人狼議事

64 さよならのひとつまえ


【人】 MNU機関 ジャニス

[スマートフォンを仕舞って、また頭上の桜を見上げる。
思い出すのは>>47入学式のことだ。

実家は北の、りんごで有名な県だ。
毎年結構大きな「さくらまつり」が開催されるが、時期はゴールデンウィーク。こちらに来て、入学式の時期に桜が散り始めているのを見て不思議な気持ちになった。
遠いところに来たんだな、と漠然と感じた。
小中と喧嘩ばかりで学校にほとんど通わなかった自分を、誰も知らない場所。
そうして親の手を離れ。店では裏方ばかりで絶対に花に触ることを赦してもらえなかったら、園芸部が存在する学校だと知って浮足立っていたのもある。

>>225夕暮れの部室。実家では触れなかった花。うれしくて。
水を遣っていたら、背後に人の気配。振り返ればまだ部員ではなかった那由多が居て。掛けられた言葉。
そうだな、綺麗だな、と頷いた。ただその花は数日で枯らしてしまい、そう多くない部員全員に笑われることになるのだけれど。
そのとき笑わないでいてくれたのは、那由多だけだった]

(426) 2014/03/28(Fri) 21時半頃

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