うん…そうだよね。
[秋山をフォローするような賀来の言葉>>413に、床に座ったまま膝を腕で抱き、そこに顔を埋める。
巡理が秋山を止めるか、着いて行ってくれないかな、なんて賀来に期待したのも、勝手な感情だ。
それでも胸は不安でざわめくが、翔子の心配そうな、不安そうにも聞こえる言葉>>420に、微笑みを向ける。]
うん、きっと。大丈夫だよ。
と、ちょっと失礼。
[折り曲げた足を少し伸ばして、足首から膝まで揉み上げていく。
小さな傷は見えるが、癒しの力でふさがれたのだろうか?目立った傷は見当たらない。
そういえば、紅眼の黒犬に噛み付かれた場所はどうなっているんだろう。スカートを捲りあげようとして、少し躊躇する。
(…中身見えるわけじゃないし、いっか)
足を床に伸ばしてスカートを中ほどまで捲り、噛み付かれた場所を確認する。
その跡は若干青黒く変色し、手で揉むと若干痛みが走る。]
っぅ!
[眉を潜めて呻き声をかみ殺す。完全には治ってはいない、ということはわかる。
扉の開く音に、顔をあげた。]
(431) 2015/02/15(Sun) 22時半頃