そりゃ、筋肉じゃねぇから柔らかい……。
って、こそばゆいっ。
[脇腹まで触れられて、擽ったさを覚え始めている頃、身体の奥底にある燻りがじわりじわりと、その存在を自覚し始めているのはよく理解している。
その上に、女性らしい顔出しに、自分とは違う赤髪、先程とは明らかに違う表情。
そんなプリシラの様子を見てしまえば、彼に対しての感情も変わっていくのは仕方ない。]
謝まんなくても良いぜ。
ちょっと煽られただけだから。
それよりも……。
[プリシラの意図しない様な物欲しげな声に、してもらえる事を期待し喜んでる様な表情は、更に此方の欲情を駆り立ててくれる。
にい、と悪戯っぽく笑いながら、肩に触れてた手を頬へ移動し、這わせる様に首筋、鎖骨へとなぞって。]
なぁ、今すっごく欲しい、欲しいって言っている顔になってるの気付いてるか?
そんな顔されたら、たくさん注ぎたくなるわ。
[くつくつと笑いながら、ベンチを降り、プリシラの視線に合わせて身を屈めて。]
(596) 2014/06/09(Mon) 00時頃