人狼議事

28 わかば荘の奇々怪々な非日常


【人】 発明家 源蔵

 ――と、そんな話かな。
 全部で二十四章ある長い話だから、私なりの解釈だったりも交じっているがね。

[ そこで私は一息つくと、手の内にある古い本に視線を落とす。老年の女性を思わせるような手触りは、きっと初恋の彼女の今に似ているのだろう。しかしそれでも叶うことのなかった想いは、今でも色鮮やかな花のように可憐に咲き誇っている。]

 解釈はそれぞれあるが、私はこの話を文明開化以前の女性の消極性を表していると思っている。
 そしてもう一つ、人の想いは時として、思いもよらない偶然によって阻まれてしまう、ということだね。

[ この作品に登場する雁は青年の投げた石に偶然当たり、命を落としてしまう。まるで女性にとっての語り部のように、予期せぬ出来事によってその生を終えたのだ。]

(366) 2013/09/02(Mon) 23時半頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび