…純
[>>@216>>@217黙って彼の弁解を聞く。彼が悪くないことはわかっているつもりだった。それでもその言葉に彼を疑っていたことに改めて気づき目を伏せて抱きしめ返した]
ごめんなさい。俺こそ、純を疑いました…嫌ったり捨てたりなんかしない。絶対に。
[可愛らしい彼のそれを他人が舐めたという事実だって嫌で嫌でしょうがないが、もうしないという言葉を信じようと。
純の全てが自分の物なんて、そんな贅沢ないのにもっともっとと欲しがる心がなんとも浅ましい。それでも彼が好きなんだと不安げに見上げるその頬に口付けた]
俺も、純のもの、です。全部。
[結局喧嘩しながらいちゃつくバカップルに成り果てていることには全く気付かず、もう一度と手を差し出して今度は指も絡める。行きましょうか、と少しだけ赤く染まった頬を隠すように帽子を深く被れば二人また歩き始めた]
(689) ぶぶだだ 2014/06/22(Sun) 22時頃