人狼議事

78 わかば荘の薔薇色の日常


【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>372 ―

[談話室に居合わせたのは、ちょうど、藤堂だった。
彼との会話は、他人を挟んだほうが絵の話に流れていきやすいと感じている。他の人間が居ない状態ならば、互いに話題にはしない。
――もしかすると。絵描きとわかられているのでは、なんて思うことが、ないではなかった。あまりにも、線引が明確すぎて。]

 いやー……そうなんですよね。忙しかったっす。
 今日で、いくらか落ち着くはずなんですけど。
 はは。忙しいのあけたら、人と喋りたくなって。

[曖昧に笑った。大丈夫かどうかを尋ねられ、一つ頷き]

 明日はしこたま寝ます。

[予備校の話題は、少し内側に入ると絵に直結する。だから、一切合切、内容は仕舞っておくべきだ。
藤堂は、酒の瓶を片手に、どう、と誘った。――どうだろう。今日は疲れているから。
何と返事を返そうか、一瞬迷った。それで、反応は遅れた。
藤堂はグラスに酒を注いでいた。――いいか。打ち上げのようなものだ。
南方は、酒を注いでもらったグラスを受け取った。]

(376) gekonra 2014/07/06(Sun) 00時頃

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