【見】 団子屋 たまこ

[華やかな舞台には小ぶりな花火がいくつか打ち上がり、暗闇にゴドドォォォン！　と愉快な掛け声が響く。

くっくと喉を鳴らしながら眺めていると、やがて祭りは終わったのか、青年>>69がこちらへ近づいてきて。
「喉乾いたな」と告げられる声に、さもありなんと頷く。
笛を吹きつつ狂言回しを演じる姿はここからもよく見えた。
あれだけくるくると舞えば甘味も欲しくなるだろう]

はい、ただいま。
おやおや、欲張りな注文だ。よほど喉が乾いたかい？

[ひとまず冷茶を先に出し、注文されたものを皿に盛る。
ふわりと盛った氷に抹茶シロップをたっぷりかけて、バニラ、小豆のアイスと柚子のジェラートに白玉を添え。
華麗な笛吹きの演者には特別サービス、と、黄金に煌めく柚子グミを13個ほど散りばめた]

たーんと召し上がれ？

[お疲れさん、と明るく笑いながら皿を差し出して。
つられるように空を見上げ、大きな花火を待ちわびる**]

(@1) pure_g 2015/08/23(Sun) 10時頃