[照れて顔を背ければ、柔らかい笑みと共に唇が降って来る。
まだ湿った髪の梳く指先が心地よい。>>*42
性急さに少し戸惑ったような声をあげれば、ヘクターが焦ったように動きを止め。
じっとこちらを見つめる彼に歯を立てれば、了承を示すようにず、と指が引き抜かれてぶるりと震えた。
指を舐める仕草が何だかやらしいな、なんて内心思いつつ]
…あ、 ああ。
[促されるまま脚を開き、此方も彼を受け入れようとする。
ある程度湿らせてるとは言え、久方ぶりだ。
なかなか挿入は思うようにいかず、もどかしくなってついもそもそと体を揺らす。]
っ、 んんっ……
…ヘクター、ぁ、… 挿れん、 なら……
[早くしろ、と告げかけた唇を彼のそれが塞ぐ。
口吻を交わしていると、ようやく要領を掴めたのか、
先端が押し入って来る。]
(*51) guno 2016/02/01(Mon) 19時頃