人狼議事

64 さよならのひとつまえ


【人】 測量士 ティソ

 三年、だからね
 最初はこんなところで三年も過ごせるのかなって思ったけど、まぁ、……あっという間だったからな
 ……運動かぁ、俺も四階の部屋だったら、もっと鍛えられたかなぁ……

[今の部屋に不満があるわけでもないのだけれど、口にするのはそんな馬鹿げたこと。
そも、鍛える意思が当人にはほとんど無いのだから、何階に住まおうと関係の無い事だろう。

暫しの静寂を埋めるように、水音が響く。
膝から額を剥がして、ぼうっと天井を見上げて。]

 宇宙に比べて、この星の小ささっていったらないよ
 ほんとうに、ゴミとか塵とかそのくらいのサイズで、

 その上に住んでる俺たちのサイズって言ったらもう、どうしようもないくらいで
 だから、こんなちっぽけな距離でうだうだ言うのもあれだって

 ……わかってるんだけど、……わかってるんだけどさぁ

[少しの間の後、歩み寄る気配に座る位置を少しだけずらし、丞と物理的な距離を取る。
擦れた尻が、やはり熱を帯びたように痛い。]

(446) 2014/03/24(Mon) 11時頃

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