[と、今度は別のアドバイス、甘い物を控えろと言われて、えっという顔をプリシラに向けたのだろう。
それもその筈、一皿分のホットケーキを食べてしまったからだ。]
食べちゃダメだった??
やだ、どうしよう……食べちゃった。
[余計なお世話だったのかは分かりかねるのだが、どう見ても混乱しているのは火を見るより明らか。
食べちゃいけないのに食べちゃった罪悪感や、プリシラに手間を掛けさせてしまった申し訳無さで、もう居た堪れない気持ちが強くて、ロビンにもう一皿のホットケーキを差し出して。]
これ、あげます!
ちょっと、俺、用事思い出したから、ここで失礼します。
[用事などは無く、この居た堪れなさから逃げたくて、半ば強引でロビンにホットケーキを押し付け、プリシラには両手を合わせて謝罪のジェスチャーをしてから、席を立ちカフェテラスから立ち去ろうと。]
(383) 2014/06/12(Thu) 16時半頃