(131) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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学校の先生じゃねえよ? 塾の先生。
[開けてしまって袋のなか、スプーンがないか探すも、無さそうなので、洗って仕舞ってあった部屋にあるものを使うことにする。]
(132) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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うん 平日に、わかば荘にいるときあるしね。
塾って、予備校的な?
[どっちにしろ、教え慣れている。 億劫がりながらもいつも返事をくれていた 理由の一端が見えた。]
(133) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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ジャニスは、ミナカタのベッドに勝手に腰掛けた。
2014/06/30(Mon) 16時頃
サミュエルは、シーシャの部屋に自分の布団があることにまだ気づいていない
2014/06/30(Mon) 16時頃
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そうなん?
[咳をしながら相槌をうつ。 民間療法の類は一切信用しないし、アロエの栄養素についてはますます知らない。]
お気遣いどうも。
[さっさと薬を飲んでしまいたいので、食べ始めた。 美味しいよ、と言われたが]
おう。味とかよくわかんねえわ。
[鼻づまりの声で不満気に言う。]
(134) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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コンクールとか 出さないの。
[油絵の具の飛んだ床板を見ながら ぽつりと言う。
質問というより、独り言に近い 一言。]
(135) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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[聞きすぎだ──。
プライベートな事情に、踏み込み過ぎていると感じる。 見えている範囲の外に、触れようとしている。
いつもの自分と違う。
──苛々する。]
(=99) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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[もう手遅れになったのだから間中を追い返すことも、しない。 ベッドから音が聞こえた気がして振り返って、また前を向く。]
そう。美大行くためのとこな。 そういうつもりじゃなくて通ってんのも居るけど。
[ヨーグルトをいくらも掛からず食べ終えた。]
(136) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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[でも──知りたい。]
(=100) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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/* 100とれた
(-94) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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/* =100取るために一言追加した
(-95) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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――……
[ほんの少し前まで、そうしていた。 画廊の世話にもなっていた。 今年はまだ。いや。出すかどうかも――]
……
[出さないと、言い切ってしまうつもりで、その言葉が出ない。]
(=101) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[間中の質問に答えず、薬を飲むために、コップに水を注いだ。 彼がぽつりと言った言葉は、ひとりごとに近い。 薬を飲んでしまう間、返事を考え続け――粉薬を飲み終え、出た返事は]
さあ?
[という、あまりにも、空っぽなもの。 忘れた、と返事をする間中のように、答えを知らないような。]
(137) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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─談話室─
[ぶつかるようだった信也の視線は、謝罪を口にした後、自分の靴を見るように逸れた。
しんとした談話室。 隣で俯く男の心音は聞こえない。 黒いフレームに囲まれた視界で、痛いほど握られた手が白くなっている。
だからフランクは、真っ直ぐに伸びた視線を、信也の顔から数ミリ外して、続く言葉を待った。]
(138) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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聞いてる。 バーベキューは強制参加じゃねーし、気にするな。
食いっぱぐれて残念だったな。 多分、誰かが肉取っておいてくれてると思うが。
[信也を直視せず、やんわりと視野に含めながら、謝る必要はないと言い聞かす。
バーベキューの事も。 今まで避けて来た事も。]
……ん?
[懺悔でもしているかのように、信也の声が一瞬詰まって───突然の告白(>>125)。]
…… ……ん?
[思わず聞き直した。]
(139) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[人として好き、という意味では──なさそうだ。
鈍い事に定評のあるフランクだが、ただならぬ様子の信也を前に、そんなのほほんとした判断を適用させるのは憚られた。]
…………あー……、その。 つまり、…………なんだ。
[煮え切らない。 まだ困惑している。
おっさんに、最近のオープンな同性愛の感覚は判りかねる。いやそもそも、同性愛的な意味ではないかもしれない。 なんか、そんな意味なような気がしているが、やっぱり違っていて、人として、男として尊敬していると言われているのかもしれない。]
…………。
[わからないから、ずらしていた視線を信也の目に向ける。]
(140) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[血色の悪い顔の中で、眼球の白がやけに目につく。 そこに、透明な雫が盛り上がって来て、フランクは焦った。]
……おい、泣くな。 過去にしたいって意味か?
[いや……それもなんかおかしいが……。]
(141) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[すきになってごめんと。
そう聞こえた。 消え入りそうな声で言って、涙を零す信也を見て。]
……………………。
(142) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[難しい顔で、ソファから立ち上がった。
そこにいろと一言言い置いて、冷蔵庫に近寄る。 中を見聞すると、Shinと書かれたゼリーが見つかった。]
……。
[無言で掴み出して、匙を添えて戻る。]
食え。
[匙とゼリーを一緒に、信也の手に握らせた。**]
(143) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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……、…。
[返事があったかなかったか。 突然の告白だっただろう、それも男からの。 恋愛事にこと鈍い管理人が何を思ったのか。
嫌われやしないだろうか。
そればかりが巡って。 ゆるりと立ち上がる。]
2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[ほとんど独り言なのに、返事がなくて少し焦った。
薬を飲むためにキッチンにいる南方の顔は見えない。]
(=102) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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うん…──。
[出さない、 と言われなくて
ほっとした。]
(144) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[気を張っていたわけじゃないのに 気が抜けた。
慣性の法則に従って、背中からたおれる。
柔らかくて]
……眠い。
(145) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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/* うあお、動こうとしたらお返事が!!
自キャラのこともあろうに… NPCなのに動いてくれてて、ほんとありがとう…、申し訳ない。 はなさんかな、いちにゃんさんかな、ともかくどちらにせよありがとう…!!
バイト終わったらすぐ動きます、拘束しない!
(-96) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[また先送りにする。 コップを流しに放置して、粉薬のゴミを捨てた。]
……、
そこ。 寝るんだけど。
[スリッパが床を踏む。 ベッドに横になった間中の真ん前まできて、眉根を寄せて首を傾ぐ。うんと返事をした声や、今の間中の様子を思う。]
……。 なんでお前が――
[――ほっとしているんだ。 本当は、出さない―― いや、出すものが作れないと思っているのに。 相手の様子と、自分の胸中が、ちぐはぐに思え、息をつく。]
(146) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[側臥位で目線をキャンバスに向ける。
上になった方の手を伸ばし 揃えた指で白い肌の名も知らぬ裸像を隠す。
もし──、練習なんかじゃなく コンクールのためなんかでもなく、 南方が自由に描きたいものを描くなら。
あそこに、どんな色を載せるのだろう──。]
(=103) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[自分は、 何を書くのだろう───?]
(=104) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[スリッパが床を擦る音が近づいて来たので キャンバスから目を話して、 ベッドの前に立つスリッパを見た。
膝を上って 腰を過ぎて シャツの胸元を通って
顔に至る。]
寝れば
[寝る、と言うので 寝やすいように少し端に寄ってやった。]
(147) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[眠い。と言って動かないなら、咳とともに、ため息を盛大に吐き出して]
間中サンさぁ……。
[と呆れ果てる。]
寝てねえの? 自分ちあるでしょ?
[そう言って、夏用掛け布団を引っ張って、投げつけておいた。 帰れと言えなかったのは、薬の恩のせいだ。 相手をするだけ、横になる時間が延長されると知っているので、渋々枕を掴む。]
(148) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[寝たいなら寝ればいい。 描きたいなら描けばいい。
時間制限がないのなら。]
(=105) 2014/06/30(Mon) 17時頃
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[自分のように、期限を区切られているわけでないのなら───]
(=106) 2014/06/30(Mon) 17時頃
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