[>>390横から聞こえ始めた緩慢な刻みに、胸をちくちくと苛むものは焦燥と共に強くなり。
確かに時間は大事なのだこれは必要な制裁だと、脳みその説得にかかる]
いえ、少々自分の想像力に苦しめられていただけでして。
大丈夫です、僕が寂しいわけではないのです。
[>>392無意味に凛々しい顔で、滅多にない見下ろす姿勢で那由多へと答え。
その間にも、横から聞こえるカウントダウンは止まない。
そわりそわりと少しばかりの横揺れの後、耐えるためにぺしぺしと憐れな本の詰まった紙袋を叩き始めた。
そのまま、ごく自然な流れで、舌を出した利一の肩をぺしーんと叩いた]
このままの宙ぶらりんでは僕はもどかしさと焦燥に絞殺されます、早く行くか留まるか決めましょう。というか時間がないのならば行くべきですか。
ええい、そのカウントダウンを止めろぉ……!
(397) 2014/03/24(Mon) 01時半頃