人狼議事


84 Es 3rd -Test days-

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【赤】 保険調査 ライジ

>>3:*0 ――ッ、な、なんだ……!?

[途切れていた赤との接続が不意に戻る。
何やら外の世界が、甘い何かで満たされているのだけは感じえた。

しかし、そんな戸惑いも束の間。

セシルの微かな言葉の残滓を耳が捉え]

 其の通りだ。
 だからな、戻って来たぜェ。

 ――あの世から。

[未だ自分自身にも状況はよく掴めていなかったが]

(*0) goza 2014/07/30(Wed) 06時半頃

【赤】 奏者 セシル

[狩りに行こうとして、いつの間にか意識を落としていたらしい。
意識が浮上して、動こうか、そんな事を考えていた折りに再び近くに現れた存在>>*0に気づき軽く目を見開く。]

 お前、何処から…

[事情を聞き出そうとして、彼の言葉が自分が溢した、溢してしまった言葉への返答だと気付く。
聞かれていないと思ったからこその言葉だったのに。頬が熱を帯びるのが解る。朱をはいた顔を見られたくなくて、ふい、と顔を背け、嘯く。]

 何の話をしている。

(*1) ハチドリ 2014/07/30(Wed) 06時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

>>*1 何やら――、異能にやられてたみたいだ。

[あの時垣間見た暗黒の世界を思い出し苦笑する。
まさか此の赤の世界との接続までもが切れるとは
思いも寄らなかった。

ようやく再び舞い戻ったあの時に、
聞こえてきたセシルの声は其れ故に――耳に心地良く]

 ん?
 俺があんたを手に入れるって話だろ?

[背けられたセシルの顔は、朱に染まり。
其の顎へと緩く指を添えた]

 ――人に触られるのは苦手か……?

[白手袋越し故、熱までは伝わらないだろう。
しかしながら、先程のセシルの反応に何か思う所はあるらしく]

(*2) goza 2014/07/31(Thu) 00時頃

【赤】 奏者 セシル

 本当、私の知らない異能が沢山あるんだな。

[簡単な説明に軽く肩を竦めるに留める>>*2
多分、聞いたとて全てを理解することは叶わないだろうから。
彼は、自分とは違う世界を持っている。
何となくだけれど、そう理解した。

顎に手を掛けられれば最初はそれに従い視線を合わせたのも束の間。
ふい、と顔を背ける。]

 皆、私を捨てる。
 期待をして傷つくのは御免だ。
 
[そう呟いて、そのままライジに背を向けた。]

 死にたくないなら私に近づくな。

(*3) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 00時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

>>*3 だなァ。俺も驚いた……

[自らが生きる未来よりも
吸血種達の血が濃いのかも知れない。

『魅了』を使う白き眠り姫、
翅を震わせ宙を飛ぶ小型Es、
そしてあの不思議な少年――

此の世界にはまだまだ知らない事が多そうで。

顎に触れれば、振り向いたセシルの真っ直ぐな瞳が
ほんの一瞬、此方を射抜く。

しかし、直ぐにまた顔を背け。
続いて紡がれた言葉は絞りだす様な何かだった]

 誰かに、捨てられた事が――……?

(*4) goza 2014/07/31(Thu) 00時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

[そう言えば、自分はセシルの事を何も知らないと、
そんな事に思い至り。

其の背を後ろから抱きしめた]

 なら、さ。
 ずっと側に居るっつたら、期待してくれるのか?

 ――死ぬよりも、
 お前の側に居られない方が嫌だっつったら。

[互いの体温が交わる距離まで身を寄せて。
其れなりに長く生きた。
脱サラも、悪くねェなと嘯いて]

(*5) goza 2014/07/31(Thu) 00時半頃

【赤】 奏者 セシル

 ……――お前には関係ない。

[>>*4話し過ぎたというように、口を噤む。
それが、無言の肯定であることは相手も気付くだろうが、言わなければそれは彼にとっての真実とはなりえない。

そのまま立ち去ろうとして、前に回った腕に引き止められる>>*5
近づく熱に反射的に身を捩ったが、簡単には腕は外れないようだ。
もがいている間に耳に落とされた言葉に、激しく頭を振る。
信じて、裏切られるのはもうたくさんだ。]

 ……離せ!

[殺さない程度、けれど、その威力を知らせる程の焔を彼の腕に放つ。
それは一瞬で消えるが、一瞬だけとて死の恐怖を知らしめただろう。
彼の腕が外れれば、そのまま身を離して対峙する。]

(*6) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 01時頃

【赤】 保険調査 ライジ

>>*6 ……無いわけ無いだろうが――…
 
 彼を知り己を知れば百戦殆うからずって知ってっか?
 保険屋の基本はリサーチなんだよ。 

[セシルの言葉を無言の肯定と受け取って。
不意に、妙な事を言い出した。
其れは何処か、苛立った様な口振りでも有り――]

 そいつがまだお前の中にいるなら、
 そいつもライバルだろうが。
 知らん奴相手に、どう戦えって言うんだよ。

[そんな問答を繰り広げる中、
セシルを抱く腕を焔が炙った]

(*7) goza 2014/07/31(Thu) 01時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

 ――ッ…ぁ……!?

[吸血種の絶対的な弱点が、痛みと熱をもたらして。
ほんの一瞬ではあったが、着流しの袖が焼け焦げた。

何も無い空間からの着火。
其れがセシルの能力である、と思い至り]

 っ――、ば、馬鹿野郎……!

[其れでもセシルを抱きしめたまま、思わず叫ぶ]
 
 お前にまで燃え広がったらどうするんだよ!
 馬鹿かお前!

[ほら良く見ろとばかりに、
抱き締める腕に更に力を籠めたのだった]

(*8) goza 2014/07/31(Thu) 01時半頃

【赤】 奏者 セシル

 は、……あ?

[唐突に孫子を嘯く>>*7男の意図が分からず、酷く間の抜けた声をあげてしまった。
一時的に抗う腕の力も抜いてしまう。
が、続く言葉に埒が明かぬとばかりに、力を振るう。

痛みと、恐怖から力が抜けるだろうと思っていたのに、
未だ自分を抱き留める腕があり>>*8、困惑に眉を寄せた。]

 いや、慣れ親しんだものだから、お前だけを燃やすの等訳ない。

[多分、彼が欲しい回答ではないだろうそれを返す。
それに、多分自分は殺せない。
本気で死ぬつもりだった。彼の心に傷をつけられるのなら、悪くないと。本気でそう思っていた。
けれど、結局自分はまだ生きている。
もしかしたら亀吉が何かをしたのかもしれないが。]

(*9) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 02時頃

【赤】 奏者 セシル

[隙間なく抱きしめる一部炭化しかかっている腕を見つめながら]
 
 私は、お前を簡単に殺せる。
 もしかしたら、力が暴発することもあるかもしれない。
 信管のとれた爆弾を抱えているようなものだ。

 ……怖いだろう?

[ぼんやりと、言葉を紡ぐ。
あの人も、そう言って離れて行った。]

(*10) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 02時頃

【赤】 保険調査 ライジ

[>>*9 表面が焼け焦げた腕が、じわじわと痛みをもたらす。
余程の高温が吹き荒れたのだろう。
水ぶくれを通り越し、腕の皮膚は黒々と炭化していた。

其の焔を慣れ親しんだものと呼ぶセシルの言葉に、
彼が、戦時を生きたE'sだった事を確信する]

 なら、良いが――…
 吸血種を殺せる吸血種、か。

 因果な力を持ったもんだなァ。
 お前が人を寄せ付けず、死に急ぐのは其の為かい?

[痛みを堪えて、薄く笑って。
セシルの伸びた襟足の中へと鼻を擦り寄せる]

 大丈夫、俺はそう簡単には死なねェから。
 こんなんでビビるくらいなら、最初から近づかねェよ。

 それに――……

(*11) goza 2014/07/31(Thu) 03時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

[口を開き、セシルの首筋に噛み付いて。
深く、口付けをする様に――、其の血液を摂取した。
こくり、こくりと、喉仏を震わせる度、
セシルの血が飢えた身体に満たされる。

腕の皮膚が再生を開始し、黒い炭が剥がれ落ちた]

 お前こそ、怖がって無いか?

[ほんの少し、腕の拘束を緩めると]

 怖くなけりゃ――なァ、セシル。
 俺に委ねてみるのも、きっと悪くは無かろうよ。

[血に濡れた口で、そんな事を囁いて] 

(*12) goza 2014/07/31(Thu) 03時半頃

【赤】 奏者 セシル

[因果>>*11と言われたらそうかもしれない、と頭の中で納得する。死に急いでいるつもりはないが、他者を寄せ付けないのは関係してないとは言えない。
そんなことを内心では答えながら、けれど彼に言葉を返すことはせずに自分が傷つけた箇所を見つめる。

襟足に熱が更に近づいたのがわかった。押し退ける気がさほど起きないのは、少なからず罪悪感が関係しているのだろう。
そのまま続けられる言葉に耳を傾ける。
簡単に死なないとどの口が言うのだろう。一時的とはいえ、彼の存在は希薄だった。
それを指摘しようとして]

 ……――っ……。

[首筋に軽い痛みを感じた>>*12。]

(*13) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 12時半頃

【赤】 奏者 セシル

[回復するための血を供するのは、義務だろうか。
抗う事もせずにいたら程なく熱は離れ、詰めていた息を吐く。
知らず緊張していたらしい。

囁かれる言葉に目を閉じる。
それを聞き終えればやんわりと腕を外してライジに向き直った。]

 怖くないわけが、ないだろう。
 ……もっと早くに出会えていたら、何か変わったかもな。

[他者が怖くて、けれどずっと隣を歩んでくれる人が欲しかった。だから、厭いながらも自分に向き直ってくれた亀吉に手を伸ばしたし、何も知らぬまま築き上げた壁を崩壊してくれたライジを憎からず思う。
彼らの情を受け取る資格は、引っ掻き回した自分にはない。]

 さようなら。
 私の事などさっさと忘れて、ふさわしい、良い人をみつけるといい。

[そう告げて、緋色の世界との通信を遮断した。]

(*14) ハチドリ 2014/07/31(Thu) 12時半頃

【赤】 保険調査 ライジ

[>>*14熱く甘い、セシルの血潮を取り込んで。

其の首筋から唇を離すのが惜しかったのは――
ずっと、其の身を味わっていたいと思ったのは。
単なる"食欲"だけでは無い事を、
痛切に自覚した矢先であったのに。


向き直り、告げられた言葉は
「さようなら」という別れの言葉だった]

 ……な、ちょ、待……!

[伸ばした手が空を切る。

緋色の世界に、セシルの存在は何処にも知覚できなかった**]

(*15) goza 2014/07/31(Thu) 17時頃

【赤】 保険調査 ライジ

ご同村頂いた皆様どうもありがとうございました!

超短かったはずなのに、なんだかんだあって
今回も楽しかったー。

村建てぽれさん、お相手いただいたゲス()はちどりさん、
二股ライバルなんなんさん、弟分ななみたん、あんがとな!

(*16) goza 2014/08/02(Sat) 05時頃

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