[内側を満たす質量に身体を慣らすように、深く呼吸を繰り返そうと試みる。
時折、呼吸が引っかかったように震えれば、呼応するようにきゅう、とその質量ごとを締め付けるだろう。
その度に、掠れた声がぽつりと落ちる。
呼吸を幾度か繰り返した後、身体を出来る限り起こせば、2つのカメラに二人分の指が絡んだ陰茎を見せつけるように扱いて。]
……は、 ……ぶっ飛ばせる、自信、……あんの?
あんま、ナメられても困るっつーか、 あ、 ……っぅ、あ、 ア、ッ
[返す言葉の調子はあくまで、軽く。
じきに浅い箇所を抉るように動き出せば、その余裕もまた遠のいていく。
動きに合わせて吐き出される息に、色が、音が、混じりだす。
擦り上げる動きに合わせ、手を、指を、動かして。
苦痛を快楽が上回る頃、初めほどの抵抗は既に無くなっている。
体位を変えるようにぐるりと回る視界。
ホレストを呼ぶ声に、熱に浮いた視線をそちらに向ける。]
(@152) 2014/06/10(Tue) 09時半頃