28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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全
どこにでもあるような、どこにもないような。
都心から少し離れた郊外の町、壬浪(ジンロウ)町。
静かに時間が流れるこの町の東は小高い丘になってます。
バスは丘の下までしか来ない、少々交通の便の悪い所。
(#0) 2013/09/01(Sun) 01時頃
──わかば荘が建っているのは、そんな場所。
細長い、塗りたての緑色の屋根と、
管理人の植えたハーブの茂みに挟まれて、
わかば荘は今日もゆったりと住人を見守っています。
遠くから見ればお洒落なモダンハウス。
よく見れば所々に手作り感のある古い建物なのがわかるでしょう。
お隣に墓地があって、
時々幽霊が出るなんて噂があるからお家賃は格安です。
さぁ、
そこに住んでいるのはどんな人々なのでしょう──
(#1) 2013/09/01(Sun) 01時頃
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―――談話室横―――
[とととととん、と勢い良く階段を降りて アパートの玄関まで向かう途中に、談話室がある。 何人かの話し声が聞こえて、足取りが徐々に落ち着いた。
今日こそ、今日こそ、今日こそ、! そんな心の中のやり取りは、6ヶ月よりもっと前から続いてる。]
こんにちわ!
あの、ええと、その、お疲れ様です……ッ!
[目覚ましくん相手にも出来ないのに 人間さま相手に出来るわけないよって。 目覚ましくんが笑ってる気がした。 いまだに私は、此処の住人に、流暢な挨拶ひとつ出来ないのである**]
2013/09/01(Sun) 09時半頃
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スプーン、持って来てくれた、ですし 注意して下さった、ですし、な、何も、して下さってます。
[脳味噌が頭蓋骨の中で右に左にコンボ続けそうな程、左右に頭を振る。 懸命に、有難うの説明をするが、ごにょごにょ後ろに続くほど気弱だ。
そして、ととととテーブル端の お茶の準備にも、スプーンを並べるのにも邪魔にならない位置に移って。 じ―――…ッと感覚的間隔を目で追った。 それから、ジャニスとの会話>>65が聞こえて、手の方に。]
手、あ、荒れると、痛いですよ。 [当ッたり前のことを。]
2013/09/01(Sun) 17時半頃
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[ 諸君らは、夏目漱石の『琴のそら音』という作品を知っているだろうか。 主人公の男が友人と「人はいつ死ぬか分からない」などという話をして別れると、ふと聞こえる不気味な犬の遠吠えや葬式の音に、虫の知らせなるものを感じて、病に臥せっていた恋人に慌てて会いに行く。しかし彼女は疾うに完治しており、拍子抜けするという何ともおかしな話である。 死者が枕元に立つだなんて話も出てきてはいるが、結局は本人の気の持ちようなのである。]
幽霊だの何だの、私には縁遠いものだねえ。
[ 窓下の管理人にひらりと手を振ると、私は六畳一間の部屋を後にする。 墓地が隣で霊が出るだの言われているわかば荘だが、生憎と私はそういったものに出会ったことはない。 朱を纏った彼>>@14――国谷君と言ったか――と擦れ違いながら、会えるものなら会ってみたいと徒然思いを馳せた。]
2013/09/01(Sun) 21時頃
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─回想 談話室─
[遠くから元気のいい足音が近付いて来て、少しゆっくりになって、止まる。>>20 円が来たな、と口の端だけで笑う。 半年も住んでいれば、その足音だけで大体誰かの推測はつく。]
うん。
[威勢の良い、若干勢い頼みに聞こえる挨拶に、寡黙な管理人が返すのは短い返答と、それを補うような笑み。 フランクが住人との会話に使うのは、言葉ではなく、何をも拒絶しない雰囲気と気の抜けたような笑顔なのだ。]
2013/09/01(Sun) 22時頃
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き、来ちゃいました、!
[カップを差し出しながら、背筋を、ぴん!と伸ばす。 残念なことに、本当に残念なことに 背筋をいくら伸ばしたって、わかば荘の住人の誰にも届かないのだが。]
お、お、お邪魔!?
そんなわけ、な、ないです!必要です! 適任です!
[ぶんぶんぶん、脳味噌揺らして左右に首を振って。]
2013/09/01(Sun) 22時半頃
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君もそんな風に笑うんだねえ。 いいことだ。 若い内に思う存分、感情を揺り動かしておくといい。
[ 眼鏡越しに目を細め、満足そうに頷く。 嗚呼、そういえば。彼はまだ、笑みを見せてくれるだろうか。]
その時貰った猫の飼い方の本があるよ。 躾の仕方も載っていたから、良ければ宝生君にあげようか。
[ 学生から貰ったものだから、整理の際に処分する訳にもいかず、軋む床の一因として未だ私の部屋に鎮座ましましているのだ。 私の手元にあるよりも、きっと彼の方が役立ててくれるだろう。 本棚を頭に思い浮かべて、お目当ての一冊を探す――嗚呼、そこにあったか。]
2013/09/02(Mon) 00時頃
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―― 三毛猫の行方 ――
そいつは不恰好な鍵しっぽを垂らした三毛猫。
丸々と肥えた図体でのしのしと歩み。
墓地を吹き抜けた妙に黴臭い風と一緒に
わかば荘の庭へ入り込み、
今は庭の樹の下でのうのうと眠っている。
視える者が視れば、気付くかもしれない。
猫に被さるように浮遊した女の亡霊に。
その亡霊は、虚ろな眸で、
*わかば荘を睨めている。*
(#2) 2013/09/02(Mon) 20時頃
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―談話室を出る前のこと>>307―
大人の仕事、ですか。一理ありますが、
[指先で軽く、己の顎に触れる。 首を傾げて目を細め、口の端を上げた笑み]
それを口にできるのは、実に若者らしい狡さだ。
[嫌味というよりは、いかにも楽しげに。 むしろ感嘆まで乗せたような声音は、チェシャ猫のように響く]
2013/09/02(Mon) 21時頃
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