人狼議事

64 さよならのひとつまえ


【人】 ろくでなし リー

[樹央の歌が中庭に響く。蕾だらけの桜の下で、昼なのに、星の歌。]

 ……お前なあ。

[少し呆れたように宗介を見下ろしてから、空を見上げる。星の歌が響いてもまだ星が見える時刻には早い。腕で目を隠す様子に溜息をつく。本気で眠るつもりなのか。]

 …ま、夜更かしすんなら仮眠取んのは今の内か。

[ここで宗介が星を見るのも今日が最後になるのだ。そう考えると無理に揺り起こそうとも思えなくて]

 いーよ、ちょっと寝とけよ。
 それに…、


 …つらいんだろ?


[尻が。とは声には出さない。ぽん、と宗介の色素の薄い髪を一度叩いて立ち上がる。]

 誰かぁ、タオル貸して。

(312) 2014/03/26(Wed) 01時半頃

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