人狼議事

28 わかば荘の奇々怪々な非日常


【人】 発明家 源蔵

 いや、忙しいようだから、私は遠慮しておくよ。
 けれどそうだな、機会があったら、君の料理を食べてみたいものだ。

[ 部屋に漂ういい香りに頬を僅かに緩ませると、新居君の瞳を見つめる。論文に追われて徹夜している時など、彼が仕事から朝帰りしている姿などと擦れ違うことはあったが、こうして会話する機会はそう多い訳ではない。叶うか分からない提案を投げるのもまた、これからの楽しみが増えていいものだ。
 入室を丁重に辞すると、私はこれで、と軽く手を振る。手に猫の本を携えて、廊下を歩きだそうと身体を傾けた。]

(299) 2013/09/05(Thu) 00時半頃

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