【独】 鳥使い フィリップ

>>-664
[両の手に促されるままに顔を上げる。そこにあるのは彼の真剣な表情。そして紡がれるのは、至福の言の葉――

ナユタの手から伝わる熱が自分の中に溶け、全身に満ちていくのを感じる。それは、彼が自分に抱いてくれている想いそのものなのだ。嬉しさで表情がほころぶ]

ボクも、なゆたんのこと好き。すっごく好き。
一緒にいないなんて、考えたくない。ボクは――

[彼と視線が絡まって、身体が疼くのを強く感じた。
我慢できない。

気付いたらナユタの首の後ろに手を回し、キスしていた。二度、三度と。彼が拒まなければ、より深く互いを感じられる形で]

(-672) comomotan 2013/09/02(Mon) 02時頃