[ローションで濡れた後藤の胸に後ろから揉む様にして片腕を回し、後藤の孔が己の猛りの先端に触れる様に引き寄せる。
触れた入口がぎゅっと蠢けば、やはり玩具には勿体無かったと思い。]
やっらしー……。感じてよ、うんと。
オモチャなんかじゃなく、俺ので。
[既に限界を訴えていた男を一気に追い詰める様に、胸に回していた手を下方へと滑らせ、そうしてビクビクと震える後藤の勃起に指を絡めた。
根元から射精を促す様に扱き上げながら、ぐっと腰を突き出して挿入したもので胎内の敏感な箇所を探る様に上下させていく。
ローションを身体中に纏わせた男達の交合は、更に濡れた卑猥な音をバスルームに反響させる。]
ここ…だよ、ね?
[前だけではない反応を声や身体で示されれば、壁に手をつかせた後藤の肩口に顎をわずかに乗せて、悦びを乗せた声で訊ねる。
後藤に耳には、確実に彼から与えられる快感と興奮で荒くなった吐息が届くだろう。]
(527) 2014/06/12(Thu) 23時半頃